【敬天新聞社より】
このコーナーでは、各方面で活躍されておりますジャーナリストや情報通の方々に、座談会形式で好きなように語って頂きます。
何かの理由でお蔵入りになった話などを好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えております。

【A:全国紙記者  B:週刊誌記者  C:民放TV記者  D: フリー記者】代表挨拶
―『敬天新聞』の軒下三寸借り受けまして新しいブログを開設することになりました。「夜討ち朝駆け」の毎日、ご多忙中とは存じますが、諸般の事情で書けなかった記事、既に報道された記事の裏話、あるいは陽の目を見ることなく埋もれてしまった事件など、タブーに臆することなく談論風発、大いに内幕を暴露して戴きたいと思います。
第60回・記者クラブ楽屋裏座談会

60回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――連日連夜、マスコミを騒がせてきた森友学園に対する国有地払い下げ疑惑ですが、急遽、籠池泰典理事長の瑞穂の國小學院の開設申請取り下げと理事長辞任表明で新しい局面に移りました。

それにしても自分の数々の非は棚上げにしたまま、一方的にマスコミ報道に異を唱える籠池理事長の厚顔無恥そのものの記者会見は、まさに『不思議なことだ。いつの時代においても悪人は自分の下劣な行為に、 宗教や道徳や愛国心のために奉仕したのだという仮面を着せようとつとめている』――ドイツの詩人・ハイネが指摘した通りの愛国者そのもの。

そんな愛国者の仕立てた泥船に乗せられた安倍首相以下の政治家や財務官僚がバカだったなのか、それとも愛国者のおこぼれに与るために進んで同乗したのか。いずれにしても今回の騒動が盤石だったはずの安倍政権に少なからぬダメージを与えたのは、内閣支持率の急降下に如実に表れています。

このままでは、いくらアベノミクスだ、憲法改正だと叫んだところで、説得力に欠けるのは火を見るより明らかです。既に籠池理事長と近畿財務局に対する告発が出されており、いくら元気のない大阪地検とはいえ、ここまで国民の注目を集めた疑惑に「第二の甘利事件」のような曖昧決着は許されないはず。今後、如何なる展開になるのか。注目が怠れません。
――


「今も話に出た森友学園疑惑について早速の疑問ですが、いつもなら政権批判に及び腰の読売新聞や産経新聞までが奮闘していましたが、どういう風の吹き回しなんですかね?」

「早々に嫌な質問だな(笑)。東京本社の政治部なら、もっと上品な扱い(笑)にするはずなのだが、今回は生憎、大阪本社。編集権を盾に『東京がナンボのもんじゃい』と鼻息が荒くてな。官邸からは、『折角、赤坂の中華料理店に招待したのに〜』と嫌味を言われたみたいだぞ」

「新聞以上に首根っこを抑えられているテレビ局も、いつになく張り切っていますが、やはり同様の理由なんですか?」

「そうなんだ。制作が東京でなく、名古屋や大阪のローカル局なので、日頃のライバル心に火が付いたのか、彼らがガンガンやってるもんだから、本社はハラハラ。編集に苦労しているみたいだな(笑)」

「官邸も、イザとなったら尻を捲って半ば脅し気味に、あること、ないこと、口から出任せ、出放題。あの籠池理事長の濃すぎるキャラクターには頭が痛いでしょうね」

「平気で嘘をつき、その点を衝かれると言語明瞭なれど意味不明の答えでウヤムヤにしながら、返す刀で自分の言いたいことを声高に口にする、あの達者な掛け合いは、夫婦揃って只者ではありません」

「かつての"ああ言えば上祐"を彷彿とさせますね」

「いやいや、上祐氏の方が一枚も、二枚も上手だよ。理事長とは地頭(じあたま)の出来が違うよ」

「あのう、初歩的な質問で恐縮ですが、地頭ってどういう意味ですか」

「簡単にいえば『どんな状況でも物事を的確に判断できる能力』かな。そういえば、大手サラ金の故T会長が矢面に立たされている時に、『ウチにも上祐みたいな人材がいればなあ』と、しみじみと語っていましたが、あれはホンネだったと思います」

