【敬天新聞社より】
このコーナーでは、各方面で活躍されておりますジャーナリストや情報通の方々に、座談会形式で好きなように語って頂きます。
何かの理由でお蔵入りになった話などを好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えております。

【A:全国紙記者  B:週刊誌記者  C:民放TV記者  D: フリー記者】代表挨拶
―『敬天新聞』の軒下三寸借り受けまして新しいブログを開設することになりました。「夜討ち朝駆け」の毎日、ご多忙中とは存じますが、諸般の事情で書けなかった記事、既に報道された記事の裏話、あるいは陽の目を見ることなく埋もれてしまった事件など、タブーに臆することなく談論風発、大いに内幕を暴露して戴きたいと思います。
第57回・記者クラブ楽屋裏座談会

第57回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――連日の米国・トランプ大統領の暴言ショーに辟易としているところに飛び込んできたのが、金正恩・北朝鮮労働委員長の異母兄・金正男氏がマレーシアの空港で暗殺されるという衝撃的な事件。さながら必殺仕掛人。母は違えども、権力保持のために血を分けた兄を白昼の飛行場で毒針でブスッとは!「あの国なら、さもありなん!」と誰しもが納得顔なれど、国家なるもの、分かり易いか、分かり難いかの違いだけで、北朝鮮に限らず非情なもの。イザとなれば、「地球より重いはずの人間の命」もヘリウムガス以上の軽さになるのは洋の東西を問わずよくあること。歴史を遡ればもちろん我が国も例外に非ず。折しも衆院予算委員会では、南スーダンに派遣された自衛隊のPKO活動をめぐって「戦闘だ」、「衝突だ」と言葉の遊び。こんな体たらくで、果たしてこの激動の時代を乗り切れるのでしょうか。――本日もよろしくお願いします。

「年度末の棚卸しなのでしょうか、事件事件であわただしい毎日です。いち早くサンケイ新聞が報道していた地面師事件ですが、先週になってようやく詐欺師6人組の逮捕が発表されました。捜査2課の根気強い捜査の賜物ですが、誰なんですか、逮捕された6人って? 報道されたのは、聞いたことがない2人だけでしたが…」

「会社役員・宮田康徳、司法書士・亀野裕之は記事にもなっていたが、残りは会社役員・松本哲、団体職員・岩佐 彰巳、会社員・田村久彰、無職・高橋利久だ」

「高橋利久ですって!――地面師界でその名を知られた総武線グループのリーダー・高橋を『その他』の中に入れるなんて、高橋に失礼ですよね(笑)。それとも当局に何か魂胆があるのでしょうかね?」

「記者倶楽部なんて、今はお行儀のよい記者ばかりだから、大物と小物の区別ができないんだろうが(笑)、捜査2課はテンコ盛りの余罪捜査のために意図的に小物として発表したのかもしれないな」

「高橋は『電通ワークス事件』で新宿グループの津田悦資らとともに逮捕されたものの裁判では無罪。担当部署は違えども、今回の逮捕で当局にヤマを返されてしまいましたね」

「高橋も今年で68歳。おそらく高齢者になるまで塀の中だろうな」

「ところで、ガタガタの東芝の陰に隠れて一部のネットメディアでしか報道されていませんが、創業85年、破砕機の老舗・郷鉄工所(本社・岐阜県、林直樹社長)が監理ポスト入り。証券会計者の間で、カウントダウン開始が口端に上り始めました」

「社歴は一人前だが、あんなガタガタの会社を『東芝』と並べて論ずるのはおこがましい限りだが(笑)、かつては"中部の雄"として名を馳せた名門企業だったのに、今や株価も60円ワレ。いよいよかもしれんな」

「同社のW経理部長は本社用地を売却すれば、債務超過を埋められると言ってましたが、難航しているのでしょうかね」

「何事も予定は未定だ。いくら銀行から見放されているとはいえ、そもそもが"資本のハイエナ"の異名をとる松尾隆や"インチキ華僑"の葉剣英あたりに資金調達を依頼すること自体、上場企業の資格なしだ」

「松尾なんか、専務の田中桂一と並んで大きい顔して役員会に出席していたそうですから、デタラメです」

「確か、田中は『コンプライアンス委員長』という肩書を持っているにもかかわらず、シャーシャーと松尾をアドバイザーに指名、ご託宣を仰いでいるというんだから、世間知らずというか、ハッキリ言ってアホだな」

「スケールは段違いですが、松尾と葉のふたりは、あの『イトマン』を食い散らかした伊藤某、許某と似たような役回りのような気がしますが…」

「同社関係者の中には『今までも低空飛行だったが、石川歩を役員に迎えた頃から急に会社がおかしくなった』という声も聞かれます」

「『郷鉄工所』が死に体だったのは、前社長・長瀬隆雄の時代からだが、その長瀬が腎臓病でダウン。だからこそ、ワラをも掴む思いで石川みたいな"厄ネタ"に縋ったんだろうが、傷口を深くしただけだ」

「石川の肩書のひとつは『新事業開発本部長』だが、この際『倒産促進部長』と変えるべきじゃないのか(笑)」

「余談ですが、長瀬社長時代に粉飾決算の片棒を担いでいたのが、長瀬の刎頚之友を自任する西山某です。こいつは平気で人を裏切る悪党ですが、長瀬のために架空売り上げに協力。結構、甘い汁を吸ったようです」

「まだ未確認なのですが、社内から『江東区内にスクラップが数万トン保管されているのだが、それを一部役員がドサクサ紛れに処分、カネに替えようという不穏な動きがある』という証言があったのですが…」

「事実とすれば由々しき問題だ。近々の倒産を見越した会社資産の処分?かもな。ところで、その保管場所というのは何処なんだ?」

「まだ正確な番地までは分からないんですが、田中の親族が所有する土地?との指摘もあります」

「とすれば、田中もグルかもな? 引き続き取材を進めてくれよ」

「それにしても、説明のつかない手形、小切手が11億円も振り出されていたことで決算発表ができないなんて、それだけでも上場廃止でしょう」

「好意的に解釈すれば、毎月の給料や運転資金調達のために振り出したのかもしれないが、そんな大胆なことを平気で出来るのは松尾ぐらいだろう(笑)」

「郷鉄工所には、それなりの技術力があるのだから、もっと早い時期に民事再生法でも申請しておけば、上場廃止は仕方ないにしても、会社としては生き延びる道もあったのに、ここまで汚れたのでは万事休す。南無阿弥陀仏だろうな」

――今日の内容は、近年にないディ―プな内幕開陳。ありがとうございました。

 

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 06:56 | comments(0) | -
第56回・記者クラブ楽屋裏座談会
第56回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――我らが安倍総理が訪問中の米国で大歓待を受けたとの大報道。ホントかな?ゴルフをしながら無理難題を押し付けられたのでは?随行する記者たちの報道だけが頼りだが、彼らのアゴ、アシ、マクラ代は何処から出ているのか?
もし、こうした費用まで外遊費用に含まれているとしたら、悪口は書けないはず。彼らの記事はチョーチン記事かもしれません。さて、国内に目を転じれば、衆院予算委員会では「共謀罪」と「戦闘行為」をめぐる珍答弁、怪答弁で金田法相、稲田防衛相が集中砲火を浴びて立ち往生。まともな答弁ができない法相もさることながら、防衛相の「『戦闘行為』と言ったら憲法9条違反になるので『武力衝突』と言った」との居直り答弁は何をか況や。加えて統合幕僚長の自衛隊員の命より御身大事の「大本営発表」には愕然。これでは仮に「戦死」でも「自殺」「事故」で片付けられるのでは?――いやはや、いやはや!一体、日本丸は21世紀の海を無事に航海できるのでしょうか。



「Aさんが10分ほど遅刻するようなので『鬼の居ぬ間に洗濯』(笑)。今日は前置き抜きで、本来のテーマである『巷を跋扈する事件屋』たちを俎上に乗せたいと思います」

「早速ですが、この前、サンケイ新聞が社会面で『地面師6人逮捕』を報じていましたが、誰なんですかね?」

「まだまだ逮捕する奴がいるとかで会見すらしていないので詳細は分からないが、以前、Aホテルを引っ掛けたグループのようだ」

「Aホテルだとすると、溜池駅近くの駐車場ですかね?もし、そうだとすると被害額は9億円近かったと記憶していますが、M会長が最期まで被害届を出さなかったので、とうとう事件にはなりませんでした」

「いくら躍進著しいとはいえ、なぜAホテルは被害届を出さなかったのでしょうかね?」

「あそこは常に地面師との間にダミー会社を入れて取引するので、確かに直接の被害者ではないのだが、それにしても9億円も騙されて被害届を出さないのは面妖だ」

「一説には、Aホテルが用地を購入する際には、間にダミー会社を入れて、書類上は決まって相場より高い価格で購入、その差額をM会長に還流させているらしいのですが、そのカラクリがバレるのを嫌がったのでは?と言われています」

「とすると、先の9億円は間に入れたダミー会社に対する不良債権として損金処理するわけだ」

「オッ、Aさんのご到来だ」

「いやあ、うっかりして。すまん、すまん」

「駆けつけ一杯ならぬ、駆けつけ一発。何か、真新しい事件屋ネタはないんですか?」

「う〜ん、真新しいネタねェ。そうだ、例の銀座九龍ビルに一時、デカい面して出入りしていたムラサキ頭巾こと、柴垣信徳こと昭人なんかどうかな」

「いいですねえ。この前も、かつて都議会のドンとして権勢を誇っていた公明党のF元都議と一緒に写った写真を持ってカモを探してフラフラしていていましたよ」

「ヒョロとしたヤサ男で紺の背広姿。とても大詐欺師には見えないんだが、とにかくアイツは根っからのワルだな。熊本の出身で、九州一円はもちろん、被害者は全国区。拓大人脈を利用して、国会議員からヤクザの親分まで総ナメだ。よく70歳を越えるまで命があったと感心させられるよ」

「当然、前はあるんだろう」

「2000年頃かな、元東京都副知事で公明党の参院議員・T某や元自民党衆院議員・S某、同郷の元参院議員・M某の名前をふんだんに使って、中小企業への貸し渋り対策として設けられた融資保証制度を悪用。決算書類や納税証明書を偽造して、食いも食ったり〆て15億円。あまりにも悪質ということで懲役10年の強者だ」

「たいしたもんだな(笑)」

「今は豊島区内のお化け屋敷みたいな一軒家に住んでいるが、言うことは宇宙規模。マカオのカジノ王・S某に資産運用を任されているとか、M製菓のM一族とは昵懇だとか、挙句の果てには富山湾の金塊引き揚げとか、インドネシアの金鉱山の買収など幼稚園児も噴き出してしまうような大嘘を真顔で口にするもんだから、一部では『悪い薬でもやっているんじゃないか』と専らの噂だ」

「いるんですね、そんな輩が!」

「さすがはAさんらしい怪情報を拝聴したところで時間になりました」

――本日もまた面白いネタ満載の座談会でした。ありがとうございました。
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 06:41 | comments(0) | -
第55回・記者クラブ楽屋裏座談会

第55回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――有言実行といえば聞こえはいいのですが、"傍若無人大統領"の相変わらずの指先コメントが連日、世界を騒がせています。そういう情勢の中、我らが安倍首相は、さながら"下駄の雪"と揶揄されるほどに何でもイエッサー。今週末には訪米、トランプ大統領とゴルフに興じるとか。それはそれで意義のあることなのでしょうが、国内に目を転じれば、たとえば衆院予算委員会の共謀罪に関する質疑ひとつとってもシッチャカメッチャカ。悪徳奉行丸出しのご面相の法務大臣が答弁に窮した挙句、質問回避を懇願する文書を配布するなど、幼稚園児でも嗤ってしまう醜態の連続です。本来なら、こうした政府のデタラメさ加減を徹底的に追及しなければならない大メディアは、悲しいかな、見事に自己規制のオンパレード。「治にあって報道の自由を声高に叫び、乱にあっては沈黙を守る」――さながら戦前回帰の様相を呈しつつあります。我が国の報道の自由度は、2010年には11位だったのが、昨年は72位に急降下。おそらく今年は3桁になるのでは?と指摘するムキも少なくありません。こんな体たらくで、北朝鮮がどうの、中国がこうの、と批判する資格はないと思いますが、如何でしょうか。なお、Dさんは未だインフルエンザが快癒せずということで本日も欠席ですが、よろしくお願いします。


