第175回・記者クラブ楽屋裏座談会

第175回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


「原因を究明したうえ、今後は再発防止に全力を尽くしたい」――組織で不祥事が起こった際に役員たちが口にするお定まりの謝罪の言葉である。原因を究明するのも当たり前、再発防止に全力を尽くすのも当たり前。だが、待って欲しい。その「ふたつの当たり前」の間に入るべき言葉、すなわち「管理・監督者の責任」を欠いているのは如何なものか。

以前、ある大企業の新任社長に取材をした時のことである。片通り「社長就任、おめでとうございます」、「何がめでたいものか。社長というポストは、事あるときに責任をとるためのもの。事あるときに切腹しなければならないと思いつつ座る椅子の心地悪さは格別だろうなあ(笑)」。サラリーマン最高のポストに就いて、さぞかしと思っていたところへ意外な言葉。不覚にも愛想笑いとともに「そうかも知れませんね」と返すのが精一杯。

――今もその際の取材メモを見る度に、つくづく思うのは、昨今の永田町然り、霞が関然り、丸の内然り、その他諸々然り。「管理・監督責任者」の往生際の悪さである。

耳障りは良いが、実のない言葉を羅列するだけで、ひたすら保身のために、ある者は虚言を弄し、不祥事そのものを隠蔽、ある者は配下の人間に改竄の責めを負わせることで、地位にしがみつく面々が大半である。「上を学ぶ下」――神州・日本の腐敗は今、着々と進んでいる。


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「冒頭からどうでもいい話題で恐縮ですが、東出某に続いて鈴木某女の不倫問題がマスコミ、特にテレビのワイドショーを賑わせています」

「バカが創って大バカが観るテレビの劣化は前回も触れましたが、もうどうしようもないですね。しかし、テレビ局はどこまで堕落するんでしょうかね」

「行くところまで行かないと目が覚めないのが世の常、人の常。自浄作用のカケラも持ち合わせていないテレビ局がどうなろうと知ったことではありません」

「まあまあ。不倫という下世話な話に食いつくのは数多の人間の性。その期待に応えて?視聴率を上げようと番組を創るのが彼らの“仕事”。不倫報道すべてに×印をつけるのは酷というもの。問題なのは、三文役者の不倫ばかりでなく、なぜ公金による不倫旅行を同等、いや同等以上に報道しないのか、それが問題だ」

「世が世であれば不義密通は死罪になる重罪。それこそ命懸けの所業だからこそ世間の共感を得ることができるし、芝居にもなるんだ。ところが、昨今の不倫は単なる快楽のため、もっと言えば、ケダモノごっこの類いだ。芸能人ならまだ自腹でやっているから可愛いが、高級官僚の場合は、不倫旅行に必要なアゴ、アシ、マクラ代一式の原資は税金なんだから悪質度が天と地。公僕失格だわな」

「二人の不倫旅行は報道された京都の他、続き部屋での宿泊はインドのみならず、それ以前のフィリピン、ミャンマー、中国まで。片や60代、片や50代、老いらくの恋は蜜の味。世間の目も顧みず、身を焦がしたい気持ちは分かりますが、公務に便乗した“色と欲と姑息さ”の3人連れでは、いくら弁解しようと説得力なし。これこそ報道に値するニュースなのに全然、触れないなんて…」

「それがどうした文句があるかとばかりに、コロナ肺炎に関する記者会見の場に出て来るO女史のあの強心臓ぶりは見習わなければいけませんね(笑)」

「私だったら体調不良を理由に欠席するがなあ(笑)。肚が座ったオナゴは強いもんだよ」

「ところで、目下、報道ラッシュのコロナ肺炎ですが、収束どころか、拡大の一途。混乱に拍車をかけています」

「正直、当初は強めのインフルエンザ程度と思っていたが、政府のモタモタした対応も原因のひとつだが、ここまで拡大するとはなあ!――しかし、気の毒なのは漂流船と化した『ダイヤモンド・プリンセス号』の乗客だ。懲役囚じゃあるまいし、部屋からは出れないし、船内を散歩することもままならないとあっては感染者は増える一方。クルーズ代金を返還してもらったところで、怒りは収まらないだろう」

「政府の対応はさながら小田原評定、歯がゆいほど頼りないですね。乗客の多くが年配者ですから、持病が悪化したり、ヘタをすると鬱病になるんじゃないかと心配です」

「ようやく“プリズン船”から高齢者や持病を持っている人々を解放するようですが、いくら目に見えないウィルスが相手とはいえ、政府の対応は後手後手。大変だ、大変だと大騒ぎするだけで万事におよび腰。肚を括って事に当たろうとする英傑がいないんですかね」

「こんな時にカネの話を持ち出すのは嫌らしいですが、この幽霊船は1日、どれくらいの費用が掛かるんですかね」

「3700人の食費や油代、岸壁係留費etcを考えれば、1日あたり1000万円は下らないだろう」

「ヒエ〜ッ!――クルーズ運営会社にしてみれば、とっとと下船して欲しいでしょうね」

「たかがウィルス、されどウィルスーー普段は危機管理だ、緊急事態に迅速に対処だと偉そうに言ってるくせに、イザとなったら、このザマ。政権の無能ぶりを見事に証明してしまったな(笑)」

「ウィルスを媒介したのは、コウモリだ、ネズミだ、タヌキだと諸説紛々だが、これは乱暴狼藉の限りを尽くして恥じることのない人間に対する“自然界の復讐”のような気がするなあ。人間は自然界を構成するパーツのひとつに過ぎないのに俺たちは『一強だ』とのぼせ上り、『自然に優しく』だなんて寝言をほざきながらやりたい放題なんだから自業自得。自然界を司る神様の怒りを買うのも当然だよ」

『一強』といえば、我が国のリーダーも『一強』の上に胡座をかいて横車を押しっ放し。自然の法則に順えば、そう遠くない時期に“天罰”を受けてもおかしくありませんね」

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「コロナ肺炎は自然界の裁き」という哲学的な新説がでたところで、本日はこれにてお開きにしたいと思います。ありがとうございました。