「さすがはBさん。細かいところまで取材していますねえ」

「滅相もありません。『馬には乗ってみよ 人には添うてみよ』です。裏の世界、表の世界を問わず、定説では大悪人みたいに見られている人物でも直接会って、話を聞くと、さすが!と感心させられることが多々あるものです」

「確かに。最近は悪党は悪党でも、アッパレ!と快哉を叫びたくなるような悪党にお目に掛かることは皆無。口ばっかり達者な薄汚い小悪党ばかりで、正直なところ取材の甲斐がないよね」

「まったくだな。――と、ひと区切りついたところで、Dさんに薄汚い小悪党が寄って集って事件の舞台とした千本桜リゾート事件のレポートをお願いするとしよう」

「今日もパスかと心配していたのですが…(笑)。前回はオリックスに対する債務圧縮の都合で、登記上の所有権者になったJSOフロンティアの岡崎俊城が元暴力団の浦田雅夫を差し向けたところまでお話しましたが、今日はその続きということで…」

「ところで、当時の千本桜リゾートの実質的な運営は誰が担当していたの?」

「福田 一が名前を出しては拙いので、地元の名士のひとりである伊藤勝一氏が取り仕切っていました」

「ということは、オリックスの手前、表札はJSOフロンティアに変えるが、中身は以前と同じ体制で事業を進めようとしていたわけですね」

「そうです。そこへJSOフロンティア社員の名前で浦田が訪ねて来て、『即刻、ホテルを明け渡せ』と乗り込んできたわけです」

「ところが、浦田は暴力団と阪神地所の社員という2足の草鞋を履くバリバリの反社。岡崎もなかなかやるねえ(笑)」

「もっとも、浦田と一緒に来たのは岡崎の配下の中津史郎です」

「浦田の目的は何だったんだろう?」

「浦田は、後になって『JSOフロンティアの依頼を受けて、千本桜リゾートの購入に関する権利関係の調査を行い、支障はないと報告したのだが、同リゾートの運営が伊藤氏に任されているということを知り、(JSOに)お買い得と報告したことに対する責任を感じたので権利を取り戻そうと恫喝的な行為に及んだ』と訪問の理由を述べています」

「『理屈と膏薬はどこにでも付く』――調査もヘチマも嘘っぱち。そんなのはヤクザの典型的な因縁付けだな(笑)」

「福田にすれば、あまりにも荒唐無稽な言いがかりなので、断固拒絶したのですが、その腹いせで、浦田の嫌がらせが激化。ゴルフ場の入り口を鉄パイプとパネルでふさぐわ、鍵を壊すわ、変電所に細工をして停電させるわ、挙句の果てに駐車場に糞尿を撒くわの大暴れを演じたそうですが、その後の推移については次回ということで…」


――本日も興味深い話題をありがとうございました。来週もよろしくお願いします。

 

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 11:54 | comments(0) | -
第59回・記者クラブ楽屋裏座談会
第59回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――巌流島に向かう宮本武蔵を気取ったのか、「屈辱を晴らす」と意気込んで臨んだ?はずなのに、石原慎太郎元都知事の記者会見には正直言ってガッカリ。かつての傲慢さは何処へやら。「老醜老いさらばえて」を地で行く責任転嫁発言のオンパレードには、歳月の「残酷さ」、晩節を汚した老人の「哀れさ」を感じました。

ただ、収穫は「困る人」が、長きにわたって都議会の"ドン"と呼ばれた内田 茂都議と、都庁から東京ガスに転職した前川輝男練馬区長だったことが判明したことです。果たして、百条委員会に召喚されたかつての仲間たちが、どんなバトルを繰り広げるのか、目が離せません。

責任転嫁合戦といえば、日増しに安部首相の顔色を悪くしている森友学園に対する国有地払い下げ疑惑も新しい事実が次から次に噴出。瑞穂の國小學院の来月の開校はもはや絶望的な状況のなか、「適正に処理された」連発の役人言葉で幕引きになるはずもなく、これまた永田町、霞が関のお歴々たちの泥仕合は必至。

しかも今回、野党の標的にされているのがという前代未聞の「総理夫人」。さらに追い討ちをかけるように、新たに総理の盟友として知られる加計学園に対する「今治市有地譲渡疑惑」までが浮上しつつあります。

言い古された言葉ですが、政治の世界は「一寸先は闇」。「満つれば欠ける」のが世の常。安倍政権にとって最大の危機を迎えているのかもしれません。本日は全員出席。どうかよろしくお願いします。
――


「今も話に出たが、石原慎太郎元知事の記者会見は、まさしく羊頭狗肉。 『豊洲移転は、みんなで決めたことなんだから僕ちゃんだけが悪いんじゃない』を連呼する卑怯未練な姿勢は、慎太郎氏のこれまでの功績を泥まみれにしたばかりか、政治を家業にしてきた"石原ファミリー"の終焉を暗示する会見のような気がするなあ」

『九仞の功を一気に欠く』 ――暴君の末路は、いつの時代もこんなものですが、人生の総決算というのは、不思議なことにきれいに帳尻が合うものですね」

「いささか古い話ですが、昨年7月の都知事選の際の『厚化粧の大年増発言』が、致命傷になったような気がします。いくらなんでも満天下に向かって、あんな言葉を口に出しては、自分で自分の首を絞めたのも同然。改めて『老兵は消え去るのみ』を実感させられました(笑)」

「鴻池祥肇元防災担当相の暴露発言もあって、炎上に拍車が掛かった森友学園に対する国有地払い下げ疑惑ですが、籠池泰典理事長ひとりを悪者にしてシャンシャンで終わりそうにない情勢だ。これまでは甘利 正元TPP担当相をはじめ、 "直参クラス" の失態だったことで、ノラリクラリの答弁で切り抜けてきたのだが、今回は"親分"のみならず "姐さん"までが的にされたとあっては、あまりにも印象が悪すぎる。瑞穂の國小學院の開校が認可されるか、どうか。もし不認可になるようなことにでもなれば、籠池理事長側の逆襲も無きにしも非ず。油断大敵!ひょっとすると、ひょっとするかもしれないぞ」

「そんな評論家みたいな言い方をしないでくださいよ(笑)。すべては大メディアの活躍如何に掛かっているんですから。部数減、視聴率低下に歯止めをかけるためにも、ここで頑張らなきゃ、いつ頑張るんですか。…今でしょ!」

「Eさんの嫌味が入ったところで、お待ちかねのDさんの千本桜リゾートの続報をお願いしたいと思います」

「いざ、千本桜リゾート問題と言いたいのですが、補足取材をしている時に銀座九龍びること銀座中央ビルに巣食っていた"事件屋一座"が、そっくりそのまま京橋に引っ越し。トグロを巻いているのを発見しました」

「京橋だって? 九龍城ビルは表札は銀座だったが、実際の所在地は築地。それが、今度は京橋に移転とは、格上げじゃないか(笑)」

「所在地は京橋2丁目。パイロット万年筆の裏にある亜細亜ビル(5F)が彼らの新らしい"巣窟"ですが、1Fを除いて全フロアが事件屋たちに占拠されています」

「次々に、よくもまあ!と感心するが(笑)、"京橋蜂の巣城"というネーミングはどうかな?」

「一体、どんなメンバーが顔を揃えているのですか?」

「現在、確認済みなのは、マナックスの表札を掲げている東村某をはじめ、オカマの荒木某、元弁護士の小林某、酒乱の森田、懲役から帰って間もない山森某、、川崎東田町で暗躍した浦郷某、浅草・田原町で乱闘事件を演じた河野某、三鷹物件で知られる白石某に南某、大久保界隈の地上げ事件で知られた松平某、肥後のムラサキ頭巾こと柴垣某、それに千本桜リゾートで愛人の菅沼某女と二人三脚で活躍した船津某などです」

「ギョギョギョ!――娑婆にいる東京中の事件屋が勢揃い。聞きしに勝る豪華メンバーだが、彼らの"獲物"は何なんだ?」

「山梨県都留市のゴルフ場らしいのですが…」

「都留市のゴルフ場と言えば、ワールド・エースですかね?」

「現在は、大都留カントリーなどと勝手に看板を替えているらしいが、どうせ産廃場あたりにするつもりで、絵図面を引いているんだろう」

「どいつもこいつも"ふたつ名"を持つ銀バエ、糞バエ紳士ばかりだな(笑)」

「ここまで1ヶ所に集まれば、当局にとっては好都合。既に内偵を始めたという声もあります」

「まったく『浜の真砂は尽きるとも〜』ですね(笑)」

「さて、千本桜リゾート本論に戻ります。――これまでは、オリックスからの借入金を圧縮するために便宜上、所有名義を真の所有者であるマーサキャピタルからJSOフロンティアに変えたところまでお話しました」

「つまりは、借金の担保として付けられた抵当権が債務者を換えることで、5億円から1億4000万円と70%も減額できること自体、動機が不純すぎるというか、奇怪千万な話。オリックスにすれば、1銭も取れないよりは、たとえ30%でも早く回収したいと考えたのだろうが、こんなややこしいことをしたことが、そもそもの元凶だと思うけどなあ」

「Aさんのご指摘の通りと断定していいと思います。、オリックスが、そんな将来のトラブルのタネとなる二重構造の契約を易々と蒔いたのも、『元JAL常務』という『岡崎俊城の肩書に幻惑されてしまった』(オリックス関係者)からです」

「せっかく70%引きになっても、福田 一(マーサキャピタル社長)は1億4000万円を用立てすることができなかったわけですよね」

「そうなんです。福田も、一応は金策に奔走したわけですが、すべてが不首尾。その隙に登場したのが、JSOフロンティアの代理人として阪神地所の名刺を持つ浦田雅夫です」

「浦田雅夫? それって関西の広域暴力団に属していた浦田じゃないかな?」

「浦田の指は欠けていたそうですから、元暴力団員だったことは間違いないでしょう」

「しかし、元とはいえJAL常務の岡崎がアウトローを差し向けるとは、どういう了見なんですかね?」

「貧すれば鈍する。JALだろうと、何だろうと、切羽詰まれば何をしでかすか分からない時代だからな」(続く)

話は佳境ですが、残念ながら時間となりました。続きは来週ということで…。ありがとうございました。

 
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:20 | comments(0) | -
第58回・記者クラブ楽屋裏座談会
第58回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――大マスコミのトップニュースは、この前まではトランプ米大統領のつぶやきだったのが、ここ旬日は「金正男毒殺事件」と大阪・瑞穂の國小學院に対する「国有地払い下げ疑惑」の2本立て。片やスパイ映画さながらの白昼の暗殺事件、片や順風満帆だった安倍政権の屋台骨を揺るがしかねない疑惑だけに注目を集めるのは当然。特に後者の疑惑については、当初は及び腰だったメディア各社も、民進党、共産党の論客たちによる衆院予算委員会での追及がNHKで全国中継されたことで読売新聞を除く全紙、全局が参戦。ロッキード事件ならぬ「アッキード事件」に発展しそうな気配です。名誉校長に総理大臣夫人を据え、幼稚園では教育勅語の朗唱や憲法改正賛同の署名集め、さらには理事長自らがヘイト発言を連発するなど「愛国」の2文字を掲げれば、すべてが許されると勘違いした森友学園に9億6000万円もの国有地をタダ同然の価格で払い下げ。しかも、関与したのが財務省、国交省、文科省。ここまで材料が揃えば、いくら常套句の「適切に処理した」で収まるはずもなく、渋々にしろ?地検特捜部の出動も時間の問題。「好事魔多し」――高い支持率を追い風に憲法改正を目論んでいた安倍政権の前途に暗雲が立ち込めつつある、と言っても過言ではなさそうです。さて、迎えて第58回。永らく戦線を離脱していたDさんがようやく復帰しました。快気祝いのためにも秘蔵のマル秘ネタの開陳を期待しています。


