【敬天新聞社より】
このコーナーでは、各方面で活躍されておりますジャーナリストや情報通の方々に、座談会形式で好きなように語って頂きます。
何かの理由でお蔵入りになった話などを好き勝手に語って頂き、「社会正義の実現 」に貢献できればと考えております。

【A:全国紙記者  B:週刊誌記者  C:民放TV記者  D: フリー記者】代表挨拶
―『敬天新聞』の軒下三寸借り受けまして新しいブログを開設することになりました。「夜討ち朝駆け」の毎日、ご多忙中とは存じますが、諸般の事情で書けなかった記事、既に報道された記事の裏話、あるいは陽の目を見ることなく埋もれてしまった事件など、タブーに臆することなく談論風発、大いに内幕を暴露して戴きたいと思います。
第99回・記者クラブ楽屋裏座談会

第99回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 F:全国紙記者


デタラメは続くよ、どこまでも。
――財務省の改竄、隠蔽に続き厚労省、そして防衛省でも信じがたい失態が噴出。安倍船長率いる日本丸が転覆の危機に瀕しているにもかかわらず、テレビ各局のトップニュースは、視聴率のためであろうが、オフィス北野の内紛劇。
それもお笑い界の巨匠に腰が引けたのか、焦点ボケの報道ばかり。そもそも「オフィス北野」は、当時Oプロダクションに所属していた巨匠が右翼の街宣攻撃を受けた際、その騒動の収め役として活躍したTBS系列のT社(その後倒産)や芸能界の実力者たちの肝いりで設立された、いわくつきの会社である。
新会社設立の目的は何だったのかは敢えて触れないが、伝えられている同社M社長名義の株式も実際は、T社倒産の煽りを受けた緊急避難的な名義書き替えのはず。すべては四半世紀前の出来事だが、M社長は巨匠のタレント生命を揺るがしかねない窮地を救った忠君。
それどころか、その後、映画監督として成功を収める巨匠を後押しした名番頭である。それなのに、まさかボケたわけでもあるまいに、「いつの間にかM社長が筆頭株主になっていた」とは笑止千万。それを巨匠率いる子分たちが加勢、「殿の一大事」とばかりに言いたい放題。
かつての週刊F誌襲撃事を彷彿とさせるドタバタ劇と似た構図にM社長が「法的手段」を口にするのも無理からぬところ。然るにこうした「不都合な真実」は完全にスルー。
たかが芸能事務所の内輪揉めをまるで腫れ物に触るように「忖度」するようでは、民放各局には永田町と霞が関の「忖度ドラマ」をシタリ顔で報道する資格なし!と思う今日この頃でございます。
――それでは本日もよろしくお願い致します。

 

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「いやあ、芸能界は私の縄張りなのに、司会者にすっかり喋られてしまっては形無し。今日は私の出番はなさそうです(笑)」


「民放テレビのいい加減さは、今さらながらのことですが、困ったことに影響力はダントツ。総務省が電波行政に口を挟みたくなるのも分かるような気がします」


「テレビ局で高禄を食んでいるCさんには悪いが(笑)、いっそのこと報道機関の看板を降ろして、娯楽番組と天気予報専門局にするべきじゃないかな(笑)」


「ホント、皆さんのご意見は身に沁みます。私も内心では『これでいいのか?』と自問自答することはしょっちゅう。いずれ全局がフジTVみたいになるのではないかと思案する日々でございますよ(笑)」


「活字媒体と違って、とにかく『絵』を撮らなければ話にならないんですから、

込み入った事件や権力犯罪には向かないですよね。Aさんの言うように、娯楽と天気予報専門に特化するのもいいかもしれませんよ」


「テレビ局苛めはこれぐらいにして(笑)、助っ人として参加してくれていたFさんと今日でお別れということなので、置き土産に何か政治ネタをお願いしたいと思うのだが…」


「モリ・カケ・スパ問題は、皆さんの方が詳しそうなのでお任せするとして、今月初めに公開された、昨年10月に当選した衆院議員の保有資産が平均で過去最低となったことについてお話したいと思います」


「確か資産ゼロというのが70人近くいたと思うが、粉飾じゃないのか」


「隠蔽、捏造だったりして…(笑)」


「公開しなければならないのは預貯金、株式、借入金、貸付金の他、住居、住居以外の不動産、ゴルフ会員権、自家用車などの資産なのですが、これは自己名義の資産だけなんです」


「じゃあ、妻など家族名義の資産は公開しなくてもOKなんですね」


「そうなんです。それに自分名義の預貯金にしても公開は定期預貯金だけで普通預貯金は公開不要。金利の安い現在に定期なんかしても意味がないので、大半の議員は普通口座に入れているみたいです」


「いつものことですが、自分たちのことに関しては底抜けのザル制度なんですね」


「未公開株の場合、銘柄と株数だけ書けばいいんですから、リアルな資産額は分からず、一種のセレモニー化しているのが現状です」


「確か、この制度はリクルート事件を契機に決められた制度のはずだが、これじゃあ国会議員の資産をチエックするという本来の意味がないじゃないか」


「過去最低になったのは、鳩山兄弟など本当のお金持ちが政界からいなくなったこともあるのですが、公募制などで一般企業や役人、政治塾出身者などが増えていることも影響していると思います」


「昔は地方の名士、素封家など、それなりに資産を持っていた人物が政治家になったものですが、今では少しばかり野心のあるド素人が、就職のつもりで議員になっているわけですね」


「身代を投げうって国家のために尽くすような井戸塀政治家は故藤山愛一郎氏を最後に皆無と言ってもいいでしょう」


「末は博士か、大臣か。――昭和は遠くなりにけりだな(笑)」


「魔の2回生、3回生などと言われるような、知性と志のないガラクタ議員が当選するのも今、言ったような事情からだと思います」


「やれやれ、日本の将来は真っ暗だな(笑)」


「時間となったようです。短い期間でしたが、お世話になりました。またお呼びがあれば参加したいと思っています。皆さん、どうかお元気で」


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寒の戻りで寒い中、本日もありがとうございました。どうか風邪、肺炎を召さないように気をつけてください。

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:00 | comments(0) | -
第98回・記者クラブ楽屋裏座談会
第98回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 F:全国紙記者


足許見れば一向に晴れぬままの森友学園の黒い霧。目を外に転ずれば、北東アジア情勢が激変するなか完全に蚊帳の外。まさに超ド級の内憂外患。失政の責任を自覚する総大将なら、とっとと白装束に着換えることこそが日本のためであるにもかかわらず、我らが御大にその気配は皆無。今なお憲法改正は自分の手で!と意欲満々。古人曰く「なるべくして地位に就いた人物は潔く身を引くが、なってはいけない人物はその地位に意汚く執着する」。かつて「経済一流、政治は三流」と揶揄された時代があったはずだが、今や政・官・財すべてが劣化の一途。どう贔屓目に見ても、不祥事相次ぐ経済界は三流、政界は五流がいいところ。嗚呼、こんな日本に誰がした。どうすりゃいいのか思案橋。満開の桜の下、夜風の寒さが身に凍みる今日この頃でございます。――本日もよろしくお願いします。

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「想定内だったとはいえ、証人喚問された佐川前国税庁長官の証言は中身ゼロの空疎なものでした」

「刑事事件になることが濃厚な案件だからこそ、わざわざ証人として呼んでいるのに、それを訴追の惧れがあるからという理由で証言を拒否できるのだから、サル芝居になるのは当たり前のこと。制度そのものが間違っていると思うけどな」

「同じサル芝居なら、法律的にどうかは分からないが、思い切って佐川氏クラスではなく、直属の上司である麻生財務相、さらには安倍首相まで召喚すればいいんだよ。そうでもしない限り、何回やっても茶番劇。誰を呼んできたところで単なる見世物でシャンシャンで終わるのが関の山だろう」

「『安倍首相も麻生氏も佐川氏の起用を適材適所と言い切った。これには呆れたね。判断力がおかしくなっているのではないか』(小泉純一郎元首相)、『事態収拾には財務省の最高責任者たるが財務大臣が責任を取って辞めることが当然だ。場合によっては首相も責任を取らざるを得ない』(山崎拓元自民党副総裁)、『各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸の顔色を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づいている』(福田康夫元首相)――紹介したのは自民党の長老たちの言葉ですが、ロートルの戯言と思っているのでしょう、政権の当事者たちの耳は、何故か全員が日曜日状態です。やましいことがないのであれば、堂々と反論すればいいのにと思うのですが、それもナシ。福田元総理が言うように、今の日本は本当に国家の危機を迎えているのかもしれません」