第174回・記者クラブ楽屋裏座談会

第174回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


「利口が作ってバカが観る」と言われたのは昔の話。今は「バカが作って大バカが観る」――最近のテレビ番組のことである。例をひとつ上げよう。ワイドショーのテーマは、「若手俳優・東出昌大クンが女優の唐田えりか女史と不倫云々」――始まるや否や、居並ぶコメンテーターと称するB級のタレントや○○評論家たちが、侃々諤々、「東出はけしからん!」、「杏がかわいそうだ」とレベルの低い井戸端会議。はっきり言って、東出クンに限らず、ポッと出の“芸NO人”が不倫しようが、離婚しようが、どうでもいい話である。そんなどうでもいい話を、あたかも天下の一大事の如く伝える意義はどこにあるのか。番組の作り手は、心の中では、「バカバカしい」と思いながら仕方なく作っていると思いたいが、何日も連続で取り上げているところをみると、そうした思いもないのではないか。そもそも、その昔、河原乞食と呼ばれた芸能人も、瓦版屋をルーツとするマスコミも堅気の世界で生きられない人間の生業でないのか。ともに芸能界の泥水を啜った仲間でないのか。それなのに自分だけは別格と思っているのか、上から目線でスキャンダルを起こした仲間を訳知り顔で批判するとは、何様のつもりなのか。それも「さすが!」と万人を唸らせるような「芸」を持っているのならまだしも、どいつもこいつも、半端芸人や一把ひとからげの自称文化人ばかり。そんな彼らが適当に喋る「どうでもいい話」を公共の電波を使って延々と垂れ流して恥じないテレビは、百害あって一利なしどころか、「人心を破壊する凶器」になりつつあると思う今日この頃である。

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「連日、NHKで中継されている衆院予算委員会の安倍首相の答弁の稚拙さには、唖然、茫然、苦笑いの連続です」

「嘘つき、嘘つきの連発だなんて、ヘタなコントより面白い子どもの喧嘩レベルだな(笑)」

「個人的にはいい人だし安倍首相は好きな政治家なんですけど、原稿がないと満足な答弁が出来ないなんてガッカリ之介ですよ。中味はスカスカだけど、原稿なしで自分の言葉で喋る小泉環境大臣が立派に見えます」

『この総理の理屈が通用するのなら、日本中すべての自治体議員、国会議員が行なう後援会の親睦会などはたとえ何千人であっても、総理と同じやり方“安倍方式”で、ホテルの領収書をひとりひとりに渡してやれば収支報告書に不記載でも違法ではない、ということですね? 総理、ここで、日本中の自治体議員も国会議員もやってもOKですよと太鼓判を押してください』 ――例のニューオータニの『5000円食事問題』について辻本某女が、政治資金規正法違反ではないかと質問したところ、その答えが、ナント!『まさに領収書をお渡ししているわけでございまして、そういう意味におきましては、(自分と)同じ形式であれば問題ないということであると私は考えております』 。――語るに落ちたというか、開き直った確信犯の言い草です 」

「それと、ふたこと目には、九兵衛、九兵衛って何度も口にするのも、まるで宣伝してるみたいで見苦しいですね」

「他に『まさに』『いわば』もしょっちゅう使ってます」

『募集』『募る』が違う意味だと言い張るんだもの、 『無学者論に負けず』の典型だな」

「自分の非を衝かれたら、反省するどころか、咄嗟に相手の非をあげつらって反論するのも、幼児性丸出しです」

「このところ顔色が冴えませんが、半年後に迫ったオリンピックとコロナウイルスで目先を変えられると思っていたのに、延々と『桜を観る会問題』を責められているせいでしょうね」

「目下、連日トップ記事扱いの新型肺炎ですが、ちょっと騒ぎ過ぎ。これと官邸、マスコミ合作の桜逸らしの話題作りとさえ思えなくもありません」

「これまでも、はぐらかしと誤魔化し、嘘の上塗り、隠蔽で何度もピンチを切り抜けてきた強者だけに、時間が経てばウヤムヤに出来ると妙な自信を持っているんじゃないかな」

「窮すれば『閣議決定』という伝家の宝刀もあるし…」

「マスコミは『異例』というオブラートで包んでいましたが、検察庁法違反の疑いという声があるにもかかわらず、東京高検検事長の定年延長を強行するなんて無茶苦茶の極み。あれって形を変えた指揮権発動じゃないんですか。ホント、権力というのは自己保身のためなら何でもやっちゃうんですね」

「今や日本は法治国家でもないし、民主国家でもないということが、実証されつつあるな。いいリーダーに恵まれれば、いっそのこと独裁国家の方が国民にとっては幸せかもしれんぞ」

「検察といえば、収賄で逮捕された秋元司議員ですが、最後はカジノのチップまで含めて、わずか760万円で捜査終結になりました。田舎の県会議員ならともかく、この金額ではいくら何でも国会議員に失礼千万。 『最強の捜査機関』の看板が色褪せて見えます」

「とにかく、アベノミクスが好例だが、キャッチフレーズは恰好いいが、中味はスカタンというのが、安倍政権の特徴だ。これだけ失策が続けば、野党に政権が移ってもおかしくないのだが、その野党が輪をかけてグダグダ。結局、問題は多々あっても、自民党でいいじゃないかということになってしまう悪循環の繰り返し。巨人軍じゃないけど、残念ながら『自民党は永久に不滅』だろうな(苦笑)」

「政権を変えるのは選挙しかないのに、その国民が政治に諦めているせいでしょうが、自民党が不滅なのは、投票率が50%チョボチョボだからですよ。投票年齢を18歳に引き下げて、このザマなんですから、仮に総選挙があっても政権交代はまず無理でしょう」

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今日もまた横丁のご隠居の愚痴?になってしまいました。が、愚痴で済むならともかく、気になるのは『天変地異は治世の乱れ』――大地震が起こらなければいいのですが…。













 


第173回・記者クラブ楽屋裏座談会

第173回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


氷雨が降るある日の午後。――衆院予算委員会のTV中継を視聴。野党議員の質問の大半は「さくらを観る会」疑惑に集中したが、安倍総理の答弁は見事なまでの暖簾に腕押し、糠に釘。あまりのバカバカしさに途中でチャンネルを変えたが、自分の権力、立場を守るために平気で嘘をついても恬として恥じない役者が演じるサル芝居を観るために時間を割いた我が身を反省。

「国民の生命、財産を守るために全力を尽くす」――安倍首相に限らず、国会議員が口にする常套句だが、総理以下、諸大臣の勇ましい言葉が、虚空に響く掛け声にすぎない言葉であることを再認識した次第。気を取り直して夕刊紙を手に取ると、コロナウイルスによる新型肺炎蔓延の記事に紛れて「内閣支持率30%」の見出し。――ン?40%を30%に間違えたのではないか?

