【敬天新聞社より】
このコーナーでは、各方面で活躍されておりますジャーナリストや情報通の方々に、座談会形式で好きなように語って頂きます。
何かの理由でお蔵入りになった話などを好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えております。

【A:全国紙記者  B:週刊誌記者  C:民放TV記者  D: フリー記者】代表挨拶
―『敬天新聞』の軒下三寸借り受けまして新しいブログを開設することになりました。「夜討ち朝駆け」の毎日、ご多忙中とは存じますが、諸般の事情で書けなかった記事、既に報道された記事の裏話、あるいは陽の目を見ることなく埋もれてしまった事件など、タブーに臆することなく談論風発、大いに内幕を暴露して戴きたいと思います。
第47回・記者クラブ楽屋裏座談会

第47回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民ぽTV記者 D:フリー記者 E:風俗誌記者

――早いもので2016年も余すところ1ヶ月を切りました。毎日のように、韓国・朴政権の混乱、米国・トランプ次期大統領の一挙手一投足を論じるマスコミの間隙をついて、いわゆる「カジノ法案」が、わずか6時間の審議で衆院を通過しました。バクチ産業で景気がよくなるなんて、どう考えてもありえないことです。パチンコをはじめ、競馬・競輪・競艇・オートの売上金はここ毎年、減少しています。それなのに何をそんなに急ぐのか?理解不能です。また、年金カット法案も早晩、成立の見込みです。強行採決までした決めたTPP法案も米国の離脱で風前の灯。これまた何の意味があるのでしょうか。上げ底がミエミエの「支持率60%」に浮かれて、何をしても許される」と勘違いしているとしたら因果応報。手痛いしっぺ返しを食うことになるでしょう。時代の顔は悪相どころか、凶相になりつつあるようです。本日もよろしくお願いします。

「今日もDさんの『千本桜リゾートレポート』だが、到着が遅れているようなので、お見えになるまでの時間でフラッシュ・ニュースをふたつほど…」

「地面師狩りが進行中の現在、新橋4丁目事件で逮捕者でも出たのですか?」

「新橋事件は、もう少し時間が掛かりそうだ。――先週末、届いたホヤホヤ情報だが、当欄でも再三にわたって取り上げた銀座九龍城の所有権が、横浜の風俗王のグループ会社・R社が練馬区の不動産会社・M社に売却した模様だ」

「エ〜ッ。R社が出した資金は6億円位ですから、いくらで売却したのでしょうかね?」

「関係者によると、東京信用金庫の抵当権が9億円超付いているとのことだ」

「東信だって?――よくもまあ、信金業界上位の東信が、あんな反社テンコ盛りだった物件に9億円も出したものだな。何か裏があるんじゃないか?」

「あんなビルに9億も出すとは破格だが、M社は松竹のダミーなのでは?」

「そうかもしれないな。単品で買ったのでは、精々5〜6億がいい線だし、それを9億も出せるのは東劇ビルの建て替えを計画している松竹ぐらいだろうからな」

「R社は粗利で3億の儲けということになりますが、一体、誰が仲介の労を取ったのでしょうね?」

「噂では江部らしいんだが…」

「江部とくれば、お神酒徳利の元田や仲田も絡んでいなきゃおかしいのでは?」

「それが最近、何が原因なのか分からないが、ソッポを向きあっているというんだ」

「くっつくのも、離れるのも、すべての原因は『カネ』の亡者ばかりだ。どうせ江部が手数料の独り占めをしようとしたことで揉めているんじゃないかな」

「仲田だってツマ弾きにされたら黙っていないでしょう」

「目下、仲田は金主だった茨城県の暴力団・O組から引っ張ったカネの返済に追われてテンテコ舞いらしいから、それどころじゃないんじゃないか(笑)」

「カネの臭いがすれば真っ先に顔を出す今井と板垣はどうなんだ?」

「撒かぬ種は生えぬ。――あの迷コンビも最近、身辺何かと騒がしい国重某が副会長を務めているG商事から追い込まれて青くなってるし…」

「つくづく思うのは、事件屋、仕事師、詐欺師と呼ばれる方々はホントにタフというか、追い込まれようと、どつかれようが蛙の面にションベン。ケロッとしてるんですから、私には到底、真似ができません(笑)」

「最後には、イザとなったら110番。『お巡りさん、助けて〜』なんだから、ホント、タチが悪いよなあ(笑)」

「まさしく忘八集団。アイツらに『里見八犬伝』を読ませたいね」

「Dさん、遅いですねえ。年齢も年齢だから、途中で倒れてるんじゃないですか?」

「善人ほど早くお迎えが来ると言われてますからね。Dさんは、まだまだ大丈夫ですよ(笑)」

「とすると、俺はそろそろかもな?」

「Aさん、冗談はヨシコさんですよ」

[Dさんが、ようやく到着したようです」

「遅くなってすみません。いやあ、事務所を出る時に丁度、東京地検特捜部が捜査しているT建設が不渡りを出したという話が飛び込んできたもので…」

「とうとう出たか!」

「それも僅か200万円の手形が飛んだというんですから…」

「他人を呪わば穴ふたつ!――伊予の女傑の勝ちというわけだ」

「そろそろ時間ですけど…」

「申し訳ない。千本桜リゾートの件については、次回バッチリやらせて戴きますから…。今日はとりあえず問題会社の登記簿謄本を次回のレジュメとしてお渡ししておきます」

「どれどれ。――(合)ダイナミックエナジー〔千代田区・山中正〕、(株)和〔千代田区・江川美博〕、小野町太陽光(合)〔中央区・菅沼 栄〕、(株)大豆本舗〔栃木県那須烏山市・東郷延泰、菅沼 栄、中津 裕〕、小野町バイオ(合)〔中央区〕センチュリー・エナジー(株)〔千代田区・山中 正〕――どれもこれも怪しい会社ばかりだな」

「来週のDさんに期待して、本日はこれにて…」


――ありがとうございました。夜は冷えます。寄り道などして風邪など召さぬようくれぐれもお気をつけください」




 

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 09:26 | comments(0) | -
第46回・記者クラブ楽屋裏座談会
第46回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民ぽTV記者 D:フリー記者 E:風俗誌記者

――異常気象に歩調を合わせるかのように、ロシア、フィリピン、トルコに続いてアメリカにも暴れん坊大統領が出現。過激な発言が毎日のようにマスコミ紙面をにぎわせています。異常気象は必ず食糧危機をもたらします。そして食糧危機は、早晩「戦争」につながることを歴史は物語っています。然るに、飽食の国・日本には「享楽的な話題」を論じる評論家はたくさんいても、「食糧問題」を正面から論じる識者はマスコミに登場しません。理屈と膏薬はどこにでもつきます。常に戦争は巧妙に作られた「大義」によって引き起こされてきました。戦争のための、もっともらしい「大義」を掲げるのが、暴れん坊たちの役割かもしれません。――お寒い中、お越しいただきありがとうございます。本日もよろしくお願いします。


「格調高い前置きに続いて、事件屋だ、詐欺師だと口角泡を飛ばすのも何だかなあ?(笑)という気がしないでもないが…」

「まったくです(笑)」

「とはいえ『犯罪は時代の映し絵』という言葉もあるし、大マスコミが報道しようとしない埋もれた事件をシコシコと発掘するのが当欄の使命だと思うよ」

「ということで、気を取り直して…(笑)。前回までは、Bさんの精力的取材による、福島GS事件を中心に銀座中央ビル(銀座九龍ビル)、さらには所有者が白骨死体で発見された銀座4丁目事件に関与した高橋利久、元田幸一、江部勝幸、山田 登、廣田 保、河原浩二、塩田憲治、上田謙司、仲田友良、今井 洋、板垣政則など事件屋稼業のベテランたちに登場して取り上げてきましたが、今回は、これまた有名物件化したゴルフ場を運営する『千本桜リゾート』(福島県田村郡小野町)に関係する怪人脈にスポットライトを当てたいと思います」

「古いよなあ、千本桜は。まだゴチャゴチャやってるの?」

「東日本大震災前はゴルフ場だ、ホテルだと騒いでいましたが、震災後は太陽光発電だ、復興工事の作業員宿舎だと、ややこしい人間たちが、入れ替わり立ち替わり登場。立派な活火山状態です」

「ふるさと牧場、ジェイユーエフカインズ、ジャパンメディカルシステムズ、ヤマシナ、パインマーシュゴルフ場、テシコ、マーサキャピタル、ミナミ建設、ヴィラビンタンホテル、銀河技研などが活躍していた時代に取材したことがありましたが、さすがに福島原発事故で"終戦"になったと思っていたのに、今度は太陽光発電で事件の舞台になるとは!彼らの逞しさには脱帽です(笑)」

「千本桜は永遠に不滅です!(笑)」


「牧田覚三郎、羽鳥勝富、南 勇次、桑原 功、山田圭佑、豊田正信、小野寺幹夫――懐かしい名前だなあ」

「その時代のメンバーのうち、数名はまだ渋太く頑張っていますが、大半は交代して新たな事件を製造中です」

「今や、太陽光発電を謳い文句にした詐欺事件が多発しているが、新メンバーもまた詐欺師ばかりなの?」

「まともなのは少ないというか、いないですね(笑)」

「リーダーというか、中心人物は誰なの?」

「何と言っても、J・S・Oフロンティアの3人組。岡崎俊城、中津史郎、菅沼 栄でしょう」

岡崎俊城って、どこかで聞いた名前だけど…」

「学習院卒。現在75歳。元日本航空アムステルダム支店長、ハワイ支店長、常務、日本アジア航空社長、ジャルセールス社長、JALUX社長。父親は元衆院議員というサラブレッドですよ」


「あの岡崎か!――確か、ハワイ支店長時代にホノルルマラソンを企画したと、どこかの雑誌で自慢していたけど、それが今では事件屋の仲間入りかい。そんな御仁が常務とは、JALが潰れるのも無理もないな(笑)」

「岡崎は、武蔵小山だったかなあ、あの辺りに酌婦と××できる料亭が何軒かあったのですが、そこへよく当時の運輸省の役人や政治家と遊びに来てましたよ」

「Eさんは、随分と古い話を知ってるねえ(笑)」

「肝腎なことはすぐ忘れるのですが、政・官・財のそちら方面にかけては、なぜか記憶力がいいんですよね(笑)」

「岡崎は、結構な発展家で、現在も愛人を囲っていますよ。奥さんが病弱なこともあるんでしょうが、一時は菅沼も愛人だったと
言う人もいました」

「菅沼って女性ですか?」

「大企業のやり手秘書みたいにキャリアウーマン然としていますが、実に嫌味な女ですよ。今は、バイグラでも追いつかなくな
った〇岡崎から中津に乗り換えたと専らの噂です」

「いやはや、色と欲との二人連れ。おぞましい限りだなあ(苦笑)」

「しかし、ワルはワルでも岡崎は神輿。その神輿を担いでいる中津こそが一番の悪党ですね」

「中津というのも耳にしたことがあるような?――そうだ、詩吟の東郷先生の自宅(中野区)を騙して売り飛ばした奴だ」

「それは初耳です」

「この前死んだ坂上雅夫や新橋4丁目事件で名前の挙がっている千葉正一と計画を練り、東郷先生の孫を菅沼が色仕掛けで誑し込
んでテンプラ話に引きずり込んで、叩き売っても1億は下らない自宅を詐取した極悪人だよ」

「まるでドラマ。中村主水の出番ですね」

「とにかく、J・S・Oフロンティアをめぐる悪辣な事件はテンコ盛りです。次回は、そのひとつひとつについて順を追って解説
したいと思っています。乞、ご期待です」



――Dさんの次回の解説に期待して、本日はこれにて。ありがとうございました。








 
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 16:14 | comments(0) | -
第45回・記者クラブ楽屋裏座談会
第45回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――今年も余すところ40日となりました。振り返れば、これまで「325日」は何をしたのか?徒に馬齢を重ねた虚しさを痛感する年の瀬です。本日もよろしくお願いします。

「いやあ、まったくだ。今年は大したスクープもなく、無駄飯食いの1年だったな」

「上に同じです。どうでもいいような事件が多かったこともありますが、スカッとしないつまらない年でした」

「事件が少なくなるのは結構なことですが、摘発されて然るべき事件がウヤムヤになることが多かったような気がします」

「捜査能力が落ちたのか、それともややこしい事件には関わりたくないのか。あるいは事件を起こす側がお利口になったのか。東京地検特捜部など、いまだに眠れる獅子ですし…」

「現在は時代の曲がり角だ。油断大敵、初めチョロチョロ、中パッパッ。そのうちドカンと大きな事件が起こるかもしれないぞ。最後まで気を引き締めるように…な〜んちゃって!」

「ところで、当欄で何度も取り上げた銀座中央ビルだが、横浜のR社が売却したらしい?との噂が飛んでいるぞ」

「え〜っ!初耳です。早速、謄本を確認してみますが、さすがのH氏も身辺何かと多忙の折だけに、さっさと手放したのかもしれませんね」

「これで偽の買付証明書騒動が一段落するか、選手交代で新手の仕事師が出てくるか。引き続き注目だな」

「当座談会で、これだけ悪行を暴露しても、元田幸一や仲田友良、上田憲司などはチョロチョロしていると耳にしましたが、ホント懲りない野郎ばかりですね」

「面の皮が鉄板どころか、チタンで出来てますから…(笑)」

「司法書士の塩田憲治だけは、保釈が利かず、まだ高松にいるらしいね?」

「そのようです。何しろ、新橋4丁目事件の重要参考人ですからね」

「塩田の供述次第では、仲田や上田も塀の中かな?」

「捜査関係者は『アイツらだけは、絶対に懲役に行かせる』と息巻いているそうですから、可能性は大じゃないですかね」

「道理で、その前にひと仕事企んでいるのかもしれません」

「暴力団筋に太いパイプを持つと言われている江部勝幸も最近、臭い動きをしているみたいですが、また兄貴格の高橋利久と良からぬ計画を練っていると専らの噂です」

「そういえば、傷害事件で公判中だった『登記の魔術師』に判決が下りたそうだが…」

「求刑2年6月に対して、懲役2年6月、執行猶予4年でした」

「執行猶予4年とは、ギリギリだな」

「それでも小野塚自身は、『俺は無罪だ。控訴する』と息まいているそうです」

「バカだな!」

「実刑確実と予想するムキも多かったのに、執行猶予とは被害者のK氏と示談が成立したのですか?」

「いえ。無罪を主張しているわけですから…。でもK氏が関知しないところでは自推他推の示談話が出回っていますね」

「葬式の香典泥棒並みのゲス野郎ばかりで、悪人道も地に墜ちたな」

「盗人にも三分の理。昔は悪党にもそれなりの矜持がありましたが、今は三分どころか皆無ですね」

――今年の座談会もあと4回。次回もまた新鮮なネタの提供を期待して、本日はこれにて。ありがとうございました。
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:19 | comments(0) | -
第44回・記者クラブ楽屋裏座談会

第44回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――駆け足どころか、全速力。秋の風情を味わう間もなく、すっかり冬になってしまいました。先週の私の旧富士銀行・斎藤征一総務部長代理についての戯言に対して「斎藤だけでなく、彼の上司だった山崎猛総務副部長にも触れて欲しい」というご意見が寄せられたそうですが、記憶を喚起したうえで後日、当欄でお話したいと思っています。――お待たせしました。本日もよろしくお願いします。

「先週から、また銀座中央ビルの新しい買付証明書が出回っているらしいが、仲田友良、元田幸一の仕業かね?」

「可能性はないとは言えないけど、仲田は新橋4丁目事件で身動きできないし、元田は元田で、高松の会社乗っ取り事件の公判やGS福島ビルの裁判で忙しいし、今度の買付証明は別人じゃないでしょうか。どうせインチキでしょうけどね」

「今井洋の可能性はないかな?名前こそ出なかったが、アイツも事件に噛んでいたはずだけど…」

「名前が出ていたのは、この間まで盟友だったランドバリューの板垣政明ですが、裏ではしっかりつるんでいました」

「T社から2000万円つまんだ件だな」

「他の事件でも、板垣という名前はよく耳にしましたが、板垣というのは何者ですか?」

「今井のダミーというか、スタントマンですね」

「先程、『盟友だった』と過去形でしたが…」

「今井がスタントマンのギャラを満足に払わないので、つい最近、袂を別ったそうです」

「今井は、そんなに金欠なのかい?」

「先客どころか、今や『債権者万来状態』ですから、相当に詰まっているんじゃないですかね」

「この前も、赤坂を女連れでフラフラしていたけど…」

「韓国クラブ通いはビョーキですから…(笑)」

「借金は返さないくせに、赤坂通いは止められないなんて、アホだな」

[そのくせ、強く迫ると、開き直るし、すぐに110番。『ゲスの極み事件屋』ですね」

「しかし、そんなゲス野郎とコンビを組んでいたなんて、板垣もどうかしているんじゃ」

「裏で今井が絵を描いて、契約書などには板垣が署名する。そして戦果の大半を今井が取って、そのおこぼれを頂戴するというのが彼らのパターンですね」

「なぜ、今井は堂々と名前を出さないの?」

「悪名が知れ渡っているから、そのダミーとして板垣が代打ちするんです(笑)」

「形はどうあれ、今井がキチンとすれば結果オーライですけど、もしトラブルになったら板垣が責められるんじゃ?」

「そうですけど、板垣は板垣で、『ああでもない、こうでもない』ってのらりくらり。債権者がシビレを切らすのを待って、ようやく今井が登場。分割だ、ヘチマだと能書きを垂れてグズグズにするというのが、ふたりの作戦なんです」

「そんな姑息なことばかりしていると、いずれは天罰が当たるのに…」

「今井は渦中の『新橋4丁目事件』には噛んでいないのかね?」

「噛もうとしていたそうですが、直前でT女史の失踪が話題になり、泣く泣く、手を引いたそうです」

「その『新橋4丁目事件』ですが、仲田は大丈夫なんですか?」

「大丈夫なはずがないじゃないですか!今年の仲田は天中殺。そのうちアウトになりますよ」

「仲田も天中殺だろ」

「そういえば元田も天中殺ですよ」

「『高松・会社乗っ取り事件』では、元田・上田(謙司)・塩田(憲治)は懲役の可能性が濃厚と言われてますからね」

「懲役以外ないだろう。あれで執行猶予の判決が出るとしたら裁判官が脳軟化の場合だけだろう」

「話は戻りますが、板垣って、どんな人物ですか?」

「昔は、あの登記の魔術師こと小野塚清とコンビを組んでいたのですが、トレードで今井事務所に入団したのです。PCは使えるし事務能力は抜群。有能な事務方ですよ」

「小野塚と言えば、ボツボツ、判決じゃないのか?」

「確か17日だと思いますが…」

「今度ばかりは年貢の納め時期だろうな」

「多分…」

「しかし、類は類を呼ぶと言うけど、不動産絡みの事件屋、詐欺師は一堂に会するんだな(笑)」

――本日も面白いお話をありがとうございました。どうか風邪を引かないよう気をつけて下さい。

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:38 | comments(0) | -
第43回・記者クラブ楽屋裏座談会
第43回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――銀行員は、「銀行に入ったからには支店長になる」のが夢のひとつでした。ところが、今はどうでしょう。「40歳になったら肩叩きが始まり、45歳になったら関連会社か、取引先に転籍」というのが、当たり前になりました。

別に不祥事を起こさなくても事実上の「追放」です。コンピューターの進歩で今までのように支店が要らなくなったのです。昔は「ドブ」と呼んでいた窓口業務はCDをズラリと並べておけば十分なのです。余談ですが、「ドブ」に来るお客様を「ゴミ」と呼んでいました。失礼な話ですが、そうすると窓口の女の子は、「ゴミ拾いの清掃員」です。支店がなくなれば、支店長も不要です。

期待に胸を膨らませても「支店長になるという夢」は細くなるばかりです。銀行はなくならないでしょうが、銀行員は「斜陽職業」です。「融資の判断」もコンピューターが判断するのですから、銀行員の出る幕はありません。人材より、性能の良いコンピューターを設置する方が、ずっと効率的なのです。

総会屋全盛時代には、彼らを懐柔する「総務部」は隠れた出世ポストでした。さすがに銀行では「汚れ役」の彼らが銀行で役員になることは滅多にありませんでしたが、関連会社や取引先では、役員で迎えられました。頭取たちを混乱総会から守ったという論功行賞というわけです。

その昔、旧富士銀行には「斎藤征一」という赤ら顔の部長代理がいました。顔が赤いのは、毎晩のように下町を縄張りにするK会・M一家の綿々と豪遊していたからです。その斎藤の利益供与の方法は、現金はもちろん、系列のDCカードを彼らに渡していました。

審査でハネられる彼らにとっては、カードはシノギの道具として、ありがたいものでした。買い物をするのではなく、キャッシングのためです。キャッシングで枠一杯の現金を借り入れ、それをトイチ、トサンの高利で貸し付けるのです。トイチですから、回収がうまくいけば、カードの決済日までに4回転することができます。総会屋にとって斎藤は実にありがたい存在だったのです。

富士銀行の株主総会が荒れたことがなかったのは、斎藤のこんな「利益供与」があったからです。その斎藤は、総務部長代理のあと、目黒にある銀行系列のコンピューター会社の社長として天下りしました。彼は高卒です。東大、京大、一橋がゴロゴロいる富士銀行では、高卒はゴミ扱いです。それが、系列とはいえ、社長ですから大出世です。

いかに斎藤が役員たちの脛の傷を握っていたか、分かろうというものです。現在なら考えられないでしょうが、すべて事実。古き良き時代の話です。お越しいただいた皆様をさしおいて、昔話が長くなりました。――本日もよろしくお願い致します。



「いやあ、今日の司会者の前置きはなかなかにディ―プな話。今の若い記者には分からないことだろうが、『法人』だって法律によって作られた『人』。飯も食えば糞も垂れる。違法行為とはいえ、昔の企業には人間味が感じられたけどな」

「それに引き換え、今の『法人』は、コンプライアンスという"おむつ"を履いているのか、『糞なんか致しません』と澄ました顔をしているが、それだけに『臭いますよ』と言われても、『知らぬ存ぜぬ』とトボケ通し、『それ以上言うと告訴しますよ』と逆切れするんだから陰湿だよな」

「陰湿といえば、昔の事件屋は、まだ名人気質があったというか、取材していても無形文化財的な雰囲気がありましたが、最近の事件屋には、そういう要素はほとんど感じられません」

「そうだな。仮に『事件屋道』というのがあるとすれば、昨今の事件屋は全員が外道。特に福島GS事件で活躍した元田幸一や高橋利久、江部勝幸、山田登、それに彼らの手先になっている司法書士の塩田憲治なんて、外道の中でも別格の外道だな」

「その塩田ですが、新橋4丁目事件では、偽物の高橋女史を弁護士事務所に同道。登記事務全般を担当していたことが分かりました」

「塩田は、高松会社謄本偽造事件でも元田、上田と一緒に逮捕されているし、脇役というより主役級ですね」

「愛宕署の事情聴取でも、塩田はあっさりと『偽造書類で登記した』と謳ったと言われており、松田和之や仲田友良も顔色は悪いと専らの評判です」

「しかし、福島、銀座、高松と彼らの全国規模のネットワークには感心させられますね」


「点と線――松本清張の小説みたいですね」

「ギャツビーみたいな華麗な騙しならまだしも、強行犯罪まで絡ませては詐欺師とはいえません。完全に強盗殺人です」

「またぞろ、銀座中央ビルの売り渡し承諾書や買付証明書が氾濫しているそうです」

「先週も報告したのに、ホント、懲りない面々ばかりですねえ」

「松竹に購入したい気持ちはあっても、こう反社勢力ばかりがウヨウヨしていては、さすがに無理だろう」

「ビルの新所有者のR氏もカジノ絡みのゴタゴタで、拉致されたり、拳銃を突き付けられたりでは、不動産売買どころではないだろう」

「こういう外道が闊歩するのも刑罰が重いからでしょう。1億当たり10年ぐらいにすれば少しは減るんじゃないでしょうか」

「理屈ではそうですが、そんなに簡単ではないと思いますよ。物件物色班、偽造班、なりすまし班、登記班、実行班と振り込め詐欺と同じで、分業システムですから、知らない、分からないと言われたら、公判の維持は無理。ますます知能犯化、潜在化するだけだと思いますよ」

「いやあ、『どうすりゃいいんだ、思案橋』だな(笑)」

「今日は時間の都合で取り上げることが出来ませんでしたが、来週こそ『福島・千本桜ゴルフ事件』について報告したいと思っています。この事件も事件道から外れた外道ばかりです。乞、ご期待です」

――今日は少しおしゃべりが過ぎました。これに懲りず、来週もよろしくお願いします。

 
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:26 | comments(0) | -