「人事の巡り合わせで森友学園に対する国有地売却当時の財務局長だった佐川氏は、安倍政権を守るためとはいえ、これまでの経歴をドロドロにするチャランポラン証言を頑なに繰り返してきたのでしょうか?」

「うるさい籠池氏は檻の中へ閉じ込めたし、後はホトボリが冷めるのを待っていれば逃げ切り。国税庁退官後は渡り鳥人生で安穏とした余生を送れると思っていたのだろうが、そこへまさかの朝日新聞のスクープ記事。それも改竄前の交渉資料が、身内のはずの大阪地検から仇敵の新聞社に流れるとは、それこそお釈迦様でも予期せぬこと。かくなるうえはと一念発起。我が身を捨てででも、安倍政権への忠誠を誓うしかなかったのだろう」

「『死して屍 拾う者なし』――隠密同心みたいで、何だか哀れを催す話ですね」

「とはいえ、佐川氏を叩くのは簡単だが、自分が佐川氏の立場だったらどうしたか。最強の官庁を敵に回して罪を一身にかぶれるだろうか。将来のことを考えたら心は千々に乱れるだろうな」

「そう考えると“お友達優遇内閣”は罪作りな政権ですね」

「それはそうと、当座談会で何度も取り上げたLCレンディングに動きがあったようだが、まさか償還不能でバンザイじゃないだろうな(笑)」

「それなんですが、大方の予想を裏切って(笑)富士リゾートゴルフ倶楽部の出資者に対する元本償還は、どこでどう工面したのか、何とか完了したようです」

「どうせ100%反社の浦郷直樹あたりが引っ張ってきたややこしいカネでしょう(笑)」

「いずれは破綻するのに、早いところ、さっさと白旗を上げればいいものを往生際が悪すぎるよ(笑)」

「現在、LCレンディングには金融庁の検査が入っており、その結果によっては、グループ会社の中核的存在のmaneoマーケット、さらには既にデタラメ経営で浸水中で既に断末魔状態の兄弟会社JCグループ共々、パンクの恐れが噂されています」

「ソーシャルレンデイングなんて所詮は、低金利時代がもたらした徒花。詐欺師にとっては格好の打ち出の小槌だ。これ以上、被害が拡がらないうちにサッサと手を打たなきゃダメだよ」

「しかし、浦郷というのは悪党中の悪党ですね。ある時は不動産コンサルタント、またある時は香港ファンドの凄腕デイーラ―。とにかく相手がカタギだろうと、ヤクザだろうと、すべてがウソ、ウソ、ウソ。どうして、こんな輩と組んだのか。目の前にぶら下げられた3000万円に目がくらんだとはいえ、とんでもない厄ネタと二人三脚を組んだ山中健司社長も、よくよく運のない男ですね」

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久し振りに登場したLCレンディングですが、そうとうヤバイ状況になっているとは御同慶の至り。さらなる取材をお願いして、本日はこれにて。
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 09:35 | comments(0) | -
第97回・記者クラブ楽屋裏座談会
第97回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 F:全国紙記者


一時は下火になっていたはずの国有地払い下げ事件が火勢を増して再燃。人事権を握るボスのためか、あるいは保身のためなのか。精一杯、虚言症、健忘症を装い、ボス夫婦の防火壁として獅子奮迅の活躍をしたにもかかわらず、定年目前にして無情にも「勘定奉行の任に非ず」と馘首の沙汰。おまけに就任会見すら拒否したにもかかわらず衆人環視の中で証人尋問を受ける身に。哀れというべきか、自業自得というべきか。果たして件の証人氏は27日に如何なる証言をするのか。今や民間人になったとはいえ、ついこの間までは国民に奉仕するのを旨としてきた国家公務員。守るべきボスが居なくなった今こそ、「記憶にございません」、「刑事訴追の恐れが〜」という定番答弁ではなく、閻魔様に舌を抜かれないよう正直な証言を切に願う今日この頃でございます。――本日も全員参加。よろしくお願い致します。

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「地球規模で時代が変わりつつあるというのに、情けないことに我らが日本丸の船長は、お友達に便宜を図った嫌疑を振り払うのに必死。何とか渦中の森友学園事件をやり過ごしたところで、次に待っているのは同様に交渉記録の改ざんが指摘されている加計学園疑惑だ。学園モノがふたつも続けば、いくら寛容すぎる国民でもさすがに総スカン。内閣支持率が20%を割った段階で、おそらく体調不良を理由にギブアップ宣言が出ると睨んでいるんだが…」

「一強時代にヒビが入ったどころか、もはや死に体寸前の内閣になりつつあるのは間違いありませんが、私はそう簡単に投げ出さないと見ています。ふたつの事件は、配下の役人の<忖度>を利用して国民の財産たる国有財産を気脈を通じたお友達にインチキ手続きで払い下げたというものだけに、場合によっては屈辱的な汚名を着せられかねない悪質なものです。仮に辞職するにしても、後々の手当てをキチンと済ませてからでしょうね」

<日本の安倍首相らは『こんなに長い間、米国をうまく騙せるなんて信じられない』とほくそ笑んでいる。そんな日々はもう終わりだ>――ひょっとしたら先日、鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を発動したトランプ大統領のツイッターも安倍内閣の余命短しを見越したつぶやきかもしれないな」

「いくら知性に難がある気まぐれ大統領とはいえ、あのつぶやきは掌返し以外そのもの。忖度のカケラもない言葉をつぶやかれたら、誰だって頭にくると思うんですが…」

「残念ながら、総理を筆頭に、外相然り、経産相然り。そんな啖呵を切れるサムライは自民党にはいないだろう(笑)。精々が、『そ、そんな。いくら何でもそれだけは。いくら何でも〜』と、参院予算委員会での理財局長と同じ悲鳴を上げるのが関の山だよ」

「バンカーで転んだ安倍首相を振り返りもせず、知らんぷりして次のホールに向かったトランプ大統領のことを思い出してしまいました(笑)。おかげで安倍首相が頼みとする株価も1000円近い大暴落。ひとつ歯車が狂うと、将棋倒しでおかしくなるんですね」

「バンカー事件はともかく、来日時のゴルフ場で固い契りを結んだんじゃなかったのですか?」

「ホワイトハウスの側近人事だって日替わりだもの、ゴルフ場での約束を反故にするなんて朝飯前だろう」

「古人曰く、『裏切者は裏切られる』――かつての盟友に詐欺師の烙印を押して檻の中へ蹴込んで口封じなんかするから神様がバチをが当てたんじゃないかな(笑)」

「北朝鮮問題でも、韓国の仲介で5月に米朝会談が実現しそうだし、一本買いといえば聞こえは良いが、圧力一辺倒を叫んでいた日本は完全に蚊帳の外に放り出されかねません」

「要はバランス感覚の欠如というか、政治家全体に指導者に必要な『知性』が欠けているんですよ。私も多くの政治家を取材してきましたが、昔の政治家には善い悪いは別にして威厳というか、風格がありました。それに引き換え、今の政治家なんか、敢えて名前は言いませんが、議員会館の地下でコンビニの袋を振り回しながらフラフラしているんですから、まるで与太郎。いくら我々が選挙で選んだとはいえガッカリしますね(笑)」

「それはそうと、東京都議会の警察・消防委員会で迷惑防止条例の改正を圧倒的多数(反対は共産党のみ)で可決されたのですが、問題は改正されたのが、ストーカー規制について、これまでの『恋愛感情が伴う〜』という文言が消されたことです。そうなると『悪意や恨み』によるつきまといはもちろん、市民運動団体によるデモやマスコミの取材までもが取り締まりの対象にされかねないことです。もっと問題なのが、名誉棄損の規制強化です。刑法では公然と社会的評価を棄損することや被害者の告訴を要件としていたのに、改正案ではそれらをすべて削除。単に主観的な感情でも捜査当局のさじ加減ひとつでアウトになる点です」

「そんなこと報道されたかい?」

「ほとんどのマスコミが森友騒ぎでスルー。都民の大半は知らないと思いますよ」

「でも、それって憲法(第94条)違反じゃないのか?」

「昨年の参院選で醜態を晒し、すっかり影が薄くなった都知事だが、こっそりと憲法違反が濃厚な条例に改正を企てるなんて、何を考えているのかね」

「おそらく3月29日の本会議で成立するのでしょうが、ますます窮屈な世の中になるのは間違いありません」

「『牝鶏鳴くと国滅ぶ』かあ(笑)」

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Bさんの提起した都条例の改正は「都民ファーストの会」が「都民ファシストの会」になりかねない由々しき問題です。――本日はありがとうございました。
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:00 | comments(0) | -
第96回・記者クラブ楽屋裏座談会
第96回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 F:全国紙記者


「記録は廃棄しました」――耳にタコができるほど何度も聞かされた言葉の主が、石もて追われる如く国税庁長官を辞職。恒例の就任会見もスルー。初めての記者会見が送別会見とは、まるでパロディ!――いやはや、いやはや、国権の最高機関を舞台にしたドタバタ劇はエスカレートするばかり。週明けには追い詰められた財務省がようやく白旗を上げるとのこと。ひょっとすると漢字が読めないマフィア・ルックのあの人が詰め腹を切らされるかも?――となると、次のターゲットに据えられるのは、何としても憲法改正を!と意気込む最高責任者。口封じよろしく拘置所に閉じ込めておいた、かつての盟友の呪いなのか、それとも自殺した近畿財務局職員の祟りか。まさに一寸先は闇。果たして、今度も得意の嘘とゴマカシで、このピンチを乗り切ることが出来るのか。それとも9月の総裁選を前に豪沈か。――「嘘をついたら閻魔様に舌を抜かれるよ」――子どもの頃に聞かされた話を思い出す今日この頃でございます。――さて、本日はEさんも戦列復帰。よろしくお願いします。

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「今週もまた政治ネタが多くなりそうな気配なので、お忙しいのを承知で、もう1週だけFさんにも参加をお願いしました」

「久しく続いた安倍1強時代の反動でしょうか、水面下でポスト安倍の動きが慌ただしくなってきました」

「森友事件再燃のきっかけとなったのは朝日新聞のスクープ。何かにつけて批判していただけに安倍首相にすればハラワタが煮えくり返っているだろうな」

「見事な倍返し、3倍返しで、久し振りに『ペンは剣よりも強し』を実証してくれました。その点、Aさんのところは…」

「面目なし!――敵ながらアッパレと素直に拍手を送るしかないが、『哀れな新聞』と揶揄された恨みもあったのだろう、全社一丸となって取材した成果だろうなあ」

「口は災いのもと。私も今後は相手が恨みを持つような悪口は言わないことにしようとつくづく思ったよ(笑)」

「しかし、佐川国税庁長官の突然の辞任には驚きました。知り合いの税務署員も『年に1度のビッグイベントである確定申告の最中に辞めるなんて何を考えているんだ。辞めるのならもっと早く辞めるべきだった』と怒っていました」

「別に今、辞めなくてももう少しで国税庁長官を退官。華麗なる天下り先が用意されていたのに辞めざるを得なかったのは、余程のことがあったのでしょう。しかし、妙な言い方ですが、最初から最後まで嘘を吐き通して、安倍政権を守り通したのですから、ある意味、役人の鑑と言えるんじゃないでしょうか」

「忖度しなきゃ出世できないし、忖度したばっかりに汚名を着せられ追放される。――役人人生も運次第だな」

「人事をガッチリと握られて以後、国民に奉仕すべき役人が官邸の御用聞きになってしまい、官邸はやりたい放題でしたからね。過ぎたるは及ばざるが如し。
一旦、リズムが狂った以上、元に戻すことが出来ないのが政治です。4月の訪米の際に、アメリカ様から引導を渡されるのではないでしょうか」

「交渉文書を出せ、出さないで揉めている間に、5月にも北朝鮮と米国の首脳会談が開かれるとかで、我が国は完全に蚊帳の外に置かれてしまった感があります」

「安倍首相が、ナントカのひとつ覚えで『制裁強化だ、制裁強化だ』と叫んでいるうちに、平昌五輪を機に韓国との間にできた友好ムードに便乗、ロケットマン、老いぼれ老人と罵り合っていたトランプ大統領との会談に結び付けるんだから、交渉巧者というか、この点だけは大したもんだと思うよ」

「金正恩ほ誉めるのはシャクですが、それは私も同感です。しかも、あの若さで堂々と米国と渡り合うんですから。それに引き換え、日本は口先だけが達者なビンヅメ頭の2世、3世ばかり。性根の入り方が違いますよね」