――『福島民友社と福島テレビが共同で行った福島県民世論調査によると、安倍内閣の支持率が昨年9月の調査時に比べて11.1%減の30.3%に、支持しないが13.6%増えて53.9%になった』

――支持と不支持が逆転した原因については、『力強く復興しつつある被災地の姿を見て、実感していただきたい。まさに復興五輪であります』と述べた、安倍総理の欺瞞だらけの施政方針演説に反発した県民の声の反映との解説。

――よくよく考えれば、たかが2週間あまりの“国際運動会”で復興が捗るのなら苦労はなし。あの原発事故以来10年目。既に「過去のこと」と忘れ去られようとしているが、復興は遥か先の話。にもかかわらず五輪開催で、今にもすべてがリセット出来るかのような幻想をふりまいて恥じないことへの県民の怒りと理解すれば納得。

――銭湯の暖簾は「ゆ」のひと文字。どこまでも能天気な“スーパーマリオ宰相”である。


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「旧聞に属しますが、将来の総理大臣と期待されている“セクシー環境相”が育児休暇を摂ることを宣言。早速、異論、反論、objection状態です」

「単なるエエ恰好、いかにもパフォーマンス好きな彼らしい発言だが、大臣がわざわざ会見で言うことかね。株価でいえば、▲100円安だろう(笑)」

「そもそも『育休』というのは、育児・介護休業法によれば、従業員の雇用の継続・再就職を促進するために子どもの養育をアシストするための制度。果たして『大臣』という地位が従業員と言えるのか。大臣は独任制という特殊な立場だが、どう考えても『事業主』の立場だろう」

「率先垂範するリーダーの姿を見せることの意義はあるんじゃないですか?」

「そんなに育休を摂りたければ大臣なんか辞めるべきだと思います。いくらB級官庁とはいえ一省のリーダーなら他のことで、あるべき姿を見せて欲しいものです」

「ましてやセレブな身分で、育児にわざわざ大臣自身が腕まくりする必要なんかないはず。親父だって『育休摂って何をするんだ』と言ってるし、過去の女性スキャンダルから目を逸らせるための“盾代わり”と言われても仕方ないだろう」

「今の彼に一番求められているのは、喫緊の課題である地球温暖化について、さすがは環境大臣として世間を唸らせる政策提言を行うことだよ」

「今までのように、上っ面の言葉だけで事足れりと考えているとすれば甘さはサッカリン並み。大臣になったからには腰を据えて取り組まないと、唯一の売り物である好感度までが台無しになりかねません。そんじょそこらの二世、三世議員よりは別格の“素質馬”だけに、期待を込めて『喝!』を入れたいと思います。フレー、フレー進次郎!」

「ところで、このところコロナウイルスによる新型肺炎の蔓延で大騒ぎ。今にも“コロナゾンビ”が世の中に溢れるような報道が相次いでいますが、ちょっと騒ぎ過ぎ、煽り過ぎじゃないですかね」

「マスコミの信条は人の不幸は蜜の味! ――アイツらは日本で死者でも出ればと願いながら騒いでいるんだろう(笑)」

「中国では、既に相当数の死者が出ており、予断は許せません。それを死者待ちだなんて、いくら大先輩のAさんでも言い過ぎじゃないですか」

「素朴な疑問ですが、ウイルスの運び役は蝙蝠とか、鼠とか言われていますが、どうして急に、こんな厄介なウイルスが誕生したのでしょうかね」

「ある大学の教授から聞いた話だけど、長江上流に作られた三峡ダムによる自然破壊が原因らしいぞ」

「ヘ〜ッ! もしその説が正しいなら、コロナウィルスを作ったのは人間ということになりますね」

「まったく人間というのはロクでもない生き物ですね。それなのに一丁前に自然に優しくだなんて…」

「仄聞するところによると、これまでに亡くなっているのは、ほとんどが体力のない老人や病気持ちだ。普通の肺炎でも年間6万人以上が死んでいるんだぞ。大山鳴動して鼠一匹のような気がするなあ」

「そうあって欲しいものだが、治世が乱れに乱れた令和は天変地異の時代。肺炎よりも、地震の方がヤバイような気がしてならないんだが…」

「地震だけは運否天賦。どうせ予知なんかできないんだから、あれこれ心配しても栓なきこと。精々、水と非常食、ガスボンベを準備するぐらいが関の山だ」

「それはそうと例の馬毛島ですが、驚いたことに、まだスッキリと片付いていないらしいんです」

「ホントかよ?」

「まだ契約金額の半分(80億円」しか払われていないようで、残りの80億円は、まだ島にこびりついているややこしい筋の債権の整理が終わってから支払われるらしいのです)

「じゃあ、その債務整理のために、またカネが必要なんじゃないか?」

「そうなんです。だから、また金策に走っているようですよ」

「この期に及んでもなお、最後の最後までもつれるなんて、絵に描いたような“疫病島”だな」

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自然の敵は人間、地球の敵は人間。――令和は「自然に人間が復讐される」時代なのかもしれません。

 

第172回・記者クラブ楽屋裏座談会

第172回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


【コラム・天風録】男らしくなさい(中国新聞2019/11/10)

広島県議会の語り草に「男らしく」発言というのがある。2006年3月の予算特別委員会。その時のやりとりが議事録に見える。質問に立った1年生県議が「知事、男らしくなさいよ」と勝ち気に責め立てている

▲当時、4期目の知事は政治資金パーティーの収入を少なく申告したかどで後援会の幹部が逮捕されていた。「公判中なので…」と濁す答弁に食い下がった末の発言だった。 「私なら辞職をしています」と駄目押しまで

▲そんな武勇伝を持つ元県議、自民党の河井案里参院議員の身辺が公選法に絡む疑惑の数々できな臭い。非難の矛先がブーメランとなって返ってきたようだ。攻守所を変えた途端、雲隠れの術とはあれれ、見苦しいではありませんか

▲とはいえ党の総裁に仰ぐ安倍晋三首相にして頬かむりの術である。河井議員の夫である法相など、辞職に追い込まれた閣僚2人の任命責任は、痛感するだけらしい。責任を取るという頭が、もはやないのかもしれない

▲「男らしく」に「女らしく」。鋳型にはめ込むような、そうした押し付けは偏見や嫌がらせのもとになりかねない。ただ、「人間らしく」と諭せる人が政界にいるかどうかは別の問題である。

長い引用になったが、渦中の河井案里参院議員の卑怯未練な態度に喝を入れた地元新聞のコラムである。勘どころをピシャリと押さえた洗練された痛快な名文である。さすがは天風氏。末文で「男らしく、女らしくを偏見や嫌がらせのもとになりかねない」として「人間らしく」という言葉で締めたところは、同氏の教養の高さを物語るものであろう。物書きの末席を汚す者として、見習わなければいけないと思う次第である。

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「天風氏の洗練されたコラムの後に座談会だなんて、おこがましい限りであるが、蟹は甲羅に合わせて穴を掘る。我々は我々なりに刻苦奮励したいと思います(キリッ)」

「いつもは言いたい放題のBさんにそんなに固くなられては、やりにくいぞ。普段通りの進行でお願いしますよ(笑)」

「河井夫妻の名前が出たついでに、もうひとりの雲隠れ議員・菅原一秀前通産相もようやく顔を出しましたが、肝腎な事には触れずじまい。折を見て説明するとそそくさと体を躱したそうです」

「情けないの一語。恥も外聞もかなぐり捨てて議員の座に恋々としがみつくなんて、議員以前の問題です」

「それはともかく、3人とも体調不良を理由にした雲隠れ、ほとぼりが冷めた頃を見計らって、のこのこ出て来て言い訳を繰り返すふてぶてしい態度に怒り心頭なのは分かりますが、なぜサンドバッグ状態にされながら辞任しないのでしょうか?」

「おそらく多くの国民は議員特権を奪われたくないし、罪を認めたくないから悪あがきをしているように見えるだろうが、後先を考えなければいけないのが政治の世界だ」

「針の筵に座らされてグチグチ言われる屈辱を味わうぐらいなら、さっさと辞めればいいと思いますが…」

「仮に起訴されれば辞職は避けられないが、そうなると問題になるのが補欠選挙だ。それも野党に議席が行く可能性がある単独の補欠選挙はどうしても回避したいのが本音だ」

「案里議員の場合は、落選した岸田派の溝手顕正氏が当選するから自民党にすれば議席は減らないのでは?」

「そんな単純な話ではなく、それでは案里女史をゴリ押しした菅官房長官の責任が問われることになるし、さらに3月15日以前に辞任すると4月下旬の統一地方選と重なって、もし大敗でもすれば安倍政権そのものが崩壊だ」

「辞任はするけど、3月16日以降に延ばすということですか?」

「そうなると計算では補選は10月25日になるのだが、さすがにそこまで引き摺るのには無理がある。となると考えられるのは、都知事選とのダブルという可能性も考えられなくはないが、おそらくは東京オリンピック直後の解散という心機一転作戦が順当な線だろう」

「なるほど。辞任するのは3月16日以降という段取りがベストなんですね」

「とすると検察が起訴、不起訴の判断を出すのも3月16日以降。権力というのはあれこれ考えるものですね」

「しかしなあ、野党に政権担当能力があるのかというと、これまた疑問のテンコ盛り。いやはや、ポスト安倍の日本は一体、どうなるんだろうな」

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今日はAさんの独演会でしたが、なるほど腑に落ちる解説にスッキリさせてもらいました。

第171回・記者クラブ楽屋裏座談会

第171回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


「なるべくしてなったトップは潔く身を処するが、なってはいけないのにタナボタ、あるいは何かの間違いでトップの椅子に座った人物は困ったことになかなか辞めないものだ」――かつて財界にこの人ありと謳われたD氏の言葉だが、さしずめ安倍晋三首相は後者に属する“困った宰相”であることに異論をはさむ人は少ないのではないか。

その安倍首相率いる政権が発足以来して8年目になった今月7日、同首相は自民党仕事始めの会で「桃栗3年、柿8年」を引き合いに出して「柿の収穫に入った」と意気込みを語ったが、さらに「柚子は9年で花盛り」と続けたことで、年内解散に備えて準備を始めていたセンセイ方は、異口同音に「ひょっとして、総理は来年までの総裁任期を全うするつもりではないか」とヒソヒソ話。

そこへ割って入ったのが、党内で反安倍を広言して憚らない一言居士氏。「冗談じゃない。アベノミクスを初め、一億総活躍、働き方改革、人生100年構想、人づくり革命、そして極めつけは憲法改正とキャッチコピーだけは一丁前だが、実質的な成果はゼロどころか、かえって甚大なマイナス。また政治生命を掛けるとまで言った北朝鮮拉致被害者は誰ひとり帰国しないし、北方領土は霧の彼方。誇るべきは在任日数歴代1位だけの無能政権にこれ以上居座られたら、マジで日本は沈没しかねんぞ」と言いたい放題。

とはいえ、党内の大勢は一強支配に恐れをなしてか、大樹の陰に駆け込むのに熱心な輩ばかり。加えて野党は野党で既得権を手放すまいと必死、吸収だ、いや合併だと、未だ足並み揃わぬまま「会議は踊る」状態というのだから何をか況や。嗚呼、与党もバカなら、未だにゴタゴタ続きの野党も輪をかけたバカ。こんな有様では、どう贔屓目に見ても、確かなのは「令和の時代はお先真っ暗」であるということだけであろう。


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「昨年来、マスコミ、特にテレビ業界の地盤沈下が続いていますが、ある調査によると、テレビを観なくなったのは、『(テレビを)観ていて不愉快になるから』というのが一番多かったそうです」

「随分と嫌われたものだが、分からんでもないな(苦笑)」

「本家までが理解を示してどうするんですか(笑)」

「不愉快の理由は、決まっていいところでCMになり、CM明けにまた同じ映像が繰り返される点だそうです」

「要するに視聴者をナメてるんだな。テレビ離れした視聴者がYuu Tubeに流れているのは、面白いところ、見たいものを短時間で観せてくれるからなんだが、テレビはスポンサーがどうの、こうので旧態依然としたスタイルのままなんだから当然だな」

「開き直るわけではないが、視聴者がどう思おうと、我々が窺うのはスポ―サーの顔色。CM料だ美味しい映像で視聴者を釣ってCMを見せるというのが、ビジネス・スキームだからなあ」

「タダで見せてやってるんだから文句を言うなというのは、上から目線の大道香具師の手口とそっくりですね!(笑)」

「2番目に多かったのが、『番組が全然、面白くない』ということだそうです」

「それは私も同感だな(苦笑)。我々が現場に居た頃と違って、テレビマン全体が、コンプライアンスだ、ヘチマだで、企画段階から保身に走っているから当然だ。とにかく新しい企画に挑戦しようとする気概が皆無。小役人と同じで、失敗して責任を取らされるのを嫌がって、すべてが前例踏襲か他局のパクリなんだから面白くないのは当たりマエダのクラッカー。そこそこ実績のあるタレントをキャステイングしていれば、たとえ数字が取れなくても免罪されるという計算尽くしだ。結果、企画も手詰まりになってしまうから、他局の企画や海外番組のパクリに走ることになるわけだ」

「散歩番組なんか、今では全局が手をつけてるんじゃないか」

「ドラマにしても、バラェテイにしても、何処も同じ秋の夕暮れ。同じようなタレントばかりで、言葉遣いもたどたどしいタレントが楽屋の裏話レベルのヨタ話で一丁上がり。司会者も、ビートたけし、明石家さんま、有吉弘之、内田光良、マツコ・デラックス、中居正弘が出ずっぱりで新鮮味なし。これじゃあ、視聴者が飽きるどころか、嫌いになるのは当然だわな」