「恐るべし百合子旋風!――注目の千代田区長選は、気持ちが良いほどの大差で現職の石川雅巳候補が勝利しました」

「選挙前から石川氏の当選は確実視されていたが、まさにぶっちぎり。与謝野 信候補の3.4倍もの票を集めて当選するとは…」

「与謝野晶子の孫、与謝野馨の甥という"ブランド"も小池知事の勢いの前では形無し。泡沫扱いの五十嵐立青候補と変わらない得票では、可哀そうに赤っ恥を掻くために立候補したようなものだな」

「与謝野氏は必死の形相で『代理戦争ではない』と訴えていましたが、小池都知事は、あっさりと『これは代理戦争です』と宣戦布告。マスコミの扱い方を知り尽くした手法はさすがでした」

「『満つれば欠ける』のが世の習いとはいえ、あれだけ"都議会のガン"扱いされては、ハナから勝ち目ナシ。ドンの引退は確実ですね」

「引退だけで済めばいいが、"百合子砲"の追撃は、これで撃ち方止めとはならないだろうな」

「どういう意味ですか?」

「都庁関係者によれば、『豊洲への移転はほぼなくなった。既に水面下で大手物流会社と売却交渉を始めている』とのこと。仮に成約すれば、相当な売却損が出るのは確実なだけに、その批判を豊洲市場建設に関係した歴代知事や都議会議員のせいにするためには、ここで手を緩めることはしないだろう」

「ところで、第三の男として突然、名乗りをあげた五十嵐朝青候補ですが、勝ち目もないのに立候補した目的は何だったのでしょうか?」

「昨年、つくば市長選で実弟の立青氏が当選したことで、後に続けとばかりに奮起したのでしょうか?」

「まさか。次を狙った"顔見せ出馬"だろう。その弟にしても、市長選の前に自身が代表を務める障害者施設の補助金をめぐって『詐欺だ、ヘチマだ』と騒がれたが、五十嵐家は政治家を"家業"とするつもりかもな」

「『しがらみがない』といえば聞こえは良いが、政治の役目は、理想を語ることではなく、諸々の利害を調整することだ。それなのに人情の機微が分からない素人が、就活のつもりでイージーに立候補する風潮が政治の劣化に拍車をかけているんじゃないかな」

「以前、政治塾を主宰している人物に取材したことがあるのですが、『県議なり、市議なりに当選した後で、ウチに学びに来る生徒が多い』と笑っていましたよ」

「その塾では、どんなことを教えるのですか」

「県政、市政に必要な知識を学びに来るのならまだしも、『イランはどこですか、国連とは何ですか』など小学生並みの講義でも、頭を抱える塾生が多いと呆れていましたね」

「ところで、5選を果たした石川雅巳区長だが、小池都知事の応援のお陰でクリーンなイメージに包まれているが、元は都庁官僚。かつてはドンの盟友として石原氏の腹心・浜渦武生元副知事の追い落としに加担した策士だ。その後、ドンとも利権のもつれで袂を別ったことで、今回は小池都知事が担ぐ神輿に乗ったが、お世辞にも『都民ファースト』の具現者とは言えないな」

「75歳の古狸でも"百合子マジック"にかかれば、たちまちにして"都民の味方"なんだから、ホント、バカバカしい限りだが、これが政治の実態だよ」

「『政治家を見たら嘘つき』と思えですね」

「『嘘つきは泥棒の始まり』ですよ」

「とすると、三段論法で『政治家を見たら泥棒と思え』となりますが…」

「それも税金泥棒だな(笑)」

――今夜は格別の寒さです。くれぐれも風邪を引かないように気をつけてください。ご苦労様でした。

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 08:45 | comments(0) | -
第54回・記者クラブ楽屋裏座談会

