第204回・記者クラブ楽屋裏座談会

第204回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者   B:週刊誌記者    C:民放TV記者
D:フリー記者   E:風俗誌記者    W:証券会社OB


筆者が現役バリバリの昭和の時代、ある事件の取材を機に親しくなった警視庁元マルB担当の警部ドノの快気祝いを兼ねて暑気払い。現役時代は「4課にAあり!」と謳われた辣腕ぶりは今でも語り草になっているが、退職後は「今まで悪党を退治してきて、辞めた途端に今度は“善人面した悪党”の用心棒をするのは如何なものか」と天下りの誘いを一切断り、趣味の釣りと囲碁、書道の毎日。まさに「警察官の鑑」というべき稀有な御仁である。

(前回の続き)

――前回のマスコミ批判は、なぜか“評判”が良かったみたいで、喜ぶべきか、悲しむべきか、複雑な気持ちです。

「理由は明瞭。図星だからだろう(笑)」

――返す言葉がないのが悔しいですが、今のデスククラスと現場の記者の間に仕事に対する意気込みに大きなギャップがあるのは事実です。

「意気込み云々以前に、第一に勉強不足だな。この前も義理のある人間の紹介で已む無く大手新聞の若手記者と茶を飲んだのだが、まるっきり話が噛み合わんのだから参ったよ」

――はあ(´;ω;`)

「何十年も前の事件ならいざ知らず、事件記者なら常識の数年前の事件ですら、『そんな事件があったんですか?』だもの。話にならなかったよ」

――面目在りませんが、確かにわたしも時代は変わったなあ、と思うことは再々です。ちょっと叱っただけでも、パワハラだと大騒ぎするし、泣きながら便所に立て籠もったり、ひどい場合は、母親から『ウチの子どもを虐めるな』とクレーム電話が來るし、取材より、そっちの方がストレスになります」

「記者なんて、本質はヤクザ稼業なのに自分たちは一段高い職業と勘違いしてるんだな(笑)」

――昭和の記者倶楽部なんて、煙モウモウの麻雀部屋、それもサンマ―の鉄火場だったという嘘みたいな話を聞いたことがあります。

「俺は麻雀はやらなかったが、同僚のなかには、記者たちに混じってチー、ポンやっていたのもいたよ(笑)」

――もっと遡れば、警視庁の風呂場で事件担当官の背中を流しながら“取材”した猛者もいたとか。

「それが今はブンヤたちと酒を飲むこともアウトだし、課長に取材できるのはキャップ限定とか。これじゃあ定時の発表をメモするだけのブロイラーばっかりで事が足りるわな(笑)」

――新入社員は大体、地方の支局に配属されるのですが、そこで当局に従順な記者になるよう型に嵌められてしまうのですが、それが習い性になるのかもしれません。

「お前の話は言い訳ばっかりだな(笑)――ということは、今の取材体制では、精々が当局専属広報部。特ダネなんて夢のまた夢だな」

――二の句を告げることができません(*_*)

「オッ、やるじゃないか!と目を見張るような記事がないんだもの、部数が激減するのも当然。行き着く先は、木鐸どころか、国家に都合の良い世論を形成するお抱え報道機関になっておこぼれを頂戴するか、安く払い下げた土地にビルを建てて不動産屋になるか。情けない限りだ」

――今日もボロクソですね(´;ω;`)

「海岸淵にあるTV局の敷地なんか、取得時の経緯を知れば、マジに国賊。モリカケ事件を偉そうに取材する資格なんかないわな(笑)」 (続く)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「明日は自民党総裁選。大方の予想では菅氏が総裁の座に就くことが確実視されています。それに先立って行われた合同演説会では、私の勝手な評価では、普段はムッツリなんとかで言葉は少ない石破氏が、いささか上から目線ながら迫力ある演説で△20円だったのに引き換え、はぐらかし論法連発の菅氏と、見てくれはいいが抽象論の羅列で心に響く言葉が少なかった岸田氏は夫々▲10円、▲15円です」

「菅氏は、例によって苦労物語に始まって、迎賓館開放、治水対策、ふるさと納税 インバウンド、有効求人倍率の上昇など過去の成果を縷々並べ、地銀再編、携帯電話料金の値下げ、デジタル庁の新設に言及するなど各論を開陳、仕事のできる総理であることをアピール。残念なことに演説の拙さも相俟って冷酷、陰湿なイメージを与えたが、隠忍自重、8年近くも“わがまま坊ちゃん”に仕えたことによる人間識別眼は侮るべからず。(笑)。一部にはワンポイント的な見方もあるが、ドッコイ、一回選挙の洗礼を受ければ、案外な長期政権になるようなきがするなあ」

「菅氏は、もっと喋りが上手いと思っていたが、イマイチだったなあ。人間世界は優勝劣敗。菅氏が掲げた『自助・共助・公助』には甘えを許さない彼らしい政治姿勢が表れているよ。就任後の組閣は支持派閥に対する“恩返し”で棚卸人事になるかもしれんが、総選挙後の第2次内閣は目的のためにはシャラップ、相当強引な、たとえば金持ちと貧乏人の格差がさらに拡がる政権運営をするんじゃないかな。岸田氏は相変わらず上品すぎるから、それはそれで長所なんだろうが、必死さが伝わって来ないし、平時にはともかく混乱の時代を任せられるタマではないわな」

「顔で判断しちゃイケナイのは分かりますが、辛気臭い表情は番頭の顔です。安倍政治の踏襲を掲げていることでも分かるように、悪くなることはあっても、良くなることはないと思います」

「今までは安倍総理の火消し役でしたが、これからは自らのスキャンダルも出て来るでしょうし、果たして今までのような木で鼻を括ったような答弁で切りぬけられるかどうか。神輿の担ぎ手が派閥連合だけに、いくらガンコでも、八方美人にならざるを得ず、ちょっとしたことで安定感を欠く政権運営になるのではと危惧しています」

「菅政権は、ソツはないが、華もありませんが、官房長官として、ごまかしと“やってる感”だけの前総理に8年近くも仕えてきた忍耐力を考えれば、この手の政権は『柳に雪折れなし』。案外、長持ちするような気がします」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今週は、市長後援会長の立場を利用した、茨城・つくば市の“陰の市長”と言われるT商事・H会長の『市役所職員情実採用レポート』は取材記者の都合でお休みさせて戴きます。悪しからずご了承ください。 以上




 

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  • 2020.09.28 Monday
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