【敬天新聞社より】
このコーナーでは、各方面で活躍されておりますジャーナリストや情報通の方々に、座談会形式で好きなように語って頂きます。
何かの理由でお蔵入りになった話などを好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えております。

【A:全国紙記者  B:週刊誌記者  C:民放TV記者  D: フリー記者】代表挨拶
―『敬天新聞』の軒下三寸借り受けまして新しいブログを開設することになりました。「夜討ち朝駆け」の毎日、ご多忙中とは存じますが、諸般の事情で書けなかった記事、既に報道された記事の裏話、あるいは陽の目を見ることなく埋もれてしまった事件など、タブーに臆することなく談論風発、大いに内幕を暴露して戴きたいと思います。
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第58回・記者クラブ楽屋裏座談会
第58回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


――大マスコミのトップニュースは、この前まではトランプ米大統領のつぶやきだったのが、ここ旬日は「金正男毒殺事件」と大阪・瑞穂の國小學院に対する「国有地払い下げ疑惑」の2本立て。片やスパイ映画さながらの白昼の暗殺事件、片や順風満帆だった安倍政権の屋台骨を揺るがしかねない疑惑だけに注目を集めるのは当然。特に後者の疑惑については、当初は及び腰だったメディア各社も、民進党、共産党の論客たちによる衆院予算委員会での追及がNHKで全国中継されたことで読売新聞を除く全紙、全局が参戦。ロッキード事件ならぬ「アッキード事件」に発展しそうな気配です。名誉校長に総理大臣夫人を据え、幼稚園では教育勅語の朗唱や憲法改正賛同の署名集め、さらには理事長自らがヘイト発言を連発するなど「愛国」の2文字を掲げれば、すべてが許されると勘違いした森友学園に9億6000万円もの国有地をタダ同然の価格で払い下げ。しかも、関与したのが財務省、国交省、文科省。ここまで材料が揃えば、いくら常套句の「適切に処理した」で収まるはずもなく、渋々にしろ?地検特捜部の出動も時間の問題。「好事魔多し」――高い支持率を追い風に憲法改正を目論んでいた安倍政権の前途に暗雲が立ち込めつつある、と言っても過言ではなさそうです。さて、迎えて第58回。永らく戦線を離脱していたDさんがようやく復帰しました。快気祝いのためにも秘蔵のマル秘ネタの開陳を期待しています。


「すっかりご迷惑を掛けてしまッて…。プレミアム・フライデー(プレ金)に合わせて復帰することができました(笑)。どうかよろしくお願いします」

「プレ金なんて、要するに公務員と一部の大企業のための制度だろう。月末の金曜日に3時で帰宅なんて、どこの会社の話だと言いたいね」

「まったくです。現にプレ金を取材するための我々自身が、時間に関係なく現場で汗を流しているんだから、バカバカしい限りです」

「ニュース番組のために3時過ぎに都心の居酒屋に取材に行った連中が『4時30分を過ぎてもプレ金組が誰ひとり来てないし、慌てて知り合いを呼んで、"サクラプレ金"でカメラを回したってボヤいていたよ(笑)」

「働き方改革のためのパフォーマンスでしかない、こんな見せかけの制度しか政府と財界は思いつかないんだから…」

「法務省では共謀罪に関するシドロモドロの答弁で大臣失格の烙印を押された金田法相自らが、上機嫌で省内放送のマイクを握って『皆さん、プレミアム・フライデーです。早くお帰り下さい』ってやったんだが、職員たちは『バカ野郎、お前がヘタな答弁ばっかりするから、その後始末で早く帰れないんだよ』って毒づいていたよ(笑)」

「実際、非正規社員や臨時社員など時給で働いている人にとっては迷惑な制度です。カネもないのに早く帰って何をしろというんですかね?昔は土曜日は半ドンだったのが、週休2日になり、そのうえ金曜日が早じまい。これでは、もうひとつアルバイトをしなきゃ食っていけないじゃないですか」

「アベノミクスの3本の矢然り、残業時間の上限設定然り、さらには憲法違反の集団自衛権然り、TPPの強行採決然り。すべてが薄っぺらいというか、付け焼刃的な制度ばっかりだ。要するに政治に使命感というか、哲学がないから、国民の心に響かないんだな。そんな折も折に、どう見ても国有財産を掠め盗ったとしか思えない森友学園の疑惑が発覚。しかも、その仕掛けの中心人物が、シドロモドロ答弁の連発で顰蹙を買っている佐川理財局長の前任者である迫田国税庁長官だったことが判明。タイミングの悪いことに、ちょうど確定申告の時期と重なったことで、国民の怨嗟の声が高まるのは必至。冗談ではなく、安倍政権にとって最大のピンチを迎えているんじゃないかな」

「遠山の金さんの悪役はお奉行様と越前屋だが、今回はそれがお上の財産を管理する"理財奉行"と上様バンザイの"森友屋"。いつの時代になっても悪役は同じなんだな(笑)」

「時事問題が一段落したところで、中断していた『千本桜リゾート事件』についてDさんに報告をお願いしたいと思います」

「ホント、中途半端のままで尻切れトンボになってしまって申し訳ありません。休載以後、新たな資料も入手できましたし、汚名挽回のためにも迫力あるレポートをしたいと思っています」

「いよっ!待ってました(拍手)」

「その前に、一昨日、『千本桜リゾート事件』の取材で世話になった地元紙の友人から「"コマシの誠"こと篠原 誠(現・三木誠)が宮城県警に逮捕された」との一報が入りましたので、簡単にその事件の報告をしたいと思います」

「えっ、東京では全然、報道されてないけど…」

「道理で、このところ名前を聞かないな、と思っていたら東北に"巡業"していたんだな。容疑は、また詐欺かい?」

「ご指摘通り、逮捕容疑は未遂ですが詐欺。所轄は宮城県警石巻警察署。逮捕者は三木 誠、唐島基成、徳田貴光の3名。手口は『香港の銀行にある私の預金で東北大震災の被災者を支援したい。その預金を現金化するのには経費として500万円必要なので用立てて欲しい』と架空の話をデッチ上げて、その一部として100万円を詐取したというものです」

「また東北大震災の被災者援助ですか?ワンパターンですね」

「100万円とは、それも未遂で逮捕とは、マコト爺さんも腕が鈍ったもんだな(笑)」

「私は初めて聞く名前ですが、そんなに大物なんですか、その篠原 誠というのは?」

「事件にはならなかったものの、最近も某新興宗教の元教祖夫人から数億円を騙し取ったことで、広く知られるようになりましたが、まあ詐欺師の番付でいえば大関格ですね」

「なぜ、篠原が三木になったのですか?」

「83歳で台東区内の小料理屋の女将と結婚、その女将の姓になったようです。もちろん、その小料理屋は篠原が喰っちゃいましたが…(笑)」

「83歳ですか。まさしくレジェンドですね(笑)」


「今度の被害者も女性?」

「いえ、今回は60歳近い男性です」

「珍しいなあ、男性とは。女性なら"竿氏"のマコト爺さんのこと、被害届も出させなかっただろうに…(笑)」

「余罪が相当あるようで、年齢も年齢だけに、もう娑婆の土を踏めないかもしれませんね」

「百戦錬磨の古狸のことだ、孫の年代の捜査員相手にグダグダ言ってるんじゃないかな(笑)」

「Dさん、篠原の話なんか持ち出すから、時間が無くなったじゃないですか!」

「申し訳ありません。久しぶりなもので、ついつい…」

――懸案の「千本桜リゾート事件」は次回のお楽しみとして、本日はこれにて散会いたします。ありがとうございました。

 
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