第206回・記者クラブ楽屋裏座談会

第206回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


ご祝儀代わりとはいえ新生・菅内閣の支持率が軒並み60%超。一部には、デタラメ三昧だった安倍政権の退陣に対する“歓迎の声”が加算されたのでは?という声もあるが、それはともかく、まずは順調な滑り出しである。
とはいえ、新内閣の顔ぶれを見るに、閣僚の大半は留任か、横滑りの居抜き。おまけに幹事長以下、党の主要ポストの平均年齢は昭和時代を彷彿させる70歳超。もっとも「安倍路線の継続」を基本方針に掲げた以上、それもやむを得ないのだろうが、日本をどんな国にしたいのか、国家観が聞かれなかったことで、イマイチ、ピンと来ない気がするのは筆者だけではあるまい。

菅首相が就任早々、高らかに宣言したのが「国民のためになる政治」である。そしてそのための政策として羅列したのが、眼前のコロナ対策を筆頭に、規制改革、ふるさと創生、縦割り行政の打破による経済再興で、具体的には、デジタル庁の新設、不妊治療の助成、携帯電話料金の値下げ、地銀再編、ハンコ行政の是正、そして「経済を回すため」という掛け声による、先発のGO TO トラベル キャンペーンに続く、GO TO イート〜、GO TO イベント〜、GO TO 商店街〜の各イベントである。

いずれも嘘と隠蔽を駆使して大言壮語したものの、結局は風呂敷を拡げっ放しにしたままで政権を放り出した安倍政権と比べれば、分かり易く、スピード感に溢れているように見えるが、4種類のキャンペーン以外は、言うは易し、行うは難し、早急な成果を望めないものばかり。穿った見方をすれば、各キャンペーンは、目くらましのための“コマセ”であって、それ以外は「やります感」を印象付けるため、或いは「自助・共助・公助」の言葉の裏に隠された「別の恐ろしい政策」を隠すためのメニューを並べただけではないのか。

隠された別の恐ろしい政策とは何か?――それは小泉、安倍政権の経済政策の根幹だった格差拡大を促進野放しにする新自由主義の継続である。そして、菅総理の“指南役”として采配を奮うのが、パソナグループ会長の他、オリックス社外取締役、SBI ホールディングス社外取締役の竹中平蔵元総務相である。
過去の「正社員はいらない」発言に見られるように、同氏が信奉する格差拡大主義は徹底しており、今回も早々に「ベーシックインカムの導入」とその財源として「年金と生活保護の廃止」を提言している。
大多数の国民を奴隷化し、その上に少数の富む者が君臨する!――竹中氏が、国賊と呼ばれるのも無理からぬ恐るべき主張である。

これが「国民のための政治」なのか。――菅総理が、竹中氏を重用する限り、「国民」の2文字が「大尽」に置き換えられるのは必至であろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今日はCさんが、連載記事の取材で、つくば市に取材で不在ですので、助っ人としてCさんの大先輩のYさんに参加をお願いしました。テーマは分野問わずです。どうかよろしくお願いします」

「よう、久しぶり。大阪地検事件以来だから10年ぶりかな」

(握手)

「そうですね。こちらこそご無沙汰しまして。――ボチボチと言いたいが、サッパリ。面白くなくなった今のテレビ業界は昔日の面影ナシ。“午後4時30分”の夕日状態ですよ(苦笑)」

「言葉はキツイが、テレビなんて、良くも悪くもハチャメチャが命の“電波芸者”に世間の常識を求めるのは持ち味を殺すようなもの。気の抜けたコーラと同じだよ(笑)」

「コロナ自粛期間中に、ずっとテレビを観ていたのですが、どのチャンネルも工夫が感じられない安直な番組ばかり。著しい変質ぶりにガッカリの連続でした」

「新聞も同様だが、顕著なのはスポンサーの質が格段に落ちたことだ。昔ならこちらが上から目線で選んでいたのに立場が逆転。今じゃサラ金なんか上得意、欠陥住宅を売る不動産会社やインチキ工事で大枚をふんだくる外壁工事業者など、以前なら審査でハネられていた企業でも大幅な値引きを条件に『お願いします』状態だ」

「貧すれば鈍する――テレビならではの良質な番組は皆無。どのチャンネルを回しても、似たり寄ったりの企画ばかり。暇つぶしにもならないワイドショーをはじめ、ドラマだって再放送、再々放送だらけ。その合間にBS放送が定番だった通販番組が急増。これじゃあ、若年層のテレビ離れに歯止めが掛かるはずもないし、まともなスポンサーが付くはずないわな」

「それにグルメ店めぐり、旅行紹介など事実上の“広告番組”の急増も、番組の劣化に拍車をかけています」

「話は逸れますが、そうした番組の裏金的な“宣伝費”はどんな形で処理されるのですか?」

「表向きはテレビ局本体は、金銭を徴収することはないことになっているが、下請けの制作会社が、タイアップだ、ヘチマだと名目をつけて、しっかり徴収、それを担当者にキックバックするという構図になっているよ」

「テレビ局は自分の手を汚すことなく、ピンハネというか上納させるなんて汚いヤリ方ですねえ」

「上納といえば、芸能人を売り出す場合、カネだけでなく、男女を問わず“枕”まで用意させるという話をよく耳にしますが…」

「全国ネットの某局の歌謡番組に新人歌手を出場させる場合、2000万円の裏金が必要だと言われて断念したという話を聞いたことがあります」

「芸能界なんて魑魅魍魎、百鬼夜行の世界だ。そんな恐ろしい業界でのしあがろうと思えば、『カネと枕』は常識。倫理だ、道徳だなんて二の次、三の次だよwww」

「ウチも例外ではないのだが、今や新聞社・テレビ局は、報道機関というより、お上から払い下げられた土地に商業ビルを建てて大家さんになったり、“忖度”と引き換えに税金によるお上御用の事業やイベントに首を突っ込んで糊口をしのぐ状態だ(笑)」

「民放の雄といわれたTBSも、今や“TBS不動産”なんて揶揄されていますよ(笑)」

「報道の自由を盾に、社会の公器を自称するテレビ局の怖いところは、ネットに押されているとはいえ、スイッチを入れれば、どこでも簡単に観られる“最強の洗脳機関”という点だ。これは権力サイドにしてみれば、民放各局の芳しくない経営は、統制下に置く絶好のチャンス。それに電波法を盾にした締め付けを加えれば、NHKと共に民放までも簡単に“令和の大本営”になってしまうことだな」

「歴史は繰り返す――テレビ局は社会の“凶器”になる前に、いっそのこと“娯楽番組専門局”に衣替えした方が、羊頭狗肉でなくていいんじゃないですかね(笑)」

「テレビ業界の実態暴露はこれぐらいにして、小さいけどこの座談会にふさわしい土産話をひとつ。――“コマシの誠ちゃん”、“婆ァコロガシ”の仇名で知られる三木誠爺(旧姓・篠原)が、お務めを終えて出所。“官立職業訓練所”で練りに練った“事業計画”を実行に移すべく早速、活動を開始。あちこちに電話を架けまくっているらしいぞ」

「いやはや詐欺業界のレジェンドとはいえ、傘寿を迎えた“妖刀村正”の切れ味は如何にだな(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後にゲストのYさんから興味深い土産話まで頂戴、ありがとうございました。それでは本日はこれにて。








第205回・記者クラブ楽屋裏座談会

第205回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

(前回の続き)

 ――この連載もいよいよ最後となりましたので、今回は聞きにくいこと、答えづらいことをズバッとお聞きしたいと思います。

「退職したとはいえ、警察一家の一員。パワハラ、モラハラみたいな質問は止めてくれよ(笑)」

――お言葉ですが、それこそが当欄の狙いです。容赦は致しません(笑)。まず、在職中に一番、良くも悪くも心に残る上役、同僚は誰ですか。

「う〜ん。ひと癖もふた癖もある奴ばっかりだったがなあ(笑)一番はやっぱり、世間では“落としの神様”と言われたH氏だな。最初に配属されたO暑でのことだが、顔合わせ早々言われたのが、『新兵にボーナスなんてあると思うなよ』だ」

――どういう意味ですか?

「ボーナス貰ったら“上等兵殿”にしっかり貢げよということだ。俺はH氏のオンナにステレオ一式を買わされちゃったよ(笑)」

――軍隊みたいですね。

「当時はまるっきりの体育会系だったな。部下を恐喝するんだから、えげつないわな」

――それに対して不平を言ったらどうなるんですか?

「翌日から茶の淹れ方が悪いとか、茶碗が違うとか、とにかくしょうもないことにイチャモンを付けられて、毎日が苛めだよ」

――ムリ偏にゲンコツですね(笑)。

「最近は警察学校でちょっとばかり厳しく指導しようものなら、翌日、母親から苦情電話があるというんだから…(苦笑)」

――ところで、上層部からの圧力で事件が潰れるということはあるのですか?

「ないことはないな。“組織捜査”だからな(笑)」

――逆らうとどうなるのですか?