「日本では、マスコミは北朝鮮=悪、金正恩=悪党という単純な構図で報道するのがほとんどです。実際のところ、大手マスコミの記者が北朝鮮で取材しているという話は聞いたことがないんですが、それなのに何故、北朝鮮に関するニュースがまことしやかに報道されるのか。結局は、憶測、妄想、邪推の類いでは?と思ってしまいます」

「昨年の参院選後に麻生財務相が、冗談交じりに『選挙に勝てた原因は、国民が北朝鮮危機を真剣に受け止めたから』と言っていたが、あの発言は的を射ていたんじゃないかな(笑)」

「中間選挙を前にトランプ大統領だって、米朝関係を確立した初めての米大統領という勲章が欲しいし、渡りに舟とばかりに飛びついたんだろうが…」

「あくまでヤマカンですが、気まぐれで何をしでかすか分からない大統領ゆえに、案外5月の首脳会談はうまく行くような気がします」

「最後に女子プロレス・パワハラ問題に少し触れてみたいと思います」

「最初、パワハラと聞いて、栄監督のセクハラの間違いじゃないかと耳を疑ったけど…(笑)」

「セクハラって、どういう意味ですか?」

「まあまあ(笑)――告発者側と協会側にそれぞれ週刊文春と週刊新潮が応援団に付いて言いたい放題。どっちの言い分が正しいのか。今ひとつ、ピンと来ないが、この種の問題の行きつくところは、たいていの場合、カネの問題だ。既に警視庁も内偵に入っているようだし、どこかで事件化されそうな気配だ」

「とすると、補助金絡みですかね?」

「口ではスポーツマンシップ云々を唱えながら、裏ではマネーシップ。デタラメもいい加減にして欲しいが、自慢じゃないが、我々メデイアは、事件にならない限り、ドロドロの舞台裏には踏み込めないだろうなあ(苦笑)」

「気の毒なのは、カネの亡者の争いに巻き込まれた国民栄誉賞の伊調選手です。このまま引退するかもしれませんね」

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今日もまた盛りだくさんの話題をありがとうございました。なお、来週はAさん、Cさんが欠席のためお休みとさせて戴きます
| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 06:30 | comments(0) | -
第95回・記者クラブ楽屋裏座談会

第95回・記者クラブ楽屋裏座談会

全国紙記者 B:週刊誌記者 C:民放TV記者 D:フリー記者
E:風俗誌記者 F:全国紙記者


「鯛は頭から腐る」、「悪貨は良貨を駆逐する」――先日、口の悪い連中と安酒を飲みつつ、平気で虚言・詭弁・妄言が横行する政界の惨状を論じていた時に出た言葉です。ひと昔前なら、ちょっとした食言でも、即座に辞任したものですが、今では3日も経てば世間は忘れるとばかりにあっさり撤回、形ばかりの謝罪で知らんぷり。吐いた唾を平気で飲み込む選良先生ばかり。こんなザマで「美しい国」を目指そうとは、ジョーダンはヨシコさん。幼稚園児でも「おっちゃん、エエ加減にせんと、終いにはシバくぞ」と青筋立てるのは必定。嗚呼、こんな日本に誰がした。昭和の時代のすべてがいいとは言わないが、少なくとも、あらゆる面で「矜持」と「情」があったのは紛れもない事実。その昭和も、元号が変わる来年にはふた昔前に。精々が愚痴をこぼすのが関の山。「老兵は消え去るのみ」なのか。そろそろ辞世の句を詠む準備をしなければと思う今日この頃でございます。本日もEさんは欠席ですので。前回に続き、Fさんに御参加をお願いしました。――よろしくお願いします。

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「政界を筆頭に、最近、日本全体が子供じみているような気がするが、どうしてなんだろうな?」

「今の御時世、政治家には信念と覚悟はないし、彼らを代表に選ぶ有権者にも日本の将来を考えるという視点がないから、どうでもいいことに一喜一憂するばかり。真面目な世論なんてものはないのかもしれないな」

「正しいとか、正しくないとか、そんなことは政治に関係ない。何より利権と目先の一票が大事だと考えている輩ばかりだよ」


「そんな政治を生み出しているのが、小選挙区制ですね」

「その通り。小選挙区だから、ボンクラ2代目、スカタン3代目でも楽々、当選するんだ。小選挙区制が続く限り、悪くなることはあっても、良くなることはないと断言していいだろう」