「ドラマなんか、最近、やたらと再放送が多いのも、制作費の問題だけでなく、以前の作品の方が面白かったという証左でしょう」

「いずれにしても、テレビを観るとバカになる! ――Bさんの十八番ですが、バカでなく大バカになると訂正しなければいけませんね(笑)」

「それはそうと以前にも書いた通り、星の郷リゾート、那須烏山太陽光発電所(栃木県)、千本桜ゴルフリゾート(福島県)を舞台にした大型詐欺事件、脱税事件の当局の捜査が急ピッチで進んでいることをお知らせして本日はこれにて終わりたいと思います」

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別にテレビ局は親の仇ではないのですが、今回も彼らの悪口?になってしまいました。僭越ながら当座談会が彼らの「発奮剤」になることを願って已みません。

 

第170回・記者クラブ楽屋裏座談会

第170回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


テレビを点けると、朝から晩までゴーン被告と500ドットコム、そして米国vsイラン紛争ばかり。いずれの事件も確かにセンセーショナルかつ重大な事件であり、必死になる気持ちは分かるが、悲しいかな、報道される内容は、どのチャンネルも似たり寄ったり。何故か。情報源が同じだからである。ニュースなるもの、ネタ元は同じでも、別の角度から俯瞰、深く切り込めば、ひと味違う内容になるはずなのだが、そういった工夫は皆無。唯々、みんなで渡れば怖くない式の金太郎飴スタイルである。

――在京某局のチーフプロデュ―サー・K氏いわく。「信じられないでしょうが、他局(特にNHK)と違った内容を報道すると、上からイエロー・カードどころか左遷ですよ。僕が取材現場に出ていた頃は、もっと報道機関としての矜持が残っていたのですが、今は独自取材なんか夢のまた夢。とにもかくにも権力機構の広報機関に徹するのが“出来るTVマン”なんですから。

――スクープ?そんなことをしたらカードの色が赤くなっちゃいますよ(笑)。鶏舎の中のニワトリみたいなものですよ。ゴーン事件だって、ひたすら検察当局からリークされるネタを寸分違わず報道するのが我々の仕事です。要するに頭を使わなくていいのですから、コネ入社のボンクラ坊ちゃん、お嬢ちゃんで十分。表沙汰にはなりませんが、風紀の乱れだけは外務省と互角かもしれません(笑)。

まあ良いところといえば、給料が少々高いことぐらいでしょうが、それも今のうちかもしれませんよ。だって売上の半分近くを、その昔、国から安く払い下げられた不動産の賃貸で稼いでいるんですから、いわば『放送もしている不動産屋』ですよ。転職できるのだったら、明日にもしたいですよ。なのに、こんな実態も知らずに就職希望者が殺到するんですからねえ(苦笑)」

――今や電通が「スポーツ専門興行会社」になりつつあるように、TV局が「娯楽+災害中継専門局」になる日は近い?


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「ゴーン被告が逃亡先のレバノンで記者会見を開きました。クーデターに加担した日本政府高官の名前も開陳する?と期待されていたのですが、蓋を開けてみたら、真新しい事実はほとんどなく我が国の司法制度に対する恨み節に終始。正直、がっかりしました」

「中身はBさんの言う通りだが、いい悪いは別にして、2時間半にわたって独演会が出来るファイターぶりは大したもの。日本の経営トップで、あれだけ演説できる人物はいないだろう」

「妙なところに感心するんですね(笑)」

「だって、恨み節以外に評価すべき点はないんだもの(笑)」

「会見に参加できた我が国のメディアは、朝日新聞、小学館、そして意外にもテレビ東京の3社のみでいしゃが、 “皆様のNHK”は抽選に洩れたのかしらん(笑)」

©「会見で逃亡の理由について『迫害から逃れた』と力説していたが、ゴーン被告が逃亡した際に代理人の高野隆弁護士が発した次の言葉――『残念ながら、この国では刑事被告人にとって公正な裁判など期待することはできない。裁判官は独立した司法官ではない。官僚組織の一部だ。日本のメディアは検察庁の広報機関に過ぎない。しかし、多くの日本人はそのことに気がついていない。あなたもそうだ。20年間日本の巨大企業の経営者として働いていながら、日本の司法の実態について何も知らなかったでしょ』――は、今回の事件だけでなく日本のすべての裁判に共通するものであり、傾聴に値する意見だと思うな」

「レバノンは2%の富裕層が、国の富の半分近くを保有する歪な国家です。そうした実情を理解せず、日本のメディアがヤメ検を動員。いくら『ゴーンは怪しからん』と批判したところで裁判は事実上“終了” 。慌ててゴーン夫人の逮捕状を取ったところで、引かれ者の小唄。夫婦ふたりをお尋ね者にしたというパフォーマンスにすぎないと思うのですが…」

「今回の事件は、社内で解決すべき問題に国家が介入したことで国際的な問題に発展したわけだが、司法制度云々はともかく、日産にとっては、レバノンでゲリラ的にコメントするゴーン被告は、まさに野に放ったオオカミ。本業にも悪影響を及ぼすと思うぞ」

©「話はガラリと変わって、先日、弁護士グループの新年会の席で、『サラ金やカード会社の中で、多重債務者に対する“追い込み”がシビアなのはどこか?』という話題になったのだが、どこだと思う?」

「う〜ん。どのサラ金もお行儀が良くなってるからなあ?」

©「ジャーン!――ワースト1位はM社で、2位がRカード、3位がL社だ」

「エッ、3社とも人気タレントを起用したテレビCMをバンバン流しているところじゃないですか!」

「しかも、M社とL社は銀行系ですよ」

「低金利の時代だけに、サラ金部門は高収益の源とはいえ、銀行までが悪徳マチ金になっちゃあ、この世は闇だな(嘆)」

「皆さんも借りるはイージー、回収はハードだということを覚悟して計画的に借りてくださいよ(笑)」

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令和2年は、年初から波乱続き。今後、どんな厄災が降りかかるのか。ボーッとしてたらチコちゃんに叱られる1年になりそうです。


第169回・記者クラブ楽屋裏座談会

第169回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB

 

