第189回・記者クラブ楽屋裏座談会

第189回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB

 


「検察官の定年延長法案」は、多くの著名人の反対ツイッターや検察大物OBの登場に恐れをなしたのか、さすがの一強政権も“タオル”を投入。今国会での可決は見送られ継続審議になったのはご同慶の到り。

 

顧みれば「検察人事」が、これほどまでに国民の注目を集めることなど殆どなかったにもかかわらず、今回は次期検事総長をめぐる強引な定年延長が絡んでいたことで大賑わいになったわけだが、果たして反対意見のほとんどが前提とする「検察=正義の味方論」は正しいのか。

 

言うまでもなく検察は「社会正義」の具現者であると同時に、圧倒的な権力を背景に「検察一家の正義」を希求する組織でもある。そんな検察組織の「暴走防止」を大義に掲げ、「人事」によって支配しようとしたのが我らが“一強総理”である。

 

その狙いは、検察を「モリ・カケ・桜・河井疑惑」など山積する醜聞から自身を守るための“防弾チョッキ”にしたいが為というのが定説である。しかし、いくら世論や検察OBが反対しようとも、その気になれば強行採決できたはず。それなのに、なぜあっさりと継続審議にしたのか。

 

穿ち過ぎかもしれないが、筆者は「検察との裏取引」、たとえば内閣に引導を渡しかねない河井陣営に渡した1億5000万円疑惑に手心を加える代わりに検察官の定年延長法案を見送るとする「密約」があったのでは?  と思案している。

 

つまり「内閣総辞職に値する疑惑」と「一家の聖域を守る」ことのバーターである。これなら双方、ウインウインである。さらに定年法案を先送りした直後に表面化した検事長の麻雀賭博疑惑も、不自然と言えば不自然。閣議決定という“飛び道具”で検事長の座に居座る検事総長候補が自発的に腹を切れば、検察の顔も立つし、内閣の責任もウヤムヤ、そして国民も溜飲を下げる。見事な“大岡裁き”である。

 

――永田町と霞が関の住人にとって、民主主義だ、法治国家だ、ハチの頭だ、というのは身のない常套句であり、彼らにとって何より大切なのは「保身と権益」である。もし、筆者の天邪鬼的な見方が当たっているとすれば、検察庁法改正を巡る世を挙げてのドタバタ劇の舞台裏は、例によって例の如し、正義の名を借りた政・官共催の「FAKE芝居」と言う他ないのだが、果たして…?

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「今日は蜜を避けてAさんと私だけの2人座談会です。よろしくお願いします(笑)。――さてさて、“赤レンガの雀鬼”の異名をとる東京高検検事長が『週刊文春』による賭けマージャン報道を受けて辞任しました」

「今時、麻雀とは随分とレトロだが(笑)、選りにも選って外出自粛の最中に検察ナンバー2が、チー・ポン・ロンじゃあ、100%アカンわな。ネタ元は検察内部か?官邸筋か?それとも大負けした記者のチクリか?はともかく、検事長にすれば、剣が峰の状況での文春砲の直撃は、想定外の“放銃”だろう」

「『余人に替えがたい逸材』らしくないあっけない最後ですね」

[しかしモノは考えようだ。検事長にすれば、堂々と?辞める口実が出来たし、官邸だって定年問題絡みの辞職でないのだから、ホッとしてるんじゃないか(笑)」

「お相手がS紙の記者(2名)だったというのは分かりますが、A紙(経営委員)までが和気藹々と卓を囲んでいたとは…(苦笑)」

「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。今回はS紙とA紙がヤリ玉に挙がったが、雀友は2紙だけではあるまい」

「何とか美味しいネタを貰おうと自宅に雀卓まで用意して“密着取材”しなければいけないとは、ブンヤさんも大変ですね(笑)」

「そもそも大手マスコミが権力の監視役だなんて嘘っぱち。実態は“権力の提灯持ち”だ。麻雀をしようが、オイチョカブをしようが、相手は検事長だもの。万にひとつも問題になるはずはないと、卓を囲んでいたのだろうが、まさしく天網恢恢疎にして漏らさずだな」

「今回の件と関係ありませんが、S紙といえば以前、検察、警視庁キャップ担当時代に敏腕で鳴らした記者がいましたが、名前は確か…」

「一時退職、K書店から出戻りのだろ。東京から大阪本社、沖縄支局に異動。その後は編集委員か何かの肩書を持っていたが、がどうかしたのか」

「彼の大阪本社時代の“武勇伝”を思い出したもので…」

「ああ、あの不都合な話か。Mの当時の上司は大半が鬼籍に入ったし、今のS紙社内でも“そのこと”を知ってる人間はいないんじゃないかな。――まあ、表の顔があれば、裏の顔もあるのが人間だ。武士の情けで実名は避けるが、あんな野郎が敏腕記者とは、ヘソが茶を沸かすゾなもし」

「東京高検といえば、2000年ごろですかね、検事総長の椅子を約束されていたN検事長🚺問題で辞任に追い込まれています。――🍶🚺
🀄――道楽三拍子のうち2つが揃ったわけですから、酒乱検事が出てくれば“3色聴牌”ですね(笑)」

「検事は伝統的に庁舎内の酒盛りで鍛えているから酒豪揃いだ。いつ“泥酔暴れん坊検事”が問題になってもおかしくないぞ(笑)」

「古い話ですが、昔は警視庁記者倶楽部内でも白昼堂々の賭け麻雀が行われていました。それも勝負が速い3人打ちで、中には給料よりマージャンの稼ぎが多い豪傑もいたらしいですね(笑)」

「デキル社会部記者のDNAは極道のDNAと相似形。だからこそ面白いネタを掴めるし、スクープ記事をモノに出来るわけだが、今じゃ各社横並びでドングリ君ばかり。インサイドニュース欲しさの宦官記者に権力の監視役を期待すること自体、無い物ねだりの子守歌というものだ(笑)」

「ところで、コロナ禍も日を追って感染者数が減少、東京も含め外出規制終了の日も近そうです」

「甘い見方だな、それは(笑)」

「なぜですか?」

「感染者数を増やさないために、故意に検査を少なくした粉飾発表だもの。減少するのは当たり前だのクラッカーだ(笑)」

「政府は検査数を『増やす、増やす』って言ってるのに、あれはカラ手形なんですか」

「いつまでも自粛を続けていると経済が回らなくなって給付金だ、補償だとうるさいし、だからといって安易に自粛要請を解除すると、第2波襲来で感染者が死ぬ。カネは出したくないが、エエ恰好もしたい。規制解除は、カネと命を天秤にかけたパフォーマンスだよ」

「でも、そんな中途半端な対策で大丈夫なんですか?」

「大丈夫じゃないよ。敵もさるもの引っ掻くもの、秋頃には第2ラウンドのゴングが鳴ると思うよ。コロナの今後については次回に譲るとして、今日はこの辺で閉店ガラガラにしようぜ」

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「“毒饅頭”とも知らずに、天から小判が降ってくるとに大喜びしている国民はバカとしか言いようばないよ(笑)」(財務省OB)――大盤振る舞いの先にあるモノは?――本日はこれにて。




 

 


第188回・記者クラブ楽屋裏座談会

第188回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


「ナヌッ、誤解だって!コラーッ、冗談は顔だけにせんかい!」――我らが安倍首相の「募りはしたが、募集はしていない」に匹敵する加藤厚労相の「誤解発言」が批判を浴びている。

それにしてもである。後手後手に回ったコロナ対策で集中砲火を浴びている折だけに責任を回避したい気持ちが言わせたのであろうが、もう少し気の利いた言い方はなかったのか。