「上意下達、問答無用。――組織の正義に異を唱えると冷や飯喰いになるのは、警察に限らず何処も同じだよ(笑)」

――翌日執行するために机に入れておいた逮捕状が紛失することがあると聞いたのですが…。

「よく知ってるなあ。――それもないことはないわな(笑)」

――Aさんは、スパイ、いわゆるSはいたのですか?

「いたよ。何事も持ちつ持たれつ、貸し借りがあっての情報提供だからな。Sがいないのは、仕事が出来ないヤツだよ。但し、それにもコツがあって、厄ネタみたいな野郎をSにしたり、一線を越えてズルズルになったりすると、ミイラ取りがミイラになってドボチン。S選びは難しいんだぞ(笑)」

――証拠を捏造するなんてことはありました?

「それもないことはないわな(笑)。俺の相棒は、他の事件のガサ入れの際に、シャブのパケがあった場合に、それを1袋失敬して、本件のガサ入れの時にそれを“転用”して、とにかく逮捕に持って行ってたな」

――酷いなあ。

「小さい悪で大きい悪をパクる。相手が相手だから、これぐらいは許されるだろう(笑)」

――昔と違って、街には到る処に防犯カメラ、盗聴なんか朝飯前、顔認証装置もバッチリ。ガサ入れでパソコンとスマホを押さえれば、ほぼ一件落着なんじゃないですか?

「便利にはなったが、敵もサルもの引っ掻くもの、『ほぼ落着』は言い過ぎだ。相手も人間、やはり最後は『人間力』だと思うがなあ」

――裏の世界でも格差が拡がっていると聞きますが…?

「悲しいかな、今は仁義よりも『カネと知恵』。富む者はさらに富み、貧しい者はより貧しくの構図は、表の世界と同じだよ」

――最後に近々、ハジけそうな事件について、ヒントでもいいですから教えてください。

「色々、教えてやりたいが、最近モノ覚えが悪くて、すまんなあ(笑)」

――ケチ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「どう贔屓目に見ても『功3分に罪7分』 。安倍政権の“御庭番”として活躍した功績を評価されてキャプテンの座を射止めた菅船長が操舵する『日本丸』が船出しました。岸壁を離れたばかりですが、“祝辞”代わりに新内閣の感想をお願いします」

「留任、横すべりがほとんどの居抜き内閣に、党の役職者は昭和を彷彿とさせるタヌキ爺ばかり。――国民のために働く内閣を目指すとヤル気満々だが、新内閣は、応援派閥に配慮した“安倍政治の焼き回し”というか、華なし、国家観なしのつまらない内閣だな」

「てっきりお役御免と思っていた今井秘書官も官房参与として残るし、お側用人として権力を欲しいままにしてきた杉田官房副長官や、北村NSS局長、さらにコネクティング・ルーム不倫の和泉補佐官など“官邸官僚”が全員留任とは、もうこれだけで菅内閣の“正体”が分かるというものだ」

「およそ『総合力の持ち主』とは思えませんが、“37・5度、4日間”発言を誤解の2文字で切って捨て加藤厚労相が、ご飯論法による“はぐらかし術”の腕を買われ、横滑りで官房長官に就任。また眠たいコメントを聞かされそうです(笑)」

E「留任の麻生財務相、死刑執行専門の上川法相の再任、敵基地攻撃の願いを託した岸防衛相、スタンドプレーが過ぎる河野行政・規制改革相、ワニ動画の平井デジタル相、餞別組の平沢復興相、論外の坂本1億総活躍相、井上万博相。期待薄の一語に尽きる内閣です」

「気心知れた同期の桜組、縁故組、仲間たちばかりを掻き集めた華のない内閣ですが、最悪なのは“板橋育ちの八紘一宇女史”を厚労副大臣に就任させたことです」

「みなさん、辛口評ですが、『早く仕事をしたい』との意気込みに期待したのか、なんと内閣支持率はご祝儀含みとはいえ軒並み60%以上。果たして、PR通りの『国民全体のために働く内閣』になれるのかどうか、それとも前政権に引き続き『一部の国民だけに恩恵をもたらす歪な内閣』になるのか。その一発目の試金石になると見られているのが、ジャパンライフ詐欺事件で再燃気配の『桜を観る会疑惑』。そして政商・竹中某、地銀再編のプロモーター・北尾某、携帯電話料金値下げの三木谷某らとの密接すぎる関係です。――月に叢雲花に風、お手並みを拝見したいと思います!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

連休中ですので、今日は予定を切り上げて、この辺で終了したいと思います。ありがとうございました。


第204回・記者クラブ楽屋裏座談会

第204回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者   B:週刊誌記者    C:民放TV記者
D:フリー記者   E:風俗誌記者    W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

(前回の続き)

――前回のマスコミ批判は、なぜか“評判”が良かったみたいで、喜ぶべきか、悲しむべきか、複雑な気持ちです。

「理由は明瞭。図星だからだろう(笑)」

――返す言葉がないのが悔しいですが、今のデスククラスと現場の記者の間に仕事に対する意気込みに大きなギャップがあるのは事実です。

「意気込み云々以前に、第一に勉強不足だな。この前も義理のある人間の紹介で已む無く大手新聞の若手記者と茶を飲んだのだが、まるっきり話が噛み合わんのだから参ったよ」

――はあ(´;ω;`)

「何十年も前の事件ならいざ知らず、事件記者なら常識の数年前の事件ですら、『そんな事件があったんですか?』だもの。話にならなかったよ」

――面目在りませんが、確かにわたしも時代は変わったなあ、と思うことは再々です。ちょっと叱っただけでも、パワハラだと大騒ぎするし、泣きながら便所に立て籠もったり、ひどい場合は、母親から『ウチの子どもを虐めるな』とクレーム電話が來るし、取材より、そっちの方がストレスになります」

「記者なんて、本質はヤクザ稼業なのに自分たちは一段高い職業と勘違いしてるんだな(笑)」

――昭和の記者倶楽部なんて、煙モウモウの麻雀部屋、それもサンマ―の鉄火場だったという嘘みたいな話を聞いたことがあります。

「俺は麻雀はやらなかったが、同僚のなかには、記者たちに混じってチー、ポンやっていたのもいたよ(笑)」

――もっと遡れば、警視庁の風呂場で事件担当官の背中を流しながら“取材”した猛者もいたとか。

「それが今はブンヤたちと酒を飲むこともアウトだし、課長に取材できるのはキャップ限定とか。これじゃあ定時の発表をメモするだけのブロイラーばっかりで事が足りるわな(笑)」

――新入社員は大体、地方の支局に配属されるのですが、そこで当局に従順な記者になるよう型に嵌められてしまうのですが、それが習い性になるのかもしれません。

「お前の話は言い訳ばっかりだな(笑)――ということは、今の取材体制では、精々が当局専属広報部。特ダネなんて夢のまた夢だな」

――二の句を告げることができません(*_*)

「オッ、やるじゃないか!と目を見張るような記事がないんだもの、部数が激減するのも当然。行き着く先は、木鐸どころか、国家に都合の良い世論を形成するお抱え報道機関になっておこぼれを頂戴するか、安く払い下げた土地にビルを建てて不動産屋になるか。情けない限りだ」

――今日もボロクソですね(´;ω;`)

「海岸淵にあるTV局の敷地なんか、取得時の経緯を知れば、マジに国賊。モリカケ事件を偉そうに取材する資格なんかないわな(笑)」 (続く)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「明日は自民党総裁選。大方の予想では菅氏が総裁の座に就くことが確実視されています。それに先立って行われた合同演説会では、私の勝手な評価では、普段はムッツリなんとかで言葉は少ない石破氏が、いささか上から目線ながら迫力ある演説で△20円だったのに引き換え、はぐらかし論法連発の菅氏と、見てくれはいいが抽象論の羅列で心に響く言葉が少なかった岸田氏は夫々▲10円、▲15円です」

「菅氏は、例によって苦労物語に始まって、迎賓館開放、治水対策、ふるさと納税 インバウンド、有効求人倍率の上昇など過去の成果を縷々並べ、地銀再編、携帯電話料金の値下げ、デジタル庁の新設に言及するなど各論を開陳、仕事のできる総理であることをアピール。残念なことに演説の拙さも相俟って冷酷、陰湿なイメージを与えたが、隠忍自重、8年近くも“わがまま坊ちゃん”に仕えたことによる人間識別眼は侮るべからず。(笑)。一部にはワンポイント的な見方もあるが、ドッコイ、一回選挙の洗礼を受ければ、案外な長期政権になるようなきがするなあ」

「菅氏は、もっと喋りが上手いと思っていたが、イマイチだったなあ。人間世界は優勝劣敗。菅氏が掲げた『自助・共助・公助』には甘えを許さない彼らしい政治姿勢が表れているよ。就任後の組閣は支持派閥に対する“恩返し”で棚卸人事になるかもしれんが、総選挙後の第2次内閣は目的のためにはシャラップ、相当強引な、たとえば金持ちと貧乏人の格差がさらに拡がる政権運営をするんじゃないかな。岸田氏は相変わらず上品すぎるから、それはそれで長所なんだろうが、必死さが伝わって来ないし、平時にはともかく混乱の時代を任せられるタマではないわな」