「すっかりご迷惑を掛けてしまッて…。プレミアム・フライデー(プレ金)に合わせて復帰することができました(笑)。どうかよろしくお願いします」

「プレ金なんて、要するに公務員と一部の大企業のための制度だろう。月末の金曜日に3時で帰宅なんて、どこの会社の話だと言いたいね」

「まったくです。現にプレ金を取材するための我々自身が、時間に関係なく現場で汗を流しているんだから、バカバカしい限りです」

「ニュース番組のために3時過ぎに都心の居酒屋に取材に行った連中が『4時30分を過ぎてもプレ金組が誰ひとり来てないし、慌てて知り合いを呼んで、"サクラプレ金"でカメラを回したってボヤいていたよ(笑)」

「働き方改革のためのパフォーマンスでしかない、こんな見せかけの制度しか政府と財界は思いつかないんだから…」

「法務省では共謀罪に関するシドロモドロの答弁で大臣失格の烙印を押された金田法相自らが、上機嫌で省内放送のマイクを握って『皆さん、プレミアム・フライデーです。早くお帰り下さい』ってやったんだが、職員たちは『バカ野郎、お前がヘタな答弁ばっかりするから、その後始末で早く帰れないんだよ』って毒づいていたよ(笑)」

「実際、非正規社員や臨時社員など時給で働いている人にとっては迷惑な制度です。カネもないのに早く帰って何をしろというんですかね?昔は土曜日は半ドンだったのが、週休2日になり、そのうえ金曜日が早じまい。これでは、もうひとつアルバイトをしなきゃ食っていけないじゃないですか」

「アベノミクスの3本の矢然り、残業時間の上限設定然り、さらには憲法違反の集団自衛権然り、TPPの強行採決然り。すべてが薄っぺらいというか、付け焼刃的な制度ばっかりだ。要するに政治に使命感というか、哲学がないから、国民の心に響かないんだな。そんな折も折に、どう見ても国有財産を掠め盗ったとしか思えない森友学園の疑惑が発覚。しかも、その仕掛けの中心人物が、シドロモドロ答弁の連発で顰蹙を買っている佐川理財局長の前任者である迫田国税庁長官だったことが判明。タイミングの悪いことに、ちょうど確定申告の時期と重なったことで、国民の怨嗟の声が高まるのは必至。冗談ではなく、安倍政権にとって最大のピンチを迎えているんじゃないかな」

「遠山の金さんの悪役はお奉行様と越前屋だが、今回はそれがお上の財産を管理する"理財奉行"と上様バンザイの"森友屋"。いつの時代になっても悪役は同じなんだな(笑)」

「時事問題が一段落したところで、中断していた『千本桜リゾート事件』についてDさんに報告をお願いしたいと思います」

「ホント、中途半端のままで尻切れトンボになってしまって申し訳ありません。休載以後、新たな資料も入手できましたし、汚名挽回のためにも迫力あるレポートをしたいと思っています」

「いよっ!待ってました(拍手)」

「その前に、一昨日、『千本桜リゾート事件』の取材で世話になった地元紙の友人から「"コマシの誠"こと篠原 誠(現・三木誠)が宮城県警に逮捕された」との一報が入りましたので、簡単にその事件の報告をしたいと思います」

「えっ、東京では全然、報道されてないけど…」

「道理で、このところ名前を聞かないな、と思っていたら東北に"巡業"していたんだな。容疑は、また詐欺かい?」

「ご指摘通り、逮捕容疑は未遂ですが詐欺。所轄は宮城県警石巻警察署。逮捕者は三木 誠、唐島基成、徳田貴光の3名。手口は『香港の銀行にある私の預金で東北大震災の被災者を支援したい。その預金を現金化するのには経費として500万円必要なので用立てて欲しい』と架空の話をデッチ上げて、その一部として100万円を詐取したというものです」

「また東北大震災の被災者援助ですか?ワンパターンですね」

「100万円とは、それも未遂で逮捕とは、マコト爺さんも腕が鈍ったもんだな(笑)」

「私は初めて聞く名前ですが、そんなに大物なんですか、その篠原 誠というのは?」

「事件にはならなかったものの、最近も某新興宗教の元教祖夫人から数億円を騙し取ったことで、広く知られるようになりましたが、まあ詐欺師の番付でいえば大関格ですね」

「なぜ、篠原が三木になったのですか?」

「83歳で台東区内の小料理屋の女将と結婚、その女将の姓になったようです。もちろん、その小料理屋は篠原が喰っちゃいましたが…(笑)」

「83歳ですか。まさしくレジェンドですね(笑)」


「今度の被害者も女性?」

「いえ、今回は60歳近い男性です」

「珍しいなあ、男性とは。女性なら"竿氏"のマコト爺さんのこと、被害届も出させなかっただろうに…(笑)」

「余罪が相当あるようで、年齢も年齢だけに、もう娑婆の土を踏めないかもしれませんね」

「百戦錬磨の古狸のことだ、孫の年代の捜査員相手にグダグダ言ってるんじゃないかな(笑)」

「Dさん、篠原の話なんか持ち出すから、時間が無くなったじゃないですか!」

「申し訳ありません。久しぶりなもので、ついつい…」

――懸案の「千本桜リゾート事件」は次回のお楽しみとして、本日はこれにて散会いたします。ありがとうございました。

 
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:12 | comments(0) | -
第57回・記者クラブ楽屋裏座談会

第57回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――連日の米国・トランプ大統領の暴言ショーに辟易としているところに飛び込んできたのが、金正恩・北朝鮮労働委員長の異母兄・金正男氏がマレーシアの空港で暗殺されるという衝撃的な事件。さながら必殺仕掛人。母は違えども、権力保持のために血を分けた兄を白昼の飛行場で毒針でブスッとは!「あの国なら、さもありなん!」と誰しもが納得顔なれど、国家なるもの、分かり易いか、分かり難いかの違いだけで、北朝鮮に限らず非情なもの。イザとなれば、「地球より重いはずの人間の命」もヘリウムガス以上の軽さになるのは洋の東西を問わずよくあること。歴史を遡ればもちろん我が国も例外に非ず。折しも衆院予算委員会では、南スーダンに派遣された自衛隊のPKO活動をめぐって「戦闘だ」、「衝突だ」と言葉の遊び。こんな体たらくで、果たしてこの激動の時代を乗り切れるのでしょうか。――本日もよろしくお願いします。

「年度末の棚卸しなのでしょうか、事件事件であわただしい毎日です。いち早くサンケイ新聞が報道していた地面師事件ですが、先週になってようやく詐欺師6人組の逮捕が発表されました。捜査2課の根気強い捜査の賜物ですが、誰なんですか、逮捕された6人って? 報道されたのは、聞いたことがない2人だけでしたが…」

「会社役員・宮田康徳、司法書士・亀野裕之は記事にもなっていたが、残りは会社役員・松本哲、団体職員・岩佐 彰巳、会社員・田村久彰、無職・高橋利久だ」

「高橋利久ですって!――地面師界でその名を知られた総武線グループのリーダー・高橋を『その他』の中に入れるなんて、高橋に失礼ですよね(笑)。それとも当局に何か魂胆があるのでしょうかね?」

「記者倶楽部なんて、今はお行儀のよい記者ばかりだから、大物と小物の区別ができないんだろうが(笑)、捜査2課はテンコ盛りの余罪捜査のために意図的に小物として発表したのかもしれないな」

「高橋は『電通ワークス事件』で新宿グループの津田悦資らとともに逮捕されたものの裁判では無罪。担当部署は違えども、今回の逮捕で当局にヤマを返されてしまいましたね」

「高橋も今年で68歳。おそらく高齢者になるまで塀の中だろうな」

「ところで、ガタガタの東芝の陰に隠れて一部のネットメディアでしか報道されていませんが、創業85年、破砕機の老舗・郷鉄工所(本社・岐阜県、林直樹社長)が監理ポスト入り。証券会計者の間で、カウントダウン開始が口端に上り始めました」