まさか総大将の性癖を真似したわけではあるまいが、非常時にあってシレッとして「保身命」丸出しの言葉を口にするようでは“コロナ担当大臣”失格の誹りを受けてもやむをえまい。

コロナ肺炎流行当初にあっては手堅い答弁を評価され、「さすがは六月翁の娘婿。ポスト安倍レースの有力馬」との声も上がったが、今回の発言で大臣失格の烙印を押されたことで、ゲート入りは立ち消えになったと言っても過言ではない。


閣僚失格といえば、目下、世間を騒がせている「検察官定年延長問題」でハチャメチャ答弁を連発してきた森法相も同類であろう。近時、法相ポスト自体は軽量級化、公選法違反で起訴された前法相は論外だが、過去には六法全書も満足に読めない御仁や見識皆無のロートル先生でも務まった「内閣の盲腸的存在」であるにせよ、虚言、妄言の山を築いて恥じない女史の厚顔ぶりは別格。今後は法相ならぬ「呆相」と呼ぶべきであろう。

――嗚呼!改めて「バカな大将、敵より怖い」と嘆息する日々でございます。


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「食っちゃ寝、食っちゃテレビ、食っちゃコンビニ、食っちゃ散歩、食っちゃ…。『禁足令』を守るのも案外、疲れるものですね(笑)。――ところで14日に感染者数が減少した39県の外出自粛要請が解除されました」

♪カネと命を秤にかけりゃ カネが重たい浮世の定め♪ ――解除は経済回復云々ともっともらしい理由を並べているが、ホンネはこれ以上、自粛要請を続けていると『補償要求』の声が更に強まるから、とりあえずガス抜きのためのポーズとして禁足令を緩めたということだろう(ヒヒヒ)」

「お上の考えていることは、いつも抽象的且つ耳障りのよい掛け声だけ。再度、流行すれば、国民のせいにして、また禁足令を出せばいいと思っているんでしょうね」

「しかし、自粛要請が解除されたとはいえ、すぐに人の動きが以前の状態に戻ることはないだろうし、100万や、200万の涙ガネをばら撒いたところで焼け石に水。おそらく中小零細企業の倒産はこれからが本番だろうな」

「外出自粛でテレビを観る時間が増えましたが、どのチャンネルも倉庫に積んであった過去の番組の再放送ばかりです。テレビ離れが顕著な時代にあって、“テレビ回帰策”にもなるし、何より制作コストが掛からないのだから一石二鳥でしょう」

「中古ドラマといっても、現在みたいな安直な作りじゃなく結構なカネを掛けてるし、内容的にも味のある番組が多いような気がします」

「ご指摘の通り、昔のテレビ局は、すべての面で余裕があったし、番組も面白かったよ。私が言うのも変だが、今みたいに、下請け会社を奴隷扱いして、良質な番組なんか出来るはずがないじゃないか(笑)」

「古いドラマの主役に死人が目立ちますが、安物の芸人や自称評論家、タレント業が本業の大学教授や弁護士が、リモートなんとかで“出窓”みたいな枠の中で、一丁前に能書きを垂れるのを観せられるより遥かにいいですよ」

「その“出窓出演”だが、テレビがyou tube化。お蔭で視聴率が上がったという予期せぬ現象も起こっており、今後はスタジオに来ない“在宅専門タレント”の需要が増えるかもしれないな」

「ところで、正確に計ったわけじゃないですが、以前よりCM時間が長いような気がするのですが…」

「確か、CM時間は番組時間全体の18%と決められているのだが、コロナ騒ぎで広告料が激減していることもあって、ドサクサに紛れて時間を水増ししている可能性は濃厚だな」

「それに通販番組も増えているように思うのですが、あれって100%がCMなのに『18%ルール』に引っ掛からないんですかね?」

「う〜ん。普通の番組ならば18%だろうが、通販はどういう扱いなんだろう? 恥ずかしながら分からないなあ(苦笑)。今度、ウチの通販担当部局に聞いておきます」

「全編CMなんだから、あれは『カタログ』ですよ。番組枠を貸すだけの濡れ手に粟の美味しいカタログ商売は番組なのか、それとも特別な扱いなのか。もし番組と呼ぶならば、18%ルールを無視した商法ですよ」

「全編カタログでも番組で通用するならば、いっそのこと朝から晩までCMばかり流すテレビ局があってもいいですよね(笑)」

「新聞の場合は、第三種郵便扱いを受けるためには50%以下と決められているのですが、テレビの場合は公共の電波を独占的に使っているわけですから、厳格に適用すべきだと思う一片の曇りもあってはいけないと思う今日、この頃でございます。――ね、Cさん!( ´艸`)」

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冷静に考えれば、検事総長人事を内閣が差配することは両刃の剣。デメリットは、検察庁を時の政権の“番犬”に据えることができること、メリットは検察官の暴走にブレーキをかけられること。が、なぜデメリットばかりが強調されるのか。

信のなさすぎる総理大臣が「三権」を掌握することに危うさを感じているからなのか、それとも検察庁は常に正義の味方という幻想を抱いているからなのか。いずれアヤメかカキツバタ。が、閣議で特別法たる検察庁法が改正されれば「三権分立」は完全に死語、信なき官邸に
「三権が集中」する構造は、憚りながら「独裁国家」への第一歩と案ずる次第です。

――本日はこれにて終了!





 

第187回・記者クラブ楽屋裏座談会

第187回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


予定通り?外出自粛要請が延長されたドサクサに紛れて、「憲法に緊急事態条項を盛り込むべきだ」との声が一部で上がっている。そういえば1月末に“キョートのイブキ翁”が「(コロナ騒ぎを)改憲の実験台に」とアドバルーンを上げていたが、それに符丁を合わせたような改憲論の再度の台頭は気になるが、ついこの間までは「第9条」の改正の必要性を訴えていたはずなのに、今度はコロナ禍のドサクサに紛れて「第73条」とはいかにも無定見という他ない。確かに現行憲法は(諸説あるが)「進駐軍」が作成したものであり、敗戦後70余年を経て自前の憲法を持ちたい気持ちも分からないではない。しかし国際法上、未だ先の朝鮮戦争が終わっていないし、悲しいかな我が国は、主権国の体裁をとってはいるものの、政治的・軍事的・経済的には、アメリカ合衆国の「51番目の州」。そうした現実を踏まえた議論がないまま、時の政権に都合のよい条文だけを継ぎはぎ的に改正するのは、如何なものか。乱暴を承知でいえば、いっそのこと「現行憲法は独立国家という形式と引き換えに、たとえば安保条約に見られるように、多くの“密約”によって骨抜きにされた、抜け穴だらけの欠陥憲法なのでこの際、全面的に主権在民に立脚した新しい憲法を作成したい」と提案すればスッキリするのでは?と思う今日この頃でございます。

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「いい加減、新型コロナニュースは食傷気味。一体、いつまで“冬眠生活”を送らなければいけないんでしょうかね」

「感染者数が減少に伴って自粛解禁が近いような報道もあるが、どうかな。永田町では外出自粛は5月末で終わらず、6月にズレ込むという声が多いんだよな」

「日々、公表される感染者数だって、検査数は少ないし、得意の隠蔽・改竄で、どこまでが本当やら(笑)。首相直々のマスクだって未だに届かないし、金科玉条の如く口にしていた『4日間・37.5度』という検査基準も厚労相によれば『単なる目安』と居直る有様。一事が万事、深い教養に裏付けられた政治哲学なき烏合の衆の言うことを信じろと言う方が無理之介だよ」

「『信なくが立たず』です(笑)」

「ところで、東京オリンピックは来年は間違いなく開催されるんですかね」

「( ̄∇ ̄;)希望的観測だな。――報道されないが、五輪関係者の中には『来年開催は無理。既に中止が内定している』と広言するムキが増えてきているようだな」

「コロナのみならず、不気味なのは最近頻発している地震だ。参考までに100年前に遡れば、1918〜1919年スペイン風邪、1923年関東大震災、1930年世界大恐慌、1939年第2次世界大戦。――歴史は繰り返す。
疫病の流行後の厄災の数々は無視できないと思うが…」

「今回のコロナ禍は米中の覇権争いに発展するとか、令和大恐慌の到来で大規模な富の移動が起こると指摘する意見が増えています」

「すべてをガラガラポンにすべし!――コロナウィルスは傲慢の限りを尽くしてきた人類に大喝を入れるための自然の摂理かもしれませんね(笑)」

「それはそうと、コロナ騒ぎのドサクサに紛れるかのように、国家公務員と検察官の定年延長法案が衆院を通過しました」

「定石通り?とはいえ、姑息の一語に尽きますね」

「ドサクサ紛れといえば、検察官の定年延長以外にも、F官房副長官補の公正取引委員長、Y内閣法制局長官の国家公安委員、T警察庁官房審議官のカジノ管理委員会事務総長、S預金保険機構審議役の東北管区警察局長、N特定複合観光区域整備推進本部事務局長のスロバキア大使就任など、とかくの問題があった役人のおかしな栄転人事が頻発しているが、彼らにとってはコロナ様々だよ」

「役人人事以外にも、これまで容認されてきた種取りや株分けなど自家増殖を禁止する改正種苗法案も審議に入ったが、ロクな審議もないまま、多勢に無勢で可決されそうだ」

「農業分野にも市場原理を持ち込むことに熱心な農水省肝煎りの法律ですが、種苗会社だけが儲かる百害あって一利なしの法案。アメリカの“言いなり法”ですよね」

「やれやれ、右を向いても左を見てもデタラメばかり。マジで日本沈没の灯は近いかもしれませんね」

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令和の時代は混沌の時代。今回のコロナによって「人々の生き方」が大きく変わりそうです。本日もありがとうございました。

第186回・記者クラブ楽屋裏座談会

第186回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB



400億両以上の大枚を投じた上様肝いりのマスク、通称「アベノマスク」に不良品(1億枚以上?)が混じっているとのことで配布を中止、回収・点検作業に当たっているという。そういえば、心待ちにしていたのに我が家にはまだ届いていない。既に届いている知人に聞けば、ネット上の声に反して「ちょっと小さいが、なかなかの出来栄え」らしい?が、どうしてこんなドジとしか言いようがない失態が起こるのか。

上様個人に悪意がないとしても、ついついマスクを納品した「回船問屋の忠兵屋、薬種問屋の興和屋に対する利益供与だ」、挙句の果ては「配達屋の売上に協力したのではないか」など、あらぬ噂が立つのも無理はない。一体、江戸城にあって上様を支えなければならない家臣たちは身命を賭して職務に励んでいるのだろうか。たとえ仕える上様が少々“瓶詰め頭”の持ち主であろうと、家臣たる者、上様の徳の無さを補う盾となるべきなのだが、どうやら官邸には“逆命利君の家臣”は居ないようである。

大手瓦版記者いわく。「残念ながら、そんな気の利いた家臣はいないどころか、反対に老中の今井越前守、佐伯丹後守以下全員が、坊ちゃん育ちのワガママ上様を“利用”して自分たちの利権獲得と保身に精を出す不忠者ばかりです。彼らにすれば、ここで上様が“白装束”を着ることにでもなれば身の破滅。過去の悪事を隠蔽するためには馬を鹿と言い続けるしかないのです」――いやはや、たかがマスクひとつ満足に配布できないようでは、近々にも配給されるという「十両」ぽっちのお見舞金もどうなることやら。改めて「バカな大将、敵より怖い」と思う今日この頃でございます。


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「Golden Weekならぬ『Stay Home Week』が始まりました」

「掛け声だけならサルでも言える――小池都知事は『三蜜』に続く、新しいキャッチ・フレーズで悦に入ってるが、コロナ肺炎は一向に収まる気配なし。そもそも、ここまで拡がったのは、オリンピックとコロナ対策を天秤にかけたことによる初動の遅れが原因なのに、それを棚に上げて、パチンコ屋を感染拡
大の元凶と見立ててサンドバック替わりにしたり、スーパーの買い物を3日に1回にせよと“命令”したところで鼻白むばかりだ」

「業種的にパチンコ屋は叩きやすいのでしょうが、店によっては家賃だけでも月に1000万以上掛かるんですから、そうした事情も忖度せず、鼻クソみたいな給付金を錦の御旗にして店名を公表、頭から休業を“命令”するのはどうなんでしょう」

「三蜜回避を理由にするならまだしも、ドサクサ紛れにギャンブル依存症まで持ち出して『休業すべし』とお門違いの意見を口にする有識者もいますが、ギャンブル中毒を云々するなら無観客とはいえ、競馬や競艇、それにカジノだって中止にすべきですよ」

「非国民の誹りを受けるかもしれないが、そもそも今回の特措法は、あくまで『要請』が基本だ。しかし、昨今の風潮は、世論を味方にした『事実上の強制』だ。目下、社会の敵みたいにされているパチンコだって立派な正業なのに補償もなしにバッシングするのは如何なものと思うぞ」

「ところで、コロナ肺炎のお蔭でモリカケ事件、桜疑惑、検事総長人事問題などで一旦は窮地を脱するかに見えた安倍首相ですが、コロナ対策の不手際で、このところ顔色が頓に冴えないような気がします。横車を押し続けて難局を切り抜けてきた官邸内部でも不協和音が囁かれているようですし、ひょっとすると第一次政権同様、ギブアップするのでは?という声もあります」

「本音はリタイアしたいのだろうが、ここで辞めると旧悪に火が付く懸念もあるし、坊ちゃん宰相にそこまでの決断はできないんじゃないかな(苦笑)」

「コロナ禍で得をした口といえば、カジノ疑惑で逮捕、起訴された秋元司元国交副大臣被告然り。今では完全に蚊帳の外扱い。公判もいつ始まるか分からないし、ニンマリ組のひとりですね」

「選挙区にポスターだけはベタベタ貼っているが、未だにアナグマを決め込んでいる菅原一秀前経産相も恩恵組だな(笑)」

「そういえば急に学校の新学期変更問題が議論の仲間入りしてきました」

A「コロナ禍と全く関係ないとは言わないが、現段階で為すべきことはコロナ対策だろ。それを新学期を9月にするとか、しないとか。穿った見方かも知らんが、UFO写真の突然の公開同様、失政批判の鉾先を躱すための“猫じゃらし”だよ」

「捜査当局も殺人・強盗・放火などの凶悪事件以外は不要不急の事件として後回し。新規の詐欺事件などは相手にされないみたいですね」

「悪党たちにすれば、鬼の居ぬ間の洗濯とばかりに腕伏しているだろうが、外出禁止の時期だけにテンプラ電話による振り込め詐欺より、押し込み強盗が増えるんじゃないかな」

「海外逃亡中の輩の居場所を把握、逮捕したくても渡航禁止で、切歯扼腕。休戦を余儀なくされている状態です」

「大人しくSTAY HOMEとなれば、年寄りは仕方なくテレビ、若者や子どもはゲームというのが定番ですが、特にテレビ番組は在庫がないせいか、コロナ関連ニュースと天気予報以外は再放送ばかり。古本屋ならぬ“古番組屋”状態です」

「スポンサー料は激減だし、地盤沈下に拍車が掛かり放しの状態だ。早晩、我々の給料カットやリストラが始まるだろうな。在京キー局はまだしも、深刻なのは地方局だ。今までは親方局のフンドシで相撲を取る楽チンな商売だったが、親亀コケたら子亀もコケる。倒産はともかく、再編は必至だろう」

「テレビ局は、下請けの制作会社苛めで高禄を食んできたのですから自業自得ですよ(笑)」

「新聞だって依然として右肩下がりだ。これからは読者向けの社会の木鐸などという恰好いいスローガンは捨てて、“クライアント・ファースト精神”で賃貸ビル屋に精を出すしか生き残る道はないかもな(笑)」

「今回のコロナ禍で、不要不急の最たるものは国会議員と野次馬マスコミということが分かったのが“コロナの恩恵”ですね(笑)」

「あのう、素朴な疑問で恐縮ですが、なぜ最近の政治家の会話の中に横文字
が氾濫するんでしょうかね?」

「横文字には、不思議な効用があるんだな。すなわち使う方も、聞く方も、本当のところはよく分かってないのに、横文字が混ざると、お互いが分かったような気になって話が進行するから不思議なもんだな(笑)。だから見かけは素晴らしいが中身はスッカラカンの政治家ほど横文字を乱発するんだよ」

「なるほど。横文字は幻惑させるための道具なんですね。どこかの女流知事然り、どこかの若手大臣国然り。納得です(笑)」

「それはそうと、CNNが金正恩朝鮮労働党委員長が重篤状態だと報道しましたが、その後、韓国、中国から誤報ではないかと否定する報道が出ています。鋼鉄のカーテンで閉ざされている国だけに真相は闇の中だが、こんな時こそK通信・元平壌支局長の出番なのに何処へ行ったんでしょうか」

「支局長って言ったところで普段は北京に居て、イベントなどでお呼びが掛かったら平壌に出向というお飾り支局らしいですから、これまた不要不急の代物。真相を期待すること自体、無いものねだりの子守歌ですよ(笑)」

「┐(´∀`)┌ヤレヤレ。世の中は不要不急のモノだらけですね(笑)」

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過密都市・東京で「7割、8割の外出禁止」なんて土台、無理な話。5月6日が期限だった“禁足令”はあっさりと1ヶ月延期、新型コロナ肺炎の終息は、まだまだ先の話だと思います。くれぐれもご自愛ください。なお、来週はSTAY HOMEの沙汰に従って当座談会はお休みにさせて戴きます。

 

第185回・記者クラブ楽屋裏座談会

第185回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB



何を根拠に「5月6日」をタイムリミットに決めたのか知らないが、緊急事態宣言を発令して20日近く経つというのに、感染者数は一向に減る気配はなし。「最低7割、できれば8割、人との接触を減らすべし」との要請を国民が無視したせいなのか、それとも「とりあえず」を前提にした適当な計算だったのか。どちらにせよ、禁足要請は再延長(然るべき筋によれば、ひとまず5月末?)されそうだが、こうした閉塞状況はいつまで続くのか。残念ながら、現場で奮闘する医療関係者の間からは「G・Wどころか、夏休み頃まで続くかもしれない」との声が聞こえてくる。

「世界規模の変事」について、よく引き合いに出されるのがリーマンショックは「金融機関の危機」だが、今回のコロナ禍は「国民生活全般に影響を及ぼす厄災」である。既に不要不急の外出禁止の要請によって、飲食店、ホテル・旅館、旅行、興行、レジャー、プロスポーツ、デパート、輸送全般、風俗業界など多くの業界が大きな打撃を受けており、例外的に相好を崩しているのは、競馬などのギャンブル業界、出前の配達屋、スーパー、ネット映画の配信屋、商業ビルの追い出し屋、布製マスクの製造企業、それに官費で毎日のように選挙運動?を行っている🚺知事ぐらい。冗談ではなく事態は深刻である。

半ば強制的に営業自粛を要請した手前、渋々営業補償だ、10万円だ、布マスク配布と対策を講じたものの、これまで「嘘・隠蔽・改竄」で責任逃れを続けてきた“日本丸の船長”の要請だけに薬石効なし!――命は惜しいが、分かっちゃいるけど、しばしの外出は止められない。近郊の行楽地は都心からの疎開客で大賑わいというのだからアジャパー。嗚呼!「禁足列島」はいつになったら終わるのか。只々、お天道様に祈るしかない毎日でございます。


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B:「いい加減、コロナウイルス以外の話題に触れたいのですがねえ(苦笑)。捜査当局は殺人、放火事件など発生モノ以外は開店休業状態。目ぼしいニュースはありません」

A:「明けても暮れてもコロナ、コロナ。うんざりする毎日だが、昨日、永田町方面から『東京五輪の中止がほぼ決定?』という残念な声が聞こえてきたぞ」

D:「冗談でしょ。エイプリル フールはとっくに終わりましたよ(笑)」

A:「それならいいんだが、発信源がオリンピックのサイバーテロ対策部署らしいから、頭からフェイク・ニュースと決めつけるわけにはイカンだろう。それに今までマスクも付けずに“暗闇の🐮”を決め込んでいたシンキロウ翁までが、突然『1年間の延期は首相が決めたこと』と責任転嫁ともとれる発言をするに及んでは、中止の公算は四分六どころか、それ以上のような気がするなあ」

C:「その話はわたしも耳にしたので、事実上の“勧進元”を務める広告代理店に当たってみたのだが、予定通りの開催なら言下に否定しそうなものなのに何故かノーコメント。何だか引っ掛かるんだよなあ」

B:「確たる根拠もなく来年7月に延期と発表したのはおかしいと思っていたのですが、ましてや今のようなテンヤワンヤの状況では、まだ1年以上あるとはいえ安全・安心な環境に戻るとは思えません」

A:「ウイルス同様、目に見えない福島原発事故による放射能汚染を『アンダー・コントロールの状態にある』とヨタを飛ばし、大枚をバラ撒いて引っ張ってきたオリンピックじゃないか。晴れ舞台を目指して頑張ってきた選手には気の毒だが、因果は巡る風車。すべては“スーパーマリオ宰相”の不徳が招いた結果だよ」

C:「開催を白紙にして、オリンピックに追加する費用を今回のコロナ禍でダメージを受けた業界に思い切って投入してこそ、国民の生命・財産を守る善政と言えるんだが…」

E:「国の浮沈が懸かっている時期のオリンピックこそ、不要不急の国際運動会です。わたしも中止に賛成ですね」

A:「スーパーマリオ宰相にしてみれば、ある意味でコロナ禍は神風。おかげで再燃した森友事件や桜を見る会疑惑など、足許にまとわりついていた数多の“厄介事”の影が薄くなりつつあるこの時期に大外捲り一発、オリンピック中止を宣言すれば評価は一変。迷君が名君に変身できたビッグ・チャンスのはずなのだがなあ(苦笑)」

B:「そういえば、スッタモンダの挙句、開学にこじつけた加計学園の獣医学部ですが、現在のような非常時にもかかわらず音無しの構え。動物相手の学部とはいえ、ウイルスを運んだのがネズミやコウモリなら絶好の出番なのに一体、何を研究しているんですかね」

C:「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。最初から国のご金蔵から税金を引き出すための“ハリボテ学部”に成果を期待しちゃイカンぞなモシ!」

B:「それはそうと、コロナニュースの合間を縫って報道されている河井克行・案里夫妻の公職選挙法違反事件ですが、先に逮捕された秘書の公判が始ったことで、近々にも“本丸”に火の手が上がりそうです」

A:「もはや完全に詰んだ状況だが、在宅起訴された段階で夫婦揃って辞任というシナリオのようだ。せっかく官邸肝いりのバックアップで夫は法相就任、妻は祝当選と万々歳だったのに一転してふたりとも“白装束”とは、過ぎたるは及ばざるが如しの典型のような展開だな」

C:「買収行為なんて選挙には付きものなのに、どうして河井夫妻はこうまでバッシングされるのか。報道機関の意地悪かもしれないが、多分に案里女史の何とも同情しにくいご面相の所為かもな?」

A:「政治家の顔は履歴書。以て瞑すべしだな」

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テレビに映る他の閣僚たちは顔の半分が隠れる大きな不織布マスクをつけているのに、安倍首相だけは具合が悪そうな小さな布マスク。言い出しっぺとはいえ、何だか気の毒に見えてしまいます。――本日もありがとうございました。





 

第184回・記者クラブ楽屋裏座談会

第184回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


「側近の人選については常に諂い阿る者たちから、どのようにすれば逃れられるかを考えなければならない。なぜならば、人間というものは誰でも、自尊心をくすぐられるのは気分の良いもので、つい、側近の言いなりになってしまうからだ」――「君主論」の著者で知られるイタリアの思想家ニッコロ・マキアヴェリの言葉である。組織のトップの椅子にまったく縁のない小生にしてみれば、側近たちのヨイショは、そんなに心地よいものなのか。実感は沸かないが、思い出すのは、過去に取材を通じて親しくなった大手企業トップ・H社長の言葉である。

露骨なゴマすりで出世してきた同社長の側近A氏は、社内では“できない奴”として知られている御仁について、「社長は、どうしてあんなA氏のような無能な側近を重用しているのですか」と失礼を承知で聞いたところ、「うん。彼が無能なのは私も分かっている。だがね、気持ちいいんだよなあ、ゴマをすられるというのは(笑)」。――恐るべし“ゴマすりウイルス”。

名経営者として今なお語り草になっているH氏ですら、このウイルスに冒されると相好を崩してしまうのだから、凡なるトップなら尚更のこと。ひょっとして、犬を抱き、珈琲を呑みながら不要不急の外出を控えている“動画の主”も、側近たちが撒き散らす「ゴマすりウイルス」に正常な判断を狂わされているのかも…。


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「『新型コロナ肺炎に関するニュースとかけて天気予報』と解く。そのココロは『どちらも毎日、報道します』――明けても暮れてもコロナ、コロナで気分が滅入る毎日です」

「全国的な緊急事態宣言の辻褄合わせなのだろうが、感染者数が少しづつ増えている(増やしている?)というのに、とりあえずのメドとしているG・W明けまでに勢いが治まると思っているのかね」

「都合の悪いことは、隠蔽、誤魔化し、責任転嫁が習い性になっている政府だもの、とりあえずの気休めだろう。実際の感染者数は真面目に検査すれば桁が違うと思うぞ(笑)」

「『嵐の日にこそ男の真価が分かる』――政府のコロナ対策は、ピントがズレているというか、決断力がないというか、本当に国民の生活と生命を守る気持ちがあるのか、どうか。今更ですが、信頼に値しないリーダーのやることは疑問だらけです」

「困窮世帯に30万円の給付金を配ると言っていたのが、一転してひとり当たり10万円の支給に変更。相変わらずのブレブレぶりですが、どちらにしろスパッと出さないと有難味も半減です」

「モタモタしているのは財務省が難癖つけているからだ。こうなりゃ憲法改正より財務省解体が先だな(笑)」

「さすがに日中の電車は空いていますが、朝夕はまだまだ3蜜状態。7割だ、8割にすべきだと騒いでいますが、あれじゃ無理ですよ」

「今回の緊急事態宣言で世の中の風景が随分と変わりました。たとえば、テレワークなんかがもっと進めば、本社なんて要らなくなるんじゃないですかね」

「あるメガバンクの幹部が、コロナ騒ぎで、いかに『不要不急の社員が多いということが分かった。皮肉な話だが、コロナが働き方改革に拍車をかけた』と言ってたよ」

「営業自粛で気の毒なのは、契約社員やアルバイトの人たちです。こんな状態が長引けば、ますます格差が拡がる社会になっちゃいますよ」

「一時は1万7000円ワレまで下げた株式市場ですが、その後は国家による株価操作で20000円近くまで戻してきましたが、どうなんでしょう?」

「実体経済はボロボロなのに“国家の事情”で大きく反発していますが、大局的に見て大きめのアヤ戻しだと思います。いずれ15000円ワレ、場合によっては12000円ぐらいまでの下げがあるのではと思っています」

「妄言の類いと笑われるかも知れないが――SF映画では宇宙人が襲来するというパターンが多いが、ひょっとすると今回の新型ウイルスはコロナ星からきた“姿なき宇宙人”のような気がするなあ(笑)」

「どうしたんですか。Aさん。コロナ性躁鬱病になったんじゃ?(笑)」

「冗談ではなく世界は一度、リセットしなければ持たないところまで来てるとすれば、今回の新型コロナウイルスは第1弾で、第2弾が大地震と食糧危機、そしてダメ押しが戦争。――“地球規模のガラガラポン”の時期が迫っているような気がするんだが…」

「参りました(笑)。――“夜の帝王”の異名をとるAさんが、アルコール不足と“STAY HOMEの後遺症”でおかしくなったようです(笑)。――皆さんもコロナウイルスに負けないように頑張りましょう」

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エスカレートするマスコミによる異常な“コロナ煽り”に、ついつい落ち着かない毎日ですが、こんな時こそ「乱にいて治を忘れず」の気持ちが大切です。本日もありがとうございました。

第183回・記者クラブ楽屋裏座談会

第183回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


竹下登・第74代総理大臣に冠せられたのは「言語明瞭 意味不明」だったが、安倍晋三首相(第90、第96〜98代)の場合は「言語不明瞭 意味不明瞭」。何事も「段々良くなる法華の太鼓」、本来なら代を重ねれば良くなるものだが、我が国の総理大臣の場合は反対に劣化。下々の国民にとっては憂うべきことだが、人生いろいろ、立場もいろいろ、表があれば裏があるのが浮世の定め。「総理神輿」を担ぐ官僚群と、気脈を通じたお友だちにとっては喜ばしい限り。

とにもかくにも、耳障りのよい言葉でヨイショ、ヨイショしていればご満悦。立身出世も国有財産の払い下げも「良きに計らえ」なのだから都合のよいことこのうえなし。こんな“イカサマ世界”を風刺的に描いたのがアンデルセンの『裸の王様』だが、悲しいかな、今の日本には、「王様は裸だよ」と正直に指摘した少年のように、常軌を逸した為政に異議を唱えるマスコミは絶滅危惧種。大半が「沈黙は金」、「触らぬ神に祟りなし」を決め込む歌を忘れたカナリア状態。なかには勝ち馬に乗れとばかりに“ヨイショ組”に仲間入り。こんなザマでは“マスゴミ”とおちょくられても已む無し。

が、祇園精舎の鐘の音。木の葉が沈んで石が浮くデタラメ政治がいつまでも続くはずもないのは歴史の教訓。その手段となるのが、昔は百姓一揆、今は選挙なのだが、我が国にあっては、昨今の投票率は国政選挙ですら50%前後。上が上なら下も下、国民の半数は現状是認というのだから処置ナシ。「こりゃダメだ!」――荒唐無稽の誹りを受けるかもしれないが、非理法権天。今回の新型コロナウィルスは、腰の抜けた日本国民はもちろん、天に唾して恥じない人類のバカさ加減に呆れた「世直し大明神」が遣わした“仕置き人”ではないのか?と思案する今日この頃でございます。


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『時を得た一針は九針の手間を省く』 ――遅まきながら安倍首相が緊急事態宣言を発令しました」

「“出し遅れの証文”を振りかざし、外出自粛をまるで『国民の義務』かのようにマスコミ総出で大騒ぎしていますが、首相といい、都知事といい“巧言令色鮮仁コンビ”が、何を言おうと、正直なところ、説得力はイマイチです

「給付金だ、休業補償だとグダグダ言ってるが、国民の精神的なモヤモヤを吹き飛ばすにはカネが一番、 『お願いするならカネを出せ』だよ。上から目線で要請だけしておいて、その結果は自己責任じゃ、おかしいだろう。とにかく『明日の10より今日の1』。前例がないんだから、四の五の言わずに、 “自粛賃”として、とりあえず全国民に10万円でも、20万円でもいいから、さっさと出せばいいんだよ」

いつ出すの? 今でしょ!! ――太っ腹なところを見せれば、相次ぐ疑惑で暴落一途の安倍首相の評価も一転、買い気配になるでしょうに…(苦笑)」

「Dさんが言ったように、ふたりとも国民、都民の『信』がないから何を言っても心に響かないんだなあ。安倍首相のハチャメチャぶりについては今さら言うまでもないが、小池知事だって、就任直後の豊洲市場問題に対する無様な対処や就任後の都政のチグハグぶりを振り返れば及第点以下。 小賢しくもテレビに出ずっぱりでペチャクチャ喋っていのも7月の“都知事選向け
のパフォーマンスとしか思えないもんな」

「東京はヤバイからと、東京から故郷に“疎開”する人に対して“帰って來るなコール”が少なからず、あるようですね」

「田舎の悪い癖だ。――♪帰って来いよ♪という歌は聞いたことはあるが、『帰って來るな』じゃ歌にならんがな(笑)。厄介なものを持ち込まないでくれという気持ちは分かるが、こんな時こそ相和して温かく迎える気持ちが欲しいよなあ。故郷にまで白い眼で見られたら、 ♪どうすりゃいいんだ、思案橋♪だぜ(笑)」

「質屋の宣伝に『遠くの親戚より近くの他人』というのがありましたが、人情酷薄の時代は、遠くも近くも『そんなの関係ない!』。何事も自分ファーストなんだから切ない限りです(苦笑)」

「テレビを観ていると、盛り場はまるでゴーストタウンのような画面ばかりですが、朝の通勤時は超はつかないまでも結構、混んでいます。台風中継の時、オーバー感を出すために殊更、風雨が強い場所や流れの急な川を選んで映すのと同じです(笑)」

「今回のコロナ退治のための非常事態宣言で感じることは、おそらく大東亜戦争突入時もこんな雰囲気だったんじゃないですかね」

「同感だ。『非常事態宣言』を『開戦』、『鬼畜米英』を『コロナ』に置き換えれば構図は同じだ。当時、戦争反対などと言おうものなら非国民の烙印を押され、憲兵隊に追っかけられるは、 “世間の眼”というお面を被った近隣住民たちに『あいつは赤だ』と白眼視されるはで、否応なく挙国一致の渦の中、戦地に向かわざるを得なかったんだろう」

「今回は『要請』という緩やかな言葉になっているが、マスクをしていないだけで敵意に溢れた眼で睨まれるのと同じで、実態は“世間の眼”によって外出禁止は半ば『命令』になっているわな。天邪鬼の私でさえ(歳をとったこともあるが)内心ではバカ野郎!と思いつつ外出時にはマスクをしてるもん(笑)」

「伊吹某が、 『非常事態宣言は憲法改正の実験台』と言ってたのを思い出しました。今回のドタバタぶりは、やっぱりコロナ肺炎にかこつけた戦争突入の“実験”だということを痛感します」

『バカな大将敵より怖い』 ――とにかく次から次に耳障りのよいアドバルーンは上げるが、結局は責任を取らないのが習い性になった政権なのに、それでも支持率は40%台という高さ。トコトン落ちるところまで落ちないと骨身に沁みないんですね、国民は!」

「歴史上の独裁者曰く『国民は困らせれば困らせるほど従順になる』 ――どんなに科学は進歩しても人間は懲りるということを知らない“永遠のバカ”なんだな(笑)」

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杞憂であれば幸いですが、不安満載の「日本丸」の行く手にはナイアガラの滝。そこで待ち構えているのは強制力を持った「新型・緊急事態条項」かもしれません。――頭をよぎるのはファシズムの到来と巷に溢れる失業者の群れ…。本日はこれにて終了致します。







 

第182回・記者クラブ楽屋裏座談会

第182回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


♪ベベンベンベン♪高級レストランでお友だちのB級芸能人らと撮った「お花見写真」で批判を浴びている「エンジェル妃」を「レストランに行ってはいけないのか。その時、何が求められていたかを正確に把握した上で意見を述べられたら」と逆切れ答弁で庇う我らが「お殿様」♪ベベンベンベン♪――琵琶法師による語りではない。「国会劇場」で演じられている質疑応答のひとコマである。

確かにお殿様の反論にも一理?あるが、世間がコロナ騒動で「あれするな、これするな」と大騒ぎしている折も折、カラスの勝手でしょ!とばかりに「三蜜」を無視、「不要不急の誕生パーティ」に参加してVサインとは、天真爛漫というべきか、NO天気というべきか、ファーストレディらしからぬ妄動は、まさしく「殿の心 妃知らず」。

その「お殿様」自身が山積する不祥事で苦境に立たされていることなど眼中になし。「頼むから余計なことをしないでくれよ」と祈りたい気持ちで一杯だろうが、当の「お妃さま」は我関せず。ここまで空気を読むことなく傍若無人に我が道を往くことができる感覚は、時空を超えた「天才」かも。このところ「お殿様」の顔色が一段と悪いのも、嘘と誤魔化し疲れもさることながら、「お妃さま」のご乱行の所為では?と忖度、否、心を馳せる今日この頃でございます。


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「一度ならず、二度、三度、妻の行動が、かくも頻繁に物議をかもす総理大臣は安倍首相が初めてのような気がするのですが…」

「言えばキリがないが、まあ、エンジェル・キャラメルのお嬢様だからなwww」

「その安倍首相が、よく口にするのが、『民信無くんば立たず』。言わずと知れた孔子の言葉だが、58歳にもなった妻に総理の伴侶としての行動を諭すことができない安倍首相に国民が信頼を寄せるはずもないわな」

「安倍首相は、2月末に『1〜2週間が瀬戸際』、3月に入って『今が正念場』、3月末には『蔓延の恐れが高い』、『緊急事態ではないが瀬戸際』と、頻りに危機を煽っていますが、危機感を煽るだけの抽象的な言葉ばかじゃ、何が何だか、よく分かりません」

「そのくせ、これはコロナ菌との戦争だ!と大仰に突撃論をぶつんだから最悪だ」

「だいぶ前から、官房長官以下、『マスクは大丈夫だ〜』と景気よく大風呂敷を拡げていたのに、未だに品切れ状態。挙句の果てに子ども騙しの布製の給食マスク(しかも山口県産?)を各戸に2枚づつ配布するというセンスの悪さ、想像力のなさ、屁の臭さには呆れるしかありません(苦笑)」

国民の安心、安全のために、躊躇なく、津々浦々に、速やかに、全力で、最優先で、万全を期して、一丸となって、全力で、と勇ましい形容詞、副詞は満艦飾ですが、すべてが言行不一致。非常時におけるリーダーとしての資質が著しく欠けていることが改めて分かりました」

「今頃かい?――Too  Lateだぞ(笑)」

「給付金にしても、ラッパは吹くが、金額も時期も未定だし…(笑)」

「こんなリーダーが、国民の反対を押し切ってやったことといえば、特定秘密保護法の制定、武器輸出三原則の撤廃、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認、安保法の強行採決、消費税増税など。いずれも国の根幹にかかわる重大問題ばかりだ。――今さら言っても仕方ないが、おそらく歴史に名を遺す亡国宰相になりそうな予感がするなあ(笑)」

「今さらながら、コロナ対策が後手後手に回ったのも、巷間言われているように、原因はオリンピック開催。――つまり、感染者の数字なんてどうでもコントロールできるわけですから、オリンピックの開催に関する東京のイメージダウンになる情報は、極力抑えたかったんでしょうね」

「まるで“令和の大本営発表”ですね。たまにマトモなことを口にしても、どうせ嘘でしょ!と国民は聞く耳を持ちたくても、持てませんよ」

「コロナ肺炎が発生するまで影が薄かった小池知事が、最近はテレビに出ずっぱりで大張り切りですが、7月の知事選の選挙運動のつもりなんでしょうかね(笑)」

「機を見るに敏。パフォーマンスにかけては天下一品の彼女のこと、指導力があるところを見せるための“晴れ舞台”と思っているはずですよ(笑)」

緊急事態宣言までは患者数を徐々に増やしながら発表。その数字が減った後で、首相と都知事が適切な措置を執ったとドヤ顔。その延長で、衆院解散で安倍4選、都知事選での再選というシナリオも考えられるな」

「その緊急事態宣言はいつ出るのでしょうか?」

「市ヶ谷方面では4月6日と言われてるけど、どうかな」

「それはそうと、コロナ禍は経済的にも大きな影響を及ぼしつつありますが、たとえばホテル・旅館業界は、中小はもちろん上場している大手企業――プリンスホテルを展開する西武ホールディングス、箱根小涌園や椿山荘の藤田観光、リゾートホテル・エクシブを運営するリゾートトラスト、ロイヤルホテル、ワシントンホテル、京都ホテルが軒並み業績がダウン、下方修正しています」

「雨後の筍のように数を増やしてきたアパホテルなんかもヤバイんじゃないですかね」

「何事も過ぎたるは及ばざるが如しだな!」

「居酒屋やネオン街からも悲鳴が上がりっ放しですよ」

「私の縄張りの風俗業界もお店に待機していても“お茶引き”連発で、女の子が、指2本を立てて“直引き営業”に転じているようです」

「地方行の高速バスもガラガラ、この前乗ったバスは7人でしたよ」

「人と物の動きが止まるんだから、全産業が大なり、小なり、ダメージを受けることで、長引けば真面目な話、世界中が“コロナ大恐慌”に突入する事態もあるかもな」

「こういう混乱の時代には、ドサクサに紛れて“危険な法律”が成立したり、許してはならない重大事件が闇から闇に葬られてしまうのが歴史の教訓だ。コロナ肺炎で大騒ぎするのもいいが、今こそマスコミは“トンボの眼”を持って、津々浦々に( ´艸`)目配りしなきゃイカンな!」

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コロナ肺炎関連ニュース以外はニュースに非ず!――こんな時期にあっては「乱にあって治を忘れず」――コロナに負けず頑張ってください。

 

第181回・記者クラブ楽屋裏座談会

第181回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


株価は右肩下がりだが、コロナ肺炎患者は反対に右肩上がりの中、パンデミック、クラスター、ロックダウン、アウトブレイク、オーバーシュート――今まで聞いたことのない横文字が当たり前のように飛び交っている。当初は何かのスポーツ用語と思っていたところ、こうもしつこく聞かされていると、門前の小僧経を読むではないが、横丁のご隠居までが、普通に口にする昨今、やるのか、やらないのか、結論を先送りにしていた五輪の「1年程度の延期」がやっと決定。「2020東京五輪」が「2021東京五輪」に看板替えされたわけだが、何が何でも総理在任中の開催を願う“スーパーマリオ首相”の国会での嘘つき疲れでやつれた表情に久しぶりに安堵の色。ご同慶の到りだが、すべては、「ウイルス任せ。「1年」でコロナウイルスを完全にアンダーコントロールできれば幸いだが、相手は「放射能」とゴッスンの無敵の新型ウイルスだけにどうかと首をひねる天邪鬼たちが声を潜めて曰く。「油断は大敵。天に唾する人間どもへのペナルテイはこれからが真打。天変の次は地異というのが歴史の教訓。悪い時には悪いことが重なるもので、今度は地震が起こるやも。そういえば、このところ多いのが、区役所から配布されるのは避難マップなど「地震」に備えた小冊子の類い。世の不幸を願うわけではないが、ひょっとして?と思う今日この頃でございます。

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「とっくに延期は決まっていたのに、最後の最後まで完全な形での開催を口にしつつ、聖火リレーを準備したりと、いかにも決行するかのようなポーズを見せていた安倍首相でしたが、やっと開催延期を発表しました」

「当初、IOCはWHOが決めると言っていたのに、いつの間にやらWHOは雲隠れしちゃって、結局、 『興行会社・IOC』の言いなりで延期となっちゃいました(笑)」

「最初からアヤがついた東京五輪だ。いっそのことスッパリと中止して、そのカネを経済対策に回せば名宰相なんだが、オリンピックマフィアの利益のために中途半端な延期。どこまでも国家、国民のことなど眼中にない冷酷な政権だな」

「都民ファーストと言いながら、本音は五輪ファーストの女流都知事も同工異曲。7月の都知事選の再選が確実になったせいか、ハイ・テンションで、首都封鎖だ、ヘチマだと悪乗り、大はしゃぎです」

「今回のコロナ禍で零細企業は倒産の危機、テンヤワンヤというのに政府の対策案は未だに小田原評定。現金給付案は結局、取り止め。消費税減税は即効性なしと判断、キャッシュレスポイントの還元延長は見送り、外食・旅行限定の商品券もわずか1〜2万円、しかも配布時期は夏以降。――ヤル気があるのか、ないのか、努力するフリだけでスッキリせぬまま。毎度、毎度、ナントカのひとつ覚えで『国民の〜』と言ってるくせに、今回も言行不一致。 『安倍政権の正体見たり、枯れ尾花』だな」

「こんな時こそ思い切った大盤振る舞いをすれば、再燃した森友学園事件など、足元にまとわりついている諸々の不祥事も少しは吹き飛ばせるのに…」

「国際運動会のことはひとまず置いて、以前に少し触れた新橋白骨事件に絡んで、マイク内田以下5人の地面師グループが、これまたやっと逮捕されました」

「マイクは、渋谷区西原の事件でも逮捕されているし、先の五反田・海喜館事件での12年の懲役に足し算すれば少なくとも20年。現在66歳だから、仮に長生きしても出所は米寿。現在、公判中のカミンスカス某、土井某も長い懲役になるのは確実だし、当分は地面師犯罪はなくなるだろうな」

「事件の解決は喜ばしい限りですが、その“副産物”として内田マイク、土井某と密接な関係にあった警視庁の敏腕警視、警部たちに火の粉が飛んでいると専らの噂です」

「『怪物とたたかう者は、みずからも怪物とならぬように心せよ。汝が久しく深淵を見入るとき、深淵もまたなんじを見入るのである』――身から出たサビだな」

「何ですか、その怪物云々という言葉は?」

「これはニーチェの著作『善悪の彼岸』の1節だよ( ´艸`)」

「なるほど。さすがはCさん、思わぬところで教養が滲み出ますね」

「事件といえば、この前、埼玉で自粛要請を蹴って開かれた格闘技大会の実質的な主催者・矢吹某に容疑は不明だが、捜査当局、それも4課が白羽の矢を立てたみたいだぞ」

「お上の要請を無視して決行したので“国家反逆罪”にでも問うつもりですかね?(笑)」

「矢吹の周りには、ややこしい輩も多いし、その気になれば容疑には事欠かないだろう」

「彼は東京ガールズコレクションも傘下に入れているし、目立ち過ぎたのかもしれんな」

「そういえば、逮捕以来、すっかり音沙汰がありませんが、黒木某はどうなんですかね?」

「黒木は完黙で頑張っているが、共犯者たちは“合唱団”みたいに謳いまくっているから厳しいかもな」

「近々、福島の除染作業を騙った大口の補助金詐欺が事件化すると耳にしたが、とにかく数が多すぎて(1000件?)ロシアン・ルーレット状態。残念だが、皆目、見当がつかない有様だ( ´艸`)」

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「老人は過去を語り、青年は未来を語る」――溢れかえる情報の中で立ち往生、語る未来のない我ら老人たちは、♪どうすりゃいいのか思案橋♪。日々、懊悩する毎日でございます。本日はこれにて…。








 

第180回・記者クラブ楽屋裏座談会

第180回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB



「令和の時代になってロクなことがないなあ」――先日、ある居酒屋で偶々、隣り合わせになった老人のつぶやきである。確かに最近は夢が持てるような明るい話題を耳にしたことはついぞなし。思わず「そうですね」と相槌。「誰のせいなんだろうな。政治が悪いのか、それとも国民自体が堕落したのか」。「色々あると思いますが、やはり政治家の劣化でしょうかね」。「政治家に昔から善人はいないが、それでも今よりはピりッとしていたし、責任の取り方をわきまえていたよ。それが今じゃ、嘘と誤魔化しが当たり前のように横行、ああでもない、こうでもないと理屈をこねて責任を取らないんだからデタラメだよ」。ここまでは昔を懐かしむ昭和生まれの愚痴である。「それもこれも民主主義が崩壊しつつあることの表れだな」。「ン?」。「国政選挙でも投票率がギリギリで50%チョボチョボ、地方選挙では30%あるかないか。加えて候補者は二世、三世のボンクラばかり。マトモな政治家が育たないのも道理だろ、そう思わんか、君ィ」。酔いが回ってきたのか、少し呂律が回らなくなってきたようである。「民主主義に加えて資本主義も限界だ。新自由主義と呼ぶらしいが、今だけ、カネだけ、自分だけで、格差は広がり放し。富める者はごく一部で、それ以外は奴隷同然。中流階層がいなくなった社会は、ローマ帝国と同じ運命を辿らざるを得ないんだよ」。――いやはや、見かけによらず、なかなかの論客。その後の1時間余のご高説は、またの機会に紹介したいと思う次第です。
 
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「予定通りか、延期か、中止か。――聖火も到着したし、セレモニーだけは予定通りすすんでいますが、2020東京五輪の開催を危惧する声が日増しに強まっています」
 
「安倍首相、東京都知事、組織委員会、JOCなど五輪関係者は予定通りに開催すると必死だ。何だか中止を前提にしたアリバイ作りのパフォーマンスのような気がするがなあ」

「永田町では延期もしくは中止は既定の事実と言われており、もしそうなれば安倍首相は衆院を解散、都知事選と抱き合わせの選挙があるとの噂が頻りに飛んでるぞ」
 
「なるほど。コロナ肺炎騒動のドサクサ紛れに解散すれば、尻に火がついたままのさくら疑惑、自死した財務省職員の手記発表で再燃した森友学園疑惑、黒川検事長の定年延長問題、秋元司衆院議員のカジノ事件、河井夫妻の公選法違反事件など足許にまとわりついている諸々の懸案事項も一気に吹き飛ばすことができるし好都合ですものね」

「卓袱台返しの解散は、国民の閉塞感を吹っ飛ばす意味でも効果的だし、腰抜け野党相手なら圧勝できるだろうからなあ(笑)」
 
「東京五輪に話を戻します。中国は早々とコロナ禍がヤマを越したと豪語していますが、反対に欧米は蔓延真っ最中。世界中の国が参加してこそのオリンピックなのに、これでは延期、中止も已むをえないのではないですか」

呪われた五輪らしく、初っ端の誘致に絡む賄賂疑惑に始まり、猪瀬おろし、エンブレム盗作疑惑、新国立競技場設計をめぐるドタバタ劇、ボートカヌー会場問題、お台場水質問題、マラソン札幌移転問題、そして今度のコロナ肺炎とケチのテンコ盛りだからなあ(苦笑)。――俺は延期、中止に賭けるぞ」
 
「選手には気の毒だが、スポーツを隠れ蓑にして大儲けを企んだ強欲野郎たちに対するお天道様の怒りの鉄槌だよ(笑)」
 
「天網恢恢疎にして漏らさず――やっぱり、スーパーマリオが“厄病神”だったんですかね(笑)」
 
「もし延期、中止になったら、懸命に頑張ってきた代表に選ばれた選手たちに対してどうするんでしょうかね。たとえ延期でも1年も2年も先になると準備もあるだろうし、メダル云々どころの話じゃないですよ」

「まあ、あれこれ言ったところで、すべてはIOCからボールを投げられたWHOの判断次第だ。利権団体のWHOにすれば、是非とも開催したいだろうが、現在の欧米の感染状況を見れば、いくら何でもGO!とは言えないだろうな」
 
「それはさておき、またもや文春砲が炸裂!――森友学園事件で文書改竄に関わった財務省職員の覚悟の手記を週刊文春がスクープ。先日の籠池夫妻に対する判決で、一応は終結していた事件が再燃の気配です」

「老人相手の記事ばかりの他の週刊誌が軒並み凋落傾向の中にあって、50数万部を完売するとは、さすがですね、ご同業のBさん」
 
「お恥ずかしい限りです(´Д⊂グスン)――週刊誌はトップ屋、そのトップ屋が内容証明1本でビビって、触らぬ神に祟りなしを決め込んでいては、週刊誌の存在意義がないことは分かっているのですが…」
 
「文春の完売という快挙は、国民は森友学園事件の不可解な幕引きを忘れていないことの表れだろう。安倍首相、麻生財務相は揃って、木で鼻を括ったようなコメントを口にしているが、怨念は不滅。今後の対処法によっては、コロナ禍以上に安倍政権を直撃するかもしれんぞ」
 
「真っ先に名指しされた佐川宣寿前国税庁長官以下、6名の上司にしたら針の筵だろう。死人に口なしでおトボケを決め込まざるを得ないだろう。が、改竄の元を辿れば官邸というのは衆目の一致するところ。高級官僚にとって最大の目標は、自分自身の出世。その出世を左右する甘言を持つ官邸に目一杯の忖度をしたのだが、それが巡り巡って気の毒なことに自殺者まで出す羽目になってしまうとは、権力の非情さには慄然とさせられるな」

「偽りで成功した者は、偽りで身を滅ぼす――けだし名言ですね」
 
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「積水ハウス地面師事件」主犯格のひとり内田マイク被告に懲役12年の判決。同被告には2つの別件捜査が進んでおり、これも有罪になると+αの懲役刑。残るカミンスカス某と土井某には、どんな判決が下されるのか。――本日はこれにて終了です。



 

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