「顔で判断しちゃイケナイのは分かりますが、辛気臭い表情は番頭の顔です。安倍政治の踏襲を掲げていることでも分かるように、悪くなることはあっても、良くなることはないと思います」

「今までは安倍総理の火消し役でしたが、これからは自らのスキャンダルも出て来るでしょうし、果たして今までのような木で鼻を括ったような答弁で切りぬけられるかどうか。神輿の担ぎ手が派閥連合だけに、いくらガンコでも、八方美人にならざるを得ず、ちょっとしたことで安定感を欠く政権運営になるのではと危惧しています」

「菅政権は、ソツはないが、華もありませんが、官房長官として、ごまかしと“やってる感”だけの前総理に8年近くも仕えてきた忍耐力を考えれば、この手の政権は『柳に雪折れなし』。案外、長持ちするような気がします」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今週は、市長後援会長の立場を利用した、茨城・つくば市の“陰の市長”と言われるT商事・H会長の『市役所職員情実採用レポート』は取材記者の都合でお休みさせて戴きます。悪しからずご了承ください。 以上




 

第203回・記者クラブ楽屋裏座談会

第203回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者   B:週刊誌記者    C:民放TV記者
D:フリー記者   E:風俗誌記者    W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

(前回の続き)

「今日は少しばかり趣向を変えて、覇気のなくなったマスコミを俎上にあげようかな(笑)」

――お手柔らかにお願いします(笑)

「俺たちの時代には、捜査に支障をきたすような腕ききの記者がいたが、今はブロイラー記者ばかり。定時に発表されるニュースを喜々として報道するだけ。♪楽なもんだよ お富さん♪だな(笑)」

――ご指摘の通りで面目ありません(苦笑)。OBたちにも、よく「喝」を入れられますが、今時の記者は笛吹けども踊らず。お手上げです。

「たまにシャープなネタを取ってきたと思えば、暴力団の車購入に名義を貸したり、取材相手と賭け麻雀。いじましすぎるだろう」

――お言葉ですが、Aさんの時代には無礼な夜討ち朝駆けも、酒食を共にして親交を深めるのも問題なかったのに、現在はそんなことをすると即、上からイエローカードですから、勢い姑息な手段に走らざるを得ないんです。

「何をグダグダ御託を並べとるんや。デカもブンヤも世間様から嫌われることはあっても歓迎されることはない“ヤクザ稼業”なのに体裁ばっかり気にしやがって、良い仕事ができるはずがないじゃないか(笑)」

――言い訳になりますが、ちょっと叱ればパワハラ、残業がどうのこうのと理屈をこねるし、遊軍記者に異動した途端に産休。真っ当な取材なんか無理の三乗なんですよ。

「それは堅気の発想だよ。ヤクザが堅気の真似をしてどないなるんや(笑)」

――((´Д⊂グスン)

「勝手に堅気の仕事と称しているが、『銀行・証券・ブンヤ』の本質はデカ同様、いずれもヤクザ稼業だと、俺は確信してるよ(笑)」

――反論の余地はありません(´;ω;`)

「江戸の昔風にいえば、俺たちが十手持ちなら、銀行は高利の金貸し・証券会社はバクチ場の胴元・マスコミは瓦版屋だ。マスコミなんて、社会の木鐸という旗を掲げてはいるが、人の不幸や弱み、欲に付け込む賤しい稼業に労基法もヘチマもあるかい」

――(;´д`)トホホ!――そんな賤業の中にも昔は、例外的に洞察力とヒュミント・インテリジェンスに長けた『侍』もいましたが、そんなナイスガイは、ほとんどがドサ回りなんですから…。

「劣化が著しいデカには、コンピューター、防犯カメラという強力な“味方”ができたが、君たちには“援軍”はあるのかい?」

――う〜ん。読者提供のスマホ画像とネットサーフィンによるネタ探しですね(苦笑)

「俺たちいずれも他力本願組。まあ仲良くしようぜ(ヒヒヒ)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『老醜が 挙って担ぐ 泥エビス』――来週15日に、ずっとタヌキ寝入りを決め込んでいた“令和おじさん”が、第98代総理大臣に就任します。総理の器じゃない、派閥政治の復活だ、痰壺が香炉になったなど、批判的な意見も聞かれますが、今回の菅総理誕生について、皆さんに一刀両断のコメントをお願いします」

『疑惑つぶし内閣』――二階幹事長と気脈を通じ、最後まで立候補声明を出さず、周囲に押される形で手を挙げるという狡猾な作戦でも分かるように、かなり陰湿な政権になりそうだが、前任が前任だし(笑)、加えて野党が輪をかけてバカだから、気は楽だろう。組閣早々、思い切った解散を打って、総選挙で勝利すれば案外、長期政権になるかもしれないぞ」

『やはり野に置けレンゲ草内閣』――番頭風情が、昨日まで仕えていた親分に代わってボスの椅子に座るのは日本人の心情には馴染まないが、Aさんが言うように安倍政権を反面教師にした政権運用を心がければ、イメージ的に故田中角栄元首相のような熱狂的な支持は期待できなくても、乱世向きの政治家として評価されるかもしれんが、如何せん人相が…」

『宦官内閣』――ご両名が指摘されたように、安倍政権と比べたら、何をやっても及第点だと思います(笑)。『総理の顔は時代の顔』――華のない辛気臭い時代になりそうですね」

『呉越同舟内閣』――野党がメタメタなので、誰が総理になっても期待することはできりません。但し、アキレス腱は、今回の立役者である幹事長だと思います。以上!」

『貧乏神内閣』――巧言令色鮮仁タイプではなさそうですが、『安倍政権を踏襲する』のひと言でガッカリ。違いといえば、安倍首相が陽気な神輿なら、菅首相は陰気な神輿ということぐらいです」

―――――――――――――――――――――

「さて、五十嵐つくば市長の後援会会長の威光を背に、“つくばのフィクサー”を自称するT商事・H氏について引き続き議論を始めたいと思います」

「T商事の現在の代表はS社長ですが、H氏はT商事のどういうポジションに在るのですか?」

「H氏は創業者で、現在も事実上の差配者だが、対外的には『会長』を名乗っており、S社長は前妻との間にできた子供だ」

「そんな使い分けをするのは、やはり過去の“足跡”を隠したいからなのだろうな」

「そりゃあ、そうだろう。故郷から流れ流れて、何の人脈もないつくば市でひと旗上げるために地元のヤクザを後ろ盾にするなど他人には言えない泥水をたらふく飲んで来たんだもの、隠したい気持ちになるのは当たり前だろう」

「徒手空拳で成り上がるためには、それも仕方がないことでしょうが、だからと言って、市長の後援会長だなんて、市長のワキの甘さも問題だが、ちょっと厚かまし過ぎると思いますよ」

「負けて元々、そこが流れ者の強みと言えばそれまでだが…(笑)」

「例の消防士採用で口利きしたまではいいが、その消防士が強盗犯で逮捕されたことで、さすがに拙いと思ったのか、こっそり後援会長を辞任。その辺りの体の躱し方は世馴れていますが、さすがは“けもの道”を歩いてきた経験が為せる技ですね」

「つくばエキスプレスが出来たことで、秋葉原まで1時間。つくば市は今や東京のベッドタウン。手頃な価格で戸建てが買えるとあって不動産屋が乱立、ミニバブルの状態だ」

「市長の後援会のメンバーには新興不動産屋が多いが、彼らがアテにするのが、『市長は俺の言うことは何でも聞いてくれる。俺に任せれば、地目変更など一発だよ』が口癖のHだ」

「市長支持派の中には、『反社とのつながりだけでなく、Hは叩けば埃の出る身。そのうち市政を巻き込んだ“事件”になるよ』と案ずるムキも少なくないんだが、今秋の市長選では早々と反対陣営が出馬を断念。ややこしい輩に担がれた五十嵐市長の無投票当選になるというんだから、つくば市民もだらしないよな」 (続く)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さすがにコロナ騒動に飽きたのか、替わってマスコミが横一線になって狂奔しているのが、総理大臣選びと台風。彼らの飽きっぽさと、新物喰いは不治の病です。――以上、本日はこれにて。






 

第202回・記者クラブ楽屋裏座談会

第202回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者   B:週刊誌記者    C:民放TV記者
D:フリー記者   E:風俗誌記者    W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

(前回の続き)

――警部の現役時代と違って、最近の事件は取材し甲斐のある事件が少なくなりました。

「裏社会からスターの要素を持ったフィクサーと呼ばれる大物、たとえばK、O、I、Sなど頭脳と腕力を兼ね備えた『顔役』がいなくなったことで、闇社会の秩序が崩壊。従来の闇勢力に加え、新顔のIT長者や不動産屋、金融・証券マンらが参入してきたことで、業界がボーダーレス化。ヤクザと堅気の区別がつかなくなってきたからだろう」

――不動産バブル、ITバブルが多くのスターを輩出しましたが、やはり大きなカネが動かないことが、事件自体がスケール・ダウンする原因でしょうね。

「ITバブルの先鞭をつけたリキッドオーディオジャパンを皮切りに、クレイフイッシュ、サイバーエージェ、ライブドアなど懐かしい名前だなあ」

――時代と共に社会も変わるのは当然ですが、裏社会には裏社会なりの凛としたルール、掟がありました。しかし、今ではそれがグジャグジャ。とにもかくにもカネ、カネ、カネの狂騒曲状態です。

「カネ至上主義になった現在では、高学歴の金融・証券エリートたちが、弁護士・公認会計士などとタッグを組んで、堂々と犯罪を“業”として営むんだから呆れてしまうよ」

――従来の主役たちは、彼らに資金を提供するなど側面からの援護に徹し、表に名前を出さなくなったことで、ますます“見えない事件”が多くなりました。

「昔のヤクザのシノギといえば、バクチ、興行、売春、露店商だったが、それが土建になり、不動産の地上げ、仕手筋として株価操作、そして法律の締め付けが厳しくなるに従って、企業舎弟も格段に“進化”、今ではホームレスを集めて生活保護費の上前をはねる『福祉舎弟』、病院を売買したり、経営する『病院舎弟』、老人施設を経営する『介護舎弟』、さらにはデタラメ坊主が経営する寺院を乗っ取って、脱税に利用するのは序の口で、仏像を売却したり、インチキ仏具を販売、果ては寺の敷地を売り払う『寺院舎弟』など、止まるところを知らない快進撃ぶりだ」

――しかし、よくもまあ、次から次に知恵が回るのには感心します。(続く)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「続投か、辞任か、かねてより噂されていた安倍首相が、ついに辞任を表明しました。――お一人づつ手短にコメントをお願いします」

「2度目も持病を理由とは!――病人に鞭打つのは本意ではないが、強かったのは選挙だけの無駄に長かったチャランポラン内閣だったな」

「在任記録を更新するのを待って放り出すとは、いかにも安倍首相らしい女々しい決断だ(笑)。辞任はストレスによる病状悪化ということだが、モリカケ、桜疑惑をはじめ、防衛省の日報改竄、厚労省のデータ捏造などの不祥事の他、公約とした北方領土返還、拉致問題解決、憲法改正も、ポーズをとっただけで、すべてが不首尾ではさもありなん。正直言って自業自得だろう。前回同様、病気による遁走政権と批判されるのを避けるために用意周到に病状の深刻さを喧伝、同情を集めて辞任も已む無しというムードを演出した幕引きだけは見事だったが…(笑)」

「ポスト安倍を見渡しても、およそリーダーにふさわしくない面々ばかりです。誰がなろうと“サンドバッグ”が居なくなってしまっては、安倍一強のもと、これまでカラ神輿を担ぐことでお相伴に与ってきた“ビン詰め君たち”では、荷が重いのは歴然。強いて挙げれば、期待はできないが、両院協議会によって“ハマの苦労人”が選ばれるんでしょうねえ」

「『体調が思わしくないので、満足な判断が出来ない』というのが辞任の理由でしたが、裏を返せば、次から次に繰り出された実りなき政策の数々は、体調が十分だった時の判断ということになりますよ(笑)。誰が後任になろうと、これ以上の底はなし、少しはマシになるんじゃないですかね」

「『募集』と『募る』は違うと言い張ったことでも分かるように、無知無能を恥じることのなかった“わがまま坊ちゃん内閣”が8年近くも続いたこと自体、不思議と言うほかありません!」

「さて、前回触れた『つくば市・新入り強盗消防士事件』については、打てば響くの如く、読者から多くの声が寄せられました。」

「事件当時の地元新聞を繰ってみましたが、五月雨式に複数の犯人が逮捕されているものの、Sが未成年だったせいでしょうが、Cさんが指摘するような新入り消防士云々はもとより、五十嵐市長の後援会長(事件後に退任)・Hの関与などはまったく報道されずじまいです」

「『少年法の壁』で名前を伏せたのは分かるが、Sの職業まで触れていないのはどうかと思うが、そこはローカル新聞の限界だろう」

「田舎になればなるほど、市長は“王様”ですからね、よほどのことがない限り、忖度に忖度を重ねるんでしょう(笑)」

「本来ならば懲戒免職が当然の凶悪犯罪ですが、当のSの処分はどうなったのですか?」

「それが面妖なことに、Sが逮捕された後、消防署内で同僚の財布から金品を盗んだことが発覚したことで、本人が辞表を提出、市の処分が出される前に退職。結局、市の職員としての身分を失ったので懲戒免職は免れてしまったんだ」

「先手を打って、つくば市の『現職消防士』という身分を『元職員』にすり替えるなんて、法律的にはアリなんだろうが、姑息このうえないやり方だな」

「ところで、後援会長だったHですが、この前の話では、地元暴力団と密接な関係にあったということですが、具体的には…」

「広域暴力団が縄張りとする土浦市の歓楽街に風俗店(ソープランド)が入るビルを所有していることで癒着関係になったんだろうな。地元関係者の間では、ビルだけでなく、複数の風俗店も経営しているという?噂もあったのだが、あの手の店は、経営者として当局に届け出されている人物は大抵がダミー。何かあった時の“逮捕要員”だから、残念ながらHが関与しているという確証は得られなかったんだ」

「そういう点は抜け目ないんですね。ところで、Hは地元・茨城の出身なんですか?」

「生まれは九州らしいんだが、その後、大阪を経由して、つくば市に辿りついた流れ者だ。根っこがないから、自分を大きく見せるために、行く先々で誰かを後ろ盾にするハッタリ癖がついたんだろうな。かつてT商事と取引したことのある不動産業者によれば、とにかく虎の威を借るキツネとしての腕前は一級品で、暗に『俺の後ろには○○が付いている、と思わせる術は大したもんだ』と感心していたよ(笑)」

「その後ろ盾が、ある時は暴力団で、またある時は市長。多羅尾坂内も顔負けなんですね」 (以下次号)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9月になろうというのに、残暑どころか、猛暑の第二波の真っ只中。何はさておき、特にご老体は、日中の不要不急の外出はお控えください。――本日はこれにて。







 

第201回・記者クラブ楽屋裏座談会

第201回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者   B:週刊誌記者    C:民放TV記者
D:フリー記者   E:風俗誌記者    W:証券会社OB

 

筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

 

(前回の続き)

 

――現在の“古巣”の“営業成績”はOBから見てどうですか?

 

「時代が変わりすぎたから、残念ながら、ほとんど分からんよ。4課の“お客さま”も諸々の締め付けで青息吐息、昔のように当局関係者と情報交換会を兼ねた“茶飲み会”をする暇はないようだ」

 

――上はまだしも、末端の組員なんかは相当、疲弊しているようです。

 

「かつてのビジネス・スキームは完全に崩壊しつつあり、持ちつ、持たれつなんか、今や過去の遺物だからなあ。追う者、追われる者という立場の違いはあれ、ヘタな堅気より遥かにまともな“クライアント”と茶を飲むのもアウト。たちまち上からイエローカードが降ってくるんだから、情報班も難儀しているみたいだぞ。もっともクライアントの方でオフ・リミットなんだけどな」

 

――それでも時々オーバーランする事件が報道されています。

 

「最近は取調室で初対面というのが多いようだが、どうかと思うけどな。たとえ接触しても、間合いの取り方には細心の注意を払わなけりゃイカンのに、仕事熱心のあまり?ズルズルになると、ミイラ取りがミイラになってしまうんだな」

 

――マスコミとの以前のような“付き合い”も御法度らしいですね。

 

「情報が抜けるのは大抵が上からなのに…(笑)。記者たちが公然と顔を突き合わせるのは、精々が対抗剣道大会ぐらいだろう(笑)」

 

――“クライアント”への直接の接触が無理となると、彼らと親密な周辺関係者となりますが…。

 

「周辺関係者が良質ならともかく、まあ良質なのは少ないが(笑)、結局のところ、情報収集とは名ばかりの“癒着”、コウモリみたいに、双方に情報を流す股座膏薬よろしくカネ儲けに励む輩も居るだろうなあ」

 

―― まるでパチンコ屋の三店方式みたいですね。

 

「捜査の現場では、毒を以て毒を制することも必要なのだがなあ(笑)」

 

――ところで、当局は事ある毎に「暴力団絶滅」を声高に叫びますが、本当にできると思っているのでしょうか?