「ところで、欠席のEさんの縄張りを奪うようで申し訳ないのだが、LCレンディング社内が騒がしくなっているみたいだな」


「大枚8億3000万円を投じた富士リゾートカントリークラブが、完全なお荷物状態になっていることは周知の事実ですが、とするとかねてより懸念されていた償還ですか?」


「償還時期が迫っているのに手許不如意じゃあ万事休す。もはやこれまでと、タオルが入るかもしれないぞ」


「償還ができようが、できまいが、暴力団御用達の浦郷は根っからの仕事師だから涼しい顔だろう。しかし、山中はサラ金上がりとはいえ堅気。その堅気がガチガチの反社がぶら下げた3000万円に目が眩んで、パクッと食いついたのが運の尽きだな」


「そこで浦郷と一蓮托生でお縄になるのは堪らないと、慌てて富士リゾート〜の社長を降りたのだろうが、時すでに遅かりし由良之介。今のところは、フラフラながらも配当をしているので、出資者も気がついていないのだろうが、償還が不能となれば、バリバリの共犯。グループ企業のJCサービス、maneoマーケット共々、既に金融庁がロック・オンしたようだし、事件化が先か、倒産が先か。秒読みに入ったと言っていいだろうな」


「ところで、東京地検特捜部が、リニア中央新幹線建設工事に絡む独禁法違反(不当な取引制限)容疑で、大成建設の元常務と鹿島の担当部長を逮捕しましたが、事前の予想に反する逮捕劇に業界関係者から『あれが談合なら、リニア工事はできない』と疑問の声が上がっています」


「ゼネコンといえば、オウム返しに口に出るのは談合。大方の国民は『さもありなん』と考えるだろうが、今回ばかりは、リニア新幹線建設という難工事を考えれば、ちょっと行きすぎのような気がするけどなあ」


「受注調整か、技術面の意見交換なのか、紙一重の判断ですし、そもそも工事自体、いくら財政投融資が投入されているとはいえJR東海=ゼネコン4社間の民・民工事。それを公共性が高いという理由で事件化。しかも容疑の舞台となっている品川駅と名古屋駅の工事を受注していない大成、鹿島2社の担当者を逮捕、身柄拘束してしまうのですから、すっきりしません」


「素人目には、課徴金を免れるために早々に違反を認めて公正取引委員会に駆け込んだ大林組と清水建設の担当者は在宅調べで、徹底抗戦した2社からは逮捕者。お上に逆らう奴に対する見せしめのように思えます」


「営業中の駅の地下に新しい駅を作ったり、南アルプスをぶち抜いたトンネルを通すなど超困難な工事だもの、受注は公明正大に行うべし!などと杓子定規な理屈をならべたところで、そんな高尚な技術を持っているのはスーパーゼネコン4社のみ。そりゃあ打ち合わせもするし、技術的な意見交換もするだろう。

さんはどう思われますか?」


「『強引の裏に遠謀あり』というのが永田町と霞が関の常識です。今回の違和感のある逮捕もちょっとレンズを引いてみれば、近々に迫った司法取引のサンプル事件としてアピールしたかったのだと思います。つまり、捜査当局に従順な奴には手加減するが、逆らう奴は徹底的に締め上げるということです。現在の特捜部長にとって、司法取引は悲願ですから…」


「なるほど。裁判所が新しい利権として裁判員裁判の導入に必死になったのと同じように、検察にとっては、批判を浴びた『オイ、コラ式』の取り調べ手法に代わる武器として、どうしても欲しかったのが司法取引だからな」


「これからは仲間を売る卑怯者が罪一等を減じられる時代になるんですね。怖いなあ(笑)」


「先週もまた、地面師グループが逮捕されていましたが、あまりにも数が多すぎて、何が何だか。もう社内クー
デターにまで波及した五反田海喜館事件以外、それほど食指が動きませんね」

「さっさと小山なり、土井なりを逮捕して徹底的に調べればいいと思うのだが、どうなっているんだろうな」


「一時、海外に逃亡。姿をくらませていた主犯格のマイク内田も帰国、土井あたりと頻繁に連絡を取っていると言われています。いくら口八丁、手八丁とはいえ、何とかなると思うんですけどねえ」


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今日も駆け足ながら盛りだくさんの話題で盛り上がりました。ありがとうございました。一段落すれば全員でお花見をと思っていますので、乞ご期待!

| 記者クラブ楽屋裏座談会 | 07:00 | comments(0) | -