あっぱれミスター・ゴーン!と言えば不謹慎か!――旧臘晦日、保釈中のカルロス・ゴーン被告が、まさかまさかの国外脱出。自由と引き換えに捨てた保釈金15億円をもったいないと思うのは下級国民だけか。「まんまと逃げられ、さあ大変!」――まさに「地獄の沙汰」ならぬ「逃亡の沙汰」もカネ次第。除夜の鐘を聞きながら年越し蕎麦をと寛いでいた司法関係者は青天の霹靂。なかでもメンツ丸潰れの検察幹部は切歯扼腕、「だから保釈に反対したのに…」と地団太踏んでも後の祭り。レバノンといえば泣く子も黙るコスモポリタン国家。極東の島国育ちとはオツムの構造は真反対。あまりの失態に「日本の司法が舐められた」と唾を飛ばしたところで、モリカケ事件を引き合いに出すまでもなく、我が国の司法はとっくの昔にグダグダ。忖度が大手を振って歩くデタラメ司法なんぞを当てにすると身の破滅と見切ったミスター・ゴーンのレバノン行きは、コスモポリタンの面目躍如。巷間、伝えられるところによると楽器ケースに身を潜めてプライベート・ジェット機で彼の国へ飛び立ったとか。さながら「スパイ大作戦」もどきの脱出には感嘆させられるが、保釈逃亡といえば思い出すのは“海峡に立つ男”。片やジェット機、片や船の違いはあれども両氏に共通するのは「潤沢な資金」もさることながら、「権力がナンボのもんじゃい」とする「反骨度胸」あっての怪挙には心中密かに拍手を送っている天邪鬼たちも少なくないのではあるまいか。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「みなさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
 
一同 「右に倣え!」
 
「空気を読んで右に倣えと言ったものの、約800万人の団塊の世代が2025年に一斉に75歳以上の後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上の超高齢社会に突入。それに伴い認知症の人が2015年から25年までの10年間で525万人から730万人に激増――難問山積の令和の時代は、正直なところ、めでたいとは言い難いな」
 
「御意!――令和2年は、天下分け目の波乱の年だということを肝に銘じ、謙虚かつ大胆な座談会にしなければいけません。――早速ですが、『500ドットコムから国会議員5人に“賄賂”』――全国紙元旦号の一面トップ記事競争は、朝日新聞のぶっち切りでした」
 
「ほとんどの新聞が、ゴーン被告の日本脱出を報じていた中、朝日だけがクリーンヒット。何だかんだ言われても、やはり特捜事件にかけてはさすがですね」
 
「参った、参った。元旦からお年玉の替わりに大目玉だよ(苦笑)――御用紙の一角を占めているにもかかわらず、朝日の後塵を拝するとは情けないよなあ(;´д`)」
 
「いつも調査報道、調査報道と念仏のように言ってるくせに、パソコンの前でネット・サーフィンに興じていちゃあダメですよ(笑)」
 
「ウチなんか、今や娯楽番組専門局。ハナから報道機関にカウントされていないから気は楽だが(笑)、曲がりなりにもジャーナリストを標榜している以上、やはり忸怩たる思いがするなあ」
 
「ところで、500ドットコム事件はどこまで拡がるのでしょうか。入り口は外為法違反事件と地味でしたが、五月雨的なリークの終着点には、途轍もないビッグな結末が待っているような気がしてなりません」
 
「当初は秋元司ばかりに注目が集まっていたが、その後の報道で500ドットコムからカネを貰っていたのは、自民党の岩屋毅前防衛相(大分)、宮崎政久法務政務官(比例九州)、中村裕之元文部科学政務官(北海道)、船橋利実氏(比例北海道)と日本維新の会の下地幹郎元郵政民営化担当相(比例九州)の5人。まとめて立件されるかどうかは分からないが、100万円欲しさに怪しいカネに手を出すとは、脳みそのネジが緩んでいるとしか言いようがないな」
 
「もっとも岩谷前防衛相をはじめ、名前の挙がったセンセーたちは口を揃えて贈収賄疑惑を否定していますが、政治資金規正法違反はどうなんですかね」
 
「司法担当記者からキーマンは紺野昌彦と聞いていたのですが、カンナ屑みたいに口を割っちゃあダメですよね」

「逮捕リストに載っていた元政策秘書の豊島晃弘が逮捕されていませんが、司法取引でもしたのでしょうか?」

「彼が逮捕者から抜けているのは確かにおかしいわな」
 
「しかし、先ほどの6人の国会議員だけで事件は終結するんですかね?」

「すべては検察次第だが、辺野古埋め立てに使用されている岩石利権や地元の大手土建・D建設絡みのハコ物工事疑惑など沖縄には事件になるネタがゴロゴロしているからなあ。検察が、その気になれば、まだまだ拡がるかもな」

「折しも、ゴーン被告に逃げられてメンツ丸潰れの検察だけに、汚名挽回とばかりに気合を入れればの話だが…」

「現政権になってからの検察の忖度ぶりを見る限り、甘い期待は禁物のような気がしないでもありません」

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桜を観る会疑惑に続いて、年末には500ドットコム事件、そしてゴーン海外逃避事件。令和2年は賑やかな年になりそうな気配です。
――本年もよろしくお願いします。

第168回・記者クラブ楽屋裏座談会

第168回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


久々の眞紀子節が炸裂!――「政治は税金を使って国民のため、国家のため、世界のために死ぬ気になってやるんです。その辺のバカ息子、バカ娘がなるから、こんなことになっている」――角栄元首相の故郷・新潟県西山町で開催された生誕100周年記念式典で田中眞紀子女史が、現在の政治を痛烈に批判。さらに鉾先は安倍首相に向けられ「安倍夫妻は国民の前でうそ発見器を置いて発言をすべきです。自殺者まで出て犠牲者だらけじゃないですか。こんなことになった原因は何ですか。安倍さん夫妻でしょ。いつまでモリカケ問題をやっているんだと言いますけど、こんな人たちに政治をやらせちゃ絶対いけないんです」と舌鋒鋭く一刀両断、健在ぶりを披露。2012年の衆院選で落選以来7年。事実上政界を引退、越後交通の采配を奮う現在、折からの角栄待望論の追い風もあって、女史の再登場を期待するムキもあるが、如何せん御年75。ならばと白羽の矢を立てられそうなのが長男・雄一郎氏。これまでは政治との関わりを頑なに拒んできたが、今回の式典に参加したことで、地元有権者から「志半ばで倒れた爺さんの跡を継いでくれや」の声が澎湃として巻き起こっているとあっては、次期衆院選の立候補も無きにしも非ず。手腕は未知数でもカエルの子はカエル。永田町を大挙して闊歩するボンクラ2世、3世議員よりは遥かに上質のはず。角さん没して26年。「夢よ、再び」!――是非とも立候補を決断、腐臭紛々、澱みきった永田町に新風を吹かせて欲しいと願うのは新潟県民だけではないはずです。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今年最後の座談会です。終わりよければすべて良し。ビシッと締めてください」
 
「政・官・財、表も裏も、何だかんだと事件が多すぎて…(笑)。直近では、東京地検特捜部が、久しぶりに政界に切り込んだ秋元司衆院議員だろう」
 
「入り口は外為法違反容疑ですが、巷間言われているように、本丸は中国企業が絡んだ贈収賄ですかね」
 
「タイムリミットが不逮捕特権の切れる1月19日のせいか、捜査は急ピッチですが、中国の企業ってどこですか?」
 
500ドットコムジャパンだ。当初は大手町にあったが、捜査が始まる前に六本木に移転、その後、すぐに解散。手際のよい会社潰しは、怪しいの一語に尽きるな」
 
「元公設秘書のT某、浦添市長の後援者N某、芸能プロのS某など色々名前は挙がっているが、最大のキーマンはK某だ。目下、全マスコミが必死になって追っかけているが、天に消えたか、地に潜ったか。行方不明状態だ」

「いつもは大抵のことは気易く教えてくれる自民党関係者も、今回はなぜか電話にも出ないしお手上げ。報道されている以上に、Xデーは近いような気がします」
 
「これまでもとかくの噂があったし、けもの道を歩き馴れた秋元センセイだけに防御策は完璧のはずだが、スピーディな捜査ぶりを考えると、今度ばかりは年貢の納め時かもな?」
 
「そういえば、秋元代議士も二階派。穿ち過ぎかもしれませんが、これも二階派潰しの“謀略捜査”ですかね?」
 
「その可能性もあるが、桜疑惑から目を逸らすための陽動捜査の線も考えられるんじゃないか」
 
「いずれにしろ、永田町は自分が助かるためには仲間も売る恐ろしいムラですね。――永田町絡みといえば、もう一件。かねてより着手必至と見られていた大樹総研疑惑が急浮上中。JC証券を突破口に事件化されるのでは?と専らの噂です」
 
「今頃かよ(笑)――そういえばJC証券から5000万円を借りたモナセンセーも二階派。さっきのCさんの意見が信憑性を帯びてくるな」
 
「元TBS・山口敬之記者が準強姦の民事裁判で330万円の損害賠償を命じられました」
 
「山口氏は『私が不起訴になったのは犯罪を犯していないからだ』と即刻、控訴することを言明しましたが、逮捕・起訴を免れたのも“天の声”のお蔭?なのに大上段に振りかぶって潔白を主張するなんて、往生際の悪さばかりが目立って、なんだかなあ?と思っちゃいます」
 
「潔さのなさは矜持のなさ。――罪にも色々あるが、就活を利用して泥酔した彼女をホテルに連れ込んで強姦するなんてサイテー中のサイテー。あの反省のなさでは、恥の上塗り。控訴審で賠償額が跳ね上がるかもしれんぞ」
 
「いやいや、今や“忖度病”は裁判所にも蔓延しているから、どう転ぶか分からんからなあ。真実の究明より我が身の保身を優先する“ヒラメ養殖池”では、木の葉が沈んで石が浮くのが日常茶飯。油断は出来んぞ」
 
「桜隠しといえば、またまたクスリ絡みで芸能人が2名逮捕される?という噂が週刊誌記者の間で飛び交っています」
 
「うわ〜っ!――こうもワイドショー好みの事件が続いては、1月の通常国会で野党連合軍の桜を見る会疑惑の追及が吹っ飛んでしまいかねません」
 
「落ち着かない年末年始ですが、さて、どうなることやら。――しかし質の良し悪しはどうあれ、ケッキョクはヤッキョク。権力というのはイザとなったらオールマイティだと感心させられる年の瀬だな(笑)」
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
これにて今年最後の座談会と致します。1年間、本当にありがとうございました。どうか良い年をお迎えください。

第167回・記者クラブ楽屋裏座談会

第167回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


人材派遣、警備、芸能プロ、マチ金、カジノ、風俗ーーその昔、ヤクザが生業とした口入れ屋、用心棒、興行、高利貸、売春の現在の呼び名である。呼称を変えても中身が変わるわけがなく、いずれも圧倒的に高収益の業種である。なぜ、やくざは、こうした美味しい業種を独占的に営むことができたのか。それは「暴力装置」を持っていたからである。しかし、法律によって暴力装置の存在が否定される時代になり、その後釜として台頭してきたのが、「権力機構」である。正確にいえば、権力機構の威光を後ろ盾にした関係者、すなわち、かつて権力機構で禄を食んでいたOBや時代劇に悪党として登場する「越前屋」の類いである。そこには「持ちつ持たれつの関係」が生まれるのは当たり前である。たとえば雨後の筍のように蔓延る人材派遣業の場合、当初はアルバイトの募集など臨時的な職種に限られていたが、今や政府の打ち出した「働き方改革」という耳障りの良いスローガンのもと、「人件費を削減」するために企業から正社員を駆逐するための非人情な役割を担う存在となっている。その悪辣ぶりは、かつてはピンハネという言葉の如く1割だった「紹介料」が、現在では3割、場合によっては5割近くというのだから、高橋秀樹扮する桃太郎侍が口にする「人の生き血を吸う」業種である。その代表格のP社の場合、最高幹部が政策を決定する委員会のメンバーを兼ねているのだから癒着どころか、一心同体。甘い汁を吸い過ぎて糖尿病になるのでは?と心配になってくる。また、つい昨日までは取り締まる職責にあった人物が、犯罪、特に詐欺を業とする企業に天下るケースが多いのが昨今の風潮である。いくら高給を提示されようと拒否するのが権力機構に属していた人間の「矜持」だろうが、臆面もなく天下って恥じない様は、醜悪の一語に尽きると言っても過言ではない。――斯様なモラルを失したデタラメ三昧が日常的に横行する国家の行く末は……?

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「『国会閉幕で桜は散る』と言われていたのに、隠すより顕わる、次から次に新しい“蕾”が出てきて、来年の通常国会に持ち越されてしまいました」

「特にジャパンライフ問題にスポットライトが当たったことで、さらに風圧が強くなってしまった」

「別に弁護するわけではないが、ジャパンライフと懇ろだったのは安倍首相だけでなく自民党の伝統だ。ジャパンライフの前身は、1970年代に社会問題になったジェッカーチェーンだが、当時から山口隆祥から“献金”を受けてきたのは福田赳夫中曽根康弘森喜朗安倍晋太郎石原慎太郎平沼赳夫亀井静香山口敏夫……そして現在でも加藤勝信、下村博文など政界のお歴々の他、下稲葉耕吉(元警視総監)、相川孝(元京都府警本部長)、三浦甲子二(元テレビ朝日専務)、橘優(元朝日新聞政治部記者)など官界、マスコミと多士済々。山口社長のカネ配りのきめ細やかさは“名人”と言ってもいいくらいだ」

「山口が逮捕されることもなく人生のほとんどをインチキマルチ商法1本で歩んで来れたのも、要所要所に50年近くカネをばら撒いてきた“お蔭”なんですね」

「ところで、当欄でも再三、取り上げてきた秋元司元環境副大臣の元秘書宅に東京地検特捜部が家宅捜索をかけました。てっきり保育園への補助金詐欺で逮捕された塩田大介みと思いきや、なんと容疑は外為法違反。本丸突撃にための別件なんですかね?」

「北海道でもガさ入れしたようですし、天下の特捜部が年末のクソ忙しい時に外為法違反如きで動かないでしょう。やっぱり狙いは補助金詐欺だと思いますよ」

「秋元は、このところ河井夫婦菅原一秀と×印続きの二階派だろ。官邸の“牽制球”という可能性もあるんじゃないか?」

「秋元の元親方は、積水ハウス地面師事件にも関係した小林興起元衆院議員だ。秘書時代にタイトロープを渡る親方の背中を見ながら危ないカネの見分け方を習得しているはずだから、そう易々と尻尾を出すようなドジを踏んでいるとは思えないが、上手の手から水が漏れるということもあるからなあ」

「塩田といえば、例の麻布迎賓館をめぐって“登記の魔術師”と裁判沙汰になっています」

「久しぶりですね、魔術師の名前を聞くのは」

「競売になっていた迎賓館を魔術師が妻の名で落札したにもかかわらず、不動産登録税や固定資産税を払うのが嫌で、そのままにしておいたところを塩田が第三者に転売したことで裁判になっています」

「どっちもどっち。ハブとマングースみたいなもんだ。好きにやってください(笑)」

「そういえば、ここにきて新橋白骨事件の関係者を捜査2課が事情聴取しているそうです」

「中心人物の松田某は既に死亡しているし、今頃になって大平某や仲田某に泥を吐かせようとしたところで、どいつもこいつも古狸。成果は上がるのか、疑問だな」

「どうでもいい話ですが、積水ハウス事件で逮捕された土井淑夫カミンスカス操に拘置所で面会した人物によれば、ふたりとも激ヤセで別人みたいになっているそうですよ」

「根性の座ってないアイツらのことだ、少しでも量刑が少なくなるように共犯の内田マイクに罪を被せるような証言をしているんじゃないか(笑)」

「内田マイクは海千山千のスーパー詐欺師。法廷での体躱しにかけては彼ら2人より一枚も二枚も上。公判で無罪を主張したように、易々とお裁きを受けるはずもなく、これからが白熱の💩投げ合戦だ(笑)」

「また、数多の事件屋、詐欺師など魑魅魍魎が跋扈、本紙で何度も書いた千本桜リゾートゴルフ倶楽部を国税当局が査察中とのことですが、この件についてはまたの機会に…」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2019年も余すところ2週間となりました。終わりよければすべて良し。恙なく新年を迎えられるようご自愛ください。

第166回・記者クラブ楽屋裏座談会

第166回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


朝日新聞が45歳以上のデスクや地方支局長などの大量リストラを発表、退職金は6000万円」――全国紙、地方紙ともに年を追うごとに大幅な部数を減らしている新聞業界だが、ついに“天下の朝日”までがリストラ策を発表、取材どころではないテンヤワンヤの大騒ぎになっている。

もはやブロック紙と呼ぶのがふさわしいS新聞やM新聞の記者たちからは、「6000万も出るなんて!」と羨望の声が出ているが、高給で知られるY新聞やK通信の記者たちは「明日は我が身か」と気もそぞろ。

今回の報道を受けて、長年にわたって朝日新聞を購読してきた読者のひとりは、「最近は特に、木鐸としての使命を放棄、読み応えのある記事が載っていないのだから部数が減るのは当たり前。今回のリストラ策は高すぎる給料にあぐらをかいてきたトガメだが、貧すれば鈍する。紙面の劣化に拍車がかかるんじゃないかな」と語るが、こうした読者の新聞離れについて、現場の記者たちはどう答えるか。

「最近の新聞が面白くないのは認めます。役員たちは部数減をスマホやPCのせいにしていますが、要は中味です。毎日、毎日、時の政権に忖度しっ放しの記事ばっかりの新聞なんか、作り手の我々だって読みたいと思いませんよ。役員たちは読みたい新聞にする努力を怠ってきたことを反省せず、今頃になって『打倒、ネット!』などと3周遅れの御託を並べています。一度、落ちるところまで落ちて出直さなければ、このまま沈没でしょうね」――以て瞑すべしである


・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「厚生労働省の発表によれば、2019年の出生者数が、1899年の統計開始以来、86万人と過去最少になったそうです」

「国土の面積と人口が国力の源泉だ。その人口が減少するのは、天下の一大事なのに多くの国民の受け止め方は他人事。日本沈没の日は、案外早いかもしれないな」

「人間も動物ですから、日本は個体を増やす国ではないということを本能的に知っているのかもしれませんね」

「失業率は下がったとはいえ、契約社員やアルバイトばかり。運よく正社員になれたとしても終身雇用は崩壊一途。自分のことで精いっぱいで、将来の人生デザインを描くなんて無理の2乗。こんな有様じゃあ結婚もできないし、子どもが少なくなるのも当然だ。――こんな日本に誰がしたといえば、やはり政治家ひとりひとりが、日本をどういう国にするのかという大局観を持たなければいけないのだが、当の政治家が、『今だけ、カネだけ、自分だけ』なんだから、日本沈没もやむをえないだろうな」

「我々が石蓋を担ぐ時には、冗談ではなく、現在と似ても似つかぬ日本になっているかもしれませんね」

「厚労省が、団塊の世代が75歳以上になり始める22年以降の医療費の増加に備えて、受診時の窓口負担を『原則1割』から『原則2割』に引き上げる意向だそうです」

「この引き上げで減らせる医療給付費は8000億円だが、もしそうなると75歳以上の老人は収入が減るのに負担だけが増加して、生活を圧迫することになるな」

「窓口負担を含めた2018年度の医療費は43兆円。そのうち16兆円が75歳以上の医療費で占められており、ひとりあたり年間で90万円だ。この16兆円のうち15%は、保険料と窓口負担で、残りの85%を公費と現役世代の保険料で賄っているんだから、1割引き上げも仕方ないといえば、仕方ないわな」

「身も蓋もない言い方ですが、政府の本音は『生産性が小さく、カネ喰い虫の年寄りは、徒に長生きせず、とっとと死んでくれ』ということでしょ」

「口ではお年寄りを大切にしようと言いながら、やってることは国家ぐるみの“老人虐待”。年金だって、100年安心とラッパを吹くが、今の40代未満の人たちはどうなることやら。さっきCさんが言ったように、お先真っ暗の状態で子どもを産めというのも矛盾した話です」

「悲観的な話ばかりです。何か前向きな話題はありませんか?」

「なし!――嘘つきばかりが大手を振って歩く日本に明るい話なんかあるはずないじゃないか!www」

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始終、鬱病になりそうな話題ばかり。これ以上、続けていると本当に鬱になりそうなので、本日はこの辺りでお開きにしたいと思います。次回は歳の終わりにふさわしい明るい話題をお願いします。


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