 

『悪の絶対値は不変』――光があれば闇があるのが浮世だ。彼らの存在意義が少なくなりつつあるように見えるが、それは錯覚で、実際のところは見える部分が衰退しても、見えない部分は進化、形を変えて肥大化。見えにくくなりつつあるように思うがなあ」

 

――バクチや昔ながらのシノギではなく、今は体裁のいいフロント企業を設立、IT技術を駆使したハイカラな犯罪が増えていますが、表の世界同様、裏も同じように格差が拡がるということですか。

 

「俺の感性が古いのかもしれないが、いくらテクノロジーが発達しても、この世の主役は人間。つまるところ暴力を背景にした“原始的なビジネス”は、その時代時代に適合した形を変えて生き延びるのが自然の摂理と、俺は思っているのだが…」(次号に続く)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「クソ暑い毎日、コロナ報道は大盛況です」

 

「各局とも、よく分からん“専門家”と座持ちの良い芸人を並べて相変わらずの井戸端会議でピーチク、パーチク、熱中症状態です」

 

「頻りに医療崩壊だ、ヘチマだと騒いでいますが、崩壊しているのは医療ばかりじゃなくて『政治もマスコミ』も崩壊状態です(笑)

 

「その崩壊した政治は、毎日の感染者数の発表で仕事をしたフリをアピールするだけ。これはホンネを隠してきれいごとばっかり言ってるからで、いっそのこと『正直なところ、ウイルスにはお手上げです。ワクチンが出来るのも来年以降です。国民全員が罹って免疫ができるまで収束は無理なので老若男女を問わず自己責任でお願いします』と、炎上覚悟で白旗を上げたほうがスッキリするのになあ、往生際が悪すぎるんちゃうか(笑)」

 

「都知事なんか、橋やタワーを赤や青のライトで飾ったり、意味のないTシャツを着たり、注目を集めたいだけのバカバカしいパフォーマンスと言うしかありません(*_*)」

 

「コロナ対策は、いわば何が正解か、分からない今まで経験したことのない問題だ。政治家たるもの、こんな時こそ信念を持った対策を立てなきゃイカンのに、どいつもこいつも御身大事でオタオタするばかり。ウソばかりだった太平洋戦争末期の大本営そっくりだよ」

 

「往生際が悪いといえば、東京五輪だって絶望的なのに未だにマスコミを動員、いかにも来年は開催できるかのように煽っていますが、♪嬉しがらせて泣かせて消えた♪――女船頭唄そのものです(笑)」

 

「サメ脳翁に至っては、言うに事欠いて『神頼み』。中止の責任を神様に転嫁するための予防線を張っとるんだから、脳みそはサメ以下だよ」

 

「今年はコロナのせいで中止になりましたが、ここ旬日の暑さを考えたら、中止で良かったんじゃないですかね。もしコロナがなくて開催されていたら熱中症で多数の死人が出でますよ(笑)」

 

「コロナも猛暑も『国際金儲け運動会なんか止めなはれ!』という“天の警鐘”だな」

 

「ところで、立憲民主党と国民民主党が合流する、しないで、ずっとグズグズしていましたが、結局、国民民主党がふたつに分かれて。大半が立憲に移籍することになったようです」

 

「これを機に旧民主党分裂の“戦犯”たる“千葉のドジョウ”や“三重の鉄仮面”、それに“壊し屋一郎”までが立憲に復帰するようですが、賞味期限をとっくに過ぎたお歴々ばかりで魅力どころか、嫌悪感すら感じます」

 

「“府中のヘラヘラ先生”も含めて、賞味期限どころか、有害でしかない彼らが意汚く居座っている限り『野党に明日はない』ということが分かってないんだから…」

 

「要するに希望の党のせいで割れた旧民主党が元に戻っただけのこと。枝野某や玉木某が代表を務めているようでは、どうなろうと政権交代なんか夢のまた夢。所詮は政党助成金を横目に見ながらの“雑魚の陣取り合戦”。今回の分党は、国民民主党が、いずれは維新の会とともに自民党から“盃”を貰って連立政権入りするための布石と見た方がいいんじゃないか」

 

「折も折、安倍首相が、諸々の疑惑に絡んだウソの吐きすぎ?とコロナ対策の不手際による心労で慶応病院に日帰り入院。対外的には検査のためとされていますが、一部では、在任記録更新後の月末にも辞任、盟友の麻生財務相を暫定総理にして東京五輪の中止が正式に決まる前に辞任するための布石では?との声も囁かれています」

 

「そうなると総選挙で自民党は大幅に議席を減らすでしょうから、自・公・維・国の連立内閣になる可能性も考えられます。国民民主党が最後まで分党にこだわったのも、これを見越していたのでしょうかね」

 

「選挙のことを云々するなら、不謹慎の誹りを受けるだろうが、グズグズしないで、かつての大平首相のように“黄泉の国”に旅立つのが一番。弔い合戦は選挙の特効薬。功績皆無どころか、長きにわたって日本をダメにしただけなんだから、今こそ贖罪を込めた命の捨て場。どうせ、そんな根性はないだろうが…(笑)」

 

「不毛の永田町の話題はさておき、教員、警察官、自衛官など公務員の不祥事が後を絶ちませんが、このところ目立つのが消防士の犯罪です」

 

「火消しといえば、火事と喧嘩は江戸の華と囃されたものだが、よっぽど暇なのか、出来の悪いのが多いのか、今じゃ華どころか、痴漢・盗撮・パワハラ・クスリ・強姦・窃盗・飲酒運転、はては強盗まで何でもアリ。今や犯罪の総合商社状態だ」

 

「消防士の犯罪で思い出すのは、未成年の事件ということで、ほとんど報道されなかったが、つくば市の新入り消防士の強盗事件だ」

 

「つくば市といえば、つくばエキスプレスが出来たことで、今や田舎の面影はなし。人気のハイカラタウンの消防士が強盗とは…(*_*)」

 

「消防士の採用試験って結構、難しいと聞いていますが、採用早々、強盗を働くような人物がよく消防士試験に合格できましたね」

 

「問題の消防士S某は、中学、高校を通して、谷田部界隈では勉学、素行ともに劣悪。札付きの不良として有名で、暴力団ならともかく(笑)、どう逆立ちしても採用試験に合格できるようなタマじゃなかったのだが…(笑)」

 

「裏口採用?」

 

「地元関係者の話を総合すれば、『S某の採用には、つくば市内で『T商事』なる不動産業を営む、当時の五十嵐市長後援会の幹部・H某の関与があった』とのことだ」

 

「S某とH某はどんな関係なのですか?」

 

「市役所OB氏によれば、S某の母親N子は、市長の別の政治団体の代表を務めていることもあって、H某とは“特別に親しい関係”で、N子の依頼を受けたH某が後援会長の立場で市側に働きかけたことで、晴れて市の消防局に採用されたらしいんだが…」

 

「概略は分かりましたが、ちょっと聞いただけでも深い背景がありそうな不正採用ですね。特に出来損ないの不良を堂々と市役所の職員に押し込むなんて、H某は、なかなかのやり手じゃないですか!」

 

「後援会長はつい最近辞めたが、H某は、口八丁、手八丁、虎の威を借るキツネみたいな男で、長年にわたって土浦市の任侠団体の親分とも昵懇で、現在は殺人罪で服役中だが、親分の息子を自身の運転手に雇っていたこともあり、明らかに親密交際者だ」

 

「そんな輩が市長後援会の会長の立場を利用、強盗少年を市役所職員の採用にあたって口利きをしたなんて!――実に面白そうな話ですが、紙幅がありません。この続きは、是非、次回に詳しくお願いします」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

炎熱地獄で身体が焦げそうな毎日、コロナより熱中症による死亡者が増えています。三蜜回避もさることながら、炎天下での行動は極力、お控えください。本日はありがとうございました。



 


第200回・記者クラブ楽屋裏座談会

第200回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。
 
(前回の続き)

――国家のパワーが減退したのか、スケールの大きい犯罪者がいなくなったせいか、ここ数十年は、後世に語り継がれるような大きな事件がありません。
 
「我々だって大きい事件を望んでいるわけではないが、わずかなカネ絡みのショボい事件とか、仁義にもとる極悪事件とか、いい意味で“納得できない事件”が多くなったな」

――大義名分のないカネ儲けや利権争いなど、個人の利益に目が眩んだ事件ばかりです。

「本来、アウトローというのは法律の埒外にいる者だ。そのアウトローたちが、コンプライアンス遵守などと言うんだから何をか況や。無法者が掟より法律を重視するようになれば質的に劣化、納得できる事件が消えるのは表の世界も裏の世界も同じだ」

――しかし、アウトローたちをそんな風にしてしまった原因は警察のもあるのでは?

「古巣に叛旗を翻すようで面映ゆいが(笑)、アウトローだってひとりの人間だ。彼らを暴対法など人間扱いしない法律を次々に作ってガンジガラメにしたことは間違っていると思うな」

――暴対法や対策条例は憲法違反の声すらあります。

「一方で結社の自由を根拠に暴力団の存在を認め、一方で暴力団を身動きできないようにする法律や条例で追い込むのは、個人的な見解だが、姑息すぎると思うな」

――昔は、彼らとも、それなりに“持ちつ持たれつの関係”にあったんでしょ?

「警察と暴力団のDNAの絶対値は同じようなもんだから…(笑)」

――拳銃を合法的に所持しているのが警察で、非合法に持っているのが暴力団ですものね。

「両方とも上位下達、上が白いモノでも黒といえば黒になる組織だからな(笑)」

――何だか、暴力団にも「いい暴力団」と「悪い暴力団」があるように聞こえますが…(笑)

「一把ひと絡げにして、暴力団はすべて悪の権化とする見方はどうかと思うな。だからと言って、彼らに特別な便宜を図ったり、事件に手心を加えたことはないが、人間的に見て、堅気よりずっと男らしい人物は少なからずいるのは事実だよ」

――男が男に惚れる?

「惚れるというより、妙な言い方だが、信頼、尊重だな」

――警察官の愛読書のひとつが『鬼平犯科帳』と聞いたことがありますが、長谷川平蔵みたいな生き様が理想の警察官?

「同じ逮捕するのでも、『参りました』と十分に納得させて逮捕するのと、点数稼ぎ?のために『嵌められた』と恨みを買う無理無理の逮捕では、その後の“付き合い”が大きく変わるわな」

――不適当な喩かも知れませんが、不特定多数の犯人による犯罪と違って、4課の対象は特定できる組織ですよね。

「いわば事件のお得意様なんだから、是は是、非は非で、毅然として対処すれば、堅気よりずっと潔いもんだよ」

(以下次号)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「コロナ対策にぐずぐず、モタモタしているうちに熱中症の季節になりました」

「感染者の全国的な増加で酒類を提供する飲食店の営業は午後10時まで、5人以上の会食はダメ、おまけにお盆の里帰りまでパー。政府の中途半端な対応策のせいで、我々国民は、否応なしに新しい生活様式に馴らされつつあります(笑)」

「専門家会議か、分科会か知りませんが、グダグダ言うばかりで、何がどうなっているのか、すべてが曖昧模糊。あれこれ思案するだけで私の小さい脳ミソが沸きそうです(笑)」

「世論を気にし、責任を取るという覚悟のない政治家にとって、専門家の意見は不手際を糊塗するための言い訳のための道具だ。然るべき立場にある彼らが揃いも揃って、触らぬ神に祟りなしを決め込んでいるんだから期待する方がバカ。なるようにしかならんわな」

「暑さのせいなのか、薬屋の回し者なのか、ナントカ維新の知事が、うがい薬に効果があると宣った途端に薬局でイソジンなどが品切れ。まさに踊るアホウに観るアホウ状態です」

乱心者の正体見たりFake知事!のことなんか論評の価値ナシ。軽佻浮薄の一語に尽きるな(笑)」

「先週末のNHKスペシャルを観たが、コロナと原爆の違いはあるにせよ、イザとなったら国民の命を犠牲にして、自分たちの保身やメンツのために確固たる決断を下せないという点で、安倍首相と東条英機がダブって見えたよ」

「『バカな大将 敵より怖い』という言葉は名言ですね(笑)」

「ところで、先週の『週刊現代』(8/1号)が、石川達紘弁護士にインタビュー、『暴走ひき殺し ヤメ検トップの独白』と題したシャープな記事を載せていました」

「俺も読んだが、かつての『週刊現代』らしいいい記事だ。このところ、すっかり老人専門誌になった感のある同誌だが、今後もこうした記事をどんどん載せて欲しいな」

『齢81。老醜老いさらばえて晩節を汚す』――東京地検特捜部長、名古屋高検検事長など華々しい経歴を根底から台無しにする傲岸不遜極まる言葉の連発には、口が悪いことで顰蹙を買うことが多い私も脱帽だ!(*_*)」

『俺は悪くない、悪いのはトヨタの車だ』――少なくとも人ひとりの命を奪っているというのに、徹頭徹尾、自らの“正義”を押し通すとは、元検事というプライドが言わせるのか、それとも後輩に追及される屈辱のせいなのか、人間性のカケラも感じられません」

「反省すれば罪を認めることになるから、徹底的に車のせいにせざるを得ないのだろうが、被害者を『片方、もう片方』と呼ぶなんて無礼千万。もし自分が検事の立場であれば、こんな被告人は、反省のカケラもない反社会性的性格の持ち主と決めつけたに違いないのに、逆の立場になるとシャーシャーと屁理屈を並べるんだから法匪の典型、苦笑するしかないわな(苦笑)」

「どうせ一審判決は有罪だろうから、控訴審、最高裁と裁判を長引かせるためには、徹底的に一審で無罪を主張しておかなければならないという事情もあるのだろう。つまりは判決確定までの時間稼ぎ、寿命と競争のゲームのつもりなんだろうな」

「そもそも、あの事故は、どういう関係か知りませんが、いっしょにゴルフに行く予定だったふたりの女性を迎えに行った際に起こったもの。ついつい舞い上がっていたのでは?と想像してしまいます(笑)」

「いずれにしても傘寿を過ぎて、満天下に醜態を晒しても、なお恥じないとは、狂った心臓の持ち主。まあ、それぐらい勘違いも甚だしい意識がなければ、検察という組織では出世ができないのかも知れんが、九仞の功を一気に欠いたことだけは間違いないな」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

来年の開催も絶望的だと見られているにもかかわらず、ここに来て、オリンピック関係のニュースが頻繁に流されています。なぜなのか。電通幹部氏いわく。「協賛金の集まりがすこぶる悪いので、そのための“お囃子”ですよ」。 ン? それって未公開株詐欺と同じじゃないですか。 「もともと広告代理店なんて虚業の最たるもの。その気にさせるためのラッパ吹きですよ(笑)」。――格別の暑さの毎日、くれぐれもご自愛下さい。(なお、次回はお盆休みのため休載致します)。



 

第199回・記者クラブ楽屋裏座談会

第199回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

(前回の続き)

――最近は毎日のように警察官による不祥事が社会面を賑わせています。
 
「そもそも警察組織というのは、明治維新のドサクサに産まれた“暴れん坊集団”だから、DNA的に“ダッシュ”が付くのは仕方ないこと。それに俺たちの時代には“デモシカ組”が結構いたから、あるまじきデタラメはひと通りあったにせよ、可愛げがあったというか、今のように破廉恥、姑息、陰湿な事件は少なかったような気がするなあ。
 
――「デモシカ」って何ですか?
 
「民間会社に就職できなかったから『警察官にでもなろう』、『警察官にしかなれない』という意味や。身体強健であれば、まず落ちることはなかったが、それでも結構、真面目だったよ。現在は、いつ潰れるか分からん民間会社より給料は安定しているし、倒産することのない“花の公務員”だから、そんな言葉も死語になったけど、その分、身分に甘えた勘違い野郎が増えたのかもな」
 
――昔はサラリーマンが気楽な稼業でしたが、今は警察官なんですね(笑)そういえば、公務員サマは余程のことがない限りクビになることはないと聞いたことがあります。
 
「出世を考えなければ、余計なことをしない限り、まずクビになることはないし、仮に触法行為があっても大抵の場合、依願退職止まり。懲戒免職なんて滅多にないからな」
 
――範を垂れるべき職務のはずなのに、民間会社に比べてヌルイような気がしますが、それは身内の誼で隠蔽というのが多かったからでは?
 
「バレなければ闇から闇に処分するパターンは官民問わず組織には付きものだが、警察や検察など世間に敬遠されがちな組織にとって何より大事なのは『威信』だから、それを守るための隠蔽は多いだろうな。それでも表沙汰になれば、この前の検事長の麻雀賭博をみても分かるように、渋々認めて最低限の処分で幕を引くんだから、狡いといえば狡いわな(笑)」
 
――警察の中の警察といわれる「監察」というのは警察官の不祥事を摘発する部署?
 
「違うがな。監察は警察の威信を守るため、つまり警察官の不祥事を表に出さず、内々に処分するための部署だ。下っ端警察官の飲酒運転や痴漢など些末な不祥事については大っぴらに公表するが、上級幹部が絡む事犯については、マスコミに察知されないように“潜水艦”で狙い撃ち、表沙汰にならないよう処分するという塩梅だ」
 
――どこまでも狡いですね(笑)。――最近の傾向として破廉恥罪が多いような気がするのですが…。
 
「以前と比べて、規律、規則で縛りつけ過ぎていることが災いしているような気がするな。警察官に限らず、大抵の場合、身を持ちのはサケとオンナとバクチというのが相場だが、一番安直なのはサケだ。そのサケに呑まれてムラムラ、オンナに対してエネルギーを発散するパターンだが、それにしても、痴漢や薬物、果ては少女買春など、恰好悪すぎるわな」
 
――下半身絡みでは女性警察官も負けていませんね(笑)
 
「昔の女性警官は総じて真面目だったが、時代の流れで色情気質の女性が増えているのかな。しかし、神聖な交番で同僚と乳繰り合ったり、イケメンのヤクザと気脈を通じたり、ハプニングバーに出入りする猛女がいたり、いくら“肉食好み”とはいえ、肉の食い過ぎだよ(笑)」
 
――女性警察官の試験は相当な難関なのでは?
 
「詳しくは知らないが、オツムより“釣り書き”が大きなウェイトを占める試験だから難しいみたいだぞ」
 
――要するにコネ?
 
「女性警察官の場合、結婚相手は警察官となることが多いので、警察を一家たらしめるには、いくら成績優秀でも「よそ者」はオフ リミット。身内に警察幹部がいたほうが断然、有利だろうな」
 
――「警察一家よ、永遠なれ!」なんですね。 (続く)
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「『今日は何人だった?』――今や発表される東京都のコロナ感染者数が“挨拶代わり”になった毎日。当初は200人、300人と言われると大騒ぎしましたが、今では少々のことではびっくりしなくなりました(笑)」
 
「馴れというのは怖いもので、そのうち1000人の大台に乗っても、『ホ〜そうかい、今日はちょっと多いなあ』なんて言い出すんじゃないか(笑)」
 
「ITだ、AIだと威張っていても、コロナにかかっては為す術ナシなし。人間の傲慢さと自然の威力を痛感しています」
 
『カネと命を秤にかけりゃ カネが重たい浮世の定め』――経済を回さなければと政府がカネを選択した以上は、『二兎を追う者は一兎をも得ず』。Go Toキャンペーンで今後は東京だけでなく、全国津々浦?にコロナ患者が爆発的に増えることを覚悟すべきだな」
 
「そうした手に負えない事態になったら、さすがの安倍首相もタオルを投げるんじゃないですかね」
 
「ノー、ノー!――我らが安倍首相は早々と『最悪の事態になった場合、私たちが責任を取ればいいというものではありません』と、しっかり予防線を張っているんだもの、辞めることなど念頭になし。一国の長としての『矜持と責任』を忘れた権力者は無敵の見本だよ(笑)」
 
「そんな折も折、ハチャメチャな状況に華を添えるかのように(笑)、“文春砲”でコロナ対策の一翼を担う厚労省のナンバー2とナンバー3の不倫疑惑が報道されました」
 
「片や橋本岳副大臣、片や自見英子政務官。親父は橋本龍太郎元首相に自見庄三郎元郵政相。ともに苦労知らずの40歳台の世襲議員。――今さらバカだ、チョンだというのもバカらしい限りだが、よくもまあコロナ騒動で世間が大騒ぎしている真っ最中に色欲に溺れて“失楽園ごっこ”とは極めつけの“脱力スキャンダル”。こんな不届き議員が指揮を執っているようでは『百の説法 屁ひとつ』。コロナウイルスも嗤っているんじゃないか(笑)」
 
「こん不始末は世が世であれば、最低でも閉門・蟄居、お家お取り潰しの沙汰があってもおかしくないのだが、平成、令和の時代にあっては何があろうと、お咎めは一切なし。まあ、親分自体が、自らを律することができないのだから、木っ端議員に武士の心得を求めるのは無いモノねだりとはいえ、総理大臣以下、恥を忘れた国会議員は、くどいようだが不要不急の代物だわな」
 
「始末に負えないついでにいえば、本会議や委員会で居眠りは当たり前、娯楽小説を読んだり、英語の勉強をしているスカタン議員が目につきます」
 
「報道されただけでも、坂本哲志、平井卓也、大西宏幸、野田聖子…さながら学級崩壊そのものです(笑)」
 
「平井卓也クンはつまらん話題によく名前が出ますね」
 
「彼の親父は参院副議長まで務めた平井太郎。うどん県では四国新聞などマスコミを牛耳る名門だが、やることなすこと全てが如何にも幼稚。バカさ加減では、大阪の中山泰秀クンと互角のボンクラ2世だな。時間が出来れば『永田町・ボンクラ2世図鑑』を書いてみようかな」
 
「それはそうと先週、気象庁で大地震の誤報がありましたが、あれは自慢のAIの判断の誤りが原因だったようですね」
 
「昔の気象庁には天気図と雲の動きだけでピタリと明日の天気を当てる職人肌の達人がいたが、今じゃ気象衛星やコンピューターを駆使しているくせに大雨の予測はできないし、地震も赤っ恥警報。気象庁も不要不急の穀潰し官庁だな(笑)」
 
「まったくです。役に立たない気象庁にバカ高い税金を投入するより、カエルやナマズを飼った方が、かえって的中率が良かったりして…(笑)」
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「毎日が小田原評定」――昔から会議の多い組織はダメな会社とされているが、コロナ対策に当たる現在の政府の姿勢は、まさにダメな会社と同じ。なぜ、会議が多いとダメなのか。そもそも会議というのは、何が最善の策かを決めるためのものではなく、失敗した時の責任を曖昧にするための「儀式」である。政治生命、役人生命、学者生命を懸けて物申す人物が出て来ない限り、コロナ騒動はまだまだ続きそうな気配である。本日はこれにて。


 

第198回・記者クラブ楽屋裏座談会

第198回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

前回の続き

――前置きはこれぐらいにして、最近、退職警察官が問題企業の顧問とか社外取締役に就任している例が数多く見受けられます。

「そうみたいだな。ついこの間も『キャリア組までが、汚れたカネのおこぼれに与りたくて、反社勢力が実質的に支配している某企業の社外取締役誘いを引き受けている』という話を聞いたばかりだ。昨日まで十手を振り回していたくせに、辞めた途端に悪党の用心棒に鞍替えする例は昔もあったが、それらの多くは在職中の不始末が原因で定年前に辞めた連中が大半だ。ところが昨今は顧問の誘いがあれば、ブラックだろうと、何だろうとお構いなし。目先のカネに釣られて、その手の企業に籍を置くこと自体、警察組織全体に対する信頼を失くしてしまいかねないのに、見境なく引き受けているというのだから卑しい限りだ」

――ある反社企業のHP上の会社概要ですが、会長、社長以下の役員の経歴は氏名だけなのに、社外取締役に就任している警察OBについては、警察庁入庁以後の経歴をこれ見よがしに羅列しているのには笑っちゃいました。

オマワリならぬオマモリだな(笑)。――有体に言って、警察というのは、現職だろうと、OBだろうと、できれば関わりたくない組織だ。にもかかわらず、OBを進んで取り込もうとすること自体、脛に傷があることを自ら白状しているのと同じなんだがな…(笑)」

――ところで最近の4課の捕り物には、かつてのような華々しい戦果は、ついぞ見当たりません。

「暴対法、暴排条例でギリギリ締めつけてるんだもの、昔のようなダイナミックな事件は起こりようがないわな。代わりに増えたのが、任侠道にあるまじき特殊詐欺などの詐欺事犯だ。それでも暴力団壊滅をアピールするために“やってるフリ”だけはしなければならないから、時々、どんな微罪でも大掛かりなガサ入れを敢行しているが、現場の捜査員にすれば虚しいだろうな」

――逮捕のための逮捕というか、起訴まで至らない逮捕事案が増えているのはそのせいですかね?

「俺たちの現職時代には、逮捕するからにはキッチリと起訴、塀の中へぶち込んで初めて“事件”にカウントしていたが、今じゃ『警察の仕事は逮捕まで。起訴する、しないは検察次第』と開き直っているんだから情けないよな」

――安易に逮捕状を出す裁判所も問題です。

「裁判所は、昔からロクに疎明資料も吟味せぬまま、トコロテン式に逮捕状を出すというのが“伝統”だが、これとて広義に解釈すれば権力の濫用だ。いい加減、警察の言いなりになって逮捕状を乱発する悪癖を改めるべきだろうな」

――以前、警視庁の大幹部(故人)に「世の中には常に一定の悪が存在するものだ。警察の役目は、悪が異常に蔓延った時に、チョキンと鋏を入れることで、その悪を根こそぎやっつけようと考えるのは思い上がりだし、警察国家になりかねない危険な発想だ」と聞いたことがあります。

「その通りだ。ところが、残念ながら今の警察は“危険な方向”に向かっていると、OBの俺でさえ思うな」

(以下次号)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「片やGO!とウチワで煽りながら、片やSTOP!と水をかける。――本来ならば東京五輪の真っ只中のはずなのに、政府はGo To Travel !だ、いや都知事はStay Home!だと喧しい限り。今や日本は無政府状態(笑)に近い混乱の最中です」

「コロナ感染者数が大台替え、第2波到来か!と不安視されるなか、安倍首相は国会閉会中をいいことにスダレの向こうに隠遁。代わりに茶坊主の西村クン、ザンギリ頭の加藤クン、昼行灯の赤羽クンがしどろもどろの答弁を連発中の毎日だが、ここまで無能揃いではお手上げ。文句を言う気力も失せてしまうぞなモシ(笑)」

「安倍首相の腰が重いのは、Go To Travel Campaignが、このところ謀反の動きを見せている“紀州の老醜”の肝いりによるものだからで、『ボクちゃん関係ないも〜ん』とシカトを決め込んでいるのかもしれないが、それにしても、このところの首相の顔色は土気色。ヤバイんじゃないか」

「眼下の敵は未知のウイルスです。内輪もめにウツツを抜かしていると傷口は拡がるばかり。今こそ一致団結、シャンとしなければいけないのに、ナントカのひとつ覚えのように、『日常生活に十分な対策を講じつつ、経済を回さなければならない』と呪文を唱えるだけなんですからねえ…(*_*)」

『バカな大将 敵より怖い』――やること、為すこと、すべてが裏目。マジで現政権は太平洋戦争末期の東條内閣にそっくり。 “令和の広田弘毅”が現れない限り、真面目な話、神州日本は沈没してしまうぞ」

