第199回・記者クラブ楽屋裏座談会

第199回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

(前回の続き)

――最近は毎日のように警察官による不祥事が社会面を賑わせています。
 
「そもそも警察組織というのは、明治維新のドサクサに産まれた“暴れん坊集団”だから、DNA的に“ダッシュ”が付くのは仕方ないこと。それに俺たちの時代には“デモシカ組”が結構いたから、あるまじきデタラメはひと通りあったにせよ、可愛げがあったというか、今のように破廉恥、姑息、陰湿な事件は少なかったような気がするなあ。
 
――「デモシカ」って何ですか?
 
「民間会社に就職できなかったから『警察官にでもなろう』、『警察官にしかなれない』という意味や。身体強健であれば、まず落ちることはなかったが、それでも結構、真面目だったよ。現在は、いつ潰れるか分からん民間会社より給料は安定しているし、倒産することのない“花の公務員”だから、そんな言葉も死語になったけど、その分、身分に甘えた勘違い野郎が増えたのかもな」
 
――昔はサラリーマンが気楽な稼業でしたが、今は警察官なんですね(笑)そういえば、公務員サマは余程のことがない限りクビになることはないと聞いたことがあります。
 
「出世を考えなければ、余計なことをしない限り、まずクビになることはないし、仮に触法行為があっても大抵の場合、依願退職止まり。懲戒免職なんて滅多にないからな」
 
――範を垂れるべき職務のはずなのに、民間会社に比べてヌルイような気がしますが、それは身内の誼で隠蔽というのが多かったからでは?
 
「バレなければ闇から闇に処分するパターンは官民問わず組織には付きものだが、警察や検察など世間に敬遠されがちな組織にとって何より大事なのは『威信』だから、それを守るための隠蔽は多いだろうな。それでも表沙汰になれば、この前の検事長の麻雀賭博をみても分かるように、渋々認めて最低限の処分で幕を引くんだから、狡いといえば狡いわな(笑)」
 
――警察の中の警察といわれる「監察」というのは警察官の不祥事を摘発する部署?
 
「違うがな。監察は警察の威信を守るため、つまり警察官の不祥事を表に出さず、内々に処分するための部署だ。下っ端警察官の飲酒運転や痴漢など些末な不祥事については大っぴらに公表するが、上級幹部が絡む事犯については、マスコミに察知されないように“潜水艦”で狙い撃ち、表沙汰にならないよう処分するという塩梅だ」
 
――どこまでも狡いですね(笑)。――最近の傾向として破廉恥罪が多いような気がするのですが…。
 
「以前と比べて、規律、規則で縛りつけ過ぎていることが災いしているような気がするな。警察官に限らず、大抵の場合、身を持ちのはサケとオンナとバクチというのが相場だが、一番安直なのはサケだ。そのサケに呑まれてムラムラ、オンナに対してエネルギーを発散するパターンだが、それにしても、痴漢や薬物、果ては少女買春など、恰好悪すぎるわな」
 
――下半身絡みでは女性警察官も負けていませんね(笑)
 
「昔の女性警官は総じて真面目だったが、時代の流れで色情気質の女性が増えているのかな。しかし、神聖な交番で同僚と乳繰り合ったり、イケメンのヤクザと気脈を通じたり、ハプニングバーに出入りする猛女がいたり、いくら“肉食好み”とはいえ、肉の食い過ぎだよ(笑)」
 
――女性警察官の試験は相当な難関なのでは?
 
「詳しくは知らないが、オツムより“釣り書き”が大きなウェイトを占める試験だから難しいみたいだぞ」
 
――要するにコネ?
 
「女性警察官の場合、結婚相手は警察官となることが多いので、警察を一家たらしめるには、いくら成績優秀でも「よそ者」はオフ リミット。身内に警察幹部がいたほうが断然、有利だろうな」
 
――「警察一家よ、永遠なれ!」なんですね。 (続く)
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「『今日は何人だった?』――今や発表される東京都のコロナ感染者数が“挨拶代わり”になった毎日。当初は200人、300人と言われると大騒ぎしましたが、今では少々のことではびっくりしなくなりました(笑)」
 
「馴れというのは怖いもので、そのうち1000人の大台に乗っても、『ホ〜そうかい、今日はちょっと多いなあ』なんて言い出すんじゃないか(笑)」
 
「ITだ、AIだと威張っていても、コロナにかかっては為す術ナシなし。人間の傲慢さと自然の威力を痛感しています」
 
『カネと命を秤にかけりゃ カネが重たい浮世の定め』――経済を回さなければと政府がカネを選択した以上は、『二兎を追う者は一兎をも得ず』。Go Toキャンペーンで今後は東京だけでなく、全国津々浦?にコロナ患者が爆発的に増えることを覚悟すべきだな」
 
「そうした手に負えない事態になったら、さすがの安倍首相もタオルを投げるんじゃないですかね」
 
「ノー、ノー!――我らが安倍首相は早々と『最悪の事態になった場合、私たちが責任を取ればいいというものではありません』と、しっかり予防線を張っているんだもの、辞めることなど念頭になし。一国の長としての『矜持と責任』を忘れた権力者は無敵の見本だよ(笑)」
 
「そんな折も折、ハチャメチャな状況に華を添えるかのように(笑)、“文春砲”でコロナ対策の一翼を担う厚労省のナンバー2とナンバー3の不倫疑惑が報道されました」
 
「片や橋本岳副大臣、片や自見英子政務官。親父は橋本龍太郎元首相に自見庄三郎元郵政相。ともに苦労知らずの40歳台の世襲議員。――今さらバカだ、チョンだというのもバカらしい限りだが、よくもまあコロナ騒動で世間が大騒ぎしている真っ最中に色欲に溺れて“失楽園ごっこ”とは極めつけの“脱力スキャンダル”。こんな不届き議員が指揮を執っているようでは『百の説法 屁ひとつ』。コロナウイルスも嗤っているんじゃないか(笑)」
 
「こん不始末は世が世であれば、最低でも閉門・蟄居、お家お取り潰しの沙汰があってもおかしくないのだが、平成、令和の時代にあっては何があろうと、お咎めは一切なし。まあ、親分自体が、自らを律することができないのだから、木っ端議員に武士の心得を求めるのは無いモノねだりとはいえ、総理大臣以下、恥を忘れた国会議員は、くどいようだが不要不急の代物だわな」
 
「始末に負えないついでにいえば、本会議や委員会で居眠りは当たり前、娯楽小説を読んだり、英語の勉強をしているスカタン議員が目につきます」
 
「報道されただけでも、坂本哲志、平井卓也、大西宏幸、野田聖子…さながら学級崩壊そのものです(笑)」
 
「平井卓也クンはつまらん話題によく名前が出ますね」
 
「彼の親父は参院副議長まで務めた平井太郎。うどん県では四国新聞などマスコミを牛耳る名門だが、やることなすこと全てが如何にも幼稚。バカさ加減では、大阪の中山泰秀クンと互角のボンクラ2世だな。時間が出来れば『永田町・ボンクラ2世図鑑』を書いてみようかな」
 
「それはそうと先週、気象庁で大地震の誤報がありましたが、あれは自慢のAIの判断の誤りが原因だったようですね」
 
「昔の気象庁には天気図と雲の動きだけでピタリと明日の天気を当てる職人肌の達人がいたが、今じゃ気象衛星やコンピューターを駆使しているくせに大雨の予測はできないし、地震も赤っ恥警報。気象庁も不要不急の穀潰し官庁だな(笑)」
 
「まったくです。役に立たない気象庁にバカ高い税金を投入するより、カエルやナマズを飼った方が、かえって的中率が良かったりして…(笑)」
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
「毎日が小田原評定」――昔から会議の多い組織はダメな会社とされているが、コロナ対策に当たる現在の政府の姿勢は、まさにダメな会社と同じ。なぜ、会議が多いとダメなのか。そもそも会議というのは、何が最善の策かを決めるためのものではなく、失敗した時の責任を曖昧にするための「儀式」である。政治生命、役人生命、学者生命を懸けて物申す人物が出て来ない限り、コロナ騒動はまだまだ続きそうな気配である。本日はこれにて。


 

スポンサーサイト

  • 2020.09.28 Monday
  • -
  • 07:00
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする








   

PR

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM