第177回・記者クラブ楽屋裏座談会

第177回・記者クラブ楽屋裏座談会

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


<「若い時の苦労は買ってでもしろ」って言うけど、昔の人は良いこと言うね。人間、下からは上が良く見える。逆に恵まれた環境の中だけで生きていると、下が見えない。原(辰徳)や高橋(由伸)はお坊ちゃん監督よ。大卒で2軍経験もほとんどないエリート育ち。(中略)若い時の経験は自ずと采配や選手起用に出てくる。監督が苦労知らずでは、天性だけに頼る坊ちゃん的な野球しかできないのは当然よ」>

――先日、84歳で亡くなった野村克也監督の言葉だが、野球に限らず、すべての世界に共通する言葉である。たとえば政界。現在の政界。総理大臣を筆頭に、与野党併せて、国会議員の50%超が2世、3世。七光りどころか、八光り、九光りの苦労知らずのお坊ちゃん、お嬢ちゃんばかりである。

親父、爺ちゃん、曽爺ちゃんの地盤、看板、鞄をそっくり“相続”、まるで家業を継ぐかのようにセンセイになるのが昨今の風潮である。名もなく、貧しい我々から見れば羨ましい限りだが、問題は彼らの大半が政治家に最も必要な「見識・矜持・覚悟」を持ち合わせていないことである。

相続洩れなのか、ハナから相続目録に載っていなかったのかは分からないが、そんな彼らが公僕として国民のための政治を行えるはずもなく、唯々「権力」の上に胡座をかき、鼻くそ丸めて黒仁丹、高禄を食む頭の中を行き来するのは、虚言。妄言、隠蔽、責任転嫁総動員の「今だけ、カネだけ、自分だけ」。

嗚呼、世が世であれば一揆が起こっても不思議ではないのだが、心根優しき大和問族は、一揆どころか、呆れたことに、長いモノには巻かれろとばかりに、すべからく御意、御意、御意。とすれば、踊るアホウに見るアホウ。アホウなのは国会議員だけでなく、国民もまたアホウでは?と苦笑する今日この頃でございます。


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「コロナ肺炎でテンヤワンヤの大騒ぎのなか、降りかかるスキャンダルをバッタバッタとなぎ倒してきた“不死身の晋三サマ”に遅まきながら与党幹部の口からも退陣論が出始めました」

「モリカケ問題は流局に終わったが、桜を見る会問題でリャンシャンテン、検事総長人事でイーシャンテン、そして今度のコロナ肺炎に対する後手後手の対応で、いよいよロン?かも知れんなあ(笑)」

「コロナ肺炎で春の風物詩・桜見物も中止になるとのこと、もしかして“桜の祟り”かもな。よく桜の木の下には骸が埋まっていると言うから…(笑)」

「先日、強引な検察人事の裏に500ドットコム事件があるとの噂を耳にしましたが、どうなんですかね?」

「随分と早耳だな。ひとつは河井夫妻の公選法違反疑惑に対する早すぎる着手だが、官邸側は500事件の捜査過程で特捜が米国の大手カジノ会社・メルコリゾーツに対してガサ入れしたことで大慌て、なりふり構わず横車を押したらしいんだな」

「さもありなん!――しかし、『募っているが募集はしていない』、『合意はしたが契約ではない』などの迷答弁で煙にまいてきた不死身首相も、さすがに見えないウイルス相手ではヤジは飛ばせないし、打つ手もなし。泣き面に蜂で、東京五輪まで中止になったらダメ押しだな」

「普段は危機管理、危機管理だと騒いでいるのに、イザとなったらこのザマ。ウイルス相手にこれでは、これがテロや戦争だったらどうなるのか。国民なんか置いてきぼりで、自分たちだけが防空壕へ逃げ込むんじゃないですかね」

“昭和の東条内閣”に“令和の安倍内閣” ――片や大本営発表で鬼畜米英を連呼、片や仲良しマスコミを懐柔して政権称賛。時代は変われども両者に共通するのは、国家・国民のためより優先するのは我が身の保身。権力者の考えることは、いつの時代も同じなんですね」

科学は進歩しても、人間は未来永劫進歩しない動物だ。否、人間の場合、進歩しないどころか、便利になった分、劣化し続けるのかも知れんな(笑)」

「ところで、コロナ禍のお蔭で、あまり問題視されませんでしたが、次期総理候補に常に上位でノミネートされている小泉進次郎環境相が、国難対策会議とも言うべき会議を欠席、地元後援会の新年会に出席していた件について、地元の横須賀市民からも疑問の声が上がっているそうです」

「これまで話題になったのは、人気女史アナとの結婚発表、セクシー発言、育休宣言など、『尻が青い』で済まされるものばかりだったが、今回の欠席問題、は、彼に政治家としての資質が欠けていることを露呈した大チョンボだと思うな」

「そのうえ、そのことを指摘されても『おっしゃる通り』と舐めた答弁の後は、悪びれた様子もなく『反省』の言葉を連発、政務官を代理出席させたから問題はないと弁明。横須賀市議ならともかく国会議員として範を垂れるという自覚がないこと自体に気がついていないんじゃないですかね」

「彼には何度か会合やパーティで顔を合わせたことがあるんだが、男前だし、弁も立つ。しかし、言ってることは迫力や真実味がないというか、総論ばかりで各論ナシ、すべてが軽いんだな。人気者見たさの爺婆は喜ぶだろうが、所詮は客寄せパンダ、政界芸能人だ」

「現在のような非常時こそ国家のために粉骨砕身する姿を見せるせっかくのチャンスだったのに、残念の一語に尽きるな。――ここで一句、『また後退 総理の道は遥かになりにけり』

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Cさんのベタな俳句が出たところで、本日はこれにて終わりたいと思います。ありがとうございました。

 

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  • 2020.04.06 Monday
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