【敬天新聞社より】
このコーナーでは、各方面で活躍されておりますジャーナリストや情報通の方々に、座談会形式で好きなように語って頂きます。
何かの理由でお蔵入りになった話などを好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えております。

【A:全国紙記者  B:週刊誌記者  C:民放TV記者  D: フリー記者】代表挨拶
―『敬天新聞』の軒下三寸借り受けまして新しいブログを開設することになりました。「夜討ち朝駆け」の毎日、ご多忙中とは存じますが、諸般の事情で書けなかった記事、既に報道された記事の裏話、あるいは陽の目を見ることなく埋もれてしまった事件など、タブーに臆することなく談論風発、大いに内幕を暴露して戴きたいと思います。
第88回・記者クラブ楽屋裏座談会

第88回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


いやはや、いやはや。日馬富士暴行事件に食傷気味のところへ、大相撲ゆかりの富岡八幡宮で跡目争いをめぐる殺人事件でマスコミは大賑わい。肝腎のモリ・カケ疑惑はおろか、新たに政権中枢部と昵懇の人物が逮捕されたスパコン疑惑も見事なまでのベタ記事扱い。一体、普段は「社会の木鐸」を標榜するこの国のマスコミは、いつからエンターテインメント専門メディアになったのか。そんな彼らに「しっかりしろよ!」と檄を飛ばせども、「ヘタに書くと出禁になるので〜」、「上が訴訟を嫌がって及び腰なので〜」と涼しい顔。唖然茫然!本来ならば権力の番人たるマスコミが、本分を忘却。弱きを挫き、強きを助けて平気の平左。これじゃ衰退業種になるのも無理からぬところ。嗚呼、昭和は遠くなりにけりと、実感する今日この頃でございます。――本日もよろしくお願いします。
 
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「丁度、あの日の午前中、別の件で門前仲町に取材で行っていたものですから、富岡八幡宮・姉弟殺人事件にはびっくりしましたよ」
 
「神社本庁から離脱した時に氏子さんに取材したことがあるんだが、『以前から姉と弟が揉めていて大変だ』と顔を曇らせていたよ」
 
「坊主がらみの事件も多いが、神主が日本刀とは!――世も末だな」
 
「神社にとって掻き入れ時期を目前にした殺人事件では有難みもご利益も半減。元朝参りの人数も相当減るんじゃないかな」
 
「名だたる神社仏閣は広大な不動産を持っているんですが、富岡八幡宮もあの辺りの大地主です。結局はカネをめぐる争いが動機なんでしょうね」
 
「カネがなければ首がないのも同じといえども、神や仏に仕える聖職者たちまでが欲望丸出しでは信心する気持ちも無くなります。いずれ不動産を持っていない神社や寺は潰れてしまうんじゃ…」
 
「今じゃ、ほとんどの大手マスコミが不動産屋だが、神社や寺も不動産屋になりそうだな(笑)」
 
「不動産といえば、先週もまた、なりすまし役はいなかったものの、世田谷区内の不動産をめぐって、カゴ脱け詐欺的な地面師事件が摘発されました」
 
「前回も言ったが、地面師犯罪はローコスト・ハイパフォーマンス。オールド詐欺師にとっては、一攫千金絶も夢でないゲーム感覚的な美味しい“仕事”だからなあ。まだまだ埋もれた事件はあるんじゃないかな」
 
「新年早々に所有者が白骨で発見された新橋事件、積水ハウスが引っ掛かった海喜館事件で逮捕者が出る?と専らの噂です」
 
「若者はIT技術を駆使した詐欺犯罪で、ITには無縁の老人は地面師犯罪で荒稼ぎ。――今や老いも若きも詐欺師ばかり。詐欺犯罪はわが国有数の産業になっているような気がするなあ(笑)」
 
「若者の詐欺犯罪の温床となっているのが、(もちろんすべてが詐欺というわけではないのですが)FX取引、ソーシャルレンディングなどハイカラネームの集金システムだ」
 
「本紙で何度も取り上げたLCレンディングもソーシャルレンディング業界では少しは知られた存在ですが、あそこもやはり…」
 
「本業で知られているのか、それとも反社会的勢力と足並みを揃えてゴルフ場を購入したことで知られているのか、どっちなんだい「笑)」
 
「言わずもがなのこと、もちろん後者だろう(笑)」
 
「しかし、どうしてLCレンディングは、あんな事件屋がテンコ盛りのワールドエースカントリークラブ」(以下、ワールドエース・現富士リゾートカントリー倶楽部)なんか買ったのでしょう?」
 
「話せば長いが、そもそもワールドエースは、加藤某兄弟がオーナーだった当時は、そこそこの優良ゴルフ場だったのだが、そこへミナミ建設の南勇二が数千万円のカネを突っ込んだことがグチャグチャ劇の幕が開いたんだ」
 
「ミナミ建設といえば、悪評嘖々、知る人ぞ知るA級の事件屋じゃないですか!」
 
「実兄(故人)が民団の幹部だったことで、そこそこの資金力はあるんだが、とにかく、悪辣の一語に尽きる非道な手法は有名で、ミナミからカネを引いたらお陀仏間違いなし。業界内では『死神の勇二』と呼ばれているぐらいだから推して知るべしだ」
 
「事件屋・仕事師総出の大型事件として今なお語り草の聖蹟桜ヶ丘事件をはじめ、疑惑の和牛商法で多くの被害者を出したふるさと牧場事件、登記の魔術師こと小野塚清と組んだ川崎・東田町事件、銀座九龍ビルこと銀座中央ビル事件、古くは大塚万吉とタッグを組んだ高野敏夫商店事件TBR事件、神南マンション事件、それに本紙でもお馴染みの千本桜リゾートゴルフクラブ事件など、都内のたいていの事件に顔を出す、いわば大御所だ」
 
「傘寿を越えた現在は、息子に代を譲ってはいるが、今なお現役バリバリ。渋谷の事務所には相変わらず詐欺師まがいの事件屋が出入りしており、獲物探しに余念がないそうだから、まあ、あの世では閻魔様の前に座らされるのは間違いないな(笑)」
 
「以前、『人に恨まれることが蓄財の秘訣』と広言して憚らなかったマチ金の親方に取材したことがありましたが、南勇二も同類項ですね」
 
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ワクワクするような面白い話の途中ですが、生憎、時間となりました。この続きは次回ということで…。風邪が流行っています。温かくしてお帰り下さい。ありがとうございました。

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:00 | comments(0) | -
第87回・記者クラブ楽屋裏座談会
第87回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


光陰矢の如し。――早いものであと数日で師走。ミソもクソも一緒にした慌ただしい情報に流される毎日にあって、今やニュースの主役は「日馬富士暴行事件」。九州場所そっちのけの報道合戦が繰り広げられています。その大騒ぎのドサクサに紛れて、会計検査院が、ようやくにして森友学園事件の核心である「学校用地の値引き」の是非についての報告書を公表。一応は、「値引きは過大だった」と財務省と国交省の不手際を指摘したものの、肝腎の「いくら過大だったのか?」については「資料がないから分からない」と中途半端なもの。これでは「確かに犯罪はあったが、証拠がないから、疑わしきは罰せず」と言っているのと同じこと。案の定、官房長官をはじめ、財務相、国交相は、反省どころか、臆面もなく全員が開き直りコメントに終始。独立した機関であるはずの会計検査院なら万難を排して関係者を調査すべきなのに、このザマ。かくなるうえは即刻、「独立」の二文字を外し、「官邸付属会計検査院」と看板を掛け替えるべきだと思う今日この頃でございます。――本日もよろしくお願いします。
 
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「これまで幾度となく口端に上っていたにもかかわらず、何故か、放置?されてきた地面師事件ですが、APA事件がハジけたのを契機にようやく陽の当たる場所に出てきた感があります」
 
「警視庁内に地面師特捜班を設置した成果が早速、表れたわけで、2課長もさぞかし鼻高々だろう」
 
「何しろ、商品は他人の土地だもの。必要なのは書類の偽造にかかる費用だけ。金額も大きいし、うまくいけばローコスト・ハイパフォーマンスの犯罪だもの。後を絶たないのも無理はないよ」
 
「未解決の事件は、都内だけでも何件ぐらいあるのでしょうね?」
 
「捜査関係者によれば、少なくとも50件はあるとのことだから、APA事件も氷山の一角だろうな」
 
「以前、地面師事件で懲役、出所してきた人物に取材したことがあるのですが、『不覚をとったが、今度はパクられないようにやるよ』って全然、懲りていませんでした。『戦利品が5億とした場合、仮にパクられて7〜8年食らっても、1年で7000万。ノータックスで、これだけ稼げる商売が、この世知辛い世の中にあるか!』ですから完全に確信犯。堪りませんよ(笑)
 
「一般の詐欺事件は、一応は相手を騙すために顔を晒す必要があるのだが、地面師事件の場合は、表に出て来るのは売却相手と面談する人間だけ。それも臨時雇いのアルバイトだ。指図役は裏に隠れたままだから、一種のお芝居というか、ゲーム感覚だから、罪悪感が薄いんだろう」
 
「APA事件の次は五反田・海喜館事件と噂されていますが…」
 
「その予定だったが、所有者が白骨死体で発見された新橋事件と成城事件が先になるという声もあるようだ」
 
「よくもまあ、次から次で、何が何だか…(笑)」
 
「その新橋事件ですが、所有者になりすましたのが、APA事件で逮捕された紅一点の秋葉某女だったのではという声もあるようですが…」
 
「その話は俺も聞いている。いつもは地面師のリクルート役だったのが、新橋事件に限って、その手配していた婆さんがドタキャン。急遽、代役で出演したことでバレバレになったらしい」
 
「婆さんって秋葉女史はいくつなんですか?」
 
「73歳だそうだ。オンナは口は堅いが、古希を越えると、あることないことベラベラ喋る傾向があるらしいから(笑)登記簿謄本に名前を連ねている連中は、今頃、背中に冷たい汗が流れているんじゃないか(笑)」
 
「どうせ『知らなかった』、『善意の第三者だ』を連発するんだろうが、問屋が卸すか、卸さないか。神のみぞ知るだな(笑)」
 
「地面師事件は、捜査2課の奮闘に期待するとして、最近また登記の魔術師がチョロチョロしているらしいのですが…」
 
「もうとっくにネタバレしているのに、アイツも懲りない奴だなあ」
 
「以前のようなホームレス・ルックではなく、ビシッとした背広姿。それもスリーピースで決めているそうです」
 
「オンナでも出来たのか?それともスーツを着なければいけないような相手を仕掛けようとしているのか?――いずれにしても奴が絡むのは厄ネタばっかりだから取材してみる価値はあるな」
 
「魔術師とは一度だけ、犬の毛が一杯の車の中で取材したことがあるのですが、社内はホームレス臭が充満。美食家だというのは本人が言っていましたが、オンナにも手が早いんですか?」
 
「相手構わずの『のぞみ級』だよ(笑)。越後の人間は総じて実直なんだが、アイツは例外だ。本当に越後出身なのかな?」
 
「小野塚は事あるごとに『俺の資産は少なくとも30憶はある』と豪語しているんだから、森友学園でミソを付けた国税当局は、名誉挽回のためにもマルサを動員すべきだと思うけどなあ(笑)」
 
「小野塚と言えば、麻布迎賓館を妻名義で落札したことで有名ですが、現在はどうなっているのですか?」
 
「保育園になってるよ」
 
「保育園?小野塚がですか?」
 
「塩田だよ、塩田大介」
 
「えっ、あの塩田が…保育園ですか?」
 
「もう一ヶ所、四谷でもやってるよ」
 
「塩田が保育園経営だって?――何をやろうと勝手ですが、世の中は分からないものですね(笑)」
 
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いつもとは趣の異なる濃密なお話をありがとうございました。どうかお風邪を召さないように気をつけてください。なお、来週はAさんとCさんが出張とのことですのでお休みにします。
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 06:36 | comments(0) | -
第86回・記者クラブ楽屋裏座談会
第86回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


嵐のような「座間殺人事件」報道がヤマを越したと思ったら、何をそんなに大騒ぎ必要があるのか、今度は日馬富士の酒の席での暴行騒動一色。マスコミの事の軽重を弁えない野次馬合戦の間隙を縫うかのように安倍首相が、トランプ大統領の訪日とASEAN出席で延び延びになっていた衆参両院の本会議で「政策の実行、実行、そして実行あるのみだ」と自信たっぷりの所信表明。惜しむらくは 謙虚に丁寧に説明する」と明言していた「森友&加計疑惑」にはひと言も触れずじまい。籠池泰典前理事長を「詐欺師だ」と斬って捨て、岡山理科大獣医学部は「既に文科省が設立を認可した」から一件落着。今さら触れる必要もないということなのでしょうが、今年の10大ニュースになろうかという疑惑を「逃げの一手」で忘却の彼方に追いやることが出来るのか。そうは問屋が卸さないのが世の常だが、数の力が支配する永田町だけは別世界。決定的な証拠もなく、そのうえ足並みが乱れた野党では、いくら切歯扼腕しようとも「忖度と隠蔽の壁」を打ち破るのは至難の業。建前だけは民主主義だが、実態は独裁国家の行く末に「希望」はあるのでしょうか。――本日もよろしくお願いします。
 
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「一過性の報道に終わりましたが、日本原子力発電(原電)が廃炉のために準備しておくべき費用を新しい原子炉の建設費用に流用、ほとんど残っていないというニュースには驚きました」
 
「1800億円残っていなければいけないのに、残高はなんと1割ちょっとの187億円。敦賀第3、4号機の予定地は5年間も更地のままだというのに、一体、1600億円はどこへ消えたのか。まさに白昼の悪夢だな」
 
「原電も経産省の天下り先だろう。未だメモリー事業の売却はゴチャゴチャ、迷走中の東芝といい、9年間にわたって4609件、2646億円の不正融資で社長が辞任した商工中金といい、データ改ざん常習癖の神戸製鋼とにかく経産省が関係する組織はデタラメ続きで、昔日の面影は皆無。今や国賊官庁の筆頭だな」
 
「どうせ消えた1600億円も、ああでもない、こうでもないと屁理屈をこねてウヤムヤ。挙句の果てに、寿命になった東海原発、敦賀原発の稼働延長か、税金投入ということになるのでしょうが、こんな大事なニュースを触らぬ神に祟りなしとばかりに一過性の報道で終わらせてしまうんですから、マスコミの
報道スタンスには首を傾げざるをえません」
 
「今のマスコミに社会の木鐸としての矜持を求めるのは、それこそ無いものねだりの子守唄。期待する方が甘いと言われてしまうんだから処置ナシだ(笑)」
 
「国賊といえば、カードローンで多重債務者を量産している銀行も然りだと思います」
 
「銀行なんて所詮は大き目の金貸しだ。金利は高いし、たとえ債務者がパンクしても保証会社が補填してくれるのだからノーリスク・ハイリターン。年収による融資の上限もないし、他所の借り入れも不問。今や、かつて社会悪として叩かれたサラ金を傘下に組み入れたばかりか、自らがサラ金より緩い条件で貸し付けて荒稼ぎ。まさしく国賊の一員だ」
 
「多重債務による自己破産件数は、ピークだった2003年(約24万件)以降、毎年のように減少していたのが、カードローンのCMがテレビでバンバン流れるようになってから反転(昨年は6万5000件)。増加した自己破産のすべてがカードローンによるものと断定できないとはいえ、サラ金よりハードルが低いことを考えると、相当数がカードローンによるものと見ていいと思います」
 
「見渡せば今の世の中、ひと昔前までは尊敬の目で見られていた政界・官界・財界ばかりか、マスコミ、弁護士、学者の世界も国賊ばかりでキリがありません。時間に限りがありますので、国賊論議はまたの機会に譲って、最後に身近な悪党を俎上に乗せたいと思います」
 
「身近な悪党は、それこそ掃いて捨てるほどいるから困ったなあ。あまりにも多いので迷うが、とりあえず今日は『悪党リスト』を開陳するとして、次回から読者のリクエスト順に詳しく解説するというのはどうだろうか」
 
「一同異議なし!」
 
「まず筆頭は、(前回も少し触れたが)暴力団系の大物事件屋・浦郷直樹と結託、山梨県都留市の事件モノのゴルフ場に大枚8億3000万円を投じたLCレンディング社長の山中健司。以下、相手がヤクザだろうと平気の平左。詐欺・ペテン・借金踏み倒しは日常茶飯事の大門の今井洋。異臭を放つホームレスルックで法務局に出現、屁理屈をこね回して横車を押す、誰が名付けたか、登記の魔術師の異名をとる小野塚清、厚かましくもありもしないホテル内の絵画などを盗まれたと称し、東京海上日動火災相手に1億円を超える保険金を請求したJSO砦の3悪人こと岡崎俊城・中津史郎・菅沼栄。最近は五反田・海喜館地面師事件でも名前が取り沙汰されたスーパー事件屋・土井淑雄。――まだまだあるが、第1組はこれぐらいでいいだろう」
 
「シード選手ばかりの豪華メンバーですね(笑)」
 
「乞、ご期待!」
 
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本日はありがとうございました。急に寒くなりました。どうか風邪を引かないようにご留意ください。
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:00 | comments(0) | -
第85回・記者クラブ楽屋裏座談会
第85回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


北朝鮮問題について「圧力を最大限かけることで一致した」はずの日米首脳会談を終えて、向かった韓国では「軍事的行動ではないすべての可能な手段を使って解決する」とトーンダウン、中国では「経済的な圧力を強めていくことで一致した」と、さらに後退。――ちぎれんばかりに尻尾を振って父娘を歓待、大量の兵器の購入を約束したにもかかわらず、見事な食い逃げ。大統領というより、凄腕のビジネスマンにかかった安倍首相の読みの甘さを批判するマスコミは皆無。それどころか、時代の行く末に警鐘を鳴らすどころか、何事も寄らば大樹とばかりにヨイショ、ヨイショと虚しい大合唱。再び「いつか来た道」を歩くのだけは御免被りたいのですが、この先「日本丸」はどこへ行こうとしているのか。不安は募るばかりです。――本日もよろしくお願いします。
 
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「11月1日に特別国会が召集されたにもかかわらず、トランプ大統領の来日とヴェトナムで開催されたAPECで開店休業状態。加えて9人もの被害者を出した『座間殺人事件』報道の渦に紛れるかのように文科省の大学設置・学校法人審議会が、疑惑まみれの加計学園の獣医学部新設にOKサイン。何ともはや、釈然としない1週間でした」
 
「発表を延ばしに延ばして認可を答申。後味の悪い開学だが、こんなにもアヤのついた学部に入りたい学生がいるのかな。たとえ獣医師免許を取得したところで、後々まで『あの獣医学部ですか?』って言われてしまうぞ」
 
「加計幸太郎理事長は、疑惑についてはまったく触れず、『万感胸に迫る思い』、『世界に冠たる獣医学部を目指す』とニンマリしているそうですが、世界に冠たる学部だったら、わざわざ韓国まで受験生集めに行くはずないし…」
 
「反旗を翻した前川喜平・前文部次官は『政府は主権者である国民に対して真摯に向き合わず、国民のための政治を行っていないことになる』と批判しているが、多勢に無勢。<正しい行政>より<忖度>が優先される時代だからなあ…」
 
「森友学園も会計検査院が値引き額が6億円過大だったと発表したところで、大勢に影響なし。『だからどうした!』と開き直られたらそれまでのこと。別に罰則もないし、安倍首相が籠池泰典・前理事長を早々と『詐欺師』と断定したことで、近畿財務局以下、関係者全員が詐欺の<被害者>になってしまいました」
 
「何から何まで不条理の時代なのに、好調なのは私には縁のない株式市場だけ。まったく嫌になりますよ(笑)
 
「日銀が、ETFやJ‐REITを通して買っているんだから下がりようがないよ」
 
「中央銀行が株を買うなんてアリなんですか?」
 
「外国でも例がない邪道だ。――日銀の役割は物価を安定させることなのに、自分で株バブルを惹き起こしているんだから処置ナシだよ」
 
「日銀が株主になったら、その会社は国有企業になってしまうんじゃないですか?」
 
「日銀が、ヘタに売ると暴落するから売るに売れない大株主だから、事実上の国有企業だな(苦笑)」
 
「どうするつもりなんでしょうね、日銀は?」
 
「異次元の金融緩和を続けている限り、行くところまで行くしかないだろうな」
 
「そ、そんな?」
 
「『進むも地獄、退くも地獄。後は野となれ山となれ』と思ってるんじゃないかな、黒田東彦総裁は!」
 
「まるで、かつての太平洋戦争当時の軍部と同じようなきがするんですが…」
 
「そっくりだよ(笑)
 
「『この道はいつか来た道』――ホントに人間って進歩のない動物だということを痛感させられるよ」
 
「株式市場のことは、いずれみっちり話するつもりだから、この辺で打ち切るが、編集部に『LCレンディングの続報がないが、どうなったのか?』という問い合わせがあったので、少し触れておこうかな」
 
「まだ潰れないで頑張っているんですか?(笑)
 
「地方の暴力団から高利のカネを借りたり、八王子の靴下屋からクラブハウスを担保に金策したり、相変わらず利払いで汲々、青息吐息の状態だ」
 
「肝腎の『富士リゾートカントリー倶楽部』の売り上げはどうなんだい?」
 
「全然。低空飛行どころか、月額1000万円にも届かない売り上げで、水面下でもがいているよ」
 
「あのう、八王子の靴下屋って、ひょっとして『Tソックス』ですか?」
 
「そうだ。<銀座九龍城>と呼ばれた銀座中央ビルにも、あちこちの事件で名前の出る詐欺師の今井洋の口車に乗って資金を投入していた、あの『Tソックス』だよ」
 
「実態は反社企業と言っても過言ではない『富士リゾートカントリー倶楽部』にカネを貸すなんて、何を考えているんですかね?」
 
「登記簿謄本を取って、靴下屋に聞いてみればいいよ(笑)
 
「こんなガラクタ会社を仲間にして『maneoマーケット』は大丈夫なんですかね?」
 
「当然、大丈夫じゃないだろう。『maneoマーケット』が関係する太陽光発電の『JCサービス』も粉飾決算でガタガタだし、早晩、沈没するんじゃないか?と噂されているよ。いずれ『LCレンディング』共々、大型事件になるんじゃないかな」
 
山中クンも3000万円の袖の下に目が眩んだばかりに、とんだ厄ネタを掴んだものだな。チ〜ン」
 
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さすがはAさんならではの事件ネタ。続きは次回ということで本日はこの辺で閉店ガラガラにしたいと思います。ありがとうございました。

 
 
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:21 | comments(0) | -
第84回・記者クラブ楽屋裏座談会

第84回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


イヴァンカ大統領補佐官に続く父親のトランプ大統領の来日でマスコミは朝から晩までお祭り騒ぎ。何のための日本訪問なのか。日米の結束の強さを北朝鮮に見せるためなのか?それとも直接会って話さなければいけないことがあったのか?あるいは単なる物見遊山なのか?――肝腎なことはそっちのけで、高級料亭で何を食った、ファッションセンスがどうした、ゴルフがこうしたと、どうでもいい話題に終始。先般の衆院選の公約や加計学園疑惑など山積する問題は見事に雲散霧消。平和そのもののニッポンです()。――本日もよろしくお願いします。

 

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「特別国会を8日間から12月9日までの39日間に延長したといったところで、2日は常任委員会の委員長選定後は連休入り。5〜7日はトランプ大統領の来日。8日は天皇陛下を迎えての開会式。すぐに安倍首相はAPE

 ASEAN出席のために外遊。帰国後の17日にようやく所信表明後、20〜22日に各党の代表質問。しかし祝日のせいで審議入りは27日という窮屈な日程になりそうなんだが、これでは実質的に当初の日数(8日間)程度になってしまいそうで、年末には予算編成も控えているし、会期延長は望み薄。おそらく予算委員会なんかスルーされるんじゃないのか」

 

「とにかく逃げるが勝ち。要するに、国会答弁恐怖症の安倍首相には『国会の場で丁寧な説明』なんかハナからする気がなかったというわけですね」

 

「ヘタに説明すると、また感情的になって余計なことを口走ってしまうからなあ。総理周辺は極力、答弁させないよう、させないように調整しているんだろうな(笑)」

 

「若さと言うか、バ〇さと言うべきか、森友疑惑で逮捕、拘留されている籠池泰典被告を詐欺師と断定した答弁なんか、マスコミが大きく報道しなかったから事なきを得ているが、本来なら完全にアウト。行政の長たる総理大臣が、裁判も確定していない段階で被疑者を詐欺師と決めつけるなんて、絶対にあってはならないことだ」

 

「安倍首相にすれば妻を庇って被害者にしたいのでしょうが、<推定無罪の原則>を無視したあの発言には、党内でも『本当に法学部卒なのか?』という声が挙がったらしいですよ(笑)」

 

「そのうえ、野党の質問時間を議席数の割合に応じて減らそうと画策。現在の<野党7・与党2」を<野党3・与党7>に逆転させようとしているんですから酷い話です」

 

「与党の若手議員が『質問する時間がないから』という理由を理由に挙げていますが、そもそも法律を作ることができるのは数の多い与党なんですから、法案作成時に積極的に発言すればいいだけのこと。それを委員会では居眠りしているくせに、何をトチ狂ったのか、議席数云々を持ち出して質問時間を増やせだなんて、それこそ筋違い。そんな暴挙が罷り通ったら行きつく先は国会の空洞化です」

 

「衆院選で勝ったのは事実ですが、得票率は全国民の25%にすぎません。それなのに、何でもかんでも与党の思い通りにしようとするなんて、近隣の独裁国家と同じだと言っても過言ではありません」

 

「予算委員会もスルーしかねないタイトな日程と言いながら、しっかりと開催されるのが内閣委員会なんだが、ナントそこで審議されるのは公務員給与のアップ法案というんだから、ふざけてるよなあ!」

 

「腹は立つが、そんな国会議員を選んだのも国民の1票。頭の薄い国民の責任だよ()

 

「好景気を実感できないにもかかわらず、数字のマジックで経済指標だけは好転。その端的な例が株式市場で日経平均は22000円を突破しました」

 

「実態はどうあれ、株価は買えば騰がるもの。日銀がガッチリ買っているんだから当たり前だよ」

 

「しかし、買った株はいつかは売らなきゃいけないのに、日銀はどうするつもりなんでしょうか?」

 

「安倍首相が考えているのは目先のことだけ。将来どうする?なんて頭にないんだから、そんな疑問は野暮というものだ(笑)」

 

「このまま買い続ければ、日経平均の採用銘柄は国有会社になってしまうのでは?」
 

「『いいじゃないか、今が良ければ』――歌の文句に浮かれている現状を見れば、日本には本当の意味の民主主義や資本主義は無理じゃないのかな?と、つくづく思うよ」

 

「ややこしい時代には独裁政権が勃興してくるのが歴史の教訓ですが、安倍政権は確実に戦争への道を歩んでいると思えてなりません」

 

「集団的自衛権を容認した戦争法案、テロ対策に名前を借りた共謀罪、残業代ゼロを目指す働き方改革など、ジワジワと国民を追い詰める法律が自動的に成立。時代は大政翼賛会化に向かって歩んでいると思うな」

 

「おまけに、そういう時代に歯止めをかけなければいけないのがマスコミなのですが、悲しいかな、公正中立報道を声高に叫びながら完全に腰砕け。権力に尻尾を振っているんですから、まさに戦前回帰状態です」
 

「戦争中はリベラル派の岩波書店でさえ、『ガンバレ日本!』とエールを送っていたんだから、いずれはすべてのメディアが産経や讀賣の論調になってしまうかもしれんな」

 

「『ナチスの手口に学んだらどうかね』――4年前の麻生財務相の指摘を思い出します」
 

「ヒットラーは演説でユダヤ人と共産主義を敵に仕立てて危機を演出、独裁体制を築いたのだが、安倍首相は、それを北朝鮮と押し付け憲法に置き換えているんだ」
 

「ヒットラーがワイマール憲法の大統領緊急措置権は緊急事態対応と同じものですし、これで株価が暴落すれば、かつてのドイツと同じ。北朝鮮が水爆実験でも行えば、これまではありえないと思っていた第2次朝鮮動乱もなきにしもあらず。――ホント、人間は懲りない愚かな生き物ですね」

 

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――話が一段落したところで、今日はこの辺でお開きにしたいと思います。次回は政治ネタばかりでなく、事件関連の話題も併せてお願いします。

 

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 06:49 | comments(0) | -