第206回・記者クラブ楽屋裏座談会

第206回・記者クラブ楽屋裏座談会


A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


ご祝儀代わりとはいえ新生・菅内閣の支持率が軒並み60%超。一部には、デタラメ三昧だった安倍政権の退陣に対する“歓迎の声”が加算されたのでは?という声もあるが、それはともかく、まずは順調な滑り出しである。
とはいえ、新内閣の顔ぶれを見るに、閣僚の大半は留任か、横滑りの居抜き。おまけに幹事長以下、党の主要ポストの平均年齢は昭和時代を彷彿させる70歳超。もっとも「安倍路線の継続」を基本方針に掲げた以上、それもやむを得ないのだろうが、日本をどんな国にしたいのか、国家観が聞かれなかったことで、イマイチ、ピンと来ない気がするのは筆者だけではあるまい。

菅首相が就任早々、高らかに宣言したのが「国民のためになる政治」である。そしてそのための政策として羅列したのが、眼前のコロナ対策を筆頭に、規制改革、ふるさと創生、縦割り行政の打破による経済再興で、具体的には、デジタル庁の新設、不妊治療の助成、携帯電話料金の値下げ、地銀再編、ハンコ行政の是正、そして「経済を回すため」という掛け声による、先発のGO TO トラベル キャンペーンに続く、GO TO イート〜、GO TO イベント〜、GO TO 商店街〜の各イベントである。

いずれも嘘と隠蔽を駆使して大言壮語したものの、結局は風呂敷を拡げっ放しにしたままで政権を放り出した安倍政権と比べれば、分かり易く、スピード感に溢れているように見えるが、4種類のキャンペーン以外は、言うは易し、行うは難し、早急な成果を望めないものばかり。穿った見方をすれば、各キャンペーンは、目くらましのための“コマセ”であって、それ以外は「やります感」を印象付けるため、或いは「自助・共助・公助」の言葉の裏に隠された「別の恐ろしい政策」を隠すためのメニューを並べただけではないのか。

隠された別の恐ろしい政策とは何か?――それは小泉、安倍政権の経済政策の根幹だった格差拡大を促進野放しにする新自由主義の継続である。そして、菅総理の“指南役”として采配を奮うのが、パソナグループ会長の他、オリックス社外取締役、SBI ホールディングス社外取締役の竹中平蔵元総務相である。
過去の「正社員はいらない」発言に見られるように、同氏が信奉する格差拡大主義は徹底しており、今回も早々に「ベーシックインカムの導入」とその財源として「年金と生活保護の廃止」を提言している。
大多数の国民を奴隷化し、その上に少数の富む者が君臨する!――竹中氏が、国賊と呼ばれるのも無理からぬ恐るべき主張である。

これが「国民のための政治」なのか。――菅総理が、竹中氏を重用する限り、「国民」の2文字が「大尽」に置き換えられるのは必至であろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今日はCさんが、連載記事の取材で、つくば市に取材で不在ですので、助っ人としてCさんの大先輩のYさんに参加をお願いしました。テーマは分野問わずです。どうかよろしくお願いします」

「よう、久しぶり。大阪地検事件以来だから10年ぶりかな」

(握手)

「そうですね。こちらこそご無沙汰しまして。――ボチボチと言いたいが、サッパリ。面白くなくなった今のテレビ業界は昔日の面影ナシ。“午後4時30分”の夕日状態ですよ(苦笑)」

「言葉はキツイが、テレビなんて、良くも悪くもハチャメチャが命の“電波芸者”に世間の常識を求めるのは持ち味を殺すようなもの。気の抜けたコーラと同じだよ(笑)」

「コロナ自粛期間中に、ずっとテレビを観ていたのですが、どのチャンネルも工夫が感じられない安直な番組ばかり。著しい変質ぶりにガッカリの連続でした」

「新聞も同様だが、顕著なのはスポンサーの質が格段に落ちたことだ。昔ならこちらが上から目線で選んでいたのに立場が逆転。今じゃサラ金なんか上得意、欠陥住宅を売る不動産会社やインチキ工事で大枚をふんだくる外壁工事業者など、以前なら審査でハネられていた企業でも大幅な値引きを条件に『お願いします』状態だ」

「貧すれば鈍する――テレビならではの良質な番組は皆無。どのチャンネルを回しても、似たり寄ったりの企画ばかり。暇つぶしにもならないワイドショーをはじめ、ドラマだって再放送、再々放送だらけ。その合間にBS放送が定番だった通販番組が急増。これじゃあ、若年層のテレビ離れに歯止めが掛かるはずもないし、まともなスポンサーが付くはずないわな」

「それにグルメ店めぐり、旅行紹介など事実上の“広告番組”の急増も、番組の劣化に拍車をかけています」

「話は逸れますが、そうした番組の裏金的な“宣伝費”はどんな形で処理されるのですか?」

「表向きはテレビ局本体は、金銭を徴収することはないことになっているが、下請けの制作会社が、タイアップだ、ヘチマだと名目をつけて、しっかり徴収、それを担当者にキックバックするという構図になっているよ」

「テレビ局は自分の手を汚すことなく、ピンハネというか上納させるなんて汚いヤリ方ですねえ」

「上納といえば、芸能人を売り出す場合、カネだけでなく、男女を問わず“枕”まで用意させるという話をよく耳にしますが…」

「全国ネットの某局の歌謡番組に新人歌手を出場させる場合、2000万円の裏金が必要だと言われて断念したという話を聞いたことがあります」

「芸能界なんて魑魅魍魎、百鬼夜行の世界だ。そんな恐ろしい業界でのしあがろうと思えば、『カネと枕』は常識。倫理だ、道徳だなんて二の次、三の次だよwww」

「ウチも例外ではないのだが、今や新聞社・テレビ局は、報道機関というより、お上から払い下げられた土地に商業ビルを建てて大家さんになったり、“忖度”と引き換えに税金によるお上御用の事業やイベントに首を突っ込んで糊口をしのぐ状態だ(笑)」

「民放の雄といわれたTBSも、今や“TBS不動産”なんて揶揄されていますよ(笑)」

「報道の自由を盾に、社会の公器を自称するテレビ局の怖いところは、ネットに押されているとはいえ、スイッチを入れれば、どこでも簡単に観られる“最強の洗脳機関”という点だ。これは権力サイドにしてみれば、民放各局の芳しくない経営は、統制下に置く絶好のチャンス。それに電波法を盾にした締め付けを加えれば、NHKと共に民放までも簡単に“令和の大本営”になってしまうことだな」

「歴史は繰り返す――テレビ局は社会の“凶器”になる前に、いっそのこと“娯楽番組専門局”に衣替えした方が、羊頭狗肉でなくていいんじゃないですかね(笑)」

「テレビ業界の実態暴露はこれぐらいにして、小さいけどこの座談会にふさわしい土産話をひとつ。――“コマシの誠ちゃん”、“婆ァコロガシ”の仇名で知られる三木誠爺(旧姓・篠原)が、お務めを終えて出所。“官立職業訓練所”で練りに練った“事業計画”を実行に移すべく早速、活動を開始。あちこちに電話を架けまくっているらしいぞ」

「いやはや詐欺業界のレジェンドとはいえ、傘寿を迎えた“妖刀村正”の切れ味は如何にだな(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後にゲストのYさんから興味深い土産話まで頂戴、ありがとうございました。それでは本日はこれにて。








スポンサーサイト

  • 2020.10.18 Sunday
  • -
  • 07:01
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする








   

PR

calendar

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM