第196回・記者クラブ楽屋裏座談会

第196回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者

E:風俗誌記者 W:証券会社OB


「虚飾を纏い、嘘を吐き、男たちにすり寄って利用価値がなくなれば容赦なく捨て、政界でののし上がって來る女のピカレスクロマンは面白かったが、これが現役の東京都知事であるというのが、恐ろしい」(女流作家・花房花音氏)――先日の都知事選は、小池百合子都知事が圧倒的大差で再選を果たした。勝つにしても接戦になるのでは? と見ていた筆者の予想は大外れだったが、それにしても選挙前の逆風も何のその、次点以下4位まで3人の得票を合わせてもダブルスコアとは、さすがはパフォーマンスに長けた“女帝”と言うべきか、それとも東京都民の「民度」を示すものなのか。

――選挙の内訳を分析してみるに、当日の有権者数1129万人、投票者数620万人、棄権者数508万票で投票率は55%。因みに平均投票率を下回ったのは、港区、足立区、新宿区、大田区、豊島区、板橋区、葛飾区、江戸川区、八王子市、立川市、青梅市、府中市、昭島市、東村山市、福生市、東大和市、東久留米市、武蔵村山市、羽村氏、あきる野市、瑞穂町の21選挙区であった。

――小池都知事の得票数は366万票。これを有権者数で割ると約30%。つまり小池氏は都民の3分の1の支持によって、向こう4年間にわたって首都・東京のリーダーとしての信任を得たわけだが、冒頭の花房女史が言う「ピカレスク」とは、「悪党」「ごろつき」という意味のスペイン語である。見事な再選を果たした小池都知事にケチを付けるようで申し訳ないが、難問山積の折も折、東京都の行政を常に自分ファーストで政界を渡り歩いてきた「悪党」に委ねることに同意するとは、都民の「民度」は推して知るべしである。


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「悪い時には悪いことが重なるもの。――コロナ騒ぎに続いて、九州をはじめ、西日本一帯の豪雨被害と、もう踏んだり蹴ったりです」

「『天変地異は為政の乱れ』云々はAさんが以前から口にしていましたが、まさにドンピシャ。突然、命や住む家を奪われた被災者には気の毒ですが、私は、口では国土強靭化の掛け声だけ、治水行政を怠ってきた政治家の責任は重大だと思います」

「こうした災害が起こると、気象庁は、決まって50年に1度、100年に1度と、いつも想定外のことのような発表を繰り返しますが、マジで役に立たない無駄飯食いですね」

「気象庁の昼行灯みたいな担当者の解説を聞いていると、後講釈ばかりで腹が立ってきます」

「先般、ようやく地震は予知できないと白旗を上げたが、こうなったら大雨も予測できないと2本目の“白旗”を上げるべきだな」

「今回もまたテレビ局を先頭に大マスコミが大挙して現地に出張ってお祭り騒ぎ、家が流されたり、浸水して茫然としている相手に我先にとマイクを向けたり、センセーショナルな画を撮ろうと必死だが、次から次に押し寄せる記者たちに同じような質問をされては、被災者にしてみれば迷惑な話だ」

「被災された人々はテレビなんか観てる暇はないわけで、映像は災害に関係ない人のためのものだ。『わっ、凄いなあ』なんて言いながら飯を食ってるんだから、人間というのは、つくづく残酷な生き物だと思いますね」

「こんな時こそ安倍首相が先頭に立って陣頭指揮を執れば名誉挽回でになるのに寝起きの顔でボソボソ言うばかりで、一国のリーダーとして失格です」

「寝起きの顔は、きっと河井夫妻の公選法違反の起訴で、1億5000万円の出処については不問に付されることが決まったので、ぐっすり眠れたからじゃないか(笑)」

「寝起きの顔と反対に、目を血走らせて連日、会見をしているのがコロナ担当の西村経済再生相です。三蜜防止にお願いします、気をつけて下さいの連呼ばかりで具体策はなし、頼りないことこのうえありません。本人はポスト安倍レースに参加するつもりで顔を売っているのでしょうが、『色男、カネと力は無きにけり』を地で行っています」

「コロナのPCR検査だって、検査件数を大幅に増やすと、耳にタコができるぐらい言ってたのに何故か、全然! 一体、どうなっているんですかね」

「答えは簡単だ。病院が『感染者にドッと来られると他の患者が来なくなるから程々にしてくれ』と言ってるからだよ(笑)」

「医は算術?(笑)」

「そうそう、知り合いの居酒屋のオヤジの店で、客の中からウイルス感染者が出たということで、保健所の職員が乗り込んで来たらしいんだが、まるで罪人扱い、警察の家宅捜索もお辞儀するような傲慢な態度に半分キレそうになったと怒ってたよ。おまけに帰り際に『店内の消毒はA社に依頼するように』と親切に?消毒会社まで指定されたって言ってたよ」

「( ̄∇ ̄;)保健所の“利権”なんでしょうね(笑)」

「非常時に乗じて、国民の不幸は蜜の味とばかりに利権にしがみつくとは、マジで小役人というのは“達者”だなあ(笑)」

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本来なら、本日は格調高く『コロナが崩壊させた世界秩序』という演題を予定していたのですが、次回に回すことに急遽、変更しました。ありがとうございました。





 

第195回・記者クラブ楽屋裏座談会

第195回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


「昭和生まれってイージスアショアと同じですね」、「ン?」、「だって、どちらも時代遅れじゃないですか」――「時代の流れ」の早さについては当欄でも折りに触れて書いてきたが、今回のコロナ禍を契機にスピードが加速されつつあるのは歴然。その典型が、今年の流行語大賞上位にランクイン必至の「リモートワーク」(在宅勤務)の普及である。筆者自身、頭では何となく分かる、否、分かったような気がしているものの、悲しいかな、具体的には「???」。負け惜しみ気味に「会社は城だ。登城せずに仕事ができるか!」と、30代の後輩記者たちに毒づいてみるものの、口では一様に「そうですね」と言いつつ、目には明らかに「面倒くさいオッサンやなあ」の色がアリアリ。なれど「くそ〜っ、若僧の分際で人生の先達をコケにしやがって」と毒づいたところで栓なきことと氷枕で心を冷やして自問自答。

――「パソコンの前で用が足りるなら、わざわざ満員電車に揺られて会社まで行く必要があるのか?」。確かに通勤時間の無駄を考えれば合理的である。――「出社すること自体が愛社精神の証しだったのではないか?」。よくよく考えれば、存在意義を確かめるためのルーティンなのかもしれない。――「と、すれば本社なんか不要なのでは?」。社員は自宅勤務で事足りるんだから、これまた道理である。――「年功序列で昇進、仕事もできないのに高い俸禄を食んでいる役員が多すぎるんじゃないか?」。時代の先を読む力があるのかと問われて、曖昧な笑いを浮かべるだけのIT音痴の老人は早晩、無用の長物になるのではないのか?――口惜しいが、歳月の流れは残酷、長寿必ずしも慶事ならずである。「時代という電車」に乗り遅れ、過去の経験にすがって生きる「昭和生まれの老兵は消え去るのみ」と心底より思う今日この頃でございます(苦笑)。


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「盛り上がりに欠けた都知事選でしたが、下馬評通り、無策の女帝の圧勝となりました」

「今回は都合の悪い質問を受けたくないので、テレビ討論会は完全スルーに加え、三蜜回避を理由に街宣は一切ナシ。姑息な選挙運動だったのに、投票締め切りの8時段階で当確が出るとはなあ(*_*)。――ズバリ、言って、都民の民度の低さに救われた当選だな( ´艸`)」

「当欄が期待した令和新選組・山本太郎代表は残念でした」

「大きな音も熱い思いも都民には伝わらなかったのは残念の一語。次の衆院選で雪辱を期して貰いたいな」

「ようやく届いた10万円は、既に健康保険料、介護保険、税金などで右左。次の10万円給付に期待していたのですが、都民はみんなリッチなんですね(笑)」

「今さらながらだが、過去3代の都知事の顔ぶれを振り返ってみるに、舛添要一、猪瀬直樹、石原慎太郎氏とガラクタばっかり。小池氏が当選したのも、順当な結果だな(笑)」

「それにして、投票率は前回より4%も低い55%とは…。誰がなっても同じという諦めも含めて、都民の見る目のなさ、無責任さの表れですね」

「老体に鞭打って出馬の宇都宮健児氏の敗因のひとつは立憲民主党のコウモリ体質だな。同党の最大の支持団体である『連合』なんか、大半が小池候補の応援なんだからどうなってんだか?」

「国政でも野党のまとめ役になれないのは、巷間、枝野幸男代表の存在がネックになっていると言われていますが…」

「『元祖・ただちに影響はない』だからな(笑)、そもそもが代表の器じゃないんだよ」

「前熊本県副知事の小野泰輔氏は、顔見せ立候補の割には健闘したんじゃないですか?」

「熊本県の副知事時代に何の功績があったのか、よく分からんが、維新に加え、アンチ小池の自民党都連の嫌がらせ票が流れたんじゃないかな」

「今回の球磨川氾濫は川辺川ダムを作らなかったことが原因と言われていますが、ダム建設に反対したのが、確か樺島知事=小野元副知事コンビでした」

「NHKをぶっ飛ばせの立花孝志代表は予想通りの結果でしたが、もう少し真面目にやれば、そこそこ得票できたと思うのですが…」

「しかし、立花氏から不真面目さを取ったら、ただの“泡沫政党”じゃないですか…(笑)」

「戦い済んで日が暮れて――小池都知事再選で、今後4年間も不毛の都政が続くと思うとウンザリだが、いっそのことAI頭脳を搭載したロボットを知事にした方がいいんじゃないかな( ´艸`)」

「ところで、休会中とはいえ、このところ季節外れの冬眠中なのか、安倍首相の顔がほとんど見えません」

「座右の銘は三十六計逃げるが勝ち!ー―恥を恥と思わないんだから、無敵だわな(笑)」

「親分の代わりにコロナ当番で大忙しなのが西村康稔・経済再生担当相ですが、頼りないことこのうえなし。日増しに“厄病神”みたいな人相になっています。あれじゃコロナに舐められますよ」

「先週の会見で青筋立てて、キレるようじゃダメ、ダメ! ポスト安倍なんて100年早いよ。それにもうひとりのコロナ担当の加藤厚労相もカゲの薄さではいい勝負だな」

「まあ、このふたりに限らず、今の日本には乱世に強い性根の座った政治家は、残念ながら見当たりません。もちろん、その責任は、今回の知事選の結果を見ても分かるように、我々有権者だということを反省して、本日はこれにて終了したいと思います」

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都知事選の投票率は辛うじて55%――選挙は現代に在っては「陣取り合戦」なのに、この有様。誰がなっても同じと諦めたからなのか、コロナ騒ぎで選挙どころではなかったのか。理由はどうあれ、2人に1人しか投票に行かないなんて民主主義が崩壊したのも同然である。――何か妙案はないか。――う〜ん。有権者に投票所で「福引」というのはどうだろうか。「ガラガラガラ」、「♪チリンチリン♪おめでとうございます。1等賞が出ました〜」――投票率の大幅アップ間違いないと思うが…?(笑)。





 

第194回・記者クラブ楽屋裏座談会

第194回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


安倍首相退任後の総理大臣にふさわしいのは誰か?――この件については、2週前の当欄でも触れたが、安倍政権の支持率が軒並み急落を受けてか、今秋の解散、総選挙の声が日増しに強まりつつある。
――下記は、日経新聞が、携帯のショートメールによる調査(777人)で行った、ポスト安倍候補のランキングである。

\佛北仄民党元幹事長(118人)、安倍晋三首相(78人)、2鰐鄲析宰姫卅蝓55人)、吉村洋文大阪府知事(55人)、ゾ泉進次郎環境相(37人)、Χ恐偲宛蟻膾緝榁了(21人)、Ь池百合子東京都知事(17人)、┫濺鎚戸瑳民党政調会長(15人)、枝野幸男立憲民主党代表(15人)、山本太郎れいわ新選組代表(14人)、菅義偉官房長官(11人)と、現・元、国政から知事までお馴染みの顔ぶれが並ぶが、有体に言って「?」が付く、魅力に欠ける面々ばかりである。

