【敬天新聞社より】
このコーナーでは、各方面で活躍されておりますジャーナリストや情報通の方々に、座談会形式で好きなように語って頂きます。
何かの理由でお蔵入りになった話などを好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えております。

【A:全国紙記者  B:週刊誌記者  C:民放TV記者  D: フリー記者】代表挨拶
―『敬天新聞』の軒下三寸借り受けまして新しいブログを開設することになりました。「夜討ち朝駆け」の毎日、ご多忙中とは存じますが、諸般の事情で書けなかった記事、既に報道された記事の裏話、あるいは陽の目を見ることなく埋もれてしまった事件など、タブーに臆することなく談論風発、大いに内幕を暴露して戴きたいと思います。
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第156回・記者クラブ楽屋裏座談会

第156回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


 現金に小判にコインーーまるで大岡越前守か、水戸黄門(笑)――歴代の関西電力会長ら幹部20人に元高浜町助役から3・2億円!――福島原発事故以来、「悪役」を一手に引き受けてきた東京電力に替って西日本の雄・関西電力が登場、社会紙面で“脚光”を浴びている。報道によれば、カネの流れは、地元の原発関連工事業者の吉田開発→故森山栄治元高浜町助役→関電幹部。普通に考えれば、関電から発注される原発工事の見返りとして業者から徴収した“袖の下”を地元の実力者である元助役が“配達”したというシンプルな構図である。
 森山氏は「町長の懐刀として原発反対派を説得した、関電にとっては大恩人で以来、長年にわたって発注される原発工事の差配役として活躍してきた」(全国紙記者)御仁。関電からの工事額は2011年からの累計で5200億円以上と膨大で、なるほど差配のし甲斐がある金額である。
 それにしても情けないのは、いかに“特別な力”を持っているとはいえ、慣習的に黒いカネを受け取った歴代の関電幹部たちである。記者会見で岩根茂樹社長は「一時的に預かっていただけ」、「儀礼の範囲内以外は返却した」、「発注のプロセスや金額は適正で便宜供与は断じてなかった」、「既に所得税の修正申告は済ませた」と、苦しい弁解を連発したが、誰が見ても「死人に口なし」を前提にした戯言。
 こんな卑怯未練な人物が、関電のみならず電力会社の元締めである電気事業連合会の会長というのだから世は世紀末である。…嗚呼!


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「話題は被りますが、関電疑惑には開いた口が塞がりません。上納金の原資は総括原価方式で積算された電気料金。その上前をピンハネするなんて絶対に許せません(激怒)」

「まったくです。山根社長の会見を見ていると、経営努力不要の独占企業たる電力会社のトップなんてエテ公で十分と実感しましたよ(笑)」

「怒り心頭のBさんの気持ちは分かりますが、特捜部は事件にするのでしょうかね?」

「う〜ん、どうかな? 立件するとすれば収賄罪か特別背任なんだろうが、肝腎の森山氏は既に石の下。腹は立つけど、難しいだろうな」

「ましてや発覚のきっかけになったのは検察の兄弟分の大阪国税局の税務調査だし、わざわざ修正申告を済ませたとコメントしていた山根社長は続投宣言。精々が電事連会長職の返上で幕引きだろう」

「日頃は、ナントカのひとつ覚えみたいに、やれコンプライアンスだ、それガバナンスだなんて言ってるくせに…(怒)」

「笑っちゃうのは関電のCMソングですよ。――♪手をつなごう 一緒に笑おう 友達になろう♪――関電・差配役・工事業者と“原発砦の3悪人”の歌ですよ(笑)」

「いずれは政治家や役人にも火の粉が波及、3悪人じゃなくて5悪人になるんじゃないですかね(笑)」

「笑っちゃうといえば、『(関電の)八木さんも山根さんもお友だちだから、うっかり悪口も言えない』と関電疑惑について聞かれた中西宏明・経団連会長のコメントだ。本来、友情を大切にするのはいいことだが、経団連の会長たる要職にある人物が口にするようでは……」

「中西会長は、日米貿易協定についても『バランスの取れた合意』と絶賛したり、消費税増税についても『よく分からん』とすべてがトンチンカン。齢72にしてちょっとアルツ気味じゃないのか」

「経団連は安倍政権のヨイショ団体ですから仕方ありませんが、いくらボケてても、『友達だから〜』はナシですよね」

「ところで、関電事件で埋もれてしまいましたが、先週の『しんぶん赤旗』が、保育助成金詐欺事件について、川崎大資被告(WINカンパニー代表」と秋元司・内閣府副大臣“癒着”ぶりを一面で取り上げていました」

「秋元代議士は、今年5月の国会答弁で『川崎被告とは5〜6年会っていない』と答弁していたが…」

「同紙には、2017年6月のパーティで撮った写真が掲載されていましたから(秋元氏の)5月の答弁は明らかに虚偽。怪しい関係でなけれ、こんな答弁をする必要もないと思いますが…」

「とにかく川崎(塩田)は“場面使い、名前使いの稀代の達人”だからなあ。カネに節度のない秋元代議士をあたかも“絶対の配下”のように仮装するのは朝飯前だろう」

「いくら脇が甘いと言っても、当時の秋元代議士は、企業主導保育型保育所を所管する『子ども・子育て支援担当』のトップなのですから、その威光は絶大。しかもまだ審査中なのに、川崎被告は『助成金が出ることが決定した』と吹聴していたそうですから“普通”の関係じゃないですよ」

「しかし、『備えあれば憂いなし』。キチンと政治資金報告書に記載しているように“受け身”にかけては天下一品の秋元センセイだからな(笑)。簡単にはボロを出さないと思うよ」

「やれやれ。どんな事件も、すべてが疑惑止まりでウヤムヤ。ホントに令和の日本は、政・官・財・報、あらゆる面で最悪、最凶の時代になりそうですね」

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「木の葉が沈んで石が浮く」――不条理が大手を振って歩く時代です。本日も人間の進歩の無さを嘆きつつ、これにて終わりたいと思います

 
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