第198回・記者クラブ楽屋裏座談会

第198回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

前回の続き

――前置きはこれぐらいにして、最近、退職警察官が問題企業の顧問とか社外取締役に就任している例が数多く見受けられます。

「そうみたいだな。ついこの間も『キャリア組までが、汚れたカネのおこぼれに与りたくて、反社勢力が実質的に支配している某企業の社外取締役誘いを引き受けている』という話を聞いたばかりだ。昨日まで十手を振り回していたくせに、辞めた途端に悪党の用心棒に鞍替えする例は昔もあったが、それらの多くは在職中の不始末が原因で定年前に辞めた連中が大半だ。ところが昨今は顧問の誘いがあれば、ブラックだろうと、何だろうとお構いなし。目先のカネに釣られて、その手の企業に籍を置くこと自体、警察組織全体に対する信頼を失くしてしまいかねないのに、見境なく引き受けているというのだから卑しい限りだ」

――ある反社企業のHP上の会社概要ですが、会長、社長以下の役員の経歴は氏名だけなのに、社外取締役に就任している警察OBについては、警察庁入庁以後の経歴をこれ見よがしに羅列しているのには笑っちゃいました。

オマワリならぬオマモリだな(笑)。――有体に言って、警察というのは、現職だろうと、OBだろうと、できれば関わりたくない組織だ。にもかかわらず、OBを進んで取り込もうとすること自体、脛に傷があることを自ら白状しているのと同じなんだがな…(笑)」

――ところで最近の4課の捕り物には、かつてのような華々しい戦果は、ついぞ見当たりません。

「暴対法、暴排条例でギリギリ締めつけてるんだもの、昔のようなダイナミックな事件は起こりようがないわな。代わりに増えたのが、任侠道にあるまじき特殊詐欺などの詐欺事犯だ。それでも暴力団壊滅をアピールするために“やってるフリ”だけはしなければならないから、時々、どんな微罪でも大掛かりなガサ入れを敢行しているが、現場の捜査員にすれば虚しいだろうな」

――逮捕のための逮捕というか、起訴まで至らない逮捕事案が増えているのはそのせいですかね?

「俺たちの現職時代には、逮捕するからにはキッチリと起訴、塀の中へぶち込んで初めて“事件”にカウントしていたが、今じゃ『警察の仕事は逮捕まで。起訴する、しないは検察次第』と開き直っているんだから情けないよな」

――安易に逮捕状を出す裁判所も問題です。

「裁判所は、昔からロクに疎明資料も吟味せぬまま、トコロテン式に逮捕状を出すというのが“伝統”だが、これとて広義に解釈すれば権力の濫用だ。いい加減、警察の言いなりになって逮捕状を乱発する悪癖を改めるべきだろうな」

――以前、警視庁の大幹部(故人)に「世の中には常に一定の悪が存在するものだ。警察の役目は、悪が異常に蔓延った時に、チョキンと鋏を入れることで、その悪を根こそぎやっつけようと考えるのは思い上がりだし、警察国家になりかねない危険な発想だ」と聞いたことがあります。

「その通りだ。ところが、残念ながら今の警察は“危険な方向”に向かっていると、OBの俺でさえ思うな」

(以下次号)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「片やGO!とウチワで煽りながら、片やSTOP!と水をかける。――本来ならば東京五輪の真っ只中のはずなのに、政府はGo To Travel !だ、いや都知事はStay Home!だと喧しい限り。今や日本は無政府状態(笑)に近い混乱の最中です」

「コロナ感染者数が大台替え、第2波到来か!と不安視されるなか、安倍首相は国会閉会中をいいことにスダレの向こうに隠遁。代わりに茶坊主の西村クン、ザンギリ頭の加藤クン、昼行灯の赤羽クンがしどろもどろの答弁を連発中の毎日だが、ここまで無能揃いではお手上げ。文句を言う気力も失せてしまうぞなモシ(笑)」

「安倍首相の腰が重いのは、Go To Travel Campaignが、このところ謀反の動きを見せている“紀州の老醜”の肝いりによるものだからで、『ボクちゃん関係ないも〜ん』とシカトを決め込んでいるのかもしれないが、それにしても、このところの首相の顔色は土気色。ヤバイんじゃないか」

「眼下の敵は未知のウイルスです。内輪もめにウツツを抜かしていると傷口は拡がるばかり。今こそ一致団結、シャンとしなければいけないのに、ナントカのひとつ覚えのように、『日常生活に十分な対策を講じつつ、経済を回さなければならない』と呪文を唱えるだけなんですからねえ…(*_*)」

『バカな大将 敵より怖い』――やること、為すこと、すべてが裏目。マジで現政権は太平洋戦争末期の東條内閣にそっくり。 “令和の広田弘毅”が現れない限り、真面目な話、神州日本は沈没してしまうぞ」

「まあ、バカな大将が率いる自民党を選んだのは国民だから、一番バカなのは国民だけどなあ(苦笑)」

「コロナ騒ぎはさておき、例の河井夫婦の公選法違反(買収)事件ですが、ふたり揃って起訴されたことで一段落。裁判待ちの状態ですが、『1億5000万円』という法外な選挙資金の出処と使途について、検察に動く素振りは見られないし、大手マスコミの後追い報道もナシ。うっかりすると、このままスルーされそうな雰囲気というのが気になります」

「検察にすれば、河井夫婦を血祭りにあげたことで自分たちの権力基盤を揺るがす検察庁法の改正も阻止できたし、このうえ1億5000万円まで手を延ばせば、内閣を吹っ飛ばしかねないだけに寸止め、撃ち方ヤメとなったのだろう(笑)」

「だからこそ、大マスコミが動かなければいけないのに…」

「それが社会の木鐸の本分なのだがなあ。――今の時代、検事長様のご機嫌をとるために賭けマージャンをするマスコミはいても権力悪にもの申す気概のある大マスコミは皆無、エベレストでマグロを探すようなもの。斯く言う俺もその一員だがな (苦笑)」

「Aさんの言葉だけに説得力は十分ですが(笑)、天下御免の当座談会ぐらいは忖度なしでお願いします(笑)」

「問題の1億5000万円の出処だが、これだけの額の出金伝票にハンコをつけるのは、総理、官房長官、幹事長
の3人だけ。地方の参院選では、どんなに気張っても5000万円というのが相場だ。とすると残りの1億円はどこに消えたのか?」

「あくまで私見だが、現在の自民党の“勢力図”から見て“Go To Travel幹事長”は除外できるし、官房長官も明からさまなムチャが出来る性格ではない。そもそも案里候補が出馬した理由は、対抗候補に悪口を言われたことを根に持った総理の“私怨”晴らしとされているが、総理の秘書が選挙の現場に出張って指揮を執ったり、カネを配る際に『安倍事務所から云々』のコメントが添えられていたことを考えれば、官邸の狙いは『大先輩の追い落しと私服肥やし』という“2兎”を追った作戦だった可能性も十分に考えられるんじゃないかな」

「なるほど。単純に引き算をすると、1億円が行きがけの駄賃…?」

「もし私怨晴らしを兼ねた公金(政党助成金or機密費)喰いなら、エグ過ぎる“総理の犯罪”ですなあ(笑)」

「河井夫妻が未だに容疑を否認しているのも『自分たちは、総理の要請でやったのだから、絶対に尻尾切りされることはない』と信じているからとすれば哀れな話だな」

「こんなにもディープな疑惑を追及しようとしないようでは、何のためのマスコミなんだ!と怒りの声が国民の間から湧き起こらなければおかしいのですが、そうした声は全然。まるで他人事なんですからねえ、理解に苦しみます」

「信念のカケラもない瓶詰めリーダーに、そのリーダーを担ぐ姑息な役人、使命を忘れたマスコミ、そして彼らに唯々諾々と従うバカな国民――よくよく考えれば、今の日本には国を愛する心を持てない非国民だらけですね(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コロナ感染者数がウナギ上りで騒然とするなか、既に中止が決定済み?の東京五輪について、あたかも恙なく開催されるかのような“提灯報道”が急増しています。なぜか? 事情通氏は、「先週の1年前イベントをはじめ、すべてはスポンサーを引き止めるためのPRにすぎません」とバッサリ。これって一種のヤルヤル詐欺では? 嗚呼、まさに令和の日本は、条理も道理もクソ食らえ。上から下まで、裏も表も詐欺師がウヨウヨ!――以上、本日はこれにて。




 

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  • 2020.08.04 Tuesday
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