久しく永田町の泥水を啜ってきた閣僚経験者いわく。――「大手マスコミが行う世論調査のいかがわしさは、先日の
フジ・産経グループによる架空調査でも明らかになったが、それ以前に、回答者が判断材料にするのが、適当に脚色されたマスコミ報道なのだからやむを得ないにしろ、失礼ながら百鬼夜行、魑魅魍魎が跋扈する政界の力学を知らない素人の“人気投票”だわな」と一笑に付す。

――ならば「プロ政治家はの推すポスト安倍には誰がふさわしいのか?」――「その前に、この調査を受けた人たちの思いを慮れば、
安倍首相以外なら誰でもいいという気持ちの表れだな」――「しかし、派閥が単なる“仲良しクラブ”の集まりに成り果てた現在の自民党にリーダーにふさわしい気概のある人物はいないのでは?」――「総理に気概が必要だったのは昭和の時代までだ。総理の顔は時代の顔!安倍首相を見ても分かるように、平成、令和は、見識・矜持・覚悟がないことこそが総理の条件なんだから順当な結果だよ」――「それじゃ、日本は沈没してしまうのでは?」――「今さら沈没だなんて…。独立国家を名乗っているが、大東亜戦争で敗けて以来、日本はアメリカの“50番目の州”。沈没しっ放しだろう」――「「総理大臣は“州知事”ですか?」――「特に軍事の面では州知事以下。首輪をつけられた奴隷かもしれんぞ(笑)」――「国民の大半は、そんな風に思っていませんよ。もし首輪を外そうとしたらどうなるんですか?」――「政治的に“抹殺”されるだろうな」――「アメリカに尻尾を振る売国奴じゃなければ総理大臣になれない?」――「そういうこっちゃ」――「とすると、さっきの11人の候補者の中で“有資格者”は…」――「有資格者は1人か2人だろう」――「誰ですか、それは?」――「さあ、誰だろうな(笑)」
 
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「規制が全面的に解除された途端に、東京の感染者数が急増しています」

「意識的に検査を少なくして感染者数を調整、コロナを抑え込んだように見せかけて、知事選のスケジュールを組んでいるんだから当然だろう」
 
「敗戦前の大本営発表とまでは言わないにしろ、権力というのは平気で嘘を吐くんですね」
 
「朝夕の電車は満員、繁華街は軒並み飲み屋に風俗。――そもそも、東京みたいな過密都市で、マスクはともかく、ソーシャルディスタンスだ、ヘチマだって大騒ぎしたところで、感染が防止できると考えているんだから、おめでたい限りだな」
 
「映画館は客席を半分にしたり、隣りの席との間に仕切りを立てたり、涙ぐましい努力で営業を再開していますが、これじゃ大手はともかく、中小零細は息切れするのは時間の問題でしょう」
 
「銀座のクラブなんか、溶接工みたいなお面を被ったホステスと間隔を空けて話をするというんだから話にならんよ」
 
「『リモート飲み』というのが流行っているらしいから、“リモート・クラブ”というのはダメかな(笑)」
 
「直接、面識がない同士が顔を合わせるときの“儀式”が名刺交換なのに、そのうち『リモート名刺交換』が流行るなんて言ってましたが、バカ野郎ですよね」
 
「要するに直接、顔を合わせたくないんだから、そのうち『リモート入試』や『リモートデート』、『リモートSEX』、『リモート詐欺』など、何でもリモートになるんじゃないですか」
 
「味も素っ気もない時代到来なんて、昭和生まれは、さっさと消え去るのみだな(笑)」
 
「それはさておき、疫病の次は天災と戦争というのが歴史の教訓ですが、ここ数ヶ月、日本列島のあちこちで地震が頻発、浅間山にも噴火の兆しがあるようだし、先週は九州で記録的大雨で避難騒ぎ、さらにアフリカや中東ではバッタの大群の襲来など人知の及ばないことだらけ。これはもう狂った人類に対する神様のペナルティと言うしかありません」
 
「科学は進歩しても人間は進歩しないどころか、かえって退化する実に御し難い生き物なんだな(苦笑)」
 
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不規則な天候のせいではないでしょうが、事件にも“冴え”が感じられません。
こんな時には往々にして大きな事件が発生するもの。そろそろコロナボケから覚めて、その日に備えてください。本日はこれにて…。

第193回・記者クラブ楽屋裏座談会

第193回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


「100年に1度」――よく耳にする言葉である。文言通り「100年」ではなく、「仰天動地の事態」が起こった際に使われる最大級の形容詞であることは承知しているつもりだが、こうも再々、使われると政治家の将来に対する洞察力不足を糊塗するため、つまり「責任逃れ」の枕言葉として使われていると思えてくる。

安倍首相に限らず政治家たちは、事あるごとに「国民の生命、財産を守る」のが我々の務めと音吐朗々、口にするが、もし心の底から、そう思っているのであれば、常日頃から「最悪の事態」を想定しておくべきであろう。各委員会で官僚の作成した原稿を棒読み、質問通告がなかったから答えられないなどと、空疎な答弁を繰り返す彼らに、そんな心構えがあるのか、甚だ疑問である。

「アフターコロナ」の世界、日本は否が応でも、大きく変わろうとしているというのに、これから先も「100年に1度」を連発されては、国民が被る被害は甚大である。断っておくが、国民は政治家に「予知能力」を求めているのではない。彼らには、年間4000万円近い“安定収入”が支払われているのだから、それに見合うだけの“仕事”を望んでいるだけである。漢字もロクに読めない“先生”では、それだけで政治家失格である。(そういえば、数年前のことであるが、某国会議員に取材した際、アフガニスタンの話題になった時、アフガニスタンってどこにあるんだろう?と真顔で聞かれたことがある)。

然るに、この手の「欠陥政治家」が如何に多いことか。政治家は単なる職業ではない。国民の幸せ追及をアシストする公僕である。そこで一案。今後は立候補しようとする御仁に「能力テスト」を義務付けてはどうだろうか。知識や学力ではない。人の上に立つものに最低限必要な「常識」である。一般の会社でも入社試験はある。政治家なら尚更であろう。選挙の際の「公約」は試験ではない。公約は出来もしないことをあたかも出来るかのように吹聴するインチキ・プレゼンテーションである。

現政権は既にレイムダック状態になりつつある。とすれば、来年の任期を待たず総選挙がありそうである。青臭いと笑われるかもしれないが、何事も「塊より始めよ」である。激動の時代を生き抜くためには、日本丸の舵取りを任せられる、本物の政治家が必要である。全有権者は、今度こそ、今度こそ候補者の「気概」を基準にして貴重な一票を投じるべきである。


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「都知事選の立候補者が出揃いました。22名と頭数だけは多いのですが、ほとんどが供託金没収組。印がつく候補は、小池百合子都知事、山本太郎令和新選組代表、宇都宮健児元日弁連会長、小野泰輔元熊本県副知事の4人でしょう

「N国党代表を忘れてはイカンだろう」

(一同、白い眼でA氏を睨む)

「冗談、冗談(笑)――喜ばしいことではないが、下馬評通り、やはり現職の勝利じゃないかな」

「どうですかね。前回は彼女のパフォーマンスに都民は熱狂的な声援を送りましたが、『あざとさの正体見たり枯れ尾花』。待機児童ゼロ、満員電車ゼロなどの公約はサッパリ。就任直後の豊洲移転問題のデタラメ、それにコロナ対策のオーバーなパフォーマンス、書籍(『女帝』)に取り上げられた学歴疑惑など、初当選時のような勢いが感じられないし、頼みの自民党が河井夫妻の逮捕でイマイチ。公務多忙を理由に街頭演説もしない今回は相当、苦戦するんじゃないでしょうかね」

「あの情熱溢れる演説は、まさに圧巻。個人的には、乱世の救世主的な山本候補に勝って欲しいと願っているんだが、3蜜回避で得意の街頭討論が十分にできないのは痛いな」

「まさか公約の10万円給付に期待しているんじゃ?( ´艸`)」

「バカ野郎! 目先の10万円より大切なのは、これからの都政だ、な〜んちゃって(笑)」

「コロナ禍で投票率も下がる低調な選挙戦になるでしょうから、消去法で小池候補の勝利で仕方ないでしょう」

「国会も人材不足だが、東京も同じだな。権力と寝るオンナ、政界渡り鳥、女流風見鶏――こんな言葉で形容される候補が、この先4年も都政を担うと想像するだけで憂鬱になるよ」

小野候補はどうですか?」

「タマはいいんだが、ちょっと線が細いし、如何せん知名度不足。日本維新の党の後押しで、そこそこの票は獲るだろうが、どうせ22年の参院選のための顔身せ興行だ。当選は厳しいな」

「同感だ。田舎の副知事上がりでは、残念ながら埋没。4人の中でブービーがいいところだな」

宇都宮候補は?」

「3度目の挑戦だ。人柄は申し分ないし、夜遅くの取材にも丁寧に答えてくれるナイスな候補なんだが、難点は年齢(74歳)と華のなさ。無党派層が多い東京都民の心に響くかどうか?」

「結果的に不毛の選挙になりそうな気配ですが、この辺で、恒例の順位予想をお願いします。まずはAさんから…」(以下は敬省略)

「渋々だが、 ‐池の逃げ切りで、以下∋核棔↓1都宮の順だ」

「私情交りで恐縮だが、私は、 〇核、⊂池、1都宮だ」

「Cさんに倣って山本候補の単勝1本です!」

「穴狙いで2着をひねって、‐池、⊂野、山本だ」

「小池以外ならだれでもOKなので、敢えて山本、宇都宮、小野のフォーメーションです。――しかし、いくらここでワイワイ騒いだところで栓なきことです。都政を変えるのもあなた、現状を踏襲するのもあなた。――1票を持っているのは、あなた方都民だ、ということを肝に銘じて投票して欲しいと思います」

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大手製鉄会社某役員いわく、「リモートワークのお蔭で接待・交際費が大幅に減ったんだが、意外なことにほとんど売り上げに影響がないんだよな。となると、今までの莫大な交際費は何だったんだということで…(苦笑)」――本日もありがとうございました。(尚、五反田・海喜館事件の主犯のひとり、土井淑男の判決もカミンスカス操と同じ、懲役11年でした)




 

第192回・記者クラブ楽屋裏座談会

第192回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


驕り過ぎた安倍政権は久しからず。――数々の難局をあの手この手を駆使、驚異の粘り腰で切り抜けてきた我らが安倍首相ですが、コロナ禍を機に、さすがにスタミナ切れのご様子。ようやく「安倍一強時代」にピリオドが打たれそうな雲行です。となると、気になるのは次の日本のリーダーは誰か?――自浄作用を失くした自民党に「総理にふさわしい人物」がいるとは思わないが、「少しでも今よりはマシになって欲しい」というささやかな願いを込めてまとめたのが下記の出馬予想表。参考になれば幸いです。

【第98回総理大臣杯出馬表】

🎺パンパカ パパ〜ン🎺――各馬ゲートに入りました。果たして98代目総理大臣の金的を射止めるのはどの馬か。――本紙の天邪鬼予想は、高配当を狙って、O函Ε▲泪螢ングの単勝1点買い。さて〜?


ハイカラキッシー (牡) 62   広島     宏池会厩舎

▲  良血ながらここ一番の弱腰が難だが、混戦になれば…。


コウショクヤス   (牡) 56   兵庫        細田厩舎

… 線の細さは如何ともし難い軽量馬。枯れ木も山の賑わい?


アマリキング   (牡)70    神奈川       麻生厩舎

◎ スネ傷あるも乱世での勝負勘はピカイチ。筆者イチオシの穴馬。


シゲルチャンプ  (牡) 63   鳥取     旧額賀厩舎

× 地方場所の成績は抜群だが、中央ではどこまで。精々が2着止まり。


スガノホマレ    (牡) 70   神奈川       旧古賀厩舎

× 抽選馬からの叩き上げ。調子は下降気味だが、一瞬の切れ味は恐い。


カッチャンオー    (牡)63    岡山    竹下厩舎

… 華なし、徳なし、実績なし。今回は顔見世出場程度。


インパルスタロー   (牡)56   神奈川   麻生厩舎

▲ 機を見るに敏な麻生厩舎期待の星。展開次第で台頭も。


トモミアミタイツ  (牝)61    福井    細田厩舎

… 唯一の牝馬。将来有望なれど地力不足は明らか。時期早尚。


カポネハット    (牡)80   福岡    麻生厩舎

○ 引退の声あるも、盟友との絆太く参戦の暴れ馬。品性欠く食言癖が難?


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「感染者数も減り、コロナ騒動もようやく下火になりつつありますが、今度は給付金問題の配布をめぐる不透明さに批判が集中、新たな“悪役”として『天下の電通』がバッシングを受けています」

「例の過労死事件以来、すっかり精彩を欠いている電通だが、 “吸血鬼”ならぬ権力と二人三脚の“吸税鬼”に宗旨変えしていたとはガックシ(*_*)。星の数ほどある子会社を利用して火事場泥棒と言ってもおかしくない“丸投げ手法”で給付金を掠め取るとは、天下の名が泣く悪辣ぶりだな」

「頼みの東京五輪がほぼ中止、カジノも撤退を表明したことで、シノギが絵に描いた餅になってしまった焦りもあったのでしょうが、貧すれば鈍するの典型ですね」

「電通ばかりが叩かれていますが、元締めの経産省もはもちろん、あの竹中平蔵氏が会長を務めるパソナも堂々たる“戦犯”であることを忘れてはなりません」

「選挙での演出も電通の貴重なメシの種。今までのツーカーの繋がりで、官製談合にも等しい方法で落札させたのでしょうが、電通なら、さすが!と言われるような“中抜きスキーム”を組み立てて欲しかったなあ(笑)」

「本社、子会社を問わず『DENTU』という“印籠”があれば天下御免と錯覚している“パープリン社員”の多さは今も昔も同じだが、2013年末に事件化した、LED納入をめぐる電通ワークス事件や、上場前の未公開株事件の際に活躍した3庁OB(警視庁・警察庁・検察庁)で構成された企業防衛隊が健在なら、こんな不細工なことにはならなかったと思うがなあ」

「( ̄∇ ̄;)。電通も“筆の誤り”ですかね」

「『鬼十訓』が全盛の昔はともかく、有体に言って、今の電通は、税金目当てにお代官様とチンチンレースを組むことが仕事と勘違いしている輩ばかり。それこそ不要不急どころか、世間に害悪をもたらす虚業会社に成り下がってしまったな」

「ところで、相変わらず『あっしら夫婦には関係ございやせん』と渋太く容疑を否定している河井克行・案里夫婦ですが、国会閉会後にも公選法違反容疑の処分が出される?と言われています」

「遅きに失した感は否めないが、身柄拘束までされるのか、在宅起訴で収まるか、どうかはともかく、いずれにしても先に逮捕された秘書に対する懲役1年半の求刑から見ても連座制適用は確実。気の毒だが、夫婦揃って公民権停止コースだろ。――合掌!」

「最後までシラを切って、潔く腹も切らず。――仮に公民権停止の喪が明けても、彼ら2人の政治家生命は潰えたな。当初はケツモチが官邸ということでタカを括っていたのだろうが、何事も『過ぎたるは及ばざるが如し』だ」

「知らぬ存ぜぬといえば、五反田・海喜館をめぐる大型地面師事件で、最後まで無実を主張していた主導役のカミンスカス操に懲役11年(求刑同14年)の実刑判決が下されました」

「被害額55億円で11年。割り算をすると1年あたり5億円。それに引き換え、鼻くそみたいな報酬で事件に協力した地主役らのふたりの婆さんが懲役4年。――どう考えても“職業的詐欺師”には安すぎる判決と思うのですが…」

「詐欺罪の最高刑は10年、その他諸々を加味して11年。国民感情としては安すぎるかもしらんが、法律的には妥当な判決なんだろう」

「もうひとりの常習詐欺師・土井淑夫も同じぐらいですかね」

「別件次第だが、11年を下回ることはないだろう」

「大物地面師の内田マイクも公判中だし、当分は地面師事件も少なくなるでしょう。――あと残るは新橋白骨事件だけ。無惨な死を遂げた老女の霊のためにも一日も早い事件の解明を願うばかりです」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎日、1兆、2兆と、まるで豆腐を数えるように、実感のない大きな数字が新聞紙面で踊っています。コロナ禍によって落ち込んだ国民生活をカバーするためなら、それは必要な支出ですが、そのドサクサに“小判鮫”のごとく便乗、寄って集って甘い汁を吸う電通をはじめとする名だたる大企業の所業は、まさに非国民のそれと言うしかありません。――本日はこれにて散会です。



 

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