【敬天新聞社より】
このコーナーでは、各方面で活躍されておりますジャーナリストや情報通の方々に、座談会形式で好きなように語って頂きます。
何かの理由でお蔵入りになった話などを好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えております。

【A:全国紙記者  B:週刊誌記者  C:民放TV記者  D: フリー記者】代表挨拶
―『敬天新聞』の軒下三寸借り受けまして新しいブログを開設することになりました。「夜討ち朝駆け」の毎日、ご多忙中とは存じますが、諸般の事情で書けなかった記事、既に報道された記事の裏話、あるいは陽の目を見ることなく埋もれてしまった事件など、タブーに臆することなく談論風発、大いに内幕を暴露して戴きたいと思います。
第93回・記者クラブ楽屋裏座談会

第93回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者

 

平昌オリンピックが開幕しました。いつものことながらテレビは朝から晩まで「21世紀版・パンとサーカス」中継に大騒ぎ。今やすっかり大金渦巻く地球規模の興行となってしまったオリンピックにふさわしい?騒々しさにはウンザリと思いつつも、悲しいかな、ついつい「ガンバレ、にっぽん!」と手に汗を握っている自分に苦笑。アドレナリンを放出させる国際対抗運動会の持つ魔力に感嘆すること頻り。それにしても、善い悪いは別にして、美形の芸術団、応援団を繰り出してオリンピックを見事なまでに政治利用。しっかりと自己主張する北朝鮮のパフォーマンスの巧みさは大したもの。口を開けば「制裁、制裁」と口走るどこかの国の総大将との違いを痛感させられる今日この頃です。――さて、今日は「LCレンディング疑惑」担当のEさんがインフルエンザで欠席のため急遽、各人各様、フリートーキングで進めて戴きたいと思います。よろしくお願いします。

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「金融庁担当記者によれば、次ビットコインの次のターゲットはクラウドファンデイングとの由。となれば、真っ先に槍玉に挙げられるのが、当座談会の常連で、A級の事件屋・浦郷直樹ら反社勢力と昵懇のLCレンディングJCサービス、さらにこの2社の兄貴分のmaneoグループ。そして、LCAホールディングスを食い潰した詐欺師・寺口士門が実質的に差配する日本クラウド証券あたりだろうな」
 

「ほとんどの詐欺事件に共通することだが、早め早めに手を打てば被害が少なくてすむのに、現在進行中の事件には動かないのが役所の常だからなあ。忙しいのかもしれないが(笑)、事件を未然に防ぐという姿勢がないから、結果として被害が甚大になってしまうんだよ」
 

「それに詐欺事件に対する罰則が低すぎるから、懲りもせず詐欺師が跋扈するのではないでしょうか」


「罰則を重くするのも、それなりの効果はあるだろうが、同時に早期発見、早期摘発こそが最大の抑止力になるんじゃないかな」

「むしろ、罰則を重くしなければいけないのは、連日のように社会面を賑わせている教師や警察官など公務員の破廉恥犯罪でしょう(笑)」

「確かに、同じ犯罪でも、民間人と子どもを教え導く教師や権力の行使を職務とする警察官の犯罪を同列で処罰するのは、素朴に考えて『何だかなあ?』という気がしますね」
 

「教師といえば、中央区立泰明小学校の標準服問題がちょっとした騒ぎになっています」
 

「校長先生失格だな。花の銀座に学校があるからといって『服育』だなんて勝手な言葉まで作って制服をアルマーニ製に決めるなんて、どうかしてるよ」
 

「銀座と名がつく町は全国にゴマンもあるぞ(笑)。――私立ならともかく、公立小学校だよ。ブランド服にすれば成績が良くなり、人間として成長するのなら8万円も高くないだろうが、成長期の子どもなんだから卒業までには何着も要るし、非常識どころか、無常識の極み。しかも、記者会見でも撤回どころか、あれこれ屁理屈並べて方針不変のコメントなんだから、アルマーニ社から袖の下を貰ったのでは?などと噂されるんだ」


「ランドセルが10万円近くする時代であっても、やはり高過ぎます。『ボロは着てても心は錦』を教えるのなら名校長なんですがね…(笑)」


「この校長先生に限らず、無知なのか、無恥なのか、それとも認知症のせいなのか、このところ国会議員から地方政治家まで選良と呼ばれる人間のデタラメ発言が目につきます」
 

「何と言っても、最近のチャンピオンは迷コメント連発の沖縄・北方担当相だろう(笑)」
 

「いちいち論評するのもバカバカしいのでパスだ(笑)」
 

「親父さんは偉かったけど、あの世で泣いているんじゃないですかね」
 

学習院といい、立教といい、池袋・目白方面の大学はロクなのがいないな」
 

「『何人死んだんだ』発言で辞任した駿河台出身の副大臣もビョーキだろう」
 

「ハチャメチャ議員でも、今は亡きハマコー先生は、まだ愛嬌があったけど、この前副大臣は可愛気のカケラもありません」
 

吉祥寺出身でも総理大臣になれるのですから…(笑)」
 

「しかし、出身大学と国会議員としての資質は関係ないことを証明したのが、線香を配って集中砲火を浴びている、本郷出身の人品骨柄卑しき経済再生担当相だ」
 

「そういえば、この前もまた、五反田の診療所絡みの地面師事件で逮捕者が出ていましたが、積水ハウスが騙された『海喜館事件』はどうなっているんですかね?」
 

「肝腎の内田マイクが逐電したことで、まだまだ先のようだな」
 

「その前に南平台富ヶ谷が事件化するらしいが…」
 

「新橋はどうなんですか?」

「これまた、なりすまし役の秋葉紘子が行方不明だし…」
 

「若者は振り込め詐欺ファンド詐欺仮想通貨詐欺、年寄りは地面師詐欺太陽光発電詐欺と、まさに平成の日本列島は詐欺犯罪が花盛り。座頭市じゃないですが、マジに嫌な渡世ですねえ」


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Bさんの決めゼリフが出たところで、今日はこの辺りで終わりにしたいと思います。まだまだ寒い日が続きそうです。風邪を引かないようにご自愛ください。

ありがとうございました。

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:00 | comments(0) | -
第92回・記者クラブ楽屋裏座談会

第92回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


580億円相当の仮想通貨が流出した!――そもそも仮想通貨の仕組みそのものが分からない世代にはピンと来ないが、つまりはスマホの中の「金庫」から大枚580億円が盗まれた大事件である。しかし森友学園事件で問題にされた値引き額が8億円、スパコン事件で詐取された補助金は100億円。片や税金、片や仮想通貨。カネの「性質」は違えども、「額」だけを比べれば「小さい、小さい」と言いたくなるではないか。しかも、記者会見をした仮想通貨取引所の運営者は、言葉は悪いが20代半ばの若僧。ネット上の銀行ごっこにしろ、「580億円」は、小樽市や守口市(大阪府)、大牟田市(福岡県)の歳入額に匹敵する金額。う〜ん。これが現代の銀行強盗なのか?どう頭をひねってもピンと来ないが、さらに驚かされたのが、事件発覚後、間髪を入れず発表された「仮想通貨の保有者26万人に手持ち資金で全額返金する」とのコメント。「おいおい、正気かい?」。――「1円を疎かにする者は1円に泣く」と教えられた我々にしてみれば、人騒がせなゲームとしか思えないが、真相はどうなのか。過去のマウント・ゴックス(日本・480億円)、ビットフイネックス(香港・66億円)、THE DAD(ドイツ・52億円)、ナイスハッシュ(スロベニア・72億円)の被害額を遥かに上回る事件だけに、「仮想通貨は時代の徒花」と看過すべきでないと思う今日この頃でございます。――本日もよろしくお願いします。

 

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「俺も仮想通貨には疎いんだが、渦中のコインチェックというのは、お笑いタレントの出川某が出演するテレビCMを頻繁に流していた企業だろ」

 

「せっかく好感度が急上昇。茶の間の人気者になったのに、あんなCMに出たおかげで片棒担ぎの烙印を押されてしまうかもしれませんね」

 

「好事魔多し――今後のに展開にもよりますが、所属するM芸能社も頭が痛いでしょう(笑)」

 

「最近、知ったのだが、仮想通貨って、お金じゃないんだよな。だから出資法にも利息制限法にも引っ掛からないんだって。それなのに『通貨』だなんて呼ぶから、話がややこしくなるんじゃないか(笑)」

 

「仮想通貨の話は稿を改めるとして、今日は昨年も当欄で何度か触れましたが、ソーシャルレンディング界の問題企業・LCレンディングについてEさんにレポートをお願いしたいと思います」

 

「既に青息吐息。業界関係者が口を揃えて、満載喫水線が危険ゾーンに突入したと言っているが、まだ頑張っているのかい?(笑)」

 

「まだ悪あがきをしていますよ。――今年に入って、8億3000万円もの資金を投入した富士リゾートカントリークラブの役員に変更がありました」(登記簿参照)

 

「へ〜っ!――厄ネタ中の厄ネタゴルフ場の役員になるなんて、奇特な御仁もいるもんだな」

 

「LCレンディングの社長を兼務している山中健司が1月18日付で辞任、代わりに水田章が代表に就任、もうひとり藤原雅明が取締役に就任(いずれも1/18)しています」

 

「どうせ同社の黒幕で、山中の盟友・浦郷直樹の指図だろう」

 

「浦郷の舎弟の青木英嗣は、まだ居座っているのかい?」

 

「浦郷の義弟の上地毅樹なんか昨年中にさっさと辞任(5/1)しているのに、まだ頑張っています」

 

「浦郷の盃が重くて、辞めたくても辞められないんでしょう(笑)」

 

「ホントにバカですよ。そこそこの経歴の持主なのに、浦郷の子分になったばかりに、それもオジャン。今では当局のマル秘人別長でも歴とした反社人物にノミネートされていますよ」

 

「しかし、山中はどうして突然、辞任したのでしょうかね?」

 

「辞任も何も、就任したこと自体がミステイクなのですが、これ以上、いわくつきのゴルフ場の社長を兼務していると手が後ろに回ると思ったのでしょう」

 

「今さら社長を辞めたところで、遅かりし由良之介。特別背任、詐欺の容疑は消えないのに…(笑)」

 

「自業自得。目先の3000万円に目が眩んだことが間違いの始まりだわな」

 

「その富士リゾートカントリークラブですが、『10億円で買わないか?』と浦郷周辺のブローカーが持ち歩いているそうです」

 

「どう贔屓目に評価しても2〜3億円なのに10億とは、冗談も程々にしないと、また別の事件が起こるんじゃないですか」

 

「LCレンディング本体も火の車のようですし、兄弟会社のJCサービスも断末魔状態です。そろそろ時間のようですので、次回は元締的存在のmaneoマーケットも含めた、グループの惨状についてレポートしたいと思っています」

 

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寒い毎日です。天気予報によれば、今週もまた雪が降るとか。悪性のインフルエンザも流行っています。くれぐれもご自愛ください。なお、次回はAさん、Cさんの都合で座談会はお休みにさせて戴きます。



富士リゾートカントリークラブ登記簿
 

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 08:05 | comments(0) | -
第91回・記者クラブ楽屋裏座談会

第91回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


毎度毎度のボヤキ?ながら、このところの「テレビ番組の軽薄化」は目を覆うばかりです。どのチャンネルも日馬富士暴行事件が一段落したと思ったら、目下の話題は妄想、憶測が飛び交う北朝鮮問題を筆頭に、トランプ大統領のハチャメチャ言動、果ては週刊誌の報じる芸能人の不倫騒動。そして今や全局揃い踏みになった散歩、バスの旅、クイズ、お笑い芸人やアイドルタレントの楽屋談義のオンパレード。気合を入れて報道すべき憲法改正、原発、北朝鮮の脅威を前面に押し出した軍備増強、不合理な日米地位協定、相次ぐ増税など国民生活に直結する政治問題や森友学園事件、スパコン事件、リニア新幹線談合事件など特捜案件はホンの申し訳程度の扱いでお茶濁し。完全に娯楽メディアになり果てたテレビ局の取柄はスポーツ&天災中継だけという体たらく。次代を担う若人たちのほとんどがスマホ片手の昨今、これではテレビも衰退の一途を辿りつつある活字メディアの後を追うのは必定と思わざるをえない今日この頃でございます。――本日もよろしくお願いします。
 

 

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「今日は、前回に引き続き通称『ゴロゴロペテン師』、またの名を『紫頭巾』。ふたつの異名を持つ柴垣昭人(信徳)の第2弾。
Bさん、よろしくお願いします」

 


「前回で柴垣の詐欺の手口については大体、お判り戴けたと思いますが、要するに、誰もが知る著名人の名前を出して、あたかも昵懇の仲であるかのように装い、儲け話を吹聴。その気になった相手をガブリといく古典的な手法です」

 


「騙される方も騙される方と思うが…」

 


「そこはもう話術の巧みさというか、耳元でボソボソと語りかける際の柴垣の表情は、元は役者じゃないかと思わせる芸達者ですよ」

 


「前回はイニシャルになっていましたが、Q学院は九州学院で、T大というのは拓殖大学じゃないですか」

 


「はい。初対面の相手に自己紹介する時の常套句ですが、九州学院剣道部というのは本当のようですが、拓大の卒業名簿には柴垣の名前はなく、詐称か、

中退だと思われます」

 


「この際だ、今後はイニシャルでなく実名で書こうじゃないか。名前を使われた方も、おそらく詐欺の道具にされていることなんか知らない被害者なんだから、今後のためにもオープンにすべきだと思うがどうだろう」

 


「アイアイサー。大先輩のご指示ですので思い切って…(笑)。前回のM製菓は森永製菓、M一族は松崎一族です」

 


「森永製菓といえば、確か首相夫人の安倍昭恵さんも…」

 


「柴垣は、『昭恵さんとはツーカーで話ができる仲だ』とか、『安倍首相本人とも直接会える』と、ヘソが茶を沸かす話を口にするのが得意でした」

 


「とかくの噂のある昭恵夫人でも、『ゴロゴロ引きの紫頭巾』の仲間にされたのでは気の毒だな」

 


「まともな人間なら、臆面もなくそんな大ボラは吹かないものですが、それを澄ました顔で立て板に水。だからこそ、かえって信じてしまうのかもしれません」

 


「ヘタに名刺交換なんかすると、どこで悪用されるかもしれませんね」

 


「そうそう。柴垣が事あるごとに利用するのが、マカオのカジノ王と言われるスタンレー・フォーの名前です」

 


「エ〜ッ、カジノ王まで毒牙にかけてるんですか?」

 


「私だって、名前だけは知っている伝説の人物だが、そんな有名人と昵懇だと面と向かって言われたら、あまりに奇想天外すぎて、逆に催眠術にかかってしまうかも知れないな(笑)」

 


「インチキ宗教の教祖の素質十分だな(笑)」

 


「つい最近も、ある設計事務所が、『私は、代々木会館の地上げのキャステイング・ボードを握っている。代々木駅周辺の再開発の際には、すべての設計を任せるから』と、現職大臣の名前を使って1000万円近いカネを巻き上げられています」

 


「いやはや、詐欺の重要無形文化財ですね!(笑)」


「被害者によれば、『かつて都議会のドンとして名前を轟かせた藤井某氏とのツー・ショット写真を見せられて不覚にも信用してしまった』と語っていましたが、小野塚某が登記の魔術師なら柴垣は詐欺の魔術師と言っても過言ではないと思います(笑)」

 


「こんな輩こそ、さっさと塀の中にご招待しなければいけないのに、一体、捜査当局は何をしているんだろうな(笑)」

 


「そういえば、昨年の夏頃ですが、福島県」・郡山市に本店を置く地方銀行の担当部長の名前を騙ってM資金話を持ち歩いていたという話を耳にしました。残念ながら、被害者に会えなかったので詳細は不明ですが…」

 


「さながら『詐欺の総合商社』ですね」

 


「まあ、こんな輩が棲息できるのも東京ならではのこと。読者の方も甘い話には気をつけてもらいたいな」

 


「いやいや、柴垣の場合は地元の熊本でも厄病神扱いされていて、飲み屋から九州学院時代の友人で熊本県警OBまで片っ端から食い散らかしていると言われています」

 


「いくら悪党でも、故郷でだけは悪行を慎むのだが…。やはり柴垣は別格のサイコパスだな」

 


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紫頭巾氏に「サイコパス大賞」を贈ったところで、本日はこの辺で終了したいと思います。Bさん、どうもご苦労様でした。
 

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:00 | comments(0) | -
第90回・記者クラブ楽屋裏座談会

第90回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者

 

謹賀新年

 
明けて平成30年。皆さん、おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。――さて、相撲で暮れて、相撲で明ける。民放TV局が足並みを揃えて「エンターテインメント番組専門報道機関」になりつつある昨今、ワイドショーのトップニュースは、日馬富士暴行事件に端を発した貴乃花親方処分問題一色。寄らば大樹とはいえ、森友学園・加計学園・ページ社・リニア建設談合・ジャパンライフなど政・官・財の有力者が関与した疑惑や事件、さらには国民生活に大きな影響を与える増税や急激な軍備問題などは置き去りにしたまま。――嗚呼!あまりの無能ぶり、芸のなさには、もはや語る言葉もなし!
「国民を戦争に駆り立てるのは簡単なことだ。『われわれは外国から攻撃されようとしている』と国民をあおり、平和主義者を『愛国心が欠けている』と非難すればいい」――ヒトラーの知恵袋といわれるへルマン・ゲーリングの言葉が頭を過ぎる今日この頃でございます。――本日もよろしくお願いします。
 

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「月並みですが、明けましておめでとうございます。昨今の大マスコミが萎縮、腰抜け状態の折りだからこそ、当欄らしい丁々発止の討論をお願い申し上げます」
 
一同 「座右の銘は談論風発。――こちらこそよろしくお願いします」
 
「それでは敬天新聞と皆さんの益々の活躍を祈念して乾杯!」
 
一同 「乾杯〜」
 
「今年は、これまでと少し方針を変更、各人が得意なジャンルでテーマを決めて問題を提起。MC役となって議論を進めて戴きたいと思います」
 
一同 「異議なし〜」
 
「ということで、本日はトップバッターとして、事件屋・詐欺師モノを書かせたらピカイチのBさんに、昨年来ずっと追っかけている稀代の詐欺師・通称『紫頭巾』、またの名を『ゴロゴロペテン師』について深掘りしてもらいたいと思います」
 
「エ〜ッ!私ですか?――確かに奴は悪党中の悪党だけど、めでたい新年に取り上げる人物じゃないですよ(笑)
 
「まあまあ、そう言わずに。昨年の当欄でチラッと紫頭巾の名前を出した際、
読者の方から詳しく教えて欲しいという声が少なからずあったし…」
 
「ひょっとして、その方々も被害者だったのかも? それならもっと早く取り上げておけば…(笑)」
 
「詐欺師に盆も正月もないですよ(笑)。新たな被害者を出さないためにも是非…」
 
「分かりました。諸先輩のお言葉に甘えて、若輩者がトップ引きを務めさせて戴きます」
 
「初めて聞く名前ですけど、その紫頭巾って何者なんですか?」
 
「足の先から頭のてっぺんまで、縦に割っても、横に切っても、マトモなことが寸分もない100%の詐欺師です(笑)」
 
「紫頭巾って、子どもの頃、観たような、観ないような記憶があるが、確か脚本家・寿々木多呂九平氏の時代劇じゃ?」
 
「時代劇の紫頭巾は正義の味方ですが、こいつは情状酌量の余地のない詐欺師です!――世の中には悪党はゴマンといますが、彼は別格中の別格です。苗字の柴垣をもじって、誰が付けたか、紫頭巾という仇名がついたのですが、もし江戸時代だったら市中引き回しどころか、関八州引き回しのうえ、磔獄門、釜茹での刑に処すべき大者と言っても過言ではありません」
 
「アチャ〜! 俺も初めて耳にする名前だが、磔に釜茹のダブルとは、凄いなあ(笑)」
 
「本人は柴垣信徳(しんとく)と名乗っていますが、本名は昭人(あきひと)です。本人の弁によれば、出身は肥後の国。地元のQ学院高校卒業後、大学は茗荷谷のT大。剣道の有段者と吹聴していますが、それも自称ですから本当のことは分かりません」
 
「熊本だと肥後もっこすですね」
 
「ホンマもんの肥後もっこすが気ィ悪うするがな…(笑)」
 
「肥後もっこすサン、すみません」
 
「ついでですが、ゴロゴロペテン師というのはどうしてですか?」
 
「いつも身の回り用品一式を入れたキャリーバッグを引いていることから付いた仇名です」
 
「まるでホームレスだな(笑)」
 
「本人は『いつでも動けるように』と多忙なビジネスマンを気取っていますが、名刺に書かれた大塚の住所は幽霊が出るのでは?と噂されている気色の悪い一軒家ですから、帰宅拒否症なのかもしれません(笑)」
 
「いやはや…(笑)」
 
「柴垣は、色白の優男で、いつもキチッと紺の背広で、一見すれば堅気に見えますが、正体は口から出まかせ出放題、百枚舌の持主です。色々取材したのですが、使う肩書がありすぎて…(笑)。――仝寮抄針拭Γ埖舁事長、故玉置某・参院議員、N詭數晋欺葦ゝ聴、ぢ核拭参院議員などT大関係者や熊本県人の『秘書』を自称したり、ち換餔食業事業協同組合連合会会長という実在しない団体の肩書まで勝手に作って片っ端から仕事に使うんですから無茶苦茶です」
 
「100%のサイコパスだな」
 
「そうそう、相手によっては、M製菓のM一族とは懇意にしているとか、空手のG流のM師範とは“兄弟分”と吹聴す場合もありました」
 
「柴垣昭人をネットで調べると2001年に中小企業金融安定化特別保証制度を悪用した詐欺容疑で東京地検特捜部に逮捕され、10年近い実刑を課されとるようだが…」
 
「その事件では、熊本県出身の有志やT大関係者の名前をフル活用、税金を喰った事件として社会面を賑わせたのは記憶に新しいところです」
 
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紫頭巾氏は、なかなかに興味深い人物ですが、残念ながら時間となりました。『紫頭巾事件簿』については、次回も引き続きBさんにお願いするとして、本日はこの辺で終了したいと思います。なお、次回の座談会は1月22日に掲載の予定です。

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 06:56 | comments(0) | -
第89回・記者クラブ楽屋裏座談会
第89回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者


未だに日馬富士暴行問題がワイドショーを賑わせている。驚きを通り越して異様である。いくら貴乃花親方が人気者だとはいえ、1ヶ月半近くも引っ張るとは、相撲ファンでさえ、さすがに「たかが大相撲如きで」と毒づきたくもなるのではないか。日本相撲協会のルーツは1925年の大日本相撲協会。以後、変遷を経て2014年に公益財団法人になったが、営利的、職業的な興行を行う唯一の財団法人である。何かといえば相撲は伝統的な神事と講釈を垂れるが、売上高120億円、純利益6億円の優良興行会社である。これを民間会社に置き換えれば、八角理事長は「社長」、貴乃花理事は「常務クラスの役員」で、白鵬以下力士たちは「社員」といえよう。とすれば、今回の日馬富士事件は、上級社員の下級社員に対するパワハラである。ただ、この社員の所属は相撲協会ではなく、力士OBが長を務める「部屋」。今風に言えば力士たちの身分は、相撲協会に派遣した「契約社員」と言うべきであろう。今回の事件は、いわば契約社員同士のケンカである。本来なら、力士同士、あるいはそれぞれの部屋の長、さらには契約先の相撲協会が事態の収拾に当たるべきなのだが、なぜか貴乃花親方は黙して語らず。それゆえ真実は藪の中のままで、外野からの妄想、推測、憶測が飛び交う事態に陥っているのである。相撲協会という「組織の論理」と「貴乃花親方個人の信念」の対立、あるいは今回の事件を奇貨とした貴乃花親方のクーデターと指摘するムキもあるが、真相はどうなのか。唯一、営利を目的とすることが認められた公益財団法人内部の争いだけに、まだまだ尾を引きそうである。――今日は、今年最後の座談会。よろしくお願いします。
 
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「早いもので、あと1週間で今年も終わり。なんだか、すっきりしない1年でしたが、皆さんは如何ですか」
 
「政・官・財・報――デタラメ尽くしの年だったな」
 
「若者はIT技術を駆使した詐欺犯罪で、ITには無縁の老人は地面師犯罪で荒稼ぎ。――今や老いも若きも詐欺師ばかり。詐欺犯罪は有数の産業になったような気がするなあ(笑)」
 
「若者の詐欺犯罪の温床となっているのが、(もちろんすべてが詐欺というわけではないが)FX取引、ソーシャルレンディングなどハイカラネームの集金システムだ」
 
「当欄で何度も取り上げたLCレンディングもソーシャルレンディング業界では少しは知られた存在ですが、金利や配当金の支払いに汲々としているようです」
 
「『少しは知られた存在』っていうけど、本業で知られているのか、それとも反社会的勢力と足並みを揃えてゴルフ場を購入したことで知られているのか、どっちなんだい「笑)」
 
「言わずもがなのこと、もちろん後者だろう(笑)」
 
「引き込み役のmaneoマーケットは、LCレンディングもさることながら、それ以上にヤバい状況になっているJCサービスに頭を痛めているようです」
 
「スキームそのものが性善説で出来ているから、その裏をかけば簡単に詐欺ができるんだな」
 
「今のところ、あっちこっちで借金して帳尻を合わせているから、まだ火は噴いていないが、それも時間の問題だろう」
 
「『あっちこっち』と言うと…」
 
「言わずもがなのこと。マル暴系だよ」
 
「溺れる者、藁をも掴む。――カネに色は付いてないとはいえ、断末魔ですね」
 
「そんな木っ端詐欺師のことはさておき(笑)、年末らしく、もうすこしハイカラな話題ということで、ペジーコンピュ―テイングの補助金詐欺事件とリニア建設談合疑惑に東京地検特捜部は、どこまで切り込めるのでしょうか」
 
「森友学園事件、加計学園疑惑は予想通り?不発に終わったし、今回も一抹の不安はあるが、案外、いい線を行きそうな気もするんだが…」
 
「バッジ組(政治家)まで届くのでしょうか?」
 
「う〜ん。どうかな。スパコン詐欺では、麻生財務相の名前が挙がっているけど、さすがに無理だろう。精々が、準強姦疑惑を逃げ切った元TBS記者だけだろう」
 
「籠池元理事長同様に、斬り捨て御免でしょうかね」
 
「おそらくな。齋藤元章容疑者からあれだけの厚いもてなしを受けていたんだもの、只じゃ済まないよ」
 
「話は逸れますが、斎藤ついでに。経産省と内閣府の参与職にあった斎藤ウイリアム浩幸なる人物の経歴詐称が問題になっています」
 
「彼は、JALの執行役員をはじめ、日本医療機構の理事、日本再建イニシアトティブの評議員、日産財団の理事、博報堂DYホールディングスのアドバイザー、ファーストリテイリングのアドバイザー、国際司法裁判所のコミッショナーなど、さながら肩書コレクターみたいにたくさんの肩書を持っているんだが、それもこれもすべてはUCLA医学部卒経歴で獲得したものと言われているんだが、迂闊というか、どいつもこいつも…。おまけに紫綬褒章まで授与しているんだから、呆れてモノが言えないよ」
 
「世耕経産相は、『重要な情報には関係していない』と弁解していましたが、そんなことより、あんなテンプラ野郎に易々と参与職に任命したことを反省しなきゃ」
 
「リニア建設工事談合疑惑はどうでしょうか」
 
「実態は官製談合だが、政・官・財、三位一体の犯罪だな」
 
「1993年のゼネコン事件以来の事件だし、ここでひと肌も、ふた肌も脱がなきゃ、それこそ特捜不要論に拍車がかかると思うぞ。一度は断念した事件を掘り返したんだから、トコトン行くんじゃないかな」
 
「司法部の記者は、これで正月休みがなくなったとボヤいていたが、今まで楽をしてきたんだから、頑張らなくちゃ(笑)」
 
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今年最後の座談会も時間となりました。1年にわたってありがとうございました。なお、来年は1月6日に新年会を兼ねた開催を予定しています。どうか良い年をお迎えください。
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:04 | comments(0) | -