【敬天新聞社より】
このコーナーでは、各方面で活躍されておりますジャーナリストや情報通の方々に、座談会形式で好きなように語って頂きます。
何かの理由でお蔵入りになった話などを好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えております。

【A:全国紙記者  B:週刊誌記者  C:民放TV記者  D: フリー記者】代表挨拶
―『敬天新聞』の軒下三寸借り受けまして新しいブログを開設することになりました。「夜討ち朝駆け」の毎日、ご多忙中とは存じますが、諸般の事情で書けなかった記事、既に報道された記事の裏話、あるいは陽の目を見ることなく埋もれてしまった事件など、タブーに臆することなく談論風発、大いに内幕を暴露して戴きたいと思います。
第158回・記者クラブ楽屋裏座談会

第158回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


 おそらく問題発覚時に作成した台本通りであろうが、関西電力の八木会長と岩根社長が辞任を表明、同時に第三者調査委員会の設置を発表した。その委員会を仕切るのは但木敬一・元検事総長である。
 これまでも不祥事が勃発した場合、数多くの第三者委員会が設置されてきたが、大抵の場合、「第三者」とは名ばかり、事件を矮小化するための調査に終始。結果は気の抜けたコーラのようなコメントでお茶を濁してきたが、今回はどうか。
 「何と言っても元検事総長だから、下手な調査はしないだろう」と思いたい。が、「元検事総長を据えたのは中途半端な結論に異議を挟ませない重石みたいなもので、先に社内調査委員会が出した『悪いのは役員でなく関電の体質』という霞がかかった結論を踏襲するのが関の山だろう」(全国紙記者)との声が圧倒的。しかも委員会の調査結果が発表されるのは国会が終了した後というのだから、永田町に飛び火させたくない魂胆がミヱミエ、ハナから出し遅れの証文狙いなのである。
 しかし、よくよく考えれば「第三者委員会」というのも奇妙な代物である。大袈裟に大枚を叩いて、会社に関係のない第三者に調査してもらわなければ、自分たちがしでかしたことの真相が分からないのか。監査役や錚々たる経歴の社外取締役がいるというのに一体、彼らは何をしていたのか。単なるお飾りだったなら昼行灯以下の給料泥棒である。挙句の果てにセレモニーのように第三者委員会を設置、仰々しい肩書のメンツを集めるとは、まさしく屋上屋を重ねる愚行。世間では功成り名を遂げたと称賛されているお歴々の「企業人としての矜持の無さ」が分かろうというものである。


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「関西電力の役員らが多額の金品を受け取っていた問題を受け、大手電力会社9社が、おっとり刀で、同様の事例がなかったか社内調査を行った結果、不適切な事例はなかったと発表しました」

「滑稽千万!(笑)」

「どの電力会社にも、関電の森山的人物がいるというのは業界の常識なのに、よくもまあシャーシャーと…(笑)」

「過去には九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)絡みで問題になったK町長、東京電力福島第1原発(双葉町)のT町長が一部マスコミで話題になりましたが、構図は今回の関電と同じです」

「だいぶ前ですが、取材したことのある中部電力の浜岡原発でも色々とありました」

「水力発電だと、ダムができるのは山奥ですから、こんな問題は起こらないのに…。いっそのこと原点回帰で、すべての原発を水力にすればいいんじゃないですか」

「ところがドッコイ、ダムはダムでまた別の問題があるんだよ」

「水力発電所にも?…キツネやサルは小判を持ってこないでしょうから(笑)、どこから小判が降ってくるんですか」

「美味しい思いをするのは、ゼネコンの他、セメント、鉄筋などの資材業者に反社勢力、そして彼らの上前をはねるのが電力会社と政治家だ」

「反社勢力というと?」

「彼らは人夫集めの他、ダムは、工事開始から完成まで何年もかかるから、その間、山奥に工事関係者のために映画のセットのような“町”を作るんだ」

「なるほど!」

「食いもの屋はもちろん、居酒屋、スナック、カラオケ屋、博打場、果ては売春宿まで、ありとあらゆる施設があるんだから壮観だぞ。」

「反社勢力が、期間限定の町の差配役を務めるというわけですね」

「山奥は一種の治外法権だから、滅多なことではパトカーも来ないしもうやりたい放題。自動販売機だけでも億を超える売り上げがあるんだから、そりゃあ美味しいシノギだぞ」

「水であろうと、原子力であろうと、発電所というのは、ダーティ・マニーが循環しなければ出来ないんですね」

「それもこれも、元凶は電気料金が『総括原価方式』で決められているからなんだけどね」

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今日はAさんに珍しいお話を聞かせていただき見聞が広がりました。それでは本日はこれにて散会いたします。

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第157回・記者クラブ楽屋裏座談会

第157回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


略して「渡鬼」、「渡る世間は鬼ばかり」は1990年以来、20年以上にわたって人気を博したTVドラマだが、これを昨今の風潮に当てはめれば「渡る世間は嘘つきばかり」となるのではないか。とにかく「そこのけそこのけ大ウソ様のお通りだい」とばかりに、上から下まで、表から裏までウソと名の付く横車を押す輩だらけ。たとえば政治家。ひと昔前ならちょっとした「ひと言」でも自発的に職を辞したものだが、それが今では「ウソも100回言えば〜」式で、大半が判で押したように「強弁・詭弁・開き直り」の三段重ねで逃げ切り。まさしく「カエルの面にナントカ」。本来なら、こうした不条理を糺すのが大新聞の使命のはずなのだが、実態は沈黙どころか太鼓持ち。「長いものには巻かれる」のも恙なく浮世を渡る知恵だが、「社会の木鐸」までが権力に「御意!」を連発してしまっては、存在価値はゼロ。発行部数が年々、減少するのも当然のことだが、にもかかわらず「原点回帰」どころか、今やホテルやテナントビル経営など「新聞も売っている不動産屋」に衣替えというのだから、万事休す。「真実と 人に寄り添う 記事がある」、「新聞で 見分けるフェイク 知るファクト」――乱れに乱れた今こそ、新聞習慣の標語に恥じない紙面作りに奮励努力すべきと(微かな期待を込めて)願う次第だが…。

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「ついこの間までワイドショーの1番人気だった吉本興業問題も、韓国法相疑惑も今では完全に過去の話。代わって『関西電力・3億2000万円賄賂祭り』が大賑わいです」

「『関電 けしからん!』の大合唱だが、要は『贈側のM氏』と『収側の関電』双方持ちつ持たれつのチンチンレース。そのレースで肝腎のM氏が不在なんだもの、死人に口なし。大山鳴動して鼠一匹で終わると思うよ」

「随分と後ろ向きですが、さては営業部からの天の声?」

「下衆の勘繰りは止めて欲しいな(笑)――いくらM氏が特別な力を背景にしていたとはいえ、関電はじめカネを貰った連中は道義的にはアウトでも、法律的にはセーフだろうな」

「とすれば永田町にも届かないんでしょうね(笑)」

「のみならず霞が関然り、福井県庁然り、福井県警然り。噂はあれども、相手が黄泉の国へ往ってしまっては尻尾を掴むのは不可能!――当然のことだ!」

「それにしても不思議なのは、職務としては当然なのですが、果敢にアンタッチャブル的存在のY開発への突撃指令を出した金沢国税局長“英断”です」

「せっかくの金星なのに、当の局長は、なぜか税務調査開始直後に辞職を申し出て、昨年3月にあわただしく退職。いくら定年が迫っていたとはいえ、面妖すぎる退職だったが、当時は佐川国税庁長官が森友問題で集中砲火を浴びていた頃。そんな時に永田町に火の粉が降りかかりかねない脱税を掘り起こしたことで、本庁の逆鱗に触れたんじゃないか?と言われているが、さもありなんだ」

「なるほど!現政権の体質を考えれば腑に落ちる解説です」

「ということは、騒ぐだけ騒いで、関電経営陣が辞職してチョンということになりそうですね」

「『桃太郎侍』では悪党はバッタバッタと斬られるんだが、Bさんの言う通りになると思うよ(笑)」

「せっかく菓子折りの底に小判という、いかにもという小道具も出てきたのに残念だなあ」

「Mさんが渡し上手だったのか、関電役員が貰い下手だったのか――面白い事件だっただけに、トコトン真相を追及して欲しかったけど、現実世界はドラマみたいに勧善懲悪じゃないんですね」

「今は関電だけが炎上していますが、この種の事件は関電だけじゃないでしょう」

「経産省の意向を受けて、関電以外の電力9社は手回しよく調査、早々に潔癖宣言を出したが、大なり小なり、ややこしい事件があるのは常識。特にC電力、Q電力あたりには無いほうが不自然だろう」

「それはそうと、国会で開かれたヒアリング会での日本郵政の鈴木康雄副社長の『NHKは、まるで暴力団と一緒』発言に批判の声が集まっています」

「日本郵政社内でも『いつまで“総務奉行”のつもりなんだろう』っていう話が出たそうだが、振り込め詐欺同様の手法で10万人以上の高齢者を騙したくせに居丈高に居直るなんて勘違いというより、役人の末路の哀れさを感じずにはいられないな」

「取材相手に暴力団呼ばわりされるのも、不偏不党・公正中立・みなさまのNHKを叫んでいるくせに実態は羊頭狗肉。安倍政権の広報機関に成り果ててしまったことでナメられているんじゃないですか」

「ええ恰好しないで、いっそのことHとKを入れ替えて『NKH』(日本官邸放送局)とすれば、とやかく言われないのにね(笑)」

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Bさんの嫌味なオチが決まったところで、本日はこれにて終わりにしたいと思います。不順な天候で夏風邪が流行っています。ご自愛ください。
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第156回・記者クラブ楽屋裏座談会

第156回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


 現金に小判にコインーーまるで大岡越前守か、水戸黄門(笑)――歴代の関西電力会長ら幹部20人に元高浜町助役から3・2億円!――福島原発事故以来、「悪役」を一手に引き受けてきた東京電力に替って西日本の雄・関西電力が登場、社会紙面で“脚光”を浴びている。報道によれば、カネの流れは、地元の原発関連工事業者の吉田開発→故森山栄治元高浜町助役→関電幹部。普通に考えれば、関電から発注される原発工事の見返りとして業者から徴収した“袖の下”を地元の実力者である元助役が“配達”したというシンプルな構図である。
 森山氏は「町長の懐刀として原発反対派を説得した、関電にとっては大恩人で以来、長年にわたって発注される原発工事の差配役として活躍してきた」(全国紙記者)御仁。関電からの工事額は2011年からの累計で5200億円以上と膨大で、なるほど差配のし甲斐がある金額である。
 それにしても情けないのは、いかに“特別な力”を持っているとはいえ、慣習的に黒いカネを受け取った歴代の関電幹部たちである。記者会見で岩根茂樹社長は「一時的に預かっていただけ」、「儀礼の範囲内以外は返却した」、「発注のプロセスや金額は適正で便宜供与は断じてなかった」、「既に所得税の修正申告は済ませた」と、苦しい弁解を連発したが、誰が見ても「死人に口なし」を前提にした戯言。
 こんな卑怯未練な人物が、関電のみならず電力会社の元締めである電気事業連合会の会長というのだから世は世紀末である。…嗚呼!


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「話題は被りますが、関電疑惑には開いた口が塞がりません。上納金の原資は総括原価方式で積算された電気料金。その上前をピンハネするなんて絶対に許せません(激怒)」

「まったくです。山根社長の会見を見ていると、経営努力不要の独占企業たる電力会社のトップなんてエテ公で十分と実感しましたよ(笑)」

「怒り心頭のBさんの気持ちは分かりますが、特捜部は事件にするのでしょうかね?」

「う〜ん、どうかな? 立件するとすれば収賄罪か特別背任なんだろうが、肝腎の森山氏は既に石の下。腹は立つけど、難しいだろうな」

「ましてや発覚のきっかけになったのは検察の兄弟分の大阪国税局の税務調査だし、わざわざ修正申告を済ませたとコメントしていた山根社長は続投宣言。精々が電事連会長職の返上で幕引きだろう」

「日頃は、ナントカのひとつ覚えみたいに、やれコンプライアンスだ、それガバナンスだなんて言ってるくせに…(怒)」

「笑っちゃうのは関電のCMソングですよ。――♪手をつなごう 一緒に笑おう 友達になろう♪――関電・差配役・工事業者と“原発砦の3悪人”の歌ですよ(笑)」

「いずれは政治家や役人にも火の粉が波及、3悪人じゃなくて5悪人になるんじゃないですかね(笑)」

「笑っちゃうといえば、『(関電の)八木さんも山根さんもお友だちだから、うっかり悪口も言えない』と関電疑惑について聞かれた中西宏明・経団連会長のコメントだ。本来、友情を大切にするのはいいことだが、経団連の会長たる要職にある人物が口にするようでは……」

「中西会長は、日米貿易協定についても『バランスの取れた合意』と絶賛したり、消費税増税についても『よく分からん』とすべてがトンチンカン。齢72にしてちょっとアルツ気味じゃないのか」

「経団連は安倍政権のヨイショ団体ですから仕方ありませんが、いくらボケてても、『友達だから〜』はナシですよね」

「ところで、関電事件で埋もれてしまいましたが、先週の『しんぶん赤旗』が、保育助成金詐欺事件について、川崎大資被告(WINカンパニー代表」と秋元司・内閣府副大臣“癒着”ぶりを一面で取り上げていました」

「秋元代議士は、今年5月の国会答弁で『川崎被告とは5〜6年会っていない』と答弁していたが…」

「同紙には、2017年6月のパーティで撮った写真が掲載されていましたから(秋元氏の)5月の答弁は明らかに虚偽。怪しい関係でなけれ、こんな答弁をする必要もないと思いますが…」

「とにかく川崎(塩田)は“場面使い、名前使いの稀代の達人”だからなあ。カネに節度のない秋元代議士をあたかも“絶対の配下”のように仮装するのは朝飯前だろう」

「いくら脇が甘いと言っても、当時の秋元代議士は、企業主導保育型保育所を所管する『子ども・子育て支援担当』のトップなのですから、その威光は絶大。しかもまだ審査中なのに、川崎被告は『助成金が出ることが決定した』と吹聴していたそうですから“普通”の関係じゃないですよ」

「しかし、『備えあれば憂いなし』。キチンと政治資金報告書に記載しているように“受け身”にかけては天下一品の秋元センセイだからな(笑)。簡単にはボロを出さないと思うよ」

「やれやれ。どんな事件も、すべてが疑惑止まりでウヤムヤ。ホントに令和の日本は、政・官・財・報、あらゆる面で最悪、最凶の時代になりそうですね」

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「木の葉が沈んで石が浮く」――不条理が大手を振って歩く時代です。本日も人間の進歩の無さを嘆きつつ、これにて終わりたいと思います

 
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 14:30 | comments(0) | -
第155回・記者クラブ楽屋裏座談会

第155回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


別に政治家は東大出身でなければならないなどというつもりはないが、東大卒がたった3人の第4次安倍改造内閣が発足!――このメンツで構成される内閣のスローガンは「安定と挑戦」とか。内閣偏差値の低さは「『云々』を『でんでん』と読む親方の学歴コンプレックスの所為という嫌味な見方はともかく、何が何でも「憲法改正」を目指すには、あまりにもオソマツな気がしないでもないが、それはともかく、この新内閣の目玉大臣と囃されているのが、先般、官邸で出来ちゃった婚を披露した横須賀の客寄せパンダ先生。就任早々、フットワークも軽やかに大勢のTVカメラを引き連れて福島に遠征。前任者の汚染水の海洋放出を“謝罪”したものの、「寄り添うだけで問題が解決するなら苦労はしない」とジャブを浴びた途端にシュン太郎。嫉妬深さにかけては人後に落ちない永田町スズメたちは、「総論あって各論なし」、「所詮は“外野席の評論家”」、「メッキが剥げるのも時間の問題」と大合唱。それでも親衛隊からは、「中味がないのは同じでも、原稿がなければ演説のできない誰かさんに比べれば遥かにマシ」という熱いエール?もあるが、落ち目の三度笠の主君を裏切り、実を取った新大臣の前途は、正直なところ天気晴朗なれど波高し。任期はわずか1年。「包めない風呂敷」より、「たためるハンカチ」を心掛けて欲しいものである。

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「いやあ、65歳以上の高齢者が3588万人、全人口の3割近いというんだからタマランチだな(笑)。こうも長生きが当たり前になっては、敬老の日を“敬若の日”に変えた方がいいんじゃないか(笑)」

「地方に取材に行く毎に実感するのは、年寄りの多さと急速な町の寂れようです。特に大企業がない町は老人ばかり。これじゃ地方創生なんか絶対に無理ですよ」

「今回だって地方創生相は在庫一掃、次期引退組の北村誠吾でしょ。無理、無理。何もしないうちに交代ですよ(笑)」

「地方創生相と五分の“棚卸組”が復興・原発事故再生担当相の田中和徳と科学技術・IT担当の竹本直一ですが、論評不要の以下、同文です(笑)」

「総務相も出戻りの高市早苗。他に人材がいないのかねえ」

「Cさん、あんまり総務相の悪口を言ってると電波を止められちゃうよ(笑)」

「加計学園問題で萩生田光一の文科相はブラックジョークか、そうでなければ国民に対する“挑戦状”ですね」

「経済再生相が事あるごとにベトナム買春疑惑が蒸し返される入閣待機組でお友だちの西村康稔。官房副長官時代の赤坂自民亭騒動ですっかり評価を落としているだけに、いくら東大出でも期待薄ですね」

「経産相に女難とバイオレンスが売り物の菅原一秀ですが、駅で見たことないけど、キャッチコピーが『いつも駅にいる』(笑)。嘘つきは親分譲りなんですかね」

「悪評嘖々の河井克行が法相。これまた“ジョーダンはヨシコさん”の口だな」

「褒めたいのに褒めるところがない内閣というのも珍しいが、マスコミの評判は芳しくないが、国家公安委員長の武田良太は期待していいと思っているんだが…」

「悪名は無名に勝る(笑)――Aさんらしい大穴的見方ですが、私も同感です。弱冠51歳で当選6回。以前はともかく、今回の新大臣の中では一番、風格があると思いますよ」

「最後に環境相の小泉進次郎。早々の福島訪問で、汚染水処理についてのフライング発言でミソをつけたが、おそらくは復興政務官時代の被災地に対する思い入れの強さがあってのものだろう。しかし、巧言令色鮮仁。今までは向こう受けするショート・フレーズで喝采を浴びていたが、大臣になったからには、小手先の言葉よりも結果だ。汚染水と並んで厄介な放射能汚染土の処理について、記者に『30年以内に県外の最終処分場へ移すことができるのか』と聞かれ、『やります』、その根拠については『約束ですから』と即答したが、これだって30年後に生きている保証はないわけで、責任の取りようがない空手形。党内一の人気者で、新婚ホヤホヤ、来年にはパパになるとあっては一挙手一投足にチャチャが入るのは已むを得ないし、昔と違って、環境相は難問山積の“厄ネタポスト”。下手をすると口先大臣の烙印を押されかねないだけに、よほどフンドシを締めてかからないと、 “第二の稲田朋美” “第二の小渕優子”になりかねないぞ」

「穿った見方かもしれませんが、ひょっとして安倍首相は“将来の芽”を摘むために、進次郎クンに“厄ネタポスト”に就けたんですかね(笑)」

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本日はお休みのところありがとうございました。次回もよろしくお願いします。






 
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第154回・記者クラブ楽屋裏座談会

第154回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


散歩に、食べ歩きに、バスの旅、工夫のないクイズもの――どのチャンネルも似たような番組ばかり。しかも出演者も同じ。今やテレビマンの矜持は完全に雲散霧消。恥ずかしげもなくパクリ企画が幅を利かす昨今のテレビ業界に文句をつけるのも虚しいが、事情は部数激減中の雑誌業界も大同小異。某月某日、かつては3桁越えの発行部数を誇っていた某週刊誌編集者と一献。杯を重ねるにつけ話題はついつい湿っぽい方向へ。――「面白くないね、最近の週刊誌は?」、「読者層が老人ばかりですからね。老人のSEXに始まって、病院、薬、老人ホーム、葬式・相続じゃあ、若い人は読まないですよ(苦笑)」、「世間の耳目を集めるスカッとしたネタはないのかね?」、「これはという企画を上げても、ちょっとでも訴訟になりそうなテーマは悉くボツ、安全パイばかりですから編集会議のたびに士気は下がるばかりですよ」、「昔から元気度のバロメーターといわれるタレコミは?」、「悲しいかな、最近はほとんどありません」、「段々、ページ数も少なくなっているし、広告の質も落ちているよな」、「ネットには勝てません。ウチなんか、あと数年の寿命だと思いますよ。編集長なんか『自分の定年まで存続していればいい』と公言してますから(笑)」、「生き残るのはどこかな?」、「独自路線の紀尾井町だけじゃないですかね(苦笑)」――いやはや、いやはや「週刊誌が絶滅危惧種の仲間入り」したことを実感した次第でございます!

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「取り上げるマスコミはほとんどなかったのですが、この前、安倍首相がこじれた日韓関係について、当初は『ホワイト国外しは、徴用工の請求権問題と関係ない』と言っていたのに、それがいきなり『戦時中の徴用工の解決が先だ。それに尽きます』と突然の宗旨替え。コロコロ前言を翻すのはいつものこととはいえ、さすがにレレレのレ(笑)。理解に苦しみます」

「正直と言えば聞こえはいいのですが、原稿がないと決まってホンネが出ちゃうんですね(笑)」

「小学校のクラス会ならともかく、一国の指導者なんですから笑い事では済まない話なのに、大マスコミは何処も問題にしないんだから…(苦笑)」

「北方領土返還問題だって“義兄弟”のプーチン大統領と27回も会っているのに進捗どころか、現実はむしろ後退。相手がある話だから難しいのは分かりますが、それだったら『私が領土問題に終止符を打つ』なんて言わなきゃいいのに、胸を張って口に出しちゃうんだから…」

「北朝鮮拉致問題然りです。『拉致被害者を自分の責任で取り戻す』と大見得切ったくせに、『拉致問題を解決できるのは私だけだと言ったことはない』と前言撤回。もちろん水面下では何とかしようと、あれこれやっているんでしょうが、被害者家族にしてみれば、♪嬉しがらせ〜て 泣かせて 消えた〜♪と恨むのも無理はありません」

「『綸言汗の如し』――要するに吐いた言葉に『責任』の2文字が欠けているんですね」

「いつもは饒舌なAさん、Cさんから声が出ませんが…(笑)」

「ふたりとも針のムシロに座らされているようで…」

「弁解になるけど、我々もそれなりに原稿を上げているんだけど、とにかく官邸がらみのニュースは、いつの間にやらボツの繰り返し。現場の苦労も少しは分かって欲しいな(´;ω;`)ウゥゥ」

「愚痴をこぼすなんてAさんらしくないですねえ(笑)」

「大新聞という看板は立派だけど、中身は政権広報部=“令和の大本営”だもん、胸が張れるわけないだろ」

「報道機関の一員としての使命と個人の生活を秤にかければ、思い切ってフリーにと思う時もありますが、まだ脛かじりの子どものことを考えれば踏ん切りがつかないし…」

「『知に働けば角が立ち 情に掉させば流される』――まさに『人生は重荷を背負って坂道を上るが如し』ですね(笑)」

「そんな悟り切ったようなことを言わないでくださいよ(笑)。――気をつけなければいけないのは、治世の乱れは下々に伝染するもの。昨今は、表と裏も人心の荒廃はMAX状態です。世界中が総パラノイア状態の行きつく先は『戦争』というのが歴史の教訓です」

「初めチョロチョロ、中パッパ。今すぐというわけではないが、10年先、20年先には間違いなく戦争はあると思うよ」

「ということは、現在はチョロチョロの段階?」

「どんなに科学が発達しても人間は懲りない動物だ。『老兵は消え去るのみ』――徒に長生きするのも考えものかもな」

「それはそうと、せっかくまとまっていたのに振り出しに戻った馬毛島売却問題に動きが出ているようですね」

「もうウンザリですよ、馬毛島は」

「何をトチ狂ったのか、かくなるうえは『防衛省がダメなら、中国に買ってもらう』と息巻いているそうですよ」

「え〜っ!――もう『お好きな様にしてください』と言うしかないな(笑)」

「ドンキ絡みの川崎・東田町や道玄坂、草加物件で、また煙が上がっている?との噂もあります」

「あれはもう完結したんじゃないの?」

事件屋、仕事師に節操なし。火の気のないところに煙を立てるのが、彼らの飯のタネですから…」

「いや〜っ、脱帽です!」

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本日も盛りだくさんの話題でありがとうございました。なお、来週は組閣取材のため休載とさせて戴きます。

 
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