第173回・記者クラブ楽屋裏座談会

第173回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


氷雨が降るある日の午後。――衆院予算委員会のTV中継を視聴。野党議員の質問の大半は「さくらを観る会」疑惑に集中したが、安倍総理の答弁は見事なまでの暖簾に腕押し、糠に釘。あまりのバカバカしさに途中でチャンネルを変えたが、自分の権力、立場を守るために平気で嘘をついても恬として恥じない役者が演じるサル芝居を観るために時間を割いた我が身を反省。

「国民の生命、財産を守るために全力を尽くす」――安倍首相に限らず、国会議員が口にする常套句だが、総理以下、諸大臣の勇ましい言葉が、虚空に響く掛け声にすぎない言葉であることを再認識した次第。気を取り直して夕刊紙を手に取ると、コロナウイルスによる新型肺炎蔓延の記事に紛れて「内閣支持率30%」の見出し。――ン?40%を30%に間違えたのではないか?

――『福島民友社と福島テレビが共同で行った福島県民世論調査によると、安倍内閣の支持率が昨年9月の調査時に比べて11.1%減の30.3%に、支持しないが13.6%増えて53.9%になった』

――支持と不支持が逆転した原因については、『力強く復興しつつある被災地の姿を見て、実感していただきたい。まさに復興五輪であります』と述べた、安倍総理の欺瞞だらけの施政方針演説に反発した県民の声の反映との解説。

――よくよく考えれば、たかが2週間あまりの“国際運動会”で復興が捗るのなら苦労はなし。あの原発事故以来10年目。既に「過去のこと」と忘れ去られようとしているが、復興は遥か先の話。にもかかわらず五輪開催で、今にもすべてがリセット出来るかのような幻想をふりまいて恥じないことへの県民の怒りと理解すれば納得。

――銭湯の暖簾は「ゆ」のひと文字。どこまでも能天気な“スーパーマリオ宰相”である。


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「旧聞に属しますが、将来の総理大臣と期待されている“セクシー環境相”が育児休暇を摂ることを宣言。早速、異論、反論、objection状態です」

「単なるエエ恰好、いかにもパフォーマンス好きな彼らしい発言だが、大臣がわざわざ会見で言うことかね。株価でいえば、▲100円安だろう(笑)」

「そもそも『育休』というのは、育児・介護休業法によれば、従業員の雇用の継続・再就職を促進するために子どもの養育をアシストするための制度。果たして『大臣』という地位が従業員と言えるのか。大臣は独任制という特殊な立場だが、どう考えても『事業主』の立場だろう」

「率先垂範するリーダーの姿を見せることの意義はあるんじゃないですか?」

「そんなに育休を摂りたければ大臣なんか辞めるべきだと思います。いくらB級官庁とはいえ一省のリーダーなら他のことで、あるべき姿を見せて欲しいものです」

「ましてやセレブな身分で、育児にわざわざ大臣自身が腕まくりする必要なんかないはず。親父だって『育休摂って何をするんだ』と言ってるし、過去の女性スキャンダルから目を逸らせるための“盾代わり”と言われても仕方ないだろう」

「今の彼に一番求められているのは、喫緊の課題である地球温暖化について、さすがは環境大臣として世間を唸らせる政策提言を行うことだよ」

「今までのように、上っ面の言葉だけで事足れりと考えているとすれば甘さはサッカリン並み。大臣になったからには腰を据えて取り組まないと、唯一の売り物である好感度までが台無しになりかねません。そんじょそこらの二世、三世議員よりは別格の“素質馬”だけに、期待を込めて『喝!』を入れたいと思います。フレー、フレー進次郎!」

「ところで、このところコロナウイルスによる新型肺炎の蔓延で大騒ぎ。今にも“コロナゾンビ”が世の中に溢れるような報道が相次いでいますが、ちょっと騒ぎ過ぎ、煽り過ぎじゃないですかね」

「マスコミの信条は人の不幸は蜜の味! ――アイツらは日本で死者でも出ればと願いながら騒いでいるんだろう(笑)」

「中国では、既に相当数の死者が出ており、予断は許せません。それを死者待ちだなんて、いくら大先輩のAさんでも言い過ぎじゃないですか」

「素朴な疑問ですが、ウイルスの運び役は蝙蝠とか、鼠とか言われていますが、どうして急に、こんな厄介なウイルスが誕生したのでしょうかね」

「ある大学の教授から聞いた話だけど、長江上流に作られた三峡ダムによる自然破壊が原因らしいぞ」

「ヘ〜ッ! もしその説が正しいなら、コロナウィルスを作ったのは人間ということになりますね」

「まったく人間というのはロクでもない生き物ですね。それなのに一丁前に自然に優しくだなんて…」

「仄聞するところによると、これまでに亡くなっているのは、ほとんどが体力のない老人や病気持ちだ。普通の肺炎でも年間6万人以上が死んでいるんだぞ。大山鳴動して鼠一匹のような気がするなあ」

「そうあって欲しいものだが、治世が乱れに乱れた令和は天変地異の時代。肺炎よりも、地震の方がヤバイような気がしてならないんだが…」

「地震だけは運否天賦。どうせ予知なんかできないんだから、あれこれ心配しても栓なきこと。精々、水と非常食、ガスボンベを準備するぐらいが関の山だ」

「それはそうと例の馬毛島ですが、驚いたことに、まだスッキリと片付いていないらしいんです」

「ホントかよ?」

「まだ契約金額の半分(80億円」しか払われていないようで、残りの80億円は、まだ島にこびりついているややこしい筋の債権の整理が終わってから支払われるらしいのです)

「じゃあ、その債務整理のために、またカネが必要なんじゃないか?」

「そうなんです。だから、また金策に走っているようですよ」

「この期に及んでもなお、最後の最後までもつれるなんて、絵に描いたような“疫病島”だな」

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自然の敵は人間、地球の敵は人間。――令和は「自然に人間が復讐される」時代なのかもしれません。

 

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  • 2020.04.06 Monday
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