「まあ、バカな大将が率いる自民党を選んだのは国民だから、一番バカなのは国民だけどなあ(苦笑)」

「コロナ騒ぎはさておき、例の河井夫婦の公選法違反(買収)事件ですが、ふたり揃って起訴されたことで一段落。裁判待ちの状態ですが、『1億5000万円』という法外な選挙資金の出処と使途について、検察に動く素振りは見られないし、大手マスコミの後追い報道もナシ。うっかりすると、このままスルーされそうな雰囲気というのが気になります」

「検察にすれば、河井夫婦を血祭りにあげたことで自分たちの権力基盤を揺るがす検察庁法の改正も阻止できたし、このうえ1億5000万円まで手を延ばせば、内閣を吹っ飛ばしかねないだけに寸止め、撃ち方ヤメとなったのだろう(笑)」

「だからこそ、大マスコミが動かなければいけないのに…」

「それが社会の木鐸の本分なのだがなあ。――今の時代、検事長様のご機嫌をとるために賭けマージャンをするマスコミはいても権力悪にもの申す気概のある大マスコミは皆無、エベレストでマグロを探すようなもの。斯く言う俺もその一員だがな (苦笑)」

「Aさんの言葉だけに説得力は十分ですが(笑)、天下御免の当座談会ぐらいは忖度なしでお願いします(笑)」

「問題の1億5000万円の出処だが、これだけの額の出金伝票にハンコをつけるのは、総理、官房長官、幹事長
の3人だけ。地方の参院選では、どんなに気張っても5000万円というのが相場だ。とすると残りの1億円はどこに消えたのか?」

「あくまで私見だが、現在の自民党の“勢力図”から見て“Go To Travel幹事長”は除外できるし、官房長官も明からさまなムチャが出来る性格ではない。そもそも案里候補が出馬した理由は、対抗候補に悪口を言われたことを根に持った総理の“私怨”晴らしとされているが、総理の秘書が選挙の現場に出張って指揮を執ったり、カネを配る際に『安倍事務所から云々』のコメントが添えられていたことを考えれば、官邸の狙いは『大先輩の追い落しと私服肥やし』という“2兎”を追った作戦だった可能性も十分に考えられるんじゃないかな」

「なるほど。単純に引き算をすると、1億円が行きがけの駄賃…?」

「もし私怨晴らしを兼ねた公金(政党助成金or機密費)喰いなら、エグ過ぎる“総理の犯罪”ですなあ(笑)」

「河井夫妻が未だに容疑を否認しているのも『自分たちは、総理の要請でやったのだから、絶対に尻尾切りされることはない』と信じているからとすれば哀れな話だな」

「こんなにもディープな疑惑を追及しようとしないようでは、何のためのマスコミなんだ!と怒りの声が国民の間から湧き起こらなければおかしいのですが、そうした声は全然。まるで他人事なんですからねえ、理解に苦しみます」

「信念のカケラもない瓶詰めリーダーに、そのリーダーを担ぐ姑息な役人、使命を忘れたマスコミ、そして彼らに唯々諾々と従うバカな国民――よくよく考えれば、今の日本には国を愛する心を持てない非国民だらけですね(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コロナ感染者数がウナギ上りで騒然とするなか、既に中止が決定済み?の東京五輪について、あたかも恙なく開催されるかのような“提灯報道”が急増しています。なぜか? 事情通氏は、「先週の1年前イベントをはじめ、すべてはスポンサーを引き止めるためのPRにすぎません」とバッサリ。これって一種のヤルヤル詐欺では? 嗚呼、まさに令和の日本は、条理も道理もクソ食らえ。上から下まで、裏も表も詐欺師がウヨウヨ!――以上、本日はこれにて。




 

第197回・記者クラブ楽屋裏座談会

第197回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

――お久しぶりでございます。だいぶオツムの方は寂しくなッたようですが(笑)、お元気そうで何よりです。

「早くお迎えが来ないかと、指折り数えているんだが、憎まれっ子のせいで未だに世に憚っとるよ(笑)」

――お身体の方は、もう大丈夫なんですか?

「その節はお見舞いありがとうな。手術の甲斐あって三途の川を渡り損ねたが、。何から何までややこしい時代に長生きするのが幸せかどうか、複雑な心境だよ(笑)」

――何が時代をややこしくしているんでしょうかね。

「う〜ん。色々あるだろうが、『欲深き 人の心と 降る雪は 積もるにつれて 道を忘るる』――今だけ、カネだけ、自分だけという言葉通りの欲深な人間が多くなったことだろう。欲のないのは仏さんだけ、老若男女、生身の人間なら誰しも欲はあるものだが、特に若い世代に範を垂れなければいけない私と同じ世代に、その傾向が強いことが時代をややこしくしている原因のひとつだと思うな」

――「老兵は消え去るのみ」が警部の現役時代からの口癖でしたが、そうは言っても、今の時代、年々寿命が伸びています。因みに、現在の日本の人口は1億2600万人のうち65歳以上は3471万人。それが2040年には総人口が1億270万人のうち、65歳以上が3868万人、そのうち75歳以上が2220万人。警部の説によると、まだまだややこしい時代が続くことになります。

「あと20年もすると老人が、総人口の40%弱、右も左も老人だらけだぞ。国家の仕組みそのものが、こうした歪な人口構成を想定して作られていないのだから社会がややこしくならないはずがないだろう」

――欲には金銭欲、色欲、名誉欲など多種多ですが、ややこしい社会の中で老い先短い老人と将来がある若人の欲が正面からぶつかるのですから、混乱に拍車がかかるのも当然ですね。   (以下、次回に続く)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「一旦は収まったかにみえたコロナ感染者数が、自粛要請解除後から東京をはじめ、大都市圏で急増。テンヤワンヤ状態です」

「東京都のPCR検査は、これまで東京五輪、都知事選のため意識的に抑えられてきたのだが、ここにきての感染者数の増加は、五輪の中止内定?、知事選も無事終わったことで、検査人数を増やしたためで当たり前のこと。それを大騒ぎすること自体、お笑いなのだが、西村クンをはじめ、都道府県の首長たちは『気をつけよう』と檄を飛ばせばコロナウイルスをコントロールできるかのような道化芝居の毎日、まったくどうかしてるよな(笑)。――それはともかく、先週はウイルスを全国に配達しかねないと懸念されていたGo To Travel Campaignを感染者激増の東京だけ爪はじきにする方針に変更。常日頃、『国民の生命が最優先』と言ってるくせにイザとなると右往左往、責任転嫁に汲々とするばかり。今さらながらのことだが、ホント、使えないヤツばっかりだな」

「このキャンペーンの背景には、大物政治家や官僚の利権、全国旅行業協会、日本旅館協会、日本シティホテル連盟など業界団体の利害が絡んでいるだけに中止、延期することが出来なかったのでしょうが、アベノマスク配布、給付金支給に続くマヌケこのうえない愚策。何だか、やること、為すこと、すべてが裏目の安倍首相が哀れに思えてきました(苦笑)」

「動機が邪だから裏目に出るのは当然のことだよ(笑)――豪雨被害の最中に感染者の急増では、さすがに今回ばかりは十八番の虚言、妄言、隠蔽も役立たず。必死になって『やってますポーズ』をとっているものの、大方の見方は、その手は桑名の焼き蛤。拍手どころか、顰蹙を買うのが関のヤマだよ」

「良くも悪くも、自然は偉大ですね(笑)」

「国家の行く末を左右するような決定が、丁寧に議論されないまま決定。大きな不祥事が生じても謝罪だけで責任はウヤムヤ、それどころか不都合な事実については誰もが口を閉ざして事実をなかったことにして幕を引く――森友事件、加計学園疑惑、桜を観る会疑惑、検察庁法改正問題、河井夫妻巨額買収事件など積年の悪行を引きずったままで『最長内閣でござい!』と胸を張ったところで鼻白むだけ。早急に“白装束”の準備をすべきだろう」

「法も権力もお天道様には勝てずとあらば、生き延びるためなら何でもありの自公政権のこと、豪雨被害なんて後回し。かくなるうえはコロナ騒ぎと諸々のスキャンダルを吹っ飛ばせということで永田町では、9月初旬のG7帰国後に内閣改造、月末に臨時国会を召集して解散、10月25日に投開票というシナリオが噂になっています」

「まともな民主主義が機能している国なら、ここで解散するのは政権交代の危険を孕んだ大バクチなのだが、今回の都知事選の野党の体たらくを考えれば、たとえ不祥事テンコ盛りでも負けることはないと踏めば無きにしも非ずだな」

「でも解散の大義が…」

「大義なんて適当でいいんだよ。――そうだなあ、コロナ解散、Go To解散あたりで十分じゃないか(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これも異常気象のせいなのか。――アフリカを席巻したバッタの大群が中東を経由して東南アジアに飛来、すでに中国・雲南省に侵攻中とのこと。昆虫こそ世界最大の個体数を誇る生き物。いくら科学が進歩しようと、人類は自然には勝てないことを思い知らされる日が、目の前に迫っているのかも。となると、次に迫るのは食糧危機?――本日はありがとうございました。





 

| 1/21PAGES | >>

PR

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM