第160回・記者クラブ楽屋裏座談会

第160回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


「適切に〜」、「丁寧に〜」、「粛々と〜」、「寄り添って〜」――昨今、よく耳にする言葉である。「巧言令色鮮仁」――耳障りはいいが、要するに「何もしない」ということを上品に?表現する言葉である。本音はヤル気はないのだから、いっそのことハナから「やる気はありません」と言えばいいのに、何とかその場を取り繕おうとするからイヤらしい。一体、この言葉の震源地はどこか。永田町である。都合の悪いことが起こり、言葉に窮した場合、総理大臣以下、何人の大臣、国会議員たちが、この空疎な言葉を使ってきたことか。嘘も百回いえば真実になると言われるが、昨今の風潮は、こうした言葉も「説明責任」を果たしたことにされている。――人が変われば時代が変わる。――令和の日本は沈没中。人品骨柄すべてが卑しい厚かましい選良たちが涼しい顔で闊歩する何ともおぞましい時代である。

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「相次ぐ台風に大雨。今年は秋を満喫する間もなく、一気に冬になりそうです」

「これから寒くなるというのに、被災者には気の毒だが、お上のすることは、すべてが後手後手。『50年に1度、100年に1度』と責任転嫁とも思える言葉だけでシャンシャン。――天変地異は治世の乱れ、そのままだな」

「そうそう、先ほど、週刊文春の報道でここ数日、矢面に立たされていた菅原一秀経産相が辞任しました」

「外面はいいが内面は最悪。秘書に刺されたわけだが、以前から地元では“富士山代議士”と呼ばれていたからなあ。自業自得だよ」

「見た目は爽やかなナイスミドルなのに、これまでも女性問題などとかくの噂が取りざたされていましたが、大臣になった途端に噴出。播かぬ種は生えぬ。――就任1ヶ月余にして辞任とは、一寸先は闇ですね」

「それはそうと、神戸の小学校における教員による集団いじめ事件ですが、社会の崩壊もここに極まれり!というべき悪質さには唖然とさせられます」

「彼らの行状を列記すれば、暴行罪、傷害罪、器物損壊罪、威力業務妨害罪、名誉棄損罪、侮辱罪。いずれ刑事事件になるのは必至ですが、それ以前に教育委員会のモタモタした対応こそ問題だと思います」

「近時、児童相談所と並んで役に立たないのが教育委員会だ。如何にしたら自分たちに管理責任が及ばないか!――何かあると、彼らが真っ先に考えるのが自己保身策なんだから…(嘆)」

「ひょっとして、今回の事件は、『イジメというのは、こうやってするんだよ』というお手本を児童たちに見せたかったのかもしれんぞ(笑)」

「それにしても休職中の彼らを有給休暇扱いにして、給料が支払われているのですから何をか況や。ふざけた話ですよね」

「さすがの日教組も今度ばかりは、彼らを守ることはできないだろうが、とにかく出来損ないの先生に対する処分の甘さは伝統的。わいせつ罪をはじめ、(児童への)体罰、買春、盗撮、飲酒運転、そして(児童の)父兄との不倫など、よほど悪質でない限り、数ヶ月の休職扱いで復職というのが大半。運転免許並みの甘さが、不祥事が後を絶たない原因だろう」

 E 「Aさんが指摘した不倫ですが、男性教師と児童の母親というケースはものすごく多いですよ。私の知る小学校の教師は、『PTAの母親は入れ食い。全員とやった』と自慢タラタラの性豪がいましたが、教育現場の実態は、乱れに乱れています」

「我が子の成績表に手心を加えてもらおうと願う母親と体育大あたりを卒業したてのピチピチの教師との不倫。いやはや、安物のアダルトビデオの台本ですね(笑)」

「よく教職はブラック的な激務だといわれますが、こんな教師たちを見ていると、実は相当に暇なんだなと思わざるをえません」

「社会経験もないのに、医師、弁護士、教師など免許を取得した途端に『センセイ』と呼ばれる面々には、未熟な勘違い野郎が多いのは昔からだが、今後は終身免許ではなく、緊張感を持たせる意味で、5年とか、10年毎に適性検査をすべきじゃないかな」

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Cさんの画期的な提案が出たところで、本日はこの辺でお開きにしたいと思います。ありがとうございました。

 

第159回・記者クラブ楽屋裏座談会

第159回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


千曲川・多摩川・久慈川・阿武隈川・阿賀野川が決壊!――いつから日本はこんなに脆弱になったのか。相手が自然とはいえ、すべてが天災なのか。特に多摩川の場合は人災の要素もあるのではないか。「天災は忘れた頃にやってくる」、「備えあれば憂いなし」―― 先人の言葉を改めて思い出させてくれた台風19号だが、折も折、どこかの党の重鎮の口から出たのが「(被害は)まずまずに収まった」。後日、渋々ながら謝罪?したものの、あまりにも軽率、あまりにも非情な言葉である。齢80。人の世の酸いも甘いも嚙み分けたはずの人物がこのザマでは、今後は「国民に寄り添う」などという、金輪際、お為ごかしの念仏は唱えないで欲しいもの。そればかりか、その念仏の最中に、政府が台風襲来のドサクサ紛れにこっそり決めたことは、あろうことか国家公務員の給与増額と社会保障1300億円の圧縮。一体、政治は誰のためにあるのか。こんな治世の行先は、「強いものはより強く、弱いものはさらに弱くなる」のが歴史の教訓。――令和の日本が目指しているのは国民を「奴隷」と、「奴隷使いの奴隷」、「上級市民」に分類する「21世紀の“ローマ帝国”」であろう。
 
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「またまたご禁制のやらせが発覚!――今度はテレビ朝日の報道番組『スーパーJチャンネル』です。さあ、Cさんの出番ですよ」
 
「開始早々、嫌味だなあ。ウチだって脛傷持ち。テレビ朝日さんのことをとやかく言える資格はなし。願わくばパス!(笑)」
 
「いずこも同じ秋の夕暮れだな。NHKの『クローズアップ現代』、日テレの『NEWS EVERY』、『世界の果てまでイッテQ』、TBSの『消えた天災』、『クレイジー ジャーニー』と立て続け。こんなことばっかりしているとマジにスポーツ専門チャンネルになってしまうぞ(笑)」
 
「落ち目の新聞にそこまで言われるなんて…トホホ」
 
「しかし、こう立て続けに起こるのは、業界そのものに問題があるんじゃないですか?」
 
「自分たちはふんぞり返って、肝腎の番組作りは経費削減で下請けに丸投げだもの。当たり前だよ」
 
「某テレビ局の下請けに勤めている友人の話によれば、『やらせや仕込みは日常茶飯事。バレるのは、よっぽど運が悪いか、チンコロされた場合』と言ってました」
 
「見掛けは恰好いいけど、何しろ下請け会社は3Kの典型。本社のボンクラプロデューサーやディレクターに顎で使われて待遇は劣悪。そりゃあ、やらせもしたくなりますよ」
 
「下請けに無茶苦茶な番組作りを強いたうえ、何か問題が起こると下請けのせいにして、『お前らが悪い。わしゃ知らん』では、まともな番組ができるはずがないじゃないか。ねえ、Cさん」
 
「認めたくはないけど、その通りだ。最近、どの曲も台風中継に熱心だが、あれはカネがかからないからだ。バラェテイにしても新人発掘の名のもとに、安物のタレントばかり。酷い場合は出場者全員がシロウト。これじゃ、テレビが、発表モノを羅列しただけの新聞の後を追うのも時間の問題だろうな」
 
「ニュースなんてネットで十分だし、企画番組はやらせが横行。最近の若者がテレビを観ないのも、テレビだからこそ出来るという番組がないからです」
 
「貧すれば鈍する――今後は努力しなくても、そこそこの視聴率が取れるスポーツ番組に血道を上げるんだろうな。『報道機関としてのテレビ局は死んだ』と言っても過言ではないな」
 
「費用を切り詰め、コンプライアンスを遵守しつつ、数字が取れる番組を制作すべし。――冗談も休み休みに言わなくちゃ、下請けがいなくなっちゃいますよ(笑)」
 
「俺が言うのも変だが、正直なところ、上は忖度、下は遊び人みたいな社員ばかりだもの、一番早く沈むんじゃないかな(笑)」
 
「ご愁傷さまです。チ〜ン」
 
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お鈴がなったところで今日はこの辺りで終わりにしたいと思います。急に寒くなりました。風邪をひかないようご留意ください。

 

第158回・記者クラブ楽屋裏座談会

第158回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


 おそらく問題発覚時に作成した台本通りであろうが、関西電力の八木会長と岩根社長が辞任を表明、同時に第三者調査委員会の設置を発表した。その委員会を仕切るのは但木敬一・元検事総長である。
 これまでも不祥事が勃発した場合、数多くの第三者委員会が設置されてきたが、大抵の場合、「第三者」とは名ばかり、事件を矮小化するための調査に終始。結果は気の抜けたコーラのようなコメントでお茶を濁してきたが、今回はどうか。
 「何と言っても元検事総長だから、下手な調査はしないだろう」と思いたい。が、「元検事総長を据えたのは中途半端な結論に異議を挟ませない重石みたいなもので、先に社内調査委員会が出した『悪いのは役員でなく関電の体質』という霞がかかった結論を踏襲するのが関の山だろう」(全国紙記者)との声が圧倒的。しかも委員会の調査結果が発表されるのは国会が終了した後というのだから、永田町に飛び火させたくない魂胆がミヱミエ、ハナから出し遅れの証文狙いなのである。
 しかし、よくよく考えれば「第三者委員会」というのも奇妙な代物である。大袈裟に大枚を叩いて、会社に関係のない第三者に調査してもらわなければ、自分たちがしでかしたことの真相が分からないのか。監査役や錚々たる経歴の社外取締役がいるというのに一体、彼らは何をしていたのか。単なるお飾りだったなら昼行灯以下の給料泥棒である。挙句の果てにセレモニーのように第三者委員会を設置、仰々しい肩書のメンツを集めるとは、まさしく屋上屋を重ねる愚行。世間では功成り名を遂げたと称賛されているお歴々の「企業人としての矜持の無さ」が分かろうというものである。


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「関西電力の役員らが多額の金品を受け取っていた問題を受け、大手電力会社9社が、おっとり刀で、同様の事例がなかったか社内調査を行った結果、不適切な事例はなかったと発表しました」

「滑稽千万!(笑)」

「どの電力会社にも、関電の森山的人物がいるというのは業界の常識なのに、よくもまあシャーシャーと…(笑)」

「過去には九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)絡みで問題になったK町長、東京電力福島第1原発(双葉町)のT町長が一部マスコミで話題になりましたが、構図は今回の関電と同じです」

「だいぶ前ですが、取材したことのある中部電力の浜岡原発でも色々とありました」

「水力発電だと、ダムができるのは山奥ですから、こんな問題は起こらないのに…。いっそのこと原点回帰で、すべての原発を水力にすればいいんじゃないですか」

「ところがドッコイ、ダムはダムでまた別の問題があるんだよ」

「水力発電所にも?…キツネやサルは小判を持ってこないでしょうから(笑)、どこから小判が降ってくるんですか」

「美味しい思いをするのは、ゼネコンの他、セメント、鉄筋などの資材業者に反社勢力、そして彼らの上前をはねるのが電力会社と政治家だ」

「反社勢力というと?」

「彼らは人夫集めの他、ダムは、工事開始から完成まで何年もかかるから、その間、山奥に工事関係者のために映画のセットのような“町”を作るんだ」

「なるほど!」

「食いもの屋はもちろん、居酒屋、スナック、カラオケ屋、博打場、果ては売春宿まで、ありとあらゆる施設があるんだから壮観だぞ。」

「反社勢力が、期間限定の町の差配役を務めるというわけですね」

「山奥は一種の治外法権だから、滅多なことではパトカーも来ないしもうやりたい放題。自動販売機だけでも億を超える売り上げがあるんだから、そりゃあ美味しいシノギだぞ」

「水であろうと、原子力であろうと、発電所というのは、ダーティ・マニーが循環しなければ出来ないんですね」

「それもこれも、元凶は電気料金が『総括原価方式』で決められているからなんだけどね」

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今日はAさんに珍しいお話を聞かせていただき見聞が広がりました。それでは本日はこれにて散会いたします。


第157回・記者クラブ楽屋裏座談会

第157回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


略して「渡鬼」、「渡る世間は鬼ばかり」は1990年以来、20年以上にわたって人気を博したTVドラマだが、これを昨今の風潮に当てはめれば「渡る世間は嘘つきばかり」となるのではないか。とにかく「そこのけそこのけ大ウソ様のお通りだい」とばかりに、上から下まで、表から裏までウソと名の付く横車を押す輩だらけ。たとえば政治家。ひと昔前ならちょっとした「ひと言」でも自発的に職を辞したものだが、それが今では「ウソも100回言えば〜」式で、大半が判で押したように「強弁・詭弁・開き直り」の三段重ねで逃げ切り。まさしく「カエルの面にナントカ」。本来なら、こうした不条理を糺すのが大新聞の使命のはずなのだが、実態は沈黙どころか太鼓持ち。「長いものには巻かれる」のも恙なく浮世を渡る知恵だが、「社会の木鐸」までが権力に「御意!」を連発してしまっては、存在価値はゼロ。発行部数が年々、減少するのも当然のことだが、にもかかわらず「原点回帰」どころか、今やホテルやテナントビル経営など「新聞も売っている不動産屋」に衣替えというのだから、万事休す。「真実と 人に寄り添う 記事がある」、「新聞で 見分けるフェイク 知るファクト」――乱れに乱れた今こそ、新聞習慣の標語に恥じない紙面作りに奮励努力すべきと(微かな期待を込めて)願う次第だが…。

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「ついこの間までワイドショーの1番人気だった吉本興業問題も、韓国法相疑惑も今では完全に過去の話。代わって『関西電力・3億2000万円賄賂祭り』が大賑わいです」

「『関電 けしからん!』の大合唱だが、要は『贈側のM氏』と『収側の関電』双方持ちつ持たれつのチンチンレース。そのレースで肝腎のM氏が不在なんだもの、死人に口なし。大山鳴動して鼠一匹で終わると思うよ」

「随分と後ろ向きですが、さては営業部からの天の声?」

「下衆の勘繰りは止めて欲しいな(笑)――いくらM氏が特別な力を背景にしていたとはいえ、関電はじめカネを貰った連中は道義的にはアウトでも、法律的にはセーフだろうな」

「とすれば永田町にも届かないんでしょうね(笑)」

「のみならず霞が関然り、福井県庁然り、福井県警然り。噂はあれども、相手が黄泉の国へ往ってしまっては尻尾を掴むのは不可能!――当然のことだ!」

「それにしても不思議なのは、職務としては当然なのですが、果敢にアンタッチャブル的存在のY開発への突撃指令を出した金沢国税局長“英断”です」

「せっかくの金星なのに、当の局長は、なぜか税務調査開始直後に辞職を申し出て、昨年3月にあわただしく退職。いくら定年が迫っていたとはいえ、面妖すぎる退職だったが、当時は佐川国税庁長官が森友問題で集中砲火を浴びていた頃。そんな時に永田町に火の粉が降りかかりかねない脱税を掘り起こしたことで、本庁の逆鱗に触れたんじゃないか?と言われているが、さもありなんだ」

「なるほど!現政権の体質を考えれば腑に落ちる解説です」

「ということは、騒ぐだけ騒いで、関電経営陣が辞職してチョンということになりそうですね」

「『桃太郎侍』では悪党はバッタバッタと斬られるんだが、Bさんの言う通りになると思うよ(笑)」

「せっかく菓子折りの底に小判という、いかにもという小道具も出てきたのに残念だなあ」

「Mさんが渡し上手だったのか、関電役員が貰い下手だったのか――面白い事件だっただけに、トコトン真相を追及して欲しかったけど、現実世界はドラマみたいに勧善懲悪じゃないんですね」

「今は関電だけが炎上していますが、この種の事件は関電だけじゃないでしょう」

「経産省の意向を受けて、関電以外の電力9社は手回しよく調査、早々に潔癖宣言を出したが、大なり小なり、ややこしい事件があるのは常識。特にC電力、Q電力あたりには無いほうが不自然だろう」

「それはそうと、国会で開かれたヒアリング会での日本郵政の鈴木康雄副社長の『NHKは、まるで暴力団と一緒』発言に批判の声が集まっています」

「日本郵政社内でも『いつまで“総務奉行”のつもりなんだろう』っていう話が出たそうだが、振り込め詐欺同様の手法で10万人以上の高齢者を騙したくせに居丈高に居直るなんて勘違いというより、役人の末路の哀れさを感じずにはいられないな」

「取材相手に暴力団呼ばわりされるのも、不偏不党・公正中立・みなさまのNHKを叫んでいるくせに実態は羊頭狗肉。安倍政権の広報機関に成り果ててしまったことでナメられているんじゃないですか」

「ええ恰好しないで、いっそのことHとKを入れ替えて『NKH』(日本官邸放送局)とすれば、とやかく言われないのにね(笑)」

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Bさんの嫌味なオチが決まったところで、本日はこれにて終わりにしたいと思います。不順な天候で夏風邪が流行っています。ご自愛ください。

第156回・記者クラブ楽屋裏座談会

第156回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


 現金に小判にコインーーまるで大岡越前守か、水戸黄門(笑)――歴代の関西電力会長ら幹部20人に元高浜町助役から3・2億円!――福島原発事故以来、「悪役」を一手に引き受けてきた東京電力に替って西日本の雄・関西電力が登場、社会紙面で“脚光”を浴びている。報道によれば、カネの流れは、地元の原発関連工事業者の吉田開発→故森山栄治元高浜町助役→関電幹部。普通に考えれば、関電から発注される原発工事の見返りとして業者から徴収した“袖の下”を地元の実力者である元助役が“配達”したというシンプルな構図である。
 森山氏は「町長の懐刀として原発反対派を説得した、関電にとっては大恩人で以来、長年にわたって発注される原発工事の差配役として活躍してきた」(全国紙記者)御仁。関電からの工事額は2011年からの累計で5200億円以上と膨大で、なるほど差配のし甲斐がある金額である。
 それにしても情けないのは、いかに“特別な力”を持っているとはいえ、慣習的に黒いカネを受け取った歴代の関電幹部たちである。記者会見で岩根茂樹社長は「一時的に預かっていただけ」、「儀礼の範囲内以外は返却した」、「発注のプロセスや金額は適正で便宜供与は断じてなかった」、「既に所得税の修正申告は済ませた」と、苦しい弁解を連発したが、誰が見ても「死人に口なし」を前提にした戯言。
 こんな卑怯未練な人物が、関電のみならず電力会社の元締めである電気事業連合会の会長というのだから世は世紀末である。…嗚呼!


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「話題は被りますが、関電疑惑には開いた口が塞がりません。上納金の原資は総括原価方式で積算された電気料金。その上前をピンハネするなんて絶対に許せません(激怒)」

「まったくです。山根社長の会見を見ていると、経営努力不要の独占企業たる電力会社のトップなんてエテ公で十分と実感しましたよ(笑)」

「怒り心頭のBさんの気持ちは分かりますが、特捜部は事件にするのでしょうかね?」

「う〜ん、どうかな? 立件するとすれば収賄罪か特別背任なんだろうが、肝腎の森山氏は既に石の下。腹は立つけど、難しいだろうな」

「ましてや発覚のきっかけになったのは検察の兄弟分の大阪国税局の税務調査だし、わざわざ修正申告を済ませたとコメントしていた山根社長は続投宣言。精々が電事連会長職の返上で幕引きだろう」

「日頃は、ナントカのひとつ覚えみたいに、やれコンプライアンスだ、それガバナンスだなんて言ってるくせに…(怒)」

「笑っちゃうのは関電のCMソングですよ。――♪手をつなごう 一緒に笑おう 友達になろう♪――関電・差配役・工事業者と“原発砦の3悪人”の歌ですよ(笑)」

「いずれは政治家や役人にも火の粉が波及、3悪人じゃなくて5悪人になるんじゃないですかね(笑)」

「笑っちゃうといえば、『(関電の)八木さんも山根さんもお友だちだから、うっかり悪口も言えない』と関電疑惑について聞かれた中西宏明・経団連会長のコメントだ。本来、友情を大切にするのはいいことだが、経団連の会長たる要職にある人物が口にするようでは……」

「中西会長は、日米貿易協定についても『バランスの取れた合意』と絶賛したり、消費税増税についても『よく分からん』とすべてがトンチンカン。齢72にしてちょっとアルツ気味じゃないのか」

「経団連は安倍政権のヨイショ団体ですから仕方ありませんが、いくらボケてても、『友達だから〜』はナシですよね」

「ところで、関電事件で埋もれてしまいましたが、先週の『しんぶん赤旗』が、保育助成金詐欺事件について、川崎大資被告(WINカンパニー代表」と秋元司・内閣府副大臣“癒着”ぶりを一面で取り上げていました」

「秋元代議士は、今年5月の国会答弁で『川崎被告とは5〜6年会っていない』と答弁していたが…」

「同紙には、2017年6月のパーティで撮った写真が掲載されていましたから(秋元氏の)5月の答弁は明らかに虚偽。怪しい関係でなけれ、こんな答弁をする必要もないと思いますが…」

「とにかく川崎(塩田)は“場面使い、名前使いの稀代の達人”だからなあ。カネに節度のない秋元代議士をあたかも“絶対の配下”のように仮装するのは朝飯前だろう」

「いくら脇が甘いと言っても、当時の秋元代議士は、企業主導保育型保育所を所管する『子ども・子育て支援担当』のトップなのですから、その威光は絶大。しかもまだ審査中なのに、川崎被告は『助成金が出ることが決定した』と吹聴していたそうですから“普通”の関係じゃないですよ」

「しかし、『備えあれば憂いなし』。キチンと政治資金報告書に記載しているように“受け身”にかけては天下一品の秋元センセイだからな(笑)。簡単にはボロを出さないと思うよ」

「やれやれ。どんな事件も、すべてが疑惑止まりでウヤムヤ。ホントに令和の日本は、政・官・財・報、あらゆる面で最悪、最凶の時代になりそうですね」

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「木の葉が沈んで石が浮く」――不条理が大手を振って歩く時代です。本日も人間の進歩の無さを嘆きつつ、これにて終わりたいと思います

 

第155回・記者クラブ楽屋裏座談会

第155回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


別に政治家は東大出身でなければならないなどというつもりはないが、東大卒がたった3人の第4次安倍改造内閣が発足!――このメンツで構成される内閣のスローガンは「安定と挑戦」とか。内閣偏差値の低さは「『云々』を『でんでん』と読む親方の学歴コンプレックスの所為という嫌味な見方はともかく、何が何でも「憲法改正」を目指すには、あまりにもオソマツな気がしないでもないが、それはともかく、この新内閣の目玉大臣と囃されているのが、先般、官邸で出来ちゃった婚を披露した横須賀の客寄せパンダ先生。就任早々、フットワークも軽やかに大勢のTVカメラを引き連れて福島に遠征。前任者の汚染水の海洋放出を“謝罪”したものの、「寄り添うだけで問題が解決するなら苦労はしない」とジャブを浴びた途端にシュン太郎。嫉妬深さにかけては人後に落ちない永田町スズメたちは、「総論あって各論なし」、「所詮は“外野席の評論家”」、「メッキが剥げるのも時間の問題」と大合唱。それでも親衛隊からは、「中味がないのは同じでも、原稿がなければ演説のできない誰かさんに比べれば遥かにマシ」という熱いエール?もあるが、落ち目の三度笠の主君を裏切り、実を取った新大臣の前途は、正直なところ天気晴朗なれど波高し。任期はわずか1年。「包めない風呂敷」より、「たためるハンカチ」を心掛けて欲しいものである。

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「いやあ、65歳以上の高齢者が3588万人、全人口の3割近いというんだからタマランチだな(笑)。こうも長生きが当たり前になっては、敬老の日を“敬若の日”に変えた方がいいんじゃないか(笑)」

「地方に取材に行く毎に実感するのは、年寄りの多さと急速な町の寂れようです。特に大企業がない町は老人ばかり。これじゃ地方創生なんか絶対に無理ですよ」

「今回だって地方創生相は在庫一掃、次期引退組の北村誠吾でしょ。無理、無理。何もしないうちに交代ですよ(笑)」

「地方創生相と五分の“棚卸組”が復興・原発事故再生担当相の田中和徳と科学技術・IT担当の竹本直一ですが、論評不要の以下、同文です(笑)」

「総務相も出戻りの高市早苗。他に人材がいないのかねえ」

「Cさん、あんまり総務相の悪口を言ってると電波を止められちゃうよ(笑)」

「加計学園問題で萩生田光一の文科相はブラックジョークか、そうでなければ国民に対する“挑戦状”ですね」

「経済再生相が事あるごとにベトナム買春疑惑が蒸し返される入閣待機組でお友だちの西村康稔。官房副長官時代の赤坂自民亭騒動ですっかり評価を落としているだけに、いくら東大出でも期待薄ですね」

「経産相に女難とバイオレンスが売り物の菅原一秀ですが、駅で見たことないけど、キャッチコピーが『いつも駅にいる』(笑)。嘘つきは親分譲りなんですかね」

「悪評嘖々の河井克行が法相。これまた“ジョーダンはヨシコさん”の口だな」

「褒めたいのに褒めるところがない内閣というのも珍しいが、マスコミの評判は芳しくないが、国家公安委員長の武田良太は期待していいと思っているんだが…」

「悪名は無名に勝る(笑)――Aさんらしい大穴的見方ですが、私も同感です。弱冠51歳で当選6回。以前はともかく、今回の新大臣の中では一番、風格があると思いますよ」

「最後に環境相の小泉進次郎。早々の福島訪問で、汚染水処理についてのフライング発言でミソをつけたが、おそらくは復興政務官時代の被災地に対する思い入れの強さがあってのものだろう。しかし、巧言令色鮮仁。今までは向こう受けするショート・フレーズで喝采を浴びていたが、大臣になったからには、小手先の言葉よりも結果だ。汚染水と並んで厄介な放射能汚染土の処理について、記者に『30年以内に県外の最終処分場へ移すことができるのか』と聞かれ、『やります』、その根拠については『約束ですから』と即答したが、これだって30年後に生きている保証はないわけで、責任の取りようがない空手形。党内一の人気者で、新婚ホヤホヤ、来年にはパパになるとあっては一挙手一投足にチャチャが入るのは已むを得ないし、昔と違って、環境相は難問山積の“厄ネタポスト”。下手をすると口先大臣の烙印を押されかねないだけに、よほどフンドシを締めてかからないと、 “第二の稲田朋美” “第二の小渕優子”になりかねないぞ」

「穿った見方かもしれませんが、ひょっとして安倍首相は“将来の芽”を摘むために、進次郎クンに“厄ネタポスト”に就けたんですかね(笑)」

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本日はお休みのところありがとうございました。次回もよろしくお願いします。






 

第154回・記者クラブ楽屋裏座談会

第154回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


散歩に、食べ歩きに、バスの旅、工夫のないクイズもの――どのチャンネルも似たような番組ばかり。しかも出演者も同じ。今やテレビマンの矜持は完全に雲散霧消。恥ずかしげもなくパクリ企画が幅を利かす昨今のテレビ業界に文句をつけるのも虚しいが、事情は部数激減中の雑誌業界も大同小異。某月某日、かつては3桁越えの発行部数を誇っていた某週刊誌編集者と一献。杯を重ねるにつけ話題はついつい湿っぽい方向へ。――「面白くないね、最近の週刊誌は?」、「読者層が老人ばかりですからね。老人のSEXに始まって、病院、薬、老人ホーム、葬式・相続じゃあ、若い人は読まないですよ(苦笑)」、「世間の耳目を集めるスカッとしたネタはないのかね?」、「これはという企画を上げても、ちょっとでも訴訟になりそうなテーマは悉くボツ、安全パイばかりですから編集会議のたびに士気は下がるばかりですよ」、「昔から元気度のバロメーターといわれるタレコミは?」、「悲しいかな、最近はほとんどありません」、「段々、ページ数も少なくなっているし、広告の質も落ちているよな」、「ネットには勝てません。ウチなんか、あと数年の寿命だと思いますよ。編集長なんか『自分の定年まで存続していればいい』と公言してますから(笑)」、「生き残るのはどこかな?」、「独自路線の紀尾井町だけじゃないですかね(苦笑)」――いやはや、いやはや「週刊誌が絶滅危惧種の仲間入り」したことを実感した次第でございます!

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「取り上げるマスコミはほとんどなかったのですが、この前、安倍首相がこじれた日韓関係について、当初は『ホワイト国外しは、徴用工の請求権問題と関係ない』と言っていたのに、それがいきなり『戦時中の徴用工の解決が先だ。それに尽きます』と突然の宗旨替え。コロコロ前言を翻すのはいつものこととはいえ、さすがにレレレのレ(笑)。理解に苦しみます」

「正直と言えば聞こえはいいのですが、原稿がないと決まってホンネが出ちゃうんですね(笑)」

「小学校のクラス会ならともかく、一国の指導者なんですから笑い事では済まない話なのに、大マスコミは何処も問題にしないんだから…(苦笑)」

「北方領土返還問題だって“義兄弟”のプーチン大統領と27回も会っているのに進捗どころか、現実はむしろ後退。相手がある話だから難しいのは分かりますが、それだったら『私が領土問題に終止符を打つ』なんて言わなきゃいいのに、胸を張って口に出しちゃうんだから…」

「北朝鮮拉致問題然りです。『拉致被害者を自分の責任で取り戻す』と大見得切ったくせに、『拉致問題を解決できるのは私だけだと言ったことはない』と前言撤回。もちろん水面下では何とかしようと、あれこれやっているんでしょうが、被害者家族にしてみれば、♪嬉しがらせ〜て 泣かせて 消えた〜♪と恨むのも無理はありません」

「『綸言汗の如し』――要するに吐いた言葉に『責任』の2文字が欠けているんですね」

「いつもは饒舌なAさん、Cさんから声が出ませんが…(笑)」

「ふたりとも針のムシロに座らされているようで…」

「弁解になるけど、我々もそれなりに原稿を上げているんだけど、とにかく官邸がらみのニュースは、いつの間にやらボツの繰り返し。現場の苦労も少しは分かって欲しいな(´;ω;`)ウゥゥ」

「愚痴をこぼすなんてAさんらしくないですねえ(笑)」

「大新聞という看板は立派だけど、中身は政権広報部=“令和の大本営”だもん、胸が張れるわけないだろ」

「報道機関の一員としての使命と個人の生活を秤にかければ、思い切ってフリーにと思う時もありますが、まだ脛かじりの子どものことを考えれば踏ん切りがつかないし…」

「『知に働けば角が立ち 情に掉させば流される』――まさに『人生は重荷を背負って坂道を上るが如し』ですね(笑)」

「そんな悟り切ったようなことを言わないでくださいよ(笑)。――気をつけなければいけないのは、治世の乱れは下々に伝染するもの。昨今は、表と裏も人心の荒廃はMAX状態です。世界中が総パラノイア状態の行きつく先は『戦争』というのが歴史の教訓です」

「初めチョロチョロ、中パッパ。今すぐというわけではないが、10年先、20年先には間違いなく戦争はあると思うよ」

「ということは、現在はチョロチョロの段階?」

「どんなに科学が発達しても人間は懲りない動物だ。『老兵は消え去るのみ』――徒に長生きするのも考えものかもな」

「それはそうと、せっかくまとまっていたのに振り出しに戻った馬毛島売却問題に動きが出ているようですね」

「もうウンザリですよ、馬毛島は」

「何をトチ狂ったのか、かくなるうえは『防衛省がダメなら、中国に買ってもらう』と息巻いているそうですよ」

「え〜っ!――もう『お好きな様にしてください』と言うしかないな(笑)」

「ドンキ絡みの川崎・東田町や道玄坂、草加物件で、また煙が上がっている?との噂もあります」

「あれはもう完結したんじゃないの?」

事件屋、仕事師に節操なし。火の気のないところに煙を立てるのが、彼らの飯のタネですから…」

「いや〜っ、脱帽です!」

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本日も盛りだくさんの話題でありがとうございました。なお、来週は組閣取材のため休載とさせて戴きます。

 

第153回・記者クラブ楽屋裏座談会

第153回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


50年に1度の豪雨、100年は安心の年金制度――最近、「50、100」という数字が大氾濫中。天気予報の場合は、「すごいぞ!」という意味で使っているのだろうが、年金に関しては明らかに「問題先送り」のための言い逃れ。来年のことさえ分からないのに、厚かましくも100年先のことをシタリ顔で論じること自体、まさに虚言、妄言。今回の年金財政報告によれば、所得代替率50%が維持できるのは、この先25年。それ以降は年々下がるばかりとあっては、凄腕の詐欺師も真っ青の時間をかけた「振り込め詐欺」と同じ。そういえば20年ほど前のことだが、思い出すのは某地方年金事務所所長の「年寄りが長生きしないことを前提にした現在の年金制度は、そのうちパンクするよ」というご託宣。まさに慧眼!――いやはや「いつの時代も国家は国民を食い物にする」という先人の言葉を痛感する今日この頃でございます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ホワイト国除外に端を発した日韓問題ですが、今度は大統領側近に娘の裏口入学疑惑が浮上。今やワイドショーはレギュラーテーマ化させて見苦しいほどに大はしゃぎです」

「いつも言うことだが、 “電波興行屋”の本領発揮だな。タレント崩れの太鼓持ち評論家を駆り出して、ああでもない、こうでもないと、ヨタ話を飛ばしていれば番組ができるんだから気楽なもんだよ(笑)」

「韓国大統領の乱心のおかげで国内問題はスルー、不手際続きの安倍政権はニンマリでしょうね」

「口利き疑惑報道で厚労政務官が辞任しても、情けないことに捜査当局は音無しの構え。それに引き換え、ポーズか、マジかはともかく、大統領側近にガサをかけるんですから、韓国検察の方が遥かに骨があるように見えてしまいます」

「現在、マスコミが血眼になっているのは、Dさんも言ったように韓国問題、香港デモ騒動、米中貿易摩擦、そして来年の東京オリンピック。――片棒を担いでいる(笑)俺が言うのも忸怩たる思いだが、乗っている日本丸が浸水中だというのに天下泰平。危機感がまるでないんだから…」

「日本人は和を以て貴しとなすのが美徳とはいえそれも程度の問題。国民総奴隷化が進んでいるなか、マスコミ報道に洗脳されてアラエッサッサーの毎日の反動は大きいと思いますよ」

「ところで、目下、兜町で『消費税増税が延期されそうだ』との噂が飛んでいるのですが、どうなんでしょう」

「夏枯れの株式市場が言わせる希望的観測かもしれないが、八方ふさがりの安倍政権にしてみれば、増税中止は乾坤一擲のカンフル剤。ヨタ話と一笑に付すのはどうかな」

「その話は私も永田町で耳にしました」

「でも安倍首相は『リーマン級云々』と言ってましたが…」

「『理屈と膏薬はどこにでもくっつく』――米中貿易摩擦による世界経済の混乱というのはうってつけだろう(笑)。2%ぐらい上げたところで、儲かるのはカード屋だけだもん。次の一手のためにはあっさり中止してもおかしくないと思うぞ」

「次の一手?」

「天皇陛下のご即位後、憲法改正を国民に問うという大義による年末の衆院解散。安倍首相はサプライズ好きだし、糞詰まり気味の諸問題を吹っ飛ばすためにも最高のタイミングだよ」

「しかし、公明党も及び腰だし、現状の議席数では難しいでしょう」

「もうひとつあるだろう、憲法改正に積極的な政党は…」

「維新の党ですか?」

「2党よりは3党の方が座りがいいし…。何しろ、これといった功績がない安倍政権にしてみれば、憲法改正は何が何でもの悲願だからなあ」

「もし消費税増税延期ならスクープですね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

消費税増税は中止されるのか?――Aさんの自信満々の解説があったところで、本日はこれにて…。ありがとうございました。


第152回・記者クラブ楽屋裏座談会

第152回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


事件は世相を映す鏡――あまりの暑さで脳みそが沸いたのか、それとも精神に異常をきたしているのか。今や社会面を賑わせるのは、永田町から下々まで、「ややこしい人たち」が惹き起こす事件ばかり。年寄りの繰り言と笑われるやもしれないが、昭和の時代には、良いこと、悪いことを問わず、もう少し立場をわきまえた「節度」があったのではないか。今さらながら人間の劣化を嘆いても詮無いことだが、その原因のひとつが、「今だけ、カネだけ、自分だけ」という餓鬼道まっしぐらの利己主義の蔓延。先般以来、大騒ぎのかんぽ生命の不適切販売事件然り。どうせ保険なんて他人の不幸を煽ってメシを食う虚業。何処の保険会社も似たり寄ったり。かんぽ生命以外の保険会社が真っ当とは思わないが、今回の事件で情が悪いのは、都会から田舎まで、全国24000店の「みなさまの郵便局」に対する信頼感を逆手にとった点。“横文字生命”が氾濫する昨今、昭和世代を生きた高齢者にとっては「郵便局」のブランド力は、「間違いない」、「インチキなんかするはずない」の代名詞。嗚呼それなのに、それなのに……いくらノルマをこなすためとはいえ、振り込め詐欺にも似た卑劣な手段で契約者をペテンにかけるとは、一体、大騒ぎした郵政民営化とは何だったのか。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。これも、できちゃった婚で話題を呼んだプリンスの父君の“負の遺産”のひとつと決めつけるのは言い過ぎか(笑)――そういえば最近はあふれんばかりの笑顔で郵便局の宣伝をしていたV6井ノ原快彦クンのテレビCMをトンと見かけないが、イノッチに片棒担ぎの責任はないのかしらん?(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「空には北朝鮮のミサイルがブンブン飛び、地上では日韓問題がエスカレートしているというのに、テレビを先頭に大マスコミは相変わらず東京五輪音頭で乱痴気騒ぎ。節度を忘れた過剰報道にはウンザリです」

「オリンピックもニュースには違いありませんが、報道すべきこと、国民の生活に影響を及ぼす大事なことをスルーした報道姿勢は、クレイジーの一語に尽きますね」

「テレビ局で禄を食む俺が言うのも変だが、その通りだ。今や社内はオリンピック一色。他の部署の記者まで駆り出して、まさに臨戦態勢。昭和の時代はまだ報道機関の片鱗があったが、現在は朝から晩まで、どうでもいいようなネタばかり。完全に大本営的な興行会社だ」

「テレビを観るとバカになる!」

「くやしいが、Aさんの言う通りだよ。第一、俺たちですらオンエアされた自社の番組をまともに観たことないもん(笑)」

「『お利口さんが創ってバカが観る』から、『バカが創って大バカが観る』ですね」

「しかし、よくよく考えれば、テレビが劣化した原因は、それを観る国民に在ると言えるんじゃないですか。愚劣な番組なら観なきゃいいのに、バカバカしいと思いながらもついつい観てしまうから“洗脳”されて、バカの仲間入りしてしまうんですよ。かく言う私も、ついつい時計代わりに点けちゃうんですが…(笑)」

「そうなんだよな。新聞や雑誌は、読みたけりゃカネを払わなきゃいけないんだが、テレビは(NHKの受信料は別にして)タダだもんな」

「タダほど怖いものはないんですよ、皆さん!(笑)」

「『テレビを制する者は世論を制する』――かの故田中角栄総理が郵政大臣時代にローカル局に免許を濫発したのも、人間の愚かさを読み切っていたからなんですね。今さらながら、大したもんですね」

「テレビの悪口で盛り上がっていますが、活字媒体だって凋落の度合いは似たり寄ったりですよ」

「マイナー企業の広告で埋め尽くされた最近の新聞の“紙面の汚さ”はちょっと酷いんじゃないかな」

「ちょっとどころじゃないですよ(笑)。以前だったら夕刊回しになっていたのに、今じゃ堂々の全面広告。それも相当のダンピング価格だからな。年寄り向きに活字を大きくしたのはいいが、ページ数はそのまま。結局、ひとつひとつのニュースが希薄化しただけ。これじゃ新聞不要、ネットニュースでじゅうぶんだもんな」

「週刊誌だって、かってのトップ屋の面影はゼロ。老人のSEX・葬儀・老人ホーム・相続・病院・ヌードグラビアetc――名誉棄損を恐れた腰引き記事ばかりで400円じゃ、私だって高く感じますよ」

「昔は電車の網棚に読み終えた新聞や雑誌がワンサカ捨てられていましたが、そんな風景は今は昔の物語です」

「G誌なんか、月に3回、旬刊になったのに未だに『週刊』と名乗っていますが(笑)、そのうちライバル誌のP誌も後を追うんだろうな」

「両誌とも発行部数は20万部前後。時代の趨勢とはいえ寂しい限りですが、また食い扶持が減っちゃうと思うと頭が痛いですよ」

「沈みゆく船の甲板員のフリーライターの皆さんは何処へ行くの?」

「流れ流れてネット村ですよ。供給過剰で稿料は激安、わびしい限りです」

「私も草木もなびくマンガ業界に転向しようかな(笑)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日もまた愚痴になってしまいましたが、もうひと花。「最後の最期まで」をモットーに頑張りましょう。――残暑厳しき折、ご自愛ください。

第151回・記者クラブ楽屋裏座談会

第151回・記者クラブ楽屋裏座談会
 

A:全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 W:証券会社OB


わざわざ首相官邸まで足を運んで「出来ちゃった婚」報告!――要は「茂組」から「晋三一家」への鞍替え告知。――「いくら人気商売者とはいえヤリ過ぎ!」、「オバちゃん好みのベタな演出!」という声もある中、分かっちゃいるけど止められないのが、TV局を筆頭に我らが大マスコミ。野次馬根性丸出しで横須賀まで遠征してピーチクパーチク。案の定、早くも「次期組閣で入閣間違いなし」、「妊婦は将来のトップレディ」とテンヤワンヤの大騒ぎ。いやはや、いやはや、誰が振り付けたかは知らぬが、委員会発言わずかに5回、質問主意書に至っては1回のみの“七光りクン”のあざといパフォーマンスは、「政治家」というより「芸能人」の所行。さすが客寄せパンダで鍛えた芸達者ぶりは親父越え?と感心させられるが、報道によれば「親父のようになりたい」とコメントしたとのこと。しかし彼の目指す「父親」とはどんな父親なのか?「自民党をぶっ壊し損ねた父親なのか」、それとも「母と弟を冷たく捨てた非情の父親なのか」。突っ込みどころ満載のはずなのに、やんぬるかな、そこに触れたメディアは皆無。さる占いの大家によれば、この婚姻は不吉にも「凶」とのこと。――内憂外患、沈みゆく日本丸にお似合いのカップルかも?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「お盆も過ぎたというのに暑いですねえ!」

「まったくです。しかし、こんな暑さで来年の国際運動会は大丈夫なのですかね?」

「地震をはじめ、不吉なことはお上に忖度して目をつぶるのが日本のマスコミだから、本番まではあからさまなマイナス材料の報道はしないだろうが、ヘタをすると熱中症どころか、死人まで出かねんぞ(笑)」

「天災は失政に対するお天道様の怒りの表れ。来年のことより、浅間山も噴火したし、大きめの地震がドスンと来そうな気がするんですけど…www」

「どうせ予知なんかできないんだから、すべてはお天道様任せ。地震が来ないことを祈って(笑)――先週かな、Y新聞が一面に『年金開始 75歳も可能』、『受給額が(65歳から受給するよりも)1・8倍に』とお得感一杯の記事を掲載していました」

「厚労省のすることにロクなことはないからなあ(笑)。――長生きする自信があれば、それもいいけど、地震と一緒でいつ黄泉の国から召喚状が来るか分からんし、ワシは『明日の1・8より 今日の1』が正解だと思うぞ」

「同感です。オマケというか“金利“をつけてでも受給を遅らせたいのは、もし全員が65歳からの受給にすると金庫の底が抜けるからじゃないですか」

「カネを借りた奴が、後金利をドカンと付けるから(返済を)待って欲しいと言うのと同じようなもんやなwww」

「元々、年金は運用利率が5%以上あることを前提にした制度ですからね。今のように超低金利の時代には成り立たないのは子どもでも分かること。100年安心プランどころか、あと20年もしたらバンザイ。制度そのものが崩壊するかもしれませんね」

「そういえば、同じ日の社会面に愛媛県警の杜撰すぎる捜査によって女子学生を窃盗容疑で誤って逮捕した記事が載っていました」

「またやったか『まもる君』!――愛媛県警の誤認逮捕は有名だからなあ」

「マスコットの名前が『まもる君』だなんて、ブラックジョークですねwww」

“横着逮捕”だな!――何でもかんでもドライブレコーダーに依存、単に似ているというだけで、裏付け捜査もせぬまま安易に逮捕したというのだから、大ポカも大ポカ、ユルフンの所轄署長はもちろん、本部長もレッドカードだろう」

「偶々、松山簡裁が勾留請求を却下したことで事なきを得たが、もしトコロテン式に勾留、起訴のベルトコンベアーに乗せられていたら冤罪事件になっていたかもしれんな」

「警察の威信を守るのだったら、不祥事を隠蔽するのではなく、かえって堂々と発表した方がいいのに…。こんなことばっかりしていると、いずれお巡りさんは、ロボコップに取って代わられるんじゃないですかwww」

「愛媛県警に限らず、街中の防犯カメラやドライブレコーダーのおかげで便利になった分、捜査能力が格段に落ちてるんでしょうね」

「そうそう四国の警察といえば、お隣の香川県警の警部補が、自分の息子の窃盗事件を揉み消そうと証拠隠滅を図ったという事件も酷いですね。息子だろうと、何だろうと明らかな犯罪なのに、県警本部はダンマリ。情報公開請求でバレたことで渋々、発表。それも『私的な行為』だから発表しなかったと苦しい言い訳をしていましたが、何をかいわんや。公私を混同した白昼堂々の権力犯罪ですよ」

「かくなるうえはチコちゃんにお願いして、奉行所の元締めに『ボーッとしてんじゃないよ!』と喝を入れてもらわなきゃイカンぞなモシwww」

「おっと、横浜のK氏がまとめた?代々木版九龍城・代々木会館に、ようやく解体看板が掲げられましたが、気になるのは2つの外資系信組の後に付いているT社(港区)の14億円の根抵当です」

「さては一旦、退場したはずの面々が登場したのかなwww。――事件物件は最後の最後までもつれるもの。まだまだ紆余曲折があるかもな」

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「木の葉が沈んで、石が浮く」――不条理だらけの時代ですが、朝の来ない夜はありません。今後ともよろしくお願いします

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