第54回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者 E:風俗誌記者

――「アメリカ第一主義」を掲げて言いたい放題、連日のように米国・トランプ大統領の期待を裏切らない暴れん坊ぶりが報道されています。まるで、これまでの常識を根底から覆す横車を押すかのような"つぶやき"が、世界中にさらなる混迷をもたらすのは必至の情勢です。もちろん我が国に対しても無理難題をふっかけて来るのは明らかで、「株が騰がった、騰がった」と調子に乗っていると、足許をすくわれかねないことを肝に銘じておくべきでしょう。前置きはこれぐらいにして、本日もよろしくお願いします。なお、今日のメイン・プログラムは、昨年末から延び延びになっている『千本桜リゾート』についてのレポートの予定でしたが、先程、Dさんからインフルエンザでダウンとの連絡がありました。恐縮ですが、別の話題に差し替えて頂きたくお願いします。

「夜な夜な、ふらついている俺ががピンピンしているのに、健康自慢のDさんが真っ先に罹るとは、バカは風邪をひかないというのは、やっぱり本当だな(笑)」

「もしそうなら、私が一番最初に罹らなきゃいけないはずなんですが…(笑)」

「冗談にしろ、そこまで言い切れるなんて、Bさんもどこかの国の総理大臣みたいだな(笑)」

「そのどこかの国の総理大臣については、トランプ大統領関連のニュースに押されてほとんど取り上げられませんが、大手メディアによる世論調査で軒並み60%以上の支持率とか?一体、どんな調査をすれば、あんな数字が出てくるのか、不思議でなりません」

「私なんか、今まで、ただの一度も調査を受けたことがありませんよ」

「余計なことを言ったばかりに、俺にお鉢が回って来てしまったな(笑)――詳しいことは分からないが、我が社の場合、原則電話でいくつかの質問をして意見を聞くことにしているみたいだよ」

「我が社と仰いますが、どうせ関連会社か、下請け会社に丸投げしてるんじゃないんですか?」

「よく知ってるじゃない(笑)。今日のEさんは、俺に恨みがあるような嫌な目つきだな(笑)」

「別にそんなつもりは毛頭ありませんよ(笑)。しかし、携帯電話が氾濫している今の時代、固定電話も少なくなってるし、ましてや日中、家庭にいるのは老人ばかりでしょう」

「言われてみれば、そうだよな」

「他人事みたいに言っちゃって…(笑)。それならそれで、調査した相手の年齢分布もキチンと言わなきゃおかしいですよ」

「Dさんが欠席したおかげで集中攻撃だな(笑)。ごもっともです」

「そもそも、世論調査って、何人ぐらいに電話を架けるのですか?」

「600人に当たれば、一応の傾向が出るといわれているから、中には答えてくれない人もいるだろうから、電話を架けるのは2000人ぐらいじゃないかな」

「要するに、世論調査の数字というのは『昼間在宅している600人の老人の意見』というわけですね」

「老人なんて質問の仕方で簡単に誘導できるし、せっかく電話を架けて来たんだからって迎合的な答えを出しそうだし…。それを、まるで年齢を問わず、『支持率は○○%です』なんて発表するのは、嘘ではないにしろ、実態を表しているとは思えません」

「一言もありませんな(笑)。俺が社長なら即刻、そんな世論調査を即刻、中止するのだが、『寄らば大樹の陰』を社是とする今の上層部に、そんな英断は望むべくもないな(笑)」

「世論調査のデタラメさはともかく…」

「Aさんのところだってウチと同じ手法で調査してるくせに、俺がBさんやEさんに苛められている時は沈黙の行なのに、今になってシタリ顔でしゃしゃり出てくるなんて狡いよなあ(笑)」

「いやいや、そんなつもりは(笑)。――真面目な話、そのどこかの国の総理大臣だけど、振り返ってみると、これまでの在任期間中、華々しいスロ−ガンの割には、アベノミクス然り、TPP法案然り、マイナス金利然り、伊勢志摩サミット然り、プーチン会談然り、拉致問題然り、その他諸々。成果らしい成果は何も残してないよな」

「そうですよね。やったことといえば、戦争法、年金カット法、それで現在は共謀罪。それなのに支持率60%超は、やっぱり変ですよね」

「今さらながらの話ですが、トランプ大統領が離脱を表明したTPP法案をどうして強行採決までして通したんですか?」

「アベノミクスの成長戦略の柱だと言い切ったことと、側近の甘利明担当相の収賄疑惑をウヤムヤにするための強行採決だろう。また、カジノ法案にシャカリキになったのも、TPPに代わる成長戦略の腹積もりだし。とにかく失敗しているのに、それを認めないし、すかさず次々と耳障りのいいアドバルーンを上げるのだから、国民は幻惑されてしまうんだろうな」

「鳴り物入りのプーチン会談も中身なし、衆参同時選挙のために世界経済危機を煽った伊勢志摩サミットも不発、拉致問題なんて完全に埋没。手形は全部不渡りだ」

「そんな状況で『一億総活躍時代』、『待機児童ゼロ』を口走って涼しい顔。掴みどころがないだけに厄介です」

「ある意味、トランプ大統領の暴言連発の恩恵を一番こうむっているのは、どこかの総理大臣かもしれませんね」

「その総理大臣が次に突進しようとしているのが、憲法改正だ。その障害になると思われた天皇陛下の生前退位問題は、ちゃっかりと有識者会議に任せて、責任を回避。どんな結論が出ようと、我関せずを決め込むつもりだろうが、実に老獪な作戦としか言いようがないな」

「国内外の諸問題を見渡せば『時代が段々悪くなる』ことは既定のコースだ。今こそ、我々マスコミがフンドシを締め直さなきゃとは思うけど…」

「銭湯の暖簾?――期待しないで検討を祈っています(笑)」

――来週はDさんも復帰すると思いますが、皆さんもインフルエンザにはくれぐれも気をつけて下さい。それでは、今日はこの辺で…。







 

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 09:15 | comments(0) | -
第53回・記者クラブ楽屋裏座談会

第53回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者 E:風俗誌記者

――先週20日、「アメリカ ファースト」を掲げるドナルド・トランプ氏が第45代米大統領の座につきました。それにしても就任式当日に1000人を越える反対デモ行進とは、さすがはアメリカ!(笑)。三本の矢、TPP、北方領土など度重なる失政にもNO!と言うことなく唯々諾々と「お上」の言うことに従うどこかの国とは大違い。その健全さには、かえってすがすがしさを感じます。
前口上はこれぐらいにして、本日もよろしくお願いします。


「本論の『千本桜リゾート疑惑』に入る前に、前回同様、まずは長老のAさんに一席お願いしたいのですが…」

「おいおい、年齢もそう違わないのに長老扱いはないだろう(笑)」

「腰抜けばかりの全国紙記者の中にあってAさんは例外中の例外。重要無形文化財なみの地獄耳は、我々にとっては尊敬できる先輩ですよ」

「おだてても、そうそうビッグなネタはないよ」

「Aさんの名は『書かない大物記者』として業界でも有名ですもの」

「それは買いかぶりだよ。『書かない』のではなく『書けない』のだよ。昔みたいに裏付けさえしっかり取れば自由に書けた時代と違って、今では絶対の自信作でも名誉棄損訴訟に腰が引けて"原稿チェック委員会"がノーと言えばノーなんだから、結果的に当局が発表した事件以外は書けないというのが実情だ」

「どうも最近の新聞に情熱が感じられないと思っていましたが、そういうことですか。ジャーナリスト失格ですね」

「ハハハ。社会の木鐸どころか、今じゃ"当局の回覧板"だよ(苦笑)。記者なんて他人のアラを探してナンボのヤクザな商売なのに、それをジャーナリストなんて気取るから、どうでもいい記事ばっかりになるんだよ」

「新聞なんて少し前までは、インテリが作ってヤクザが売ると言われてたし、オマケに押し紙で販売店いじめ。斜陽になったのも当然だな」

「テレビ業界はどうなんですか?」

「偉そうなことを言ったけど、我々の業界も新聞と同じだ。お笑い番組やワイドショー、最近はニュース番組にまで安物の芸人を並べるなんて狂気の沙汰。その合い間に流すのが番宣、再放送、タイアップ。これで面白いはずがないじゃないか!」

「テレビを報道機関なんて見ちゃいけないんですね」

「もちろんだ(笑)。それでも新聞より有利なのは、新聞はお金をださなきゃいけないのに、テレビはスイッチさえ入れれば映るんだから、内容はともかく、時計代わりについつい観てしまうからなあ」

「新聞がなくなることはないけど上がり目はなし。時計代わりのテレビは不動産屋か、興行会社になるのが関の山。週刊誌も芸能人のスキャンダルと老人のセックスばかりでジリ貧。もはや我が国では硬派のジャーナリズムは絶滅危惧種の仲間入りしたと言っていいかもよ(笑)」

「さてさて、このままでは業界の愚痴を飛ばしだけで時間がなくなってしまいます
Dさんのレポートの前に、目の覚めるようなネタはありませんか?」

「昨年から東京地検特捜部が、未だ容疑名も明らかにせず捜査を進めている『豊田建設事件』だけど、顧問のS氏が死亡したことで腰砕けになったと思いきや、その後もK組やM創研、N環境など気仙沼のがれき処理に関わった業者の事情聴取を続けている。となればターゲットはスーパーゼネコンのT建設以外にないと思うのだが、Aさんはどう見ているの?」

「T建設のD副社長に照準を当てているのは事実だが、特捜部は関西ヤメ検の大物・O弁護士とD弁護士の『T町がれき不法投棄揉み消し事件』にも触手を動かしているようだぞ」

「このところピュアコーポレーションの仲田友良の顔色が冴えないようですけど、何かあったのですか?」

「噂ですけど、『GS福島事件』や『銀座九龍事件』で世話になった広域暴力団の借金を踏み倒した件で追い込まれているようです」

「仲田は、例の『新橋4丁目事件』でも重要参考人扱いだし、近々にも逮捕されるのでは?と指摘する関係者もいるし…」

「『渋谷・松濤地面師事件』も事件化するのではと言われています」

「あのう、私のレポートは来週回しでいいですから、このまま話を続けましょうよ」

「OK!」

「証券取引等監視委員会(SESC)がどうしても事件にしたいと粘っていた『東芝事件』ですが、東電同様、特捜部はボツにしたみたいですよ」

「マジかよ!あれが事件でなければ何が事件なんだよ」

「日本は法治国家でなくて、犯罪放置国家なんだから…(笑)」

「『甘利事件』然り、『ドリル事件』然り。政治家や大企業の事件をスルーして恥じない特捜部なんて無用の長物以外の何物でもありません」

「SESCといえば、大掛かりなガサ入れをした『Mグループ事件』は、その後まったく音沙汰ありませんけど…」

「大山鳴動ネズミゼロ匹じゃあ、シャレにもなんないよ」

「さすがにMグループはやるだろう。大体、あの種の事件は解明に6ヶ月ぐらいかかるからな」

「それはそうと、さっきの『豊田建設事件』の火付け役となった松山のH女史もMグループとは一時、盟友関係にありましたけど、今は犬猿の仲になったとか?」

「カネが命の婆さんだからな。カネになると思えば誰とでも組むし、儲からないと思えば、あっさりと縁切り。究極のサゲマンだよ」

「本人はアゲマンのつもりらしいけどな(笑)」

「今は亡き大村某と長年、コンビを組んでいた女流事件屋だもん。並みの男じゃ、歯が立たないよ」

「最近また、一度は縁を切った篠原某とくっついているらしいけど、歳を食ったオンナというのは厄介だな」

「ガンになったのも積年の悪行の報いですね」

――Dさんには申し訳ありませんでしたが、盛り沢山の話題で大変面白い座談会でした。来週はDさんのワンマンショーをお約束して本日はこれにて終了したいと思います。



 

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