「社歴は一人前だが、あんなガタガタの会社を『東芝』と並べて論ずるのはおこがましい限りだが(笑)、かつては"中部の雄"として名を馳せた名門企業だったのに、今や株価も60円ワレ。いよいよかもしれんな」

「同社のW経理部長は本社用地を売却すれば、債務超過を埋められると言ってましたが、難航しているのでしょうかね」

「何事も予定は未定だ。いくら銀行から見放されているとはいえ、そもそもが"資本のハイエナ"の異名をとる松尾隆や"インチキ華僑"の葉剣英あたりに資金調達を依頼すること自体、上場企業の資格なしだ」

「松尾なんか、専務の田中桂一と並んで大きい顔して役員会に出席していたそうですから、デタラメです」

「確か、田中は『コンプライアンス委員長』という肩書を持っているにもかかわらず、シャーシャーと松尾をアドバイザーに指名、ご託宣を仰いでいるというんだから、世間知らずというか、ハッキリ言ってアホだな」

「スケールは段違いですが、松尾と葉のふたりは、あの『イトマン』を食い散らかした伊藤某、許某と似たような役回りのような気がしますが…」

「同社関係者の中には『今までも低空飛行だったが、石川歩を役員に迎えた頃から急に会社がおかしくなった』という声も聞かれます」

「『郷鉄工所』が死に体だったのは、前社長・長瀬隆雄の時代からだが、その長瀬が腎臓病でダウン。だからこそ、ワラをも掴む思いで石川みたいな"厄ネタ"に縋ったんだろうが、傷口を深くしただけだ」

「石川の肩書のひとつは『新事業開発本部長』だが、この際『倒産促進部長』と変えるべきじゃないのか(笑)」

「余談ですが、長瀬社長時代に粉飾決算の片棒を担いでいたのが、長瀬の刎頚之友を自任する西山某です。こいつは平気で人を裏切る悪党ですが、長瀬のために架空売り上げに協力。結構、甘い汁を吸ったようです」

「まだ未確認なのですが、社内から『江東区内にスクラップが数万トン保管されているのだが、それを一部役員がドサクサ紛れに処分、カネに替えようという不穏な動きがある』という証言があったのですが…」

「事実とすれば由々しき問題だ。近々の倒産を見越した会社資産の処分?かもな。ところで、その保管場所というのは何処なんだ?」

「まだ正確な番地までは分からないんですが、田中の親族が所有する土地?との指摘もあります」

「とすれば、田中もグルかもな? 引き続き取材を進めてくれよ」

「それにしても、説明のつかない手形、小切手が11億円も振り出されていたことで決算発表ができないなんて、それだけでも上場廃止でしょう」

「好意的に解釈すれば、毎月の給料や運転資金調達のために振り出したのかもしれないが、そんな大胆なことを平気で出来るのは松尾ぐらいだろう(笑)」

「郷鉄工所には、それなりの技術力があるのだから、もっと早い時期に民事再生法でも申請しておけば、上場廃止は仕方ないにしても、会社としては生き延びる道もあったのに、ここまで汚れたのでは万事休す。南無阿弥陀仏だろうな」

――今日の内容は、近年にないディ―プな内幕開陳。ありがとうございました。

 

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 06:56 | comments(0) | -
第56回・記者クラブ楽屋裏座談会
第56回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――我らが安倍総理が訪問中の米国で大歓待を受けたとの大報道。ホントかな?ゴルフをしながら無理難題を押し付けられたのでは?随行する記者たちの報道だけが頼りだが、彼らのアゴ、アシ、マクラ代は何処から出ているのか?
もし、こうした費用まで外遊費用に含まれているとしたら、悪口は書けないはず。彼らの記事はチョーチン記事かもしれません。さて、国内に目を転じれば、衆院予算委員会では「共謀罪」と「戦闘行為」をめぐる珍答弁、怪答弁で金田法相、稲田防衛相が集中砲火を浴びて立ち往生。まともな答弁ができない法相もさることながら、防衛相の「『戦闘行為』と言ったら憲法9条違反になるので『武力衝突』と言った」との居直り答弁は何をか況や。加えて統合幕僚長の自衛隊員の命より御身大事の「大本営発表」には愕然。これでは仮に「戦死」でも「自殺」「事故」で片付けられるのでは?――いやはや、いやはや!一体、日本丸は21世紀の海を無事に航海できるのでしょうか。



「Aさんが10分ほど遅刻するようなので『鬼の居ぬ間に洗濯』(笑)。今日は前置き抜きで、本来のテーマである『巷を跋扈する事件屋』たちを俎上に乗せたいと思います」

「早速ですが、この前、サンケイ新聞が社会面で『地面師6人逮捕』を報じていましたが、誰なんですかね?」

「まだまだ逮捕する奴がいるとかで会見すらしていないので詳細は分からないが、以前、Aホテルを引っ掛けたグループのようだ」

「Aホテルだとすると、溜池駅近くの駐車場ですかね?もし、そうだとすると被害額は9億円近かったと記憶していますが、M会長が最期まで被害届を出さなかったので、とうとう事件にはなりませんでした」

「いくら躍進著しいとはいえ、なぜAホテルは被害届を出さなかったのでしょうかね?」

「あそこは常に地面師との間にダミー会社を入れて取引するので、確かに直接の被害者ではないのだが、それにしても9億円も騙されて被害届を出さないのは面妖だ」

「一説には、Aホテルが用地を購入する際には、間にダミー会社を入れて、書類上は決まって相場より高い価格で購入、その差額をM会長に還流させているらしいのですが、そのカラクリがバレるのを嫌がったのでは?と言われています」

「とすると、先の9億円は間に入れたダミー会社に対する不良債権として損金処理するわけだ」

「オッ、Aさんのご到来だ」

「いやあ、うっかりして。すまん、すまん」

「駆けつけ一杯ならぬ、駆けつけ一発。何か、真新しい事件屋ネタはないんですか?」

「う〜ん、真新しいネタねェ。そうだ、例の銀座九龍ビルに一時、デカい面して出入りしていたムラサキ頭巾こと、柴垣信徳こと昭人なんかどうかな」

「いいですねえ。この前も、かつて都議会のドンとして権勢を誇っていた公明党のF元都議と一緒に写った写真を持ってカモを探してフラフラしていていましたよ」

「ヒョロとしたヤサ男で紺の背広姿。とても大詐欺師には見えないんだが、とにかくアイツは根っからのワルだな。熊本の出身で、九州一円はもちろん、被害者は全国区。拓大人脈を利用して、国会議員からヤクザの親分まで総ナメだ。よく70歳を越えるまで命があったと感心させられるよ」

「当然、前はあるんだろう」

「2000年頃かな、元東京都副知事で公明党の参院議員・T某や元自民党衆院議員・S某、同郷の元参院議員・M某の名前をふんだんに使って、中小企業への貸し渋り対策として設けられた融資保証制度を悪用。決算書類や納税証明書を偽造して、食いも食ったり〆て15億円。あまりにも悪質ということで懲役10年の強者だ」

「たいしたもんだな(笑)」

「今は豊島区内のお化け屋敷みたいな一軒家に住んでいるが、言うことは宇宙規模。マカオのカジノ王・S某に資産運用を任されているとか、M製菓のM一族とは昵懇だとか、挙句の果てには富山湾の金塊引き揚げとか、インドネシアの金鉱山の買収など幼稚園児も噴き出してしまうような大嘘を真顔で口にするもんだから、一部では『悪い薬でもやっているんじゃないか』と専らの噂だ」

「いるんですね、そんな輩が!」

「さすがはAさんらしい怪情報を拝聴したところで時間になりました」

――本日もまた面白いネタ満載の座談会でした。ありがとうございました。
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 06:41 